歩夢「私もお姉ちゃんって呼ばれたい…..」
かすみ「侑お姉ちゃ~ん♡」
璃奈「侑お姉ちゃん♡」
栞子「侑…お姉ちゃん….///」
侑「ああああっ!!!!みんなかわいすぎるよおー!!!!」
歩夢「……」
歩夢(かすみちゃんが始めた妹王決定戦の後、1年生のみんなが先輩にお姉ちゃんって呼ぶようになったけど….)
歩夢(私はまだ誰にもお姉ちゃんって呼んでもらえてない……)
歩夢(私だって….1年生のみんなとはよく遊んだり話したりしてるのに…..)
キャッキャッ!!
ミア「あー…また姉妹ごっこしてる….」
歩夢「あっミアちゃん」
歩夢「!!」
歩夢(そうだ!まずはミアちゃんにお姉ちゃんって言ってもらえるように頑張ろう!!)
歩夢(けど、どうすれば…)
歩夢(とりあえず、一緒に遊ぼうって誘ってみようかな)
ミア「!?」
ミア「あっ……あああっ…..!」
※ミアの脳内に悪夢が蘇る
@ミアチャン、アソボアソボ
ミア「うあああああああああああああ!!!!!」ガシッ
侑「うわあっ!ど、どうしたのミアちゃん?」
ミア「うっ…..ううっ……」ガクブルガクブル
しずく「えっ….怯えてる?」
ミア「こ….怖い….」
歩夢「こ、怖い….?」
歩夢「ミアちゃんごめんね…いきなりびっくりさせて…..」
歩夢「……」
侑「み、ミア子?」
ミア「あっ….いや…..今のは…..」
歩夢「あはは…..ごめんね….怖がらせちゃって」
ミア「ちがっ…..」
璃奈(そういえばミアちゃん…歩夢さんのポム玉が出てくる悪夢を見たって言ってた…)
璃奈(実は私も最近夢でおかしな歩夢さんが出てくる…..)
璃奈「私、天王寺璃奈。とーってもきゅーとな女の子だよ♪」
歩夢「だったら証拠を見せてよ証拠!!!!!」
璃奈「え」
歩夢「証拠見せなさいよ証拠!!!」
歩夢「証拠見せろ証拠ー!!!!」ビシャ
璃奈「水かけないで…..」
わりと被害受けてたしな
璃奈「え!?いやそんなこと….」
歩夢「この人気者がよぉー!!!」
璃奈「璃奈ちゃんボードでにっこりん♪」
歩夢「流行らんぞ」
璃奈「えっ……」
歩夢「だったら殴られても文句言えねーよなぁ!!!?」
璃奈「いやそれは別の人が浴びせられたセリフ……」
璃奈(けど…..夢の中の歩夢さんは、今までに会ったことがあるような….)
璃奈(あんな歩夢さん、ありえないはずなのに….なぜか既視感はある…..)
璃奈(いやそうだとしても、現実の歩夢さんは何も悪くない….)
璃奈「歩夢さん、大丈夫。歩夢さんは何も悪くない」
歩夢「…..」
歩夢(私….ミアちゃんに怖がられてる…..)
歩夢(しかも璃奈ちゃんは、侑ちゃんはお姉ちゃん呼びなのに私はさん付け….)
璃奈「歩夢さん、落ち込まないで」
歩夢「うん….ありがとう…..」
歩夢(璃奈ちゃんの優しさは嬉しいけど….うぅ……)
歩夢「はぁ…..」
歩夢「私もお姉ちゃんって呼ばれたい…..」
???「ちょっとそこのあなた」
歩夢「ん?」
???「今、悩みを抱えていますわね。私でよければ相談に乗りましょうか?」
続き楽しみにしてる
歩夢「えっ….」
歩夢(何これ….インチキくさい占いみたいな…..)
歩夢(しかもこんなこと相談できないよ。もし相談するなら実際姉の彼方さんやエマさんにするし….)
