【SS】四季「しまった…未来から可可先輩の赤ちゃんを現代に転送してしまった」【ラブライブ!スーパースター!!】
一応クゥすみss
※男キャラは出ませんが男という概念は存在します
四季「Oops…」
エケチェン「ダ!ダ!」キャッキャッ
可可「アイヤー……」ボーゼン
かのん「え?マジ?可可ちゃんの赤ちゃん?」
恋「はわわわ、可愛い…」ウットリ
千砂都「すごーい、まん丸だぁ」ツンツン
夏美「とんでもないバズりネタですの!これをLtubeに~」⚫︎REC
メイ「なんて可愛いんだ…お前もスクールアイドルにならないか?」ナデナデ
きな子「髪の色が可可先輩とおんなじっすね~、先輩の赤ちゃんってのも納得っす!」
ワイヤワイヤ
すみれ「………」
かのん「あれ、すみれちゃんどうかしたの?」
すみれ「いや、みんな普通に受け入れてるけど、本当に可可の子供なのかしら」
千砂都「こーんなに可可ちゃんそっくりなのに変なこと言うよね~あのお姉ちゃん」ウリウリ
エケチェン「ン!」
メイ「んがわいいでちゅね~」デレェ
恋「可可さん、試しに抱っこしてみてはいかがでしょうか」
可可「あぇ?」
恋「本当の母親であれば、何か感じるところがあるかもしれませんよ。寄◯獣でもそう描いてありました」ニコ
可可「レンレン…」
すみれ「そうねー、赤ん坊の方も匂いとか雰囲気で自分の母親かどうかくらいは分かるんじゃない?」
かのん(…すみれちゃん、さっきからイラついてない?こっわ近寄らんとこ)
可可「この子が…可可の宝宝(バオバオ)??」オソルオソル
四季「ちなみにこの子は5年後の…」
すみれ「は?!5年後って、可可が大学に進学してたらまだギリ学生じゃない!」
かのん「すみれちゃん、落ち着いて…」ドードー
夏美「いつになくヒートアップしてますの」ヒソヒソ
きな子「可可先輩が絡むと面倒くさいっすねー」ヒソヒソ
すみれ「そこ、聞こえてるっての!」ビシッ
可可「すみれには関係ありマセンよねー?宝宝♡」ヨシヨシ
すみれ「ってもう抱っこしてる?!さっきの戸惑いはどこいったのよ!」
宝宝「ン~…マ!」ギュゥゥ
可可「か、か、可愛い♡」キュンキュン
千砂都「可可ちゃん、抱っこしてると本当にお母さんみたいだね」クスッ
可可「妈妈(マーマ)デスよ~♡」ヨシヨシ
すみれ(ママ?!……可可がママ?!!)ガーン
すみれ「うっ……ち、父親は誰なのよ」コソッ
四季「転送した日付や位置情報くらいしかまだ分からない」
四季「それに、可可先輩が相手を知ったら未来が変わってこの子が消えてしまうかも…だから分かっても教えることは出来ない」
すみれ「そう…」
すみれ「で、あの子を元に戻さなきゃいけないと思うのだけれど」
四季「That’s right……けど……」
すみれ「……!まさか、戻す方法が分からないとか?!」
四季「転送装置が壊れたから修理に1ヶ月かかる」
すみれ「なーんだ、そんなこと」ホッ
すみれ「………いや、そんなことじゃないわ。その間あの赤ん坊をどうするつもり?」
かのん「ここで皆んなで面倒見る、とかは?」
すみれ「却下、学校に寝泊まりする気?」
恋「1人ずつ交代で、なんてどうでしょう?」
千砂都「家族にこの子の説明するのは大変かなぁ」
メイ「確かに…きな子や可可先輩みたいに一人暮らしならともかく、普通なら怪しまれるよな。夏美のとこは知らねーけど」
夏美「ディスってますの?」
きな子「ここはやっぱり…可可先輩が適任かと」
可可「ク、ククが子育て?!」アセアセ
すみれ「可可に任せて大丈夫かしら?この前だって目玉焼きを焦がs」
可可「そ、その話は内緒にしろと言ったではアリマセンカ!!」
すみれ「何よ!その話もそうだけど今までだってアンタに急に呼び出されたことがどれだけあったことか!」
可可「ククそんなにすみれに頼ってマセン!」
すみれ「どの口が…!」
宝宝「ウ……フェ…」ジワァ
クゥすみ「あっ」
宝宝「ンギャァァアアアアアア」ビェェェン
可可「わっ、わっ、わっ」アセアセ
すみれ「っと、こんな時は!」
すみれ「ほらほら~ビローン」ヘンガオ
可可「ブフォッww」
すみれ「アンタを笑わへてんじゃなひわよ!」ビローン
宝宝「フェ……ン」ピタ
