【SS】花帆「梢センパイって、Tバックとか持ってます?」梢「えっ?(ティーバッグ?)」【ラブライブ!蓮ノ空】
花帆「やっぱり! さすが、梢センパイはオトナだなぁ~」
梢「花帆さんも興味を持ってくれたの?」
花帆「いや~、あたしにはまだ早いかなとは思うんですけど」
梢「そんなことないわ。始めてみれば、きっと花帆さんも気に入るわよ」
梢「任せてちょうだい」
花帆「まず、梢センパイは何種類くらい持っているんですか?」
梢「どうかしら……良さそうなものがあるとすぐに買ってしまうから、あまり数えたことはないのだけれど……少なくとも、20種類くらいはあるわね」
花帆「そんなに!?」
花帆「いや、思ってたより多くてびっくりしちゃいました。まさか2桁とは……。それって、どういう風に使い分けてるんですか?」
梢「特に決まりはないのだけれど……その日の気分によって選んでいるわ」
花帆「なるほど! やっぱり、『とっておき』みたいなのもあるんですか?」
梢「もちろんよ。例えば、ライブ後の花帆さんに喜んでもらえそうなものもあるわね」
梢「ええ、そうよ」
花帆「そ、そうですか……なんだか照れちゃいます」
梢「ふふっ。花帆さんは直接見たことはないかしら。形も素敵なのよ」
花帆「カタチ? (前の布の)三角形の部分ですか?」
花帆「そ、そうなんですか……」
花帆(それって……梢センパイの「下のお花」が花咲くってこと?!)
梢「あとは、蒸らしもうまくできるのよ」
花帆「えっ? あたしは、蒸れないイメージがありましたけど……」
花帆「やり方?」
梢「(ピラミッドの)三角形の頂点に、紐が付いているでしょう? 多くの人は、そのまま頂点を上にして使うのだけれど、実は、頂点を下に向けた方が効果的なの」
花帆「……? みんなそうしてませんか??」
梢「それが意外と、そうでもないのよ」
梢「ええ。もったいない話よね……」
花帆「なるほど。そういえば、模様とかにはこだわりがあったりしますか?」
梢「模様……大体が、メッシュのものよね」
花帆「メッシュって、編み編みってことですよね? 透けちゃいませんか?」
花帆「香り……フェロモン的なものでしょうか」
梢「え?」
花帆「い、いえ! ところで、さっき紐の話がありましたけど、あれって気にならないものですか?」
梢「気になるって?」
花帆「その、食い込みとか……」
花帆「馴染んでいるってことでしょうか」
梢「そうとも言えるかもしれないわね。まぁ、結局は使い捨てなのだけれど……」
花帆「使い捨てるんですか?!」
花帆「なんでですか?! もったいなくないですか?!」
梢「いいえ、そういうものだから……。あっ、でも、再利用することもあるわね」
花帆「そうですよね。びっくりしたぁ~」
花帆「靴に入れるんですか?!」
梢「ええ、そうよ」
花帆「しかも、使用後なのに良い香りなんですか?!」
梢「そうね。捨てるには惜しいくらいよ」
梢「みんな初めは知らないのだから、仕方ないわ。他には何か知りたいことはある?」
花帆「えっと、それじゃあ……毛の処理なんかはどうしているんですか?」
梢「あら、花帆さんは物知りね。(茶葉にも)産毛が生えていることを知っているなんて」
梢「そうね。ほんの少し、産毛が生えているの」
花帆(え●ちだ……)
梢「産毛は、別にそのまま(飲ん)でもいいのよ。でも、花帆さんは気にするタイプかしら?」
梢「?」
花帆「そ、それより! なんか暑くなってきちゃいました! あたし飲み物買ってきます」
梢「あら。それなら、アイスティーがあるわよ。それでもいいかしら?」
梢「はい、どうぞ」コト
花帆「いただきます!」ゴクゴク
梢「ふふっ。花帆さんはいつも美味しそうに飲んでくれるから嬉しいわ」
花帆「はい! 梢センパイの淹れてくれる紅茶、とっても美味しいです」
花帆「えっ?! 梢センパイのTバックで?!」
梢「そう、私のティーバッグで」
花帆「えっ?」
梢「えっ?」
~終~
脳内ピンクスリーズブーケ好き
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