歩夢「け、結構です」
???「まぁそうおっしゃらずに。少しだけ立ち寄ってみてください」
???「今、変な人に絡まれたとか思いましたわね」
歩夢「えっ!?いやそんなこと….」
???「あなたの考えていることは全てお見通しですわ」
???「もちろん悩みの内容もお見通しです」
歩夢「えっ」
???「部活の後輩との関係で悩んでいますね」
歩夢「っ….!」
???「具体的に言うなら呼び名でしょうか」
歩夢「…..」
???「私もあなたと同じようなことで悩んだ経験がありますので」
歩夢「そうなんですね….」
???「よければ詳しく話を聞かせてもらえませんか?」
歩夢「はい….」
ーーーーー
ーーーー
妹にプリンとられたりしてなさそう
???「なるほど….」
歩夢「自分もそうやって後輩と親しくなりたいので友達が羨ましいんです…..」
???「っ….!!!」
???「わかります!!その気持ちよく分かりますわ!!!」ギュッ
歩夢「えっ….は、はい….」
???「本当はもっと仲良くなりたい!しかし、そのためにアクションをしても上手くはいかず….」
???「私も同じような経験をしたのでよく分かります」
???「私もダ…….っちゃん付けで呼ばれたかった….!!!」
歩夢「い、いや…その呼び方なんですけど…..」
???「ん?別の呼び方ですか?」
???「ニックネームとかですか?」
歩夢「いや….その…..」
歩夢「お姉ちゃんって呼ばれたいなーって….」
???「……」
???「いえ、何もおかしくありませんわ」
???「姉になりたい….その思いはその相手とそれだけ絆を深めたいという意志の現れです」
歩夢「姉になるって…..私はただお姉ちゃんって呼ばれるだけでいいんです……」
???「仲の良い先輩後輩と姉妹はまた関係の根本が違います」
???「他の方がお姉ちゃんと呼ばれているのは、部活の上下関係以上に姉妹のような信頼関係を築いているからです」
???「そうでないのなら先輩のことを簡単にお姉ちゃんとは呼びませんわ」
歩夢「…..」
歩夢「そんな簡単に……」
???「ご安心を、私が姉の極意を授けます」
歩夢「姉の極意….」
歩夢(う~ん….本当かどうか怪しいけど…..気になるし…..少しだけ話を聞いてみようかな….)
歩夢「お願いしてもいいですか?」
???「承知しました。ではまず….」
ーーーーー
ーーーー
璃奈「あっ歩夢さん」
歩夢「あ~璃奈ちゃんだ~♡」ギュゥ
璃奈「わあっ!」
歩夢「捕まえた~♡」
璃奈「…….」
璃奈(今日の歩夢さん…少し変わってるような…..けど….)
璃奈「うぅ….///」
璃奈(歩夢さん、あったかいし柔らかい…..それに良い匂いがする…..///)
璃奈(そこはいつもの歩夢さんだ)
璃奈「歩夢さん….みんな見てるから….///」
璃奈(あれ…?なんか…歩夢さんが離れちゃって少し寂しいような….)