可可「泣き止みマシタ!すごいデス、アイドルにあるまじき顔デスガ!」
すみれ「ふふんっ…伊達に妹の世話してきてないわよ」ヒリヒリ
宝宝「エッwンエッw」キャッキャッ
すみれ「それにしても…」チラッ
他7人(ほほえま~)ニコニコ
すみれ「さっきから何?!」
千砂都「見せつけてくれるね~」ニヤニヤ
夏美「とりあえず細かいことは置いておいて、可可先輩とすみれ先輩でその子の面倒見ればいいんですの」
可可「なっ、すみれなんかと?!」
すみれ「なんで私が!」
きな子「もう結構懐いちゃってるっす、すみれ先輩に」
すみれ「えっ?」
宝宝「ン!ン!」グイッグイッ
メイ(裾引っ張ってて羨ま可愛いな…)
かのん「じゃあ、そういうことだから!」
恋「何か困りごとがありましたらいつでも呼んでください」ニコ
四季「先輩方、ごめんなさい…装置が直ったら連絡する」
可可「完全にククの家に連れて帰る流れに…」
~~~
-可可宅-
可可「連れて帰ってきちゃいマシタ…」
すみれ「なんでこんなことに…」
宝宝「ダ!ダ!ンエッw」キャッキャッ
すみれ「アンタは能天気でいいわよね。とりあえず抱っこ紐外すから後ろ向いて」
可可「ハイ…布切れだけでよく結べマシタね」
すみれ「昔ながらのやり方よ、落っことすと危ないでしょ?…はい、解いたわよ。これからはさっき買ってきた方使えば楽だから」
可可「オムツにミルクに、その他諸々……子育てってお金かかりマスね」
すみれ「その辺は四季がうまいことやってくれたからいいけど」
可可「デスね…必要最低限以外のものは自腹………クク、こんなもの買ってしまいマシタ」ガラガラ(オモチャ)
すみれ「奇遇ね、私もこんなもの買っちゃったわ」ピヨピヨ(オモチャ)
宝宝「ンマッ!ンマッ!」キャッキャッ
クゥすみ(可愛い~~)デレェ
すみれ(はっ!私としたことが)
すみれ「んんっ、とりあえず今日だけは友達の家に泊まりって連絡しておいたから」
可可「すみれ…」
すみれ「何?お礼なら別に」
可可「すみれ…さっきからなんか臭くないデスカ」
すみれ「私は臭く無いわよ!」
可可「そんなこと分かってマス!」
宝宝「ンプッwマッw」プーン
クゥすみ「………」
クゥすみ(う◯こ?!!!)ガタッ
可可「しゅみれ~」オロオロ
すみれ「替えのオムツ準備OK!寝かせて!ひ、開くわよ」ドキドキ
パカ
宝宝「アッwエッ」ピューーー
すみれ「ぶわっ、ちょ、ティッシュティッシュ」
可可「噴水のように…宝宝こわい…」
すみれ「勢い凄すぎない?!あー、もう完全に忘れてたわ」フキフキ
宝宝「ンエッw」キャッキャッ
すみれ「はぁー、ムカつくけど可愛いから許す。可可、オムツ替工 ゃんと見て覚えなさい?」
可可「…ハイ!」
可可(こんな時はやはりすみれが居て良かったと思うのデス)
可可(ただ、5年後のことを考えて隣にいる人がすみれでは無いと思うと少しだけ寂しいのデス)
可可(だって…女の子同士で子供なんて出来マセン…よね?)
~~~
-2週間後-
すみれ「それじゃあ、練習終わったら足りないもの買って帰るから」
可可「いってらっしゃい」
宝宝「ンエッ」
すみれ「……」ガチャ
すみれ「……」チラッ
可可(またデス)ハァ…
すみれ「すぐ戻るからね~」ベソベソ
宝宝「キャァw」キャッキャッ
可可(学校の授業はリモートで参加、Liella!の活動は交代で練習することになって早2週間…)
可可(リモート参加の生徒が案外多くて助かりマシタ、2人だけだったら何を怪しまれるか…)
宝宝「ン~…マッマッw」
可可「今?!妈妈言いマシタ?!」
可可「賢い子デス、流石ククの子」ムフー
宝宝「ンマッw」
可可「この調子なら爸爸も…」ハッ
可可(この子の父親は一体誰なんデショウ…)ジー…
可可「……宝宝の爸爸は誰デスか~?なーんて」ツンツン
宝宝「ンッ!ンエッ」
可可「髪色は可可と同じ…けどククと違ってサラサラデスね…どこかのグソクムシみたいに」ハッ
可可(何を恥ずかしいコトを…すみれ相手に妄想してしまいマシタ…///)クゥー
可可(髪がサラサラな人なんてごまんと居マス)ブンブン
可可(すみれのコトなんて、これっぽっちも結婚したいだなんて思ってマセンシ!)
