【SS】かのん(運転緊張するなぁ…) 助手席恋「わぁ~」【ラブライブ!スーパースター!!】
かのん(バックミラー確認して…巻き込み確認して…)
恋「見てくださいかのんさん!わんちゃんです!散歩していますよ!」
かのん(ウィンカー出してからブレーキ…だったよね…)
恋「見てくださいかのんさん!セブンイレブンの隣にローソンが建っています!」
かのん(車間距離ちょっと近いかな…)
恋「見てくださいかのんさん!あれはお城でしょうか?」
かのん「恋ちゃんさっきからうるさい!なに!?」
恋「ふぇえ!?」
かのん「どこお城って…」
恋「…」ガコン!ガコン!
かのん「え、ちょっと!?恋ちゃん!?」
恋「む~!降ります!!降ろしてください!!」ガコン!ガコン!
かのん「なんで!?あ、お腹空いた!?」
恋「空いてません!もうこの席に座っていたくないのですー!」ガコン!ガコン!
かのん「待って待って!扉壊れちゃうから落ち着いて!」
恋「なぜお城の駐車場は薄暗くて大きな暖簾みたいなものが掛かっているのでしょうか?」
かのん「それはね、昔の王様が敵から身を守る為なんだって」
恋「そうなんですか!先人たちの知恵はもちろんですがそれを現在まで受け継いで残していることも素晴らしいです!」
かのん「そうだね!ねぇ恋ちゃん他にも面白いものがあるかもしれないから行ってみない?」
恋「はい!!行きましょう!!」
かのん「うん!じゃあ入ってみよっか」
かのん(車大丈夫かな?暖簾くぐる時傷とか付かないよね?ゆっくりとゆっくりと)
かのん(うわぁ…駐車場暗くて見づらいし結構車止まってる)
恋「結構混んでますね~人気のある観光地なんですね!」
かのん(単独で空いてるスペースは無い、か、バック駐車苦手だし頭から突っ込んじゃおうかな?でも出る時バックしないといけないから一緒か)
恋「あ!右の車、ミラーを畳んでません!左の車も斜めになってます!気をつけてくださいねかのんさん」
かのん「ありがとう恋ちゃん」
かのん(言われなくても分かってるんだけどなー言われると余計気になって…)
恋「…??大丈夫ですか?私、降りて後ろから誘導しましょうか?」
かのん「あはは…大丈夫大丈夫ちゃんとドア開けて目視でやるから」
かのん(1発で決められたらね…何回も切り返して格好悪いとこ見せちゃったな)
恋「いい感じに止まりましたね!」
かのん「うん…何とかね。それじゃあ行こっか!恋ちゃん」
恋「はい!入口はあっちみたいですねってかのんさん!?なんでそんなに早歩き何ですか?待ってください!」
かのん「早くお城の中に入って見たくてつい…ね」
恋「置いて行かれると思ってびっくりしましたよ」
恋「じ、自動ドア!?」
かのん「どうしたの?そんなに驚いて?」
恋「まさかお城に自動ドアがあるとは思わなくて…」
かのん「観光客が出入りしやすいようにだよ」
恋「伝統重んじるだけではなく心配りのために新しい技術も取り入れるなんて本当に凄いです」
かのん「ほらここが受け付け」
恋「人がいませんね代わりに様々な部屋の写真がたくさん…」
かのん「…感染症対策だね。ここで観たい部屋を選ぶだよ」
恋「え!?全部は見れないのですか?」
かのん「全部?」
恋「はい、こういう観光地って色んなところを見れる物ではないのですか?」
かのん「あー…それは…ほらお城って部屋がいっぱいあるから一度には見切れないから選んだ部屋をじっくり見るってこと」
恋「なるほど…」
かのん「ほら!恋ちゃんが部屋選んで良いから!」
恋「え!私が選んで良いのですか?あまりお城について詳しく無いのですが」
かのん「うん、恋ちゃんがいいって思った部屋でいいから」
恋「分かりました…では」
恋(下の方の部屋は何だか狭そうですね…家政婦とか執事の部屋でしょうか?)
