梨子「女の子こわい!」【SS】
千歌「苦手なものかー。私はやっぱりコーヒーかなぁ」
曜「私はお刺身が苦手なんだよね」アハハ
インタビュアー「梨子さんは?」
梨子「私は苦手なものって特にないかな」
インタビュアー「へー、さすが梨子さん大人ですねー!」
千歌「……」
千歌(コーヒー苦手って言った私がなんか子どもみたいじゃん……)ムスッ
「「「ありがとうございました!」」」
◆
千歌「ねぇ梨子ちゃん、さっきのインタビューだけど」
梨子「何か気になった?」
千歌「梨子ちゃん、苦手なものがないって本当?」
梨子「うん。苦手なものって特に思いつかないんだよね」
曜「へー、さすが梨子ちゃん」
梨子「あ……」ピクッ
千歌「?」
梨子「一つだけあった……とってもこわいもの」
千歌「え!? なになに!? 教えて!!」バッ
梨子「実はね……」
梨子「女の子が、こわいの……」ブルブル
千歌「へ?」
千歌「そんなの聞いたことないよ!」
梨子「それが怖いのよ!!」
梨子「思い出しただけで肩の震えが……」ブルブル
曜「大丈夫!?」
梨子「女の子、本当に本当に怖いの」
梨子「特に都会の高校に通うキラキラした女の子がとっても怖い!!」
千歌「ええっ!?」
千歌「……」ニヤッ
曜(うわ、千歌ちゃん悪い顔)
曜「千歌ちゃん、絶対何か考えてると思った」ヒソヒソ
千歌「だって梨子ちゃん、さっき苦手なものはないってあんなに大人ぶってたんだよ?」
千歌「それなのに女の子が怖いなんて……」プププ
曜「それは意外だったけど」
千歌「梨子ちゃんの狼狽えた様子見てみたくない?」
曜「まあそれはちょっと見てみたいかも」
千歌「じゃあ決まりだね!!」
曜「ヨーソロー!!」
果南「へー、ニジガクと合同なんて面白そうじゃん」
ダイヤ「より親交を深められるといいですわね」
善子「新たなリトルデーモンをいざなう時が……」ククク
梨子「ちょ、ちょっと、千歌ちゃん……!」
千歌「梨子ちゃん、どうしたの?」
梨子「都会のキラキラした女の子は苦手って言ったわよね?」
梨子「私、ニジガクの女の子なんて、怖くてダメよ……」
千歌「大丈夫だよ! ニジガクのみんなは優しいし、怖くないよ!」
梨子「でも……」
梨子「あ、はい……!」
彼方「いくよ~」ベタッ
梨子「はわわわ」ブルブル
彼方「もしかして緊張してる?」
梨子「はい、少し……」ブルブル
千歌「あんな梨子ちゃん初めて見るよ!」ヒソヒソ
曜「本当だね!」ヒソヒソ
梨子「うぅ、ニジガクの女の子怖い~」
千歌「あっちの部屋狭いから、梨子ちゃんはニジガクのみんなと同じ部屋ね!」
梨子「え!? ちょっと、どういうこと!?」
曜「ごめんね、梨子ちゃん!」
梨子「待ってよ! 女の子怖い! 女の子怖い!」
千歌「それじゃ、おやすみー!」
梨子「待って! 千歌ちゃん! 曜ちゃーん!」
◆
梨子「……というわけで、みんなよろしくね」
果林「ええ、こちらこそよろしくね」
エマ「梨子ちゃんと一緒なんて嬉しいなー!」
璃奈「梨子さんと繋がりたい!」
梨子「あはは……」
ミア「曲作りで聞きたいことがあったら言ってよ」
侑「Aqoursのこともっと教えて!」
梨子「ふふっ、みんなありがとう」
梨子「さてと……」
梨子「いろいろあったけど、おかげでみんな団結できてると思うんだ」
しずく「素敵な話です!」
愛「ねーねー! せっかくだしさ、みんなでゲームして遊ばない!?」
せつ菜「トランプとかですか?」
侑「梨子ちゃんは何したい?」ニコッ
梨子「うーん……」
梨子「乳首当てゲームって知ってる?」
「「「!?」」」
曜「さすがにやり過ぎだったかな?」
千歌「そんなことないよ! たまにはいいんだよ!」
千歌「それより、梨子ちゃんの様子覗いてみようよ!」
曜「う、うん……」
千歌「泣きそうな顔で震えてたりして」ソッ
曜「……」ソッ
愛「きゃははは! 梨子、くすぐったいよー!!」
梨子「私の勝ちね♪」
歩夢「もう……! 何してるのー……!」
ランジュ「次はランジュが挑戦するわ!」
梨子「いいわよ!」
璃奈「梨子さん、強い……」
せつ菜「はしたないことは、やめてください……!」カアアア
キャッキャ、キャッキャ
千歌「……」
曜「……」
千歌・曜(なんかすごく楽しそう……)
曜「はーい!」
曜「行こ、千歌ちゃん」
千歌「うぅ、今気になるところなのにー……」
エマ「いやーん!」
梨子「私の勝ちね♪」
侑「ねぇ梨子ちゃん、このゲーム面白いけど、ちょっと恥ずかしいよ……」アハハ
梨子「慣れだよ、侑ちゃん」
梨子「沼津の子はみんなこれで遊んでるよ?」
梨子「手ほどきしてあげる」ソッ
侑「はわわわ」
しずく「歩夢さん、せつ菜さん! 2人で対戦してくれませんか!?」
歩夢「え!?」
せつ菜「あ、歩夢さんと!?」
ランジュ「やるわよ、栞子!」
栞子「私にこのゲームの適性は……」アタフタ
ランジュ「いいから、いいから! えいっ!」ツンッ
栞子「んっ……!!」ピクッ
璃奈(ニジガクがめちゃくちゃになっていく……)アワアワ
梨子(ウフフフ)
曜「梨子ちゃん、どうなったかな?」
千歌「覗いてみよっか!」ソッ
千歌・曜「!?」
かすみ「ぁ、ぁ……ぁ……」ビクビク
しずく「もぅ……だめぇ……」ビクン
彼方「彼方ちゃん……壊れちゃうよぉ……」ピクリ
歩夢「侑ちゃん……ごめんね……」ポロリ
栞子「しぉ……しぉ……」ピクピク
せつ菜「はぁ……はぉ……」ビクビクッ
千歌「み、みんなどうしたの!?」
曜「ここで一体何が……」
千歌・曜「!!」
梨子「ふふっ」
梨子「食べ過ぎちゃった」ジュベロ
梨子「え、千歌ちゃん、曜ちゃん!?」ビクッ
曜「みんな、梨子ちゃんがやったの?」
梨子「え、えっと……」
千歌「都会の女の子が苦手なんて嘘だったんだ」
千歌「本当は女の子とヤリまくりたかっただけでしょ!」
梨子「うぅ……」
千歌「こんなのヒド過ぎるよ!!」
千歌「ニジガクのみんなせっかく来てくれたのに、みんな犯しちゃうなんて!」
曜「うん。さすがに梨子ちゃんでも見過ごせないよ」
梨子「ごめんなさい……」
曜「謝って済む話じゃないよね」
梨子「どうしたら許してくれる……?」
千歌「じゃあさ、梨子ちゃんの本当に怖いもの教えてよ」
梨子「今は……」
梨子「2人からのお仕置きが怖い……!!」ブルブル
おわり
だからあの先輩も山奥に収監されてるのか…
再犯して反省はなかった模様
引用元:https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1684757118/
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