宝宝「ンゥ…ウェ…」ジワァ
可可「あっ…オムツ?ミルク?それとも寝たいだけ?もー早く帰ってきやがれグソクムシ!」
~~~
すみれ「クシュンっ」
かのん「風邪?最近急いで帰るよね、無理しちゃダメだよ?」
すみれ「誰かがギャラクシーな噂してんのよ」ズビ
恋「ふふっ、赤ちゃんが可愛くて飛んで帰ってますもんね」クスクス
すみれ「なっ?!違うわよ!別に可愛くてとかじゃなくて、可可が何かやらかしてないか心配なだけで!」
千砂都「2人とも愛されてるな~」
すみれ「千砂都~!」
きな子「あれから何も連絡ないっすけどどんな様子なんすか?」
メイ「確かに気になるよな、なあ四季」
四季「ことの発端は私だからとても気にしてる…今度先輩達の家にお邪魔しても良い?」
すみれ「可可がいいなら…いいんじゃない?」
夏美「にゃは~⭐︎子育てスクールアイドルの生活に密着ですの~」
すみれ「夏美、あんたはスマホ持込禁止ね」
夏美「シビアですの?!」
かのん「じゃあ可可ちゃんにOK貰えたらみんなでお邪魔しよっか!」
~~~
-可可宅-
かのん「お邪魔しまーす、うわっ何コレ?!」
夏美「オムツの山!??」
メイ「こっちにはオモチャが大量にあるぞ!」
きな子「以前来た時とはまるで別の部屋っす…」
可可「皆んなで集まるのは富豪ゲーム以来デスね」ユラユラ
かのん(赤ちゃんの抱っこの仕方がガチお母さんだ…)
四季「赤ちゃんが元気そうで何より、向こうのお母さんにはちゃんと説明してあるから」ナデナデ
宝宝「マッマッ!」
すみれ「?!」
千砂都「ママって言った?!すごーい!上手だねー」
すみれ(いつの間に…)チラッ
可可「今朝、喋るようになったんデスヨ~」デレェ
恋「可可さんに似て賢いですね」ニコ
可可「それほどでも~」ニヤニヤ
メイ「なあなあ!オモチャであやしてもいいか?」フンフンッ
夏美「私も!」
きな子「きな子もやりたいっす!」
可可「ケガしないよう、注意してクダサイね」ソッ
宝宝「ダ!ダ!」キャッキャッ
ワイワイ キャッキャッ
すみれ「…四季、向こうの可可と連絡取れるの?」コソッ
四季「一応。5年後の可可先輩も5年前に同じ経験をしたからすぐに理解してくれた」
すみれ「5年後の可可の5年前って…今ってこと?あー頭痛くなりそう」
四季「あの子の為に買ってしまったものは赤ちゃんを転送する時に一緒に送ってくれて良いって」
すみれ「あー…そっか、居なくなったら使わないものね」
すみれ(もうあと2週間くらいしか残ってないのか)チク
四季「5年前とはいえ、日本のオモチャは丈夫だからその後も使うんだそう」
すみれ「えっ?日本に居ないの?あっ…なるほどね、向こうの大学に進学するの」ヘェ…
四季「このことは可可先輩には内緒に」コソッ
すみれ「ハイハイ」
すみれ(ふーん、やっぱ高校卒業したらそのまま帰っちゃうのね…)
すみれ(宝宝との残された時間も、可可との時間も短く感じる…)
すみれ(………私、なんだかひとりぼっちみたい)
~~~
かのん「それじゃあね、可可ちゃん、すみれちゃん」
千砂都「明日は可可ちゃんが交代で練習、だったね。また鈍ってないかチェックするよ~」
恋「今日はとても楽しかったです。お三方、おやすみなさい」
1年生「また明日~」
クゥすみ「また明日~」
可可「………はぁ、なんだかどっと疲れマシタ」クタァ
すみれ「あのさ、今日は私も家に帰ろうかなって思うんだけど…」
可可「あぇ?そう、デスカ……すみれにも家族が居マスシネ」
すみれ「まーね、泊まりっぱは流石に怪しまれるし、アンタも慣れてきたみたいだし」
宝宝「ンエッ?」
すみれ「……じゃ、何か困ったら連絡しなさいよ?また明日!」ガチャ バタン
可可「また明日……」ポツン
可可「今夜は2人きりデスネ…」
宝宝「フ…フェ…フェ…」
可可「あ~ぐずっちゃいマシタ、もーすみれのせいデス」ヨシヨシ
~~~
すみれ(なんだか疎外感を感じちゃって飛び出して来ちゃった…)テクテク
すみれ(可可は上海の大学に進学…その間に好きな人が現地で出来て…)モンモン
すみれ(いや、元々好きな人が向こうに居るのかも……その後学生結婚?…それともデキちゃった結婚かしら……)モンモン
すみれ(………うぁー!やめやめ!今日はもう可可のことも宝宝のことも考えるのやめ!)