恋(上の方が豪華ですね!かのんさんにも良い思い出にして欲しいのでここは豪華な)
恋「!?かのんさん!かのんさん!あれは!」
かのん「ん?何?どうしたの?」
恋「ご、ご、拷問する為の部屋があります!」
かのん「あながち間違ってはないけど」
恋「本当に存在するなんて…」
かのん「まぁ無理してそこに行く必要はないから別の部屋にしよ?」
恋「はい…すみません」
かのん「大丈夫どの道まだ私達にはレベルが高いし」
恋「??」
かのん「ほら!他の部屋選んで」
恋「じゃあ、この天蓋付きのベッドがある部屋が良いです!ここは絶対お姫様の部屋ですね!」
かのん「うん!じゃあ行こ!」
恋「かのんさんは良くこういったお城に来るのですか?」
かのん「え!?わたし!?いやいやいや来たこと無いから!」
恋「そうなんですか?かなり詳しいので何回も来たことがあるのかと」
かのん「わたし達って定期的にドライブするじゃん?その度いつも見てたこのお城にいつか恋ちゃん誘ってみたいって思ってたんだ」
恋「そうなんですか!」
かのん「うん、だからいつ来る事になっても言いように前もって調べてたんだ」
恋「かのんさん…私、とっても嬉しいです!」
かのん「よ、喜んでくれて嬉しいよ///さぁ行う!部屋は4階だよね?」
恋「はい!…エレベーターまであるんですね!」
かのん(あーなんかエレベーターが来るのが遅く感じる)
かのん(よくよく考えたらわたし、勢いだけでラブホテルに恋ちゃん連れ込んじゃった…今更心臓が痛くなってきたなー)
恋「あ、エレベーター来ましたよ!どうぞ!かのんさん先に乗って下さい」
かのん「ありがと」
恋「恥ずかしながら私、あまりこういったところに来たことが無くて、このお城っていつぐらいに建てられたのでしょうか?」
かのん「ヘェッ!?……お城って言うぐらいだから戦…国時代とかかな?」(実際は1990年完成)
恋「なるほど…」
恋(戦国時代にこのような洋式のお城が…?かのんさん間違って覚えているのでしょうか?)
かのん(あーこのエレベーター動くのも遅い気が…何だか暑いし)
かのん(しかし改めて良く見ると恋ちゃんのうなじ綺麗だなー)
かのん(そしてやっぱり恋ちゃんは胸が大きい!横に並ぶとその差が一目瞭然!自信がなくなるなぁ)
恋「かのんさん!かのんさん!着きましたよ!」
かのん「え!あぁ!ゴメンゴメンちょっとぼーっとしちゃってた」
恋「大丈夫ですか?何だか顔が赤いですよ?」
かのん「大丈夫大丈夫!ちょっと暑かっただけだから」
恋(本当に大丈夫でしょうか?それにしてもこのお城、外見とは裏腹に内装はかなりシンプルと言いますか無機質さすら感じます)
かのん「この部屋だね」
恋「勝手に入っても大丈夫なのですか?」
かのん「うん!ほら入って入って!」
恋「はい、ありがとうございます」
かのん「あ!恋ちゃんちょっと待って靴脱いでから上がって」
恋「えぇ!?お城の部屋って土足禁止なんですか?」
かのん「うん、ほらちゃんと土間があるからここで靴脱いでスリッパ履いて」
恋「分かりました」
かのん「よしっ!これで大丈夫だね!さぁ早く中見てみようよ」
恋(色々ありましたがいよいよお城の部屋に…いざ入ります!)