歩夢「ふふっ♡」
ーーーーー
ーーーー
歩夢「私の長所….?」
???「例えば包容力!」
歩夢「ほ、包容力!?」
???「はい、一見包容力は同じ同好会のエマ・ヴェルデや近江彼方の方があると思われがちですが」
???「上原歩夢っ!あなたにも包容力は十分あります!」
歩夢「えっ!?何で私の名前知ってるんですか!?しかも同好会のことまで!?」
???「スクールアイドルに関する事なら、私が知らないなどありえません」
歩夢「は、はぁ….」
歩夢「物理的?」
???「まず妹にしたい相手に会ったらいきなり抱きついてください」
歩夢「ええっ!?そんなの恥ずかしいですって!」
歩夢「しかも….もし嫌われたりしたら…..」
???「そんな心配はご無用です。あなたに抱きつかれて嫌な人などいませんわ」
歩夢「そうですかね…?」
???「そして料理が上手ですね」
歩夢「ま、まぁ一応は…..」
???「でしたら私の言う通りにしてください」
璃奈「うん…いいよ….///」
歩夢「ありがとう♡」
璃奈「…..///」
歩夢「ふふっ♡手作りなんだ~♡」
璃奈「えっ自分でお弁当作ってるの?」
歩夢「うん、いつも自分で作ってるんだよ」
璃奈「凄い….歩夢さん…..」
璃奈「……」
璃奈「えっいいの?」
歩夢「もちろんいいよ」
璃奈「ありがとう。私歩夢さんのお弁当食べたい」
歩夢「ふふっ」
歩夢「じゃあ卵焼きをあげるね」
歩夢「はい、あ~ん♡」
璃奈「えっえええっ///」
歩夢「直接食べさせてあげるね♡」
璃奈「あっ…あっ….///」
歩夢「あ~ん♡」
璃奈「あ~ん….///」
璃奈「……」モグモグ
璃奈「おいしい….///」
歩夢「よかった~口に合って」
璃奈「…..///」
璃奈「…..」
歩夢「璃奈ちゃん♡」ギュゥ
璃奈「あっ///」
璃奈(歩夢さんが抱きついてくれてる…..///嬉しい…..///)
歩夢「ここだと二人っきりだから抱きついたままでもいい?」
璃奈「うん….///」
璃奈(なんだろうこれ……///エマさんや彼方さんや愛さんとはまた違う感じ…..///)
璃奈(これは….もう……///)
璃奈「歩夢…..お姉ちゃん….♡」
歩夢「ふふっ♡ありがとう♡」ナデナデ
歩夢「私は璃奈ちゃんのお姉ちゃんだよ♡」
璃奈「っ…..///」
璃奈(つい…お姉ちゃんって言っちゃった….///)
璃奈(けど…..これはこれで….いいかも♡)
???「そして次は…..」
コンコン
歩夢「失礼します」
栞子「あっ歩夢さん」
歩夢「栞子ちゃん、今いい?」
栞子「はい。今、丁度仕事が終わったところなので」
歩夢「ふふっ♡よかった♡」
栞子「…..///」
???「貴女との相性は抜群でしょう」
???「また、生徒会長は常日頃から多忙です。私もその大変さはよく分かります」
???「仕事が終わり疲れている時、大好きな貴女が現れ….しかも姉になってくれる…..」
???「これ以上絶好のシチュエーションはありませんわ!」
歩夢「栞子ちゃん♡」ギュゥ
栞子「あっ歩夢さん!?」
栞子(近いですっ/// ああっ歩夢さんが急に抱きついてくるなんてっ///)
栞子「っ~///」
歩夢「栞子ちゃん、顔赤いよ♡」
栞子「へっ///あっ….///いやその///」
栞子(いい匂い…///しかも歩夢さんの柔らかい所が当たってます///)
栞子「せ、生徒会長ですから…///」
歩夢「毎日頑張ってて偉いよ♡」
歩夢「でも、毎日頑張りすぎて栞子ちゃん疲れてない?」