すみれ(それに実際外泊続きだったし流石に今日くらいは帰らないとね、っと、考え事してる間に着いちゃった)
すみれ「……ただいま~(小声)」ガラッ
タッタッタッ
すみれ妹「お姉ちゃん!」ギュゥゥ
すみれ「わ、何?!確かに2週間も家空けてたけど、連絡は入れてたでしょ」アセアセ
すみれ妹「その間私が家の手伝いしてたんだよ?!感謝して!」ギュゥゥ
すみれ「……ふふっ、ごめん、悪かったわよ」ナデナデ
すみれ母「あらー?今日帰るって言ってたっけ?一応ご飯あるけど」
すみれ「……食べる」グゥゥゥ
~~~
すみれ「カレーんま」モグモグ
すみれ母「あんたさ…連絡は寄越すけど…本当に友達の家なの?」
すみれ「……え?」
すみれ母「もしかして彼氏の家に泊まってるんじゃないかって…」
すみれ「いやいや、違うわよ!本当に友達の家!」アセアセ
すみれ母「……避妊だけはちゃんとするのよ」
すみれ「だーかーらー!」
すみれ妹「可可さんのとこでしょ?」
すみれ「っ………んまぁ、そうだけど…」
すみれ(何故知っている)
すみれ母「そうなの?本当に友達の家なのね、あんまり迷惑かけちゃダメよ?あと帰ってくる時も連絡入れる事」
すみれ「うん…」
すみれ妹「にひひ」ニヤニヤ
すみれ(末恐ろしいやつ)モグモグ
~~~
トントン
宝宝「ンッ…ンゥ」スヤスヤ
可可「やっと寝ついてくれマシタ」ゲッソリ
可可(思い返してみれば、自分の子供でもないのに、すみれはずっと面倒をみてくれてマシタ)
可可(クク、すみれの善意に甘えっぱなしデシタ…今度会ったら素直にお礼を言わないと)
可可「トントンしてたらなんだかククも眠く…」ウトウト
ガチャン キィィ
可可「?!!」ビクッ
可可(だ、誰っ?!泥棒?!)バクンバクン
ギシ…ギシ
可可(ゆっくり近づいて来マス!ど、どうすれば…)アワワワ
可可「あ、そういえば」ハッ
すみれ『──なんかあったら身近なものでも武器になるのよ、たとえばこういうフライパンだったり…』
可可(コレでガツンと殴れば…か、かかってこいデス!)プルプル
ギシッ…ユラァ
可可「ぬああああああ!!!」ブンッ
すみれ「ぎゃああああああ!!!」サッ
可可「なっ?!すみれ??」
すみれ「はっ、はっ、何?!可可に殴り〇されるところだったの?!」バクンバクン
可可「なんでこっそり入ってくるのデスか!それに、今日は家に帰って…!」
すみれ「そっ、それは…やっぱり2人の様子が心配で…」ハァハァ…
可可「そうデシタカ…てっきり泥棒さんかと」
すみれ「もう寝てるかもしれないしって、こっそり入ったんだけど…逆に怖い思いさせちゃったみたいね、ごめん」
可可「イエ…ククの勘違いデスので」
すみれ「………?なんかやけに素直ね」ジッ
可可「そうデショウカ」
可可(あれ…安心したら急に眠気が…)ウトウト
すみれ(疲れた顔してるわね…私が家に帰ってる途中苦戦したのかしら)
すみれ「明日練習出ないといけないんだから、もう寝なさい。宝宝が夜中起きたら私が面倒見るから」
可可(すみれに、お礼、……言わないと…)フラッ
すみれ「わっ、可可?」ガシッ
可可「zzZ」スヤァ
すみれ(寝ちゃった…)
~~~
-翌朝-
アラーム
可可「んっ」パチ
可可(あれ、ククいつの間にベッドで…)
宝宝「ンエッwンエッw」ビタンバタン!
すみれ「ごふっ………痛ぅ……」
可可(朝からミゾオチに宝宝のかかと落とし喰らってマス…)
すみれ「…あ、可可おはよう。宝宝のやつ最近力強くなってきてない?あと今何時?」クソネミ
可可「えと、……9時デス」
すみれ「9?!授業始まっちゃってんじゃない!早くしないと…っわ、何?!」グラッ
グイッ
可可「今日は……2人でサボっちゃいマショウ?」
すみれ「………へ?」ドキ
~~~
-学校-
先生「出欠確認するぞ~えーと、今日は……唐さん、平安名さんがお休みかな」メモメモ
かのん(2人して休み?何かあったのかな…)
千砂都(メッセージに休むって連絡もきてないし、後で確認しておこっか)
恋(お二人ともお休みなのですね、何事もなければ良いですが…)
先生(こらこら~科を跨いで会話するんじゃない~)
~~~
可可「………」ジィ…
すみれ(何この状況……)ドキドキ
すみれ(サボっちゃいましょう、なんて、普段なら絶対言わなそうなのに)ギシッ
すみれ(この雰囲気のせいでエ チな響きに聞こ工 ゃうんだけど…)ドキドキ
可可「……クク、すみれに言わないといけない事がありマス」ボソ
すみれ「な、何?」ドキドキ
可可「すみれ…」スッ
すみれ(頬撫でられて…これ…やっぱそういうことなの?)ドキドキ
可可「いつもありがとうゴザイマス…///」テレッ
すみれ「うん…」ドキドキ
可可「///」テレテレ
すみれ「………ん?それだけ?」
可可「そうデスガ…?」
すみれ「そ、そう……………」
可可「………何か変な事考えてマシタ??」
すみれ「かっ、考えてないわよ!?」
可可「怪しすぎマス……はっ、まさか工 いのコト?!」
すみれ「な、な、な、何言っちゃってんの?!」アセアセ
可可「うわ、超動揺してマス、この人工 いコト考えてマシタ」
すみれ「考えてないわよ!」
可可「………でも、ククのこと、好きだからここまでお節介かけてるのデスよね……?」
すみれ「………!?」ギクッ
可可「ちょっとは素直になったらどーデス?」ニヤニヤ
すみれ(このっ、「私のこと好きなんでしょ」って態度ムカつくわね!実際好きなんだけど!)