恋「……が無い」
かのん「え?」
恋「シャンデリアがありません…一度に十数人座れるようなながーいテーブルもありません」
かのん「……」
恋「ガラスの靴も美しい絵画もペルシャ絨毯もありません」
恋「代わりに何故かテレビと小さな冷蔵庫が…」
かのん「恋ちゃんゴメン!!」
恋「え?」
かのん「ホントにゴメン!ここはお城なんかじゃないんだここは本当は―」
恋「思い出しました。幼い頃家族で旅行に出かけた際に泊まったホテルの事を」
かのん「うん…嘘ついてごめん…ここはホテル多分恋ちゃんが子供の頃泊まったホテルなんかよりも数倍以上安いホテル」
かのん(まぁ、普通のホテルじゃあないんだけど)
かのん「お城どころか恋ちゃんの家のほうがとっても立派」
恋「かのんさん、何故嘘をついたのですか?」
かのん「それは…」
かのん「まずはこれ見て」
恋「これは…?」
かのん「スマートフォンの地図アプリ現在地」
恋「ラブ…ホテル We Ero…あのラブホテルとホテルの違いってなんなのですか?ラブライブ何か関係が?」
かのん「関係無いから!ラブホテルって言うのはその…あの…」
恋(かのんさんの顔が真っ赤になってモジモジしてます何だか不思議な気持ちになってきました)
かのん「オモニエッチナコトヲスルトコロデ-」
恋「え、え、え、工 なことですかー!!」
恋「しかし、工 なことはお互いが好きで尚且つ交際してる時にするものでありませんか?」
かのん「その事なんだけどもう一つ黙っていた事があって…私、恋ちゃんの事が―好きでした」
恋「えっ!へっ!!?!?」
かのん(恋ちゃんが茹でタコみたいになってる)
かのん「本当もっと早く言いたかったんケド…」
かのん「恋ちゃんは私の事嫌い?」
恋「嫌いの訳…キライな訳あるはずありませんよ私もかのんさんの事が大好きで大好きでたまらなかったんですよ!!」
かのん「本当?」
恋「嘘偽りなく本当です!」
かのん「あのさ、恋ちゃんその…抱きしめてもいいかな?」
恋「はい!」
かのん「じゃあ脱ぐね」
恋(そう言うとかのんさんは洋服を脱ぎだしついには一糸纏わぬ姿になりました)
かのん「じゃあ恋ちゃんのも脱がすね」
恋(言い終わらない内にかのんさんは私の服に手を掛け私も全裸にされてしまいまし)
かのん「ほら、もっとくっ付こ」
恋「あ…温かいです」
恋(かのんさんに完全抱きしめられて直接お互いの体温と肌の感触かダイレクトに脳伝わってなんだかくらくらします)
かのん(あぁぁぁぁ!凄い気持ちいいけどこの先はどうすれば??いよいよ触る?他にしなきゃいけないことなんだっけちゃんと予習したはずなのに)
恋「あの…かのんさんもし嫌でなければきすしてもいいですか?」
かのん「うん!んんっ!」
かのん(いきなり恋ちゃんの唇が重なってきて私の唇を吸うようにキスしてる)
かのん(ダメ!舌まで吸われてる)
恋(正直なところこれで合ってるのか分かりませがかのんさんが愛おしくてたまりません)
かのん「ジュルッツ!!恋ちゃんストップストップ息が出来ない」
恋「ごめんなさいつい夢中になってしまいました」
かのん「ううん、スゴく嬉しいよ」
恋「あのー…申し訳無いのですがもう一つお願いがあります」
かのん「何かな?」
恋「ゴニョゴニョ」
かのん「いいよ!おいで恋ちゃん!」
かのん(まさか胸の大きい恋ちゃんの方が授乳プレイしたいだなんて)
恋「かのんさんかのんさんチュパチュパ」
かのん「はーい恋ちゃん美味しいですかー?」
恋「んーママーチューチュー」
かのん(ママ?そっか恋ちゃんは普段しっかり者だけど癒えることのない大きな心の傷を負ってるんだよね。私で少しでも恋ちゃんをいやしてあげらるのなら)
かのん「恋ちゃんは可愛いでしゅねー」
恋(あぁかのんさんに頭を撫でられる度に心の隙間に温かい気持ちでみたされます)
かのん「恋ちゃん次は2人同時に気持ちよくなろ」
恋「ふぇ!?」
かのん(まだぼーっとしてる恋ちゃんの足を広げて自分の股と恋ちゃんの股を密着せせてゆっくりと動かす)
恋「あっ!あっ!かの、んさんこれ気持