栞子「そ、そうですね….///」
歩夢「だから今日は、いつも頑張ってる栞子ちゃんを私が癒してあげる♡」
栞子「歩夢さんが私を癒してくれる!?」
栞子「ひ、膝枕!?」
栞子「あわわわっ///」
歩夢「遠慮しないでいいよ♡」ギュッ
栞子「わわっ!」
歩夢「ふふっ♡栞子ちゃんどう?」
栞子(歩夢さんの膝枕….///)
歩夢「そんなに堅くならなくていいよ♡」ナデナデ
栞子「は、はい///」
栞子(っ….///これは…..夢なのでしょうか….///)
栞子(歩夢さんが私に膝枕をしてくれるなんて….///)
栞子「えっ…///あっ….///」
栞子「耳かきをしてもらうのは初めてです…..///」
歩夢「私に任せて♡気持ちよくしてあげるから♡」
カリカリ
栞子「あああっ….♡あああっ…..♡」
栞子「はいっ….♡気持ちいいです…♡」
歩夢「ふふっ♡栞子ちゃん、顔が蕩けちゃってるもんね♡それだけ気持ちよくなってくれて嬉しいよ♡」カリカリ
栞子「ああっ♡歩夢さんっ♡」
栞子(歩夢さんにここまでしてもらえるなんて…..♡)
栞子(生徒会長をして良かったです♡)
ーーーーー
ーーーー
歩夢「ありがとう栞子ちゃん♡」ナデナデ
歩夢「栞子ちゃんが疲れちゃったら、またお姉ちゃんに甘えていいからね♡」
栞子「はい♡歩夢お姉ちゃん♡」
歩夢「しずくちゃん、どうしたの?」ギュゥ
しずく「わあっ!あ、歩夢さん///!?」
歩夢「あっ…びっくりさせちゃってごめんね」
歩夢「しずくちゃんが悩んでたから心配で….」
しずく「い、いえ…大丈夫です….///」
しずく(びっくりした….歩夢さんがいきなり抱きついてくるから….///)
しずく「あー…..」
しずく「実は….次の演劇部の舞台で妹役を演じることになったんです」
しずく「けど….私は一人っ子なので、妹をどんな感じで演じればいいか悩んでいて…..」
歩夢「妹役か….確かにイメージしずらい難しい役だね」
しずく「はい…..考えていると難しくて役に入れないんです….」
しずく「実際に行動するとは….?」
歩夢「例えば、一回役のことは忘れて、姉妹ってどんな感じなのか模擬体験してみるとか」
しずく「なるほど。確かにそれならイメージが掴めそうです」
歩夢「じゃあ早速始めようよ」
しずく「えっ早速?今からですか?」
歩夢「うん♡」
歩夢「私がしずくちゃんのお姉ちゃん役になるよ♡」
歩夢「と、どうしてそんなこと知ってるんですか?」
???「言ったでしょう、スクールアイドルに関して、私が知らないことなどないと」
歩夢「は、はあ」
???「そこで貴女が姉役として練習相手になってください」
???「そのうち、役としての姉でなく、貴女を本物の姉だと認識していくでしょう」
歩夢「うん♡しずくちゃんの役作りに協力させて♡」
しずく「でも….歩夢さんも一人っ子ですよね?それでどうやって模擬体験をするつもりですか?」
歩夢「大丈夫♡私に任せて♡」ギュゥ
しずく「ああっ///歩夢さん///」
歩夢「あ~! さん付けは禁止♡姉妹なんだから、歩夢お姉ちゃんって呼ばなきゃダメだよ♡」
歩夢「ほらほら、呼んでみて♡」
しずく「うぅ….///」
しずく「歩夢….お姉ちゃん…..///」
歩夢「ふふっ♡しずくちゃんはいい子だね♡」ナデナデ
しずく「…..///」
しずく「お、幼い所って….///」
歩夢「同好会みんなが姉妹だったら、しずくちゃんが末っ子かな」