すみれ(けど、ここで好意を伝えたら…未来が変わって宝宝は居なくなってしまうかもしれない…)チラッ
宝宝「……」ジィ
すみれ(………っふ、そんなわけないか、女の子同士だし)クスクス
可可「何笑ってマスカ」ムスッ
すみれ「別に……自意識過剰だったなって」
可可「???」
すみれ「可可に好きな人がいて、将来子供が出来ても、……私は可可のことが好きよ」
可可「!!」ドキッ
可可「ククもすみれが…!」
可可(好きなのに、………未来の自分に否定される)
可可(将来、ククは、すみれじゃない人と…)
可可(両想いだと分かっても、素直に喜べマセン)ジワ…
すみれ「世話焼きなのはそういう性分だから、何かあったら気を遣わず私を頼ってよ」
すみれ「ってあれ?可可?」アセアセ
可可「今だけでもいいので……好きって言っても言いデスカ」グスッ
すみれ「!?…え、それって」
可可「顔見るなデス」グイッ
すみれ「わっ…」
すみれ(だ、抱きつかれてるっ?!)ドキドキ
可可「すみれ…好き…好きデス…」スリスリ
すみれ「」
すみれ「?!?!!?!/////」ブワッ
宝宝「プギャwンマッw」キャッキャッ
すみれ「~~~っ、ちょ可可!///」アセアセ
可可「好き…好き…!」ギュゥゥ
すみれ「ぅぁ~~~っ/////」カァァァ
────
──
─
可可「宝宝~♡ミルクの時間デスヨ~♡」ニコニコ
すみれ(やけに機嫌いいわね…)
すみれ(それにしてもあんなに耳元で好きだなんて連呼されて……///心臓破裂するかと思ったわ)
宝宝「ンクッ…ンッ…ンッ…」ゴキュゴキュ
すみれ「相変わらず勢いよく飲むわね~、離乳食だって沢山食べてたのに…その辺はアンタ譲りかもねw」
可可「ククそんな大食いキャラじゃアリマセン」ジト
すみれ「食べ物大好きでしょ…あ、ほらもう飲み終わった。貸して」トントントン
可可「沢山飲んで偉いデスネ~♡」
宝宝「………ゲプッ」
すみれ「ちゃんとゲップも出来て偉いわね~♡」デレェ
すみれ(…可愛さあまりに何でもかんでも偉い偉いって言っちゃう癖ついちゃってるわ)スンッ
可可「お腹いっぱいになって眠くなっちゃったみたいデスね」フフッ
宝宝「ニャム…マン…マ」ウトウト
すみれ「私はママじゃないわよー、アンタのママはあっち」トントントン
可可「……」
スマホ
すみれ「電話なってるわよ」
可可「あ、千砂都からデス」
すみれ(もう12時だものね…無断欠席…親に連絡行くだろうな)ゲンナリ
可可「……デス……ハイ………いやっ、違っ///」アセアセ
すみれ(なんか千砂都にからかわれてる…)ププッ
可可「ククそんなコトしマセンっ!///」
すみれ(何話てんだろ…)コソコソ
可可(すみれ?!距離近っ)
可可「あーもう切りマスヨ!今日は練習も………」グイッグイッ
すみれ(頭押しのけられて…聞きとれないじゃない…!)ググッ
可可「っ、すみれ!!しつこいデス!!」
可可「!!」ハッ
すみれ「?」
可可「ちがっ、千砂都、今のは…!アッ」ポチッ
スピーカーオン
千砂都『何何~すみれちゃんがしつこいくらい熱烈で困っちゃうって~?惚気てくれるね~』ニヤニヤ
すみれ「……!?こっ、このっ千砂都っ!///」
千砂都『あれっ?この声はすみれちゃん?ダメだよ~、可可ちゃんそれ以上疲れさせたら』
すみれ「変なコト言ってんじゃないわよ…」
千砂都『あ、そういえばー、四季ちゃんが早めに装置直りそうって、昨日』
クゥすみ「?!」
千砂都『その件については明日個別に話するって、じゃあね~』ブツッ
ツーツーツー
可可「………宝宝の帰る時間が早まる…?」
すみれ「……」
宝宝「zzZ」スヤスヤ
~~~
四季「明後日にはその子を送り返そうと思う」
すみれ「明後日?!当初の予定よりだいぶ早いじゃない」
可可「………」ギュッ
宝宝「ンー!ダ!」
四季「………未来の可可先輩もとても心配している」
可可「そう、デスよね…」