しずく「う~歩夢さんも末っ子扱いしなでください。かすみさんよりはお姉ちゃんですって」
歩夢「そういうところが可愛くて好き♡」
しずく「うぅ….///」
しずく「私の番?」
歩夢「うん♡私がしずくちゃんの好きな所を言ったから、今度はしずくちゃんが私の好きな所を言ってね♡」
しずく「ええっ///ど、どうしてですか///恥ずかしいですよ….///」
歩夢「彼方さんが遥ちゃんの話になると止まらなくなるよね」
しずく「は、はい…いつも聞いてので、彼方さんがどれだけ遥さんが好きなのか分かります」
しずく「二人ともとっても仲が良いですよね」
歩夢「そう、二人とお互いが大好きだから仲も良いよね」
歩夢「だからお互いに好きな所を言って行けば、私達も姉妹として仲良くなれると思ったの」
しずく「うっ…..そういうことですか…..///」
しずく「くっ…..///分かりました….///」
しずく「…..///」
しずく「私は….歩夢さんの….///」
歩夢「こらっ♡お姉ちゃんだよ♡」ピト
しずく「んむっ///」
歩夢「ふふっ♡やり直し♡」
じずく「っ….///」
しずく「優しくて…..温かい雰囲気で…物語のヒロインの佇まいのようなところが…..好きで……一人の女性として尊敬しています…..///」
歩夢「しずくちゃん…♡」
歩夢「ありがとう♡お姉ちゃん嬉しいよ♡」ギュゥ
しずく「…..///」
歩夢「私達はもう姉妹だよ♡」
しずく「歩夢….お姉ちゃん….💙」ギュゥ
???「まず日頃の頑張りをとにかく褒めてあげましょう」
???「口に出して言葉で褒めてあげることが何より大切です」
歩夢「なるほど。確かにかすみちゃんはいつも部長としてもスクールアイドルとしても人一倍頑張ってる…」
歩夢「かすみちゃんとはもっと仲良くなりたいし、私がお姉ちゃんとして寄り添ってあげるのも良いですね」
???「その意気ですわ!貴女なら真の姉になれます!」
歩夢「はい!一生懸命頑張ります」
歩夢「ふふっ♡あと二人♡」
かすみ「しお子はともかく、りな子もしず子も妹っぽくなったといか…..」
かすみ「私の知らないところで何か起こっているような…..」
歩夢「あっかすみちゃんだ♡」ギュゥ
かすみ「うわあっ!歩夢先輩!?」
かすみ「ちょっ///いきなりびっくりしますよ歩夢先輩///」
歩夢「ごめんね~♡かすみちゃんを見つけて嬉しくなっちゃって♡」
かすみ(なんか…抱きつくのが少し彼方先輩に似てるような….///)
歩夢「ところでかすみちゃん、お願いがあるんだけどいい?」
かすみ「ん?お願いってなんですか?」
かすみ「かすみんのコッペパンをですか?」
歩夢「うん♡私かすみちゃんのコッペパン好きなんだ~♡」
歩夢「だから、かすみちゃんにまた作って欲しいなって思ったの♡」
かすみ「なるほど…..」
かすみ「!!」
かすみ(ふっふっふ….いいこと考えました)ニヤッ
ーーーーー
歩夢「わぁ♡ありがとうかすみちゃん♡」
歩夢「早速食べていい?」
かすみ「もちろん!歩夢先輩の為に作ったのですから!」
歩夢「じゃあお言葉に甘えて…いただきます!」
歩夢「ん~♡おいしい~♡」モグモグ
かすみ「まだまだいっぱいあるのでどうぞ!」
歩夢「わぁ♡コッペパンがいっぱい♡」
歩夢「あぁ….どうしようこんなに体重が増えちゃった…」
歩夢「うぅ…こんなにムチムチしてる….///」ムチムチ♡
ムチムチになってダイエットしなければいけません
その間に歩夢先輩のファンをかすみんが奪っちゃう
我ながら完璧な作戦です!
歩夢「わぁ♡ありがとうかすみちゃん♡」
かすみ「えへっ♡かわいいかすみんのコッペパンをまた食べたいとは歩夢さんもよく分かってますね♡」
歩夢「うん♡かすみちゃんが同好会の中で1番かわいいよね♡」
かすみ「えっ///」
かすみ「ちょっ///」
かすみ「あっ歩夢先輩、そんなお世辞言っても何もないですよ///」
かすみ「え?」
歩夢「私はかすみちゃんが1番かわいいって思ってるし、スクールアイドルとしても尊敬してる」
かすみ「えっ…../// あっ…..///」
歩夢「それに、かすみちゃん誰よりもスクールアイドルとして頑張ってるし、部長としても同好会の為に尽くしてくれてるよね」
歩夢「私はかすみちゃんのそういう頑張り屋さんなところ好きだよ♡」
かすみ「歩夢先輩…..///」
歩夢「けど無理しちゃダメ。かすみちゃんはいつも頑張ってるからたまには息抜きしなきゃ」
かすみ「い、いや….かすみん無理してないですよ」
歩夢「ううん、疲れは自分でも気づかないうちにに溜まるものだよ」
歩夢「だから、たまには誰かに甘えていいんだよ」
かすみ「誰かに甘える…」
歩夢「例えば….私とか♡」
歩夢「かすみちゃん…」ギュゥ
かすみ「あっ….///」
歩夢「もし、かすみちゃんが疲れちゃったり、嫌なことがあったら、いつでも私に甘えていいからね」
歩夢「私はいつでもかすみちゃんの味方だから♡」
かすみ「歩夢…..先輩…..///
歩夢「今も甘えていいからね♡」
かすみ「えっ….///それは….恥ずかしいですよ…..///」
歩夢「大丈夫♡お姉ちゃんに任せて♡」
かすみ「えっ….///あっ///ちょっと///」
ーーーー
かすみ「あ~ん♡歩夢お姉ちゃんすきすき♡」
歩夢「ふふっ♡私も好きだよかすみちゃん♡」
┃
┣ なる → 妹にする
┃
┗ ならない → 妹にする
歩夢「ミアちゃんか…」
???「ん?どうかしましたか?」
歩夢「実は….」
???「なるほど….自分は怖がらせてるつもりはないのに….相手に怖がられてしまっていると….」
歩夢「はい…..」
???「私も….同じ経験をしたのでその気持ちはよく分かります…..」
???「ですが、その時の貴女と今の貴女は違います。既に貴女は立派な姉です。」
歩夢「そう…ですかね….」
???「弱気になっていたら何も始まりません」
???「自分に自信を持ってください。貴女なら必ず相手に思いが伝わります」
歩夢「っ…!」
歩夢「確かに….!」
歩夢「私、ミアちゃんのお姉ちゃんになれるようにもう一度頑張ります!」
歩夢「ミアちゃ~ん♡」
ミア「すぅ….すぅ….」
歩夢(あっ….ミアちゃん寝てる….)
歩夢(作曲してて疲れちゃったのかな?)
ミア「すぅ….すぅ….」
歩夢(ふふっ♡ミアちゃんの寝顔かわいい♡)
ミア「すぅ….すぅ….」
歩夢(それにしてもミアちゃんこんな薄着で寝ちゃってる….これじゃあ風邪ひいちゃうよ….)
歩夢(そうだ!私のブレザーを上にかけてあげよう)スルスル
ミア「すぅ….」
歩夢(うん♡これでバッチリ♡)
ーーーーー
歩夢「ミアちゃ~ん♡あそぼ♡あそぼ♡」ギュゥ
ミア「あああっ///歩夢っ離してよ///」
歩夢「やぁだ♡絶対に離さないもん♡」
ミア「ああああっ///もおおおっ///」
歩夢「えへへ♡ミアちゃん大好き♡」
ミア「はっ///はああああああっ///!?」
ーーーーー
ミア「うっ….///なんだ今の夢は….///」
ミア「うわあっ!なんで歩夢がここにいるの!?」
歩夢「ミアちゃんに会いたくて来ちゃった♡」
ミア「は///いや…///なんで///」
ミア「って…何かかかってる?これはブレザー?」
歩夢「私のだよ♡ミアちゃんが風邪をひいたら大変だと思ってかけていたの♡」
ミア「っ…..あ….ありがとう…..///」
歩夢「どういたしまして♡」
歩夢「ねぇミアちゃん、さっきまでどんな夢を見てたの?」
ミア「えっ!な、なんで夢のことなんか聞くんだよ///」
歩夢「だってミアちゃんが起きた時、なんだ今の夢は って言ってたから気になちゃったの」
ミア「べっ別に大した夢じゃないし///」
歩夢「そっかー」
歩夢「ふふっ……♡」
歩夢「いや~もしかして私の夢を見たのかなって」
ミア「!?」
歩夢「あっ、もしかして図星?」
ミア「そんな訳ないだろ///!!」
歩夢「ほんとかな~?」
ミア「うぅ….///」
ミア「ふぅ….やっと終わった….」
歩夢「ミアちゃ~ん♡」
ミア「へ?」
ミア「うああああああああっ!!!