すみれ「…………可可、5年後もまた会えるんだから」
可可「5年も…」シュン
宝宝「ンッマッ」
四季「…向こうに転送する時は可可先輩1人で来て」
すみれ「……行けそう?」
可可「ふふっ……大丈夫デス、可可そんなヤワじゃアリマセン」
~~~
テクテク
可可「………」
すみれ(ヤワじゃない、とか言っといてずっと気にして黙りっぱじゃない)
宝宝「ンエッ!ンエッ!」
すみれ(そりゃ、この子が居なくなって寂しい気持ちは分かるけど…)
宝宝「ンーーー‼︎‼︎」ニギッ
すみれ「痛っ!?耳引っ張らないでっ!」
可可「あぁ、もうダメデスヨ宝宝…手、離して」
宝宝「ン、ンマッ‼︎」ニギッ
可可「ぬあっ!!痛いデス!超早めの反抗期!?耳千切れマスッ!」グラッ
ゴチンッ
クゥすみ「~~~っ痛ぅ!!」
宝宝「ンマッwンエッw」キャッキャッ
可可「……っふ、ふふふ」クスクス
すみれ「っぷ」フフッ
すみれ妹「あー!!」
クゥすみ「?!」ビクッ
すみれ妹「お姉ちゃん!何その背中の赤ちゃん!?」
すみれ「えっ、あー………可可の親戚の子よ」ダラダラ
可可「そ、そうデス!ククの姐姐の友達の妹妹の子デス!」
すみれ妹(友達挟んでる時点で親戚じゃないじゃん…)
すみれ妹「それより、お姉ちゃん昨日学校サボったでしょ?お母さん、おこだったよー?」
すみれ「んぐっ……やっぱ連絡いってる…」
可可「ク、ククが唆したノデ…」アタフタ
すみれ妹「?…よく分かんないけど、お母さんに話しといた方がいいよー」
すみれ「可可。ごめん、うち寄ってくから宝宝と家戻っててくれる?」
可可「分かりマシタ」ヨッコイショ
すみれ妹「えー、可可さん帰っちゃうの?ヤダ!お姉ちゃん怒られてる間でいいからその子と遊ばせて!」
すみれ「あんたねぇ…」
可可「少しくらいならいいじゃないデスカ」
すみれ妹「やった!」
すみれ「……」ジロ
すみれ妹「んべー」
~~~
-神社-
すみれ「いい?赤ちゃん人形じゃないんだからね?優しく触ること」
すみれ妹「分かったから早くお母さんのとこ行きなよー」シッシッ
可可「すみれ!もしヤバかったらククも話の場に出マスので!」
すみれ「はは…ありがとう…」
ガラッ ピシャン
可可「大丈夫デショウカ…」
すみれ妹「可可さん、この子なんて名前なの?」ツンツン
可可「アェ?」
可可(そういえば気にはなってマシタガ…なんて名前なのデショウ…きっとククと旦那さんとで考えて名付けたのでショウけど)ウーン
可可(その場しのぎで宝宝にしておきマスか、実際そう呼んでマスし)
可可「宝宝デス、呼ぶと喜びマスよ」
すみれ妹「ボーボー?変な名前~wボーボーちゃーん」ウリウリ
宝宝「ンブッwエッwエッwキャア」キャッキャッ
可可(物凄く喜んでマス…)
すみれ妹「ほらグソクムシ~のぬいぐるみ~」ヒョイ
宝宝「‼︎」
宝宝「………ア、ア」フルフル
可可(宝宝がカ◯ナシみたいに…)
すみれ妹「え、これ欲しいの?ちょっと待っ、ちょ……凄い力だ!」グッグッ
宝宝「ジュル…アブ…」ハムハム
可可「アァ……また口に入れて…」
すみれ妹(うわ、よだれでねばねばだ…)
すみれ妹「それ、あげます」スンッ
可可「良いんデスカ?洗って返せる感じはシマセンガ…」
すみれ妹「気に入ってるみたいですし」
可可「気に入ったものはすぐ口の中に入れてしまうのデス。宝宝、口から離して?離し…ちょ……凄い力デス!」グググッ
宝宝「ムー!」
すみれ妹「あはは、怒ってるw」
ガラッ
すみれ「お待たせ…って何してんの」
宝宝「ンーー!!」
可可「宝宝がグソクムシのぬいぐるみを離してくれなくて……」
すみれ「ふーん、グソクムシのぬいぐるみねー………ってコレ私がクレーンゲームで取ってあげたやつじゃない!!アイツどこいった!」
可可「もう涎まみれのネバネバグソクムシになっちゃってマス」
すみれ「別に気に入ったんならいいけど…」
宝宝「ジュル…」
~~~
宝宝「ンエッ…ジュル…」ギュー!