ミア「あああっ///歩夢っ離してよ///」
歩夢「やぁだ♡絶対に離さないもん♡」
ミア「ああああっ///もおおおっ///」
歩夢「えへへ♡ミアちゃん大好き♡」
ミア「はっ///はああああああっ///!?」
ミア「これじゃあ正夢じゃないかあああああ!!!!!」
ミア「あっ」
歩夢「正夢って…..ミアちゃん私に抱きつかれる夢見たの?」
ミア「ちがっ….///」
歩夢「……♡」
ミア「な、なんだよ…..///」
歩夢「嬉しいの♡」
ミア「いや….あれはボクが悪かったって….」
ミア「それに、ボクは歩夢のことは苦手じゃないし…まぁ好きだよ….」
歩夢「えっ私のこと好きなの?」
ミア「は?あっ!ち、違う///別にそういう意味じゃなくて///」
ミア「あああああっ///」
歩夢「私に甘えていいからね♡」
ミア「誰が甘えるか…/// って、これ以上抱きつかれたら///」
歩夢「ふふっ♡えい♡えい♡ぎゅーっ♡」
ミア「うわあああああああああああああ!!!!!!!!」
ーーーー
ミア「歩夢……お姉ちゃん……///」
歩夢「何か困ったらお姉ちゃんを頼っていいからね♡」
ミア「うん……///」
歩夢「ふふっ♡」
栞子「歩夢お姉ちゃん♡」
しずく「歩夢お姉ちゃん💙」
かすみ「歩夢お姉ちゃ~ん♡」
ミア「歩夢…..お姉ちゃん….♡」
歩夢「ふふっ♡私はみんなのお姉ちゃん♡」
歩夢「あっ、侑ちゃんごめんね。最初はみんな侑ちゃんをお姉ちゃんって言ってたのに」
侑「いや….あれは半分ノリというかジョークみたいなものだったからいいんだけど….」
侑「その….みんなの歩夢お姉ちゃん呼びはなんか冗談じゃなくて本気っぽいような….」
歩夢「ふふっ♡だって私はみんなのお姉ちゃんだからね♡」
侑「答えになってないような….」
歩夢「侑ちゃんも妹になったらみんなの気持ちが分かるよ」
歩夢「そうだ!私が侑ちゃんのお姉ちゃんになってもいい?」
侑「は!?」
歩夢「侑ちゃんみたいな妹もいいな~♡」
侑「えっ!?あ、歩夢?なに言ってるの!?」
歩夢「ねぇ侑ちゃん….♡ 歩夢お姉ちゃんって呼んでくれない…?」
侑「いや….その…..」
歩夢「わっ璃奈ちゃん!?」
璃奈「歩夢お姉ちゃんはこれから私と一緒にゲームするの」
栞子「先に、歩夢お姉ちゃんは私と生徒会室で…..その….膝枕を…..///」
しずく「いえ、歩夢お姉ちゃんは私とお芝居の練習をする約束があります💙」
かすみ「ちょっとー!歩夢お姉ちゃんはかすみんのコッペパンを食べるのに忙しいの!!」
ミア「ボクの作った曲聞いてよ….歩夢…お姉ちゃん….///」
璃奈・栞子・しずく・かすみ・ミア「歩夢お姉ちゃんは妹の中で誰を1番愛してるの!?」
歩夢「えっ!?い、いやそれは…..」
璃奈・栞子・しずく・かすみ・ミア「誰のこと!?」
歩夢「ヒトリダケナンテエラベナイヨー!!!」
♪~ いつの日も★
♪~ わちゅごなどぅー
おしまい
次も待ってる
毎日の癒やしだった
次回作も待ってるで
お姉ちゃんになることに年齢は関係ないからね
次も楽しみにしてる
3年生編が楽しみすぎる 是非頼むぞ
次回作も楽しみ
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