可可「もう、お風呂にまで持って来ちゃダメデス!」グイッグイッ
宝宝「ンー!!」フンッ
すみれ「まだやってんの?」
可可「ぬいぐるみだと濡れちゃいマス…」
すみれ「困ったわねー、とりあえず今日は身体拭くだけにしとく?明日には飽きるでしょ」
可可「そうシマス、すみれに任せて良いデスカ?」
すみれ「ん、やっとくからアンタ先にお風呂入っちゃいなさい」
可可「謝謝!」
ガラッ
すみれ「ったく、ママを困らせるんじゃないわよ」スルスル
宝宝「ンー!マッマッ!」
すみれ(ママって言うようになったの、可可がママって連呼するようになったからよね)プチプチ スルッ
すみれ「……すみれ、って言ってみなさいよ」フキフキ
宝宝「ンエッwエヘッwアフンw」キャッキャッ
すみれ(すみれ、なんてはっきり言えないか…クゥクゥの方がどっちかっていうと言いやすいし)フキフキ
すみれ(ふふっ、くすぐったがりは可可に似てるわね…)
すみれ「………パパですよー…なんちゃって」ボソ
宝宝「ンー…?」
すみれ「……アンタのパパとは似ても似つかないか」
すみれ(どこの誰だか見たこともないけど…)
すみれ「でもパパって呼べたら向こうのパパびっくりするんじゃない?ほら、パパよ、パパ。言ってみ?」
宝宝「バァ…バ!」
すみれ「それじゃ婆ばよ、……え?私に言ってる?誰がBBAよ、まだぴちぴちのJKだっての!」
ガラッ
可可「お風呂上がりマシタ~」ホカホカ
すみれ「早っ、じゃあ次私入るわね」ソソクサ
可可「宝宝~すみれに身体拭いてもらって気持ちよかったデスか?」ニコニコ
宝宝「マンマ!」
可可「ん~ワガママちゃんでもやっぱり可愛いデスね~♡」スリスリ
可可「明日はうんと遊びマショウ?」タカイタカイ
宝宝「ダ!ダ!」キャッキャッ
~~~
すみれ「で、なんで公園?」
可可「たまには外で遊ばせるのもいいかと思いマシテ…明日で最後デスが…」
すみれ「赤ん坊でも遊べそうな遊具…ってよく見たらそんなにないわね」
可可「バネの付いた乗り物は禁止テープかかってマス…」
すみれ「一緒に滑り台滑ったり、くらいね」ウーン
可可「天気もいいデスし、無理に遊具使わずとものんびり日向ぼっこも良いと思いマスよ~ククは」ガサゴソ
すみれ「あー、それでレジャーシート持って来たのね」
可可「緑が多くて広いし良い公園デス。ピクニックデスよ!さぁさぁ宝宝もシートに座ってお昼ご飯デス!」
すみれ「珍しく張り切ってたわよね、朝から」フフッ
可可「たまごサンドに~、ミートボールに~デザートも~」ニコニコ
すみれ「なんだか宝宝よりママの方が喜んじゃってるんじゃない?ねえ、宝宝」
宝宝「ンー!」
可可「宝宝にもデザートあるのデスよ?赤ちゃんゼリー」
宝宝「マーッ‼︎」
すみれ(相変わらず食いしん坊ね…というか1日で飽きると思ってたのにグソクムシのぬいぐるみ未だに抱えてるし)
可可「ふみれ!呑気に構へてるとほ弁当なくなりマフよ!」パクパク モグモグ
宝宝「ンクッンクッ」ゴキュッゴキュッ
すみれ「ちょっと、ちゃんと『いただきます』した?もっとピクニックらしくゆったり食事を……あー!私の分の唐揚げもう無くなってる!」
キャイキャイ
~~~
可可「たくさん食べ過ぎマシタもう動けマセン」
宝宝「アブ…」ゲプッ
すみれ「あんたら…」
可可「……ポカポカでなんだか気持ちよく…」ウトウト
すみれ「こーら、食べてすぐ寝ると牛になるわよ~」
可可「……なんで牛なんデス??」
すみれ「さあ…実際牛がそうなんじゃない?見たことないけど」
宝宝「zzZ」スヤァ
すみれ「熟睡しちゃってるし」
可可「可愛い…」ウトウト
可可「zzZ」スヤァ
すみれ(可可まで寝ちゃった…)
すみれ「……写真……撮っても良いかしら」ボソ
すみれ(てか、未来から来た子の写真ってそもそも撮って良いもんなの??映画なんかだと撮っても後で消えてる、とか写らない、ってことになるけど…)
すみれ(………四季から何の忠告もなかったし、大丈夫よね…?)スッ
カシャ
すみれ(…………可愛い)
すみれ(2人の寝てる姿を未来の旦那は毎日眺められるわけか…)
すみれ(………いいなぁ)
────
──
─
すみれ「んむ……ぁ…私まで寝ちゃってた…」ノソッ
可可「ア」カシャ
すみれ「ん……?」
すみれ「今……??」
可可「のわっ…!こ、こんなとこで寝てちゃ危ないデス!起きるのデス!」アセアセ
すみれ「………そうねー」ネボケ
宝宝「zzZ…ンムッ」ジュル
すみれ「………うわ、袖が涎まみれなんだけど」
可可「大きなシミ作っちゃって…」ププッ
すみれ「あーあ、もう……ん?」
可可「どうかしマシタ?」
すみれ「シミが2つあるな…って」
可可「!?…バ、宝宝が寝返り打ってたノデ!!」アセアセ
すみれ(この腕の痺れ具合……どう考えても宝宝だけじゃないわよね)ジト
可可「……3~♪」メソラシ
すみれ(…今日くらいは言わないでおいてあげよ)クスクス
可可「~っ///」カァァ
宝宝「ンマッwンエッw」キャッキャッ
すみれ「宝宝ご機嫌ね~」
すみれ「………帰ろっか」
可可「ハイ!」
ククは今日この日のこと、宝宝とすみれと過ごしたこれまでのことを忘れないデショウ
たとえ、5年後の隣に居る人がすみれでなくとも…
たとえ家族ごっこと笑われようとも…
~~~
すみれ「持ち物多いけど大丈夫?」
可可「大丈夫デス、クク、5年後にはちゃんとママになってるのデスよ?」フンスッ
宝宝「ンマッ‼︎」
すみれ「そう……ならいいけど」
すみれ「宝宝」ソッ
すみれ「………5年後にまた会いましょう、2週間ちょっとの短い期間だったけど…とても楽しかったわ」
宝宝「ンエッ‼︎ンッ!」キャッキャッ
すみれ「じゃあね…未来のママとパパによろしく」ナデナデ
可可「すみれ…」
すみれ「………ほら、約束の時間に遅れるわよ。行った行った」
可可「……行って来マス」ガチャ
バタン
すみれ「……………」
-Dr.四季ラボ-
四季「準備はいい?12時ジャストに転送する」
可可「大丈夫デス」
可可(あと3分……)チラッ
宝宝「ンマッ‼︎ンマッ‼︎」キャッキャッ
可可「宝宝…今までありがとう…謝謝」スリスリ
可可「……ククはまだ子供デスが……宝宝と過ごした期間だけは大人になれマシタ…」
可可「宝宝のおかげで少しだけ、大人になれたのデス………」ジワ
可可「っ……ぐすっ……泣かないと、決めたのに」グスッ
宝宝「マーマ?」キョトン
可可「向こうのママにもよろしく、お願いシマス」ニコッ
四季「可可先輩、もう12時になります」カチャカチャ
可可「宝宝、また5年後に」ギュッ
宝宝「マンマ!マンマ!」キャッキャッ
可可(また会えるから…すみれの言ったように……5年後に…)
四季「可可先輩離れて!!」
ピカッ‼︎!
可可「宝宝!」
シュン…シュン…
シーン…
可可「ア………」
四季「………ちゃんと、5年後の元通りに戻せたみたい」ピコピコ
可可「……宝宝」
四季「あ、未来の可可先輩からメッセージ」キュルルル
可可「何と言ってマス?」
四季「『お世話様でした』…と」
可可「……そうデスか」
四季「あと…、『グソクムシのぬいぐるみ、ありがとう』って」
可可「……最後まで手放さなかったデスものね」フフッ
四季「これで全て終わり。あとはこの事をあまり他言してはいけない…未来が変わってしまうから…」
可可「デスね、…これからちょっと寂しいデス。今まで慌しかったデスから」
~~~
すみれ「…………」ボー……
可可「すーみーれっ!」ガバッ
すみれ「ひゃっ……びっくりした……」ドキドキ
可可「何黄昏てマスか!」
すみれ「別に………」プイ
可可「………すみれが言ったのデスよ?5年後にまた会えると」
すみれ「………そう、だったかも」クスン
可可「あれ?泣いてマス?」
すみれ「泣いてないったら泣いてないわよ……」ズビ
可可「……っふふ」
すみれ「笑えばいいじゃない、どうせ私は」
可可「あーあ、これから一緒にお付き合いする人が泣き虫でクク疲れちゃいマス」ヤレヤレ
すみれ「………え?」ズビ
可可「ククはすみれのママではないのでしっかりしてクダサイ」ニヤッ
すみれ「いや、………だってアンタ未来の旦那と」
可可「だってもクソもないデス、すみれは今ククのこと好きなのデショウ?ククも好きなのデスから、それでよいではないデスか」フフン
すみれ「………そういうところ豪胆よね」クスッ
可可「せいぜい、ククが横取りされないようにふんだんに愛するがいいデス!」
すみれ「………そうね、宝宝が産まれたら旦那よりいの一番に祝いにいってやるんだから」フフッ
可可「ふふっ」
すみれ「可可、これからもよろしく」
おしまい
タイトルの通り、「未来から赤ちゃんが~」ってのはママ4ネタです。
(そっちの主人公の名前はなつみですが…)
乙、最高デシタよ
いいぞ~これ
5年後には女同士で子供が作れる世界かもしれないじゃん
よかった乙、相手がすみれじゃないのはあまりに辛いので数年後には技術が発展してるんだと俺も信じてる
宝宝も懐いてるし髪質も似てるらしいし
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1678356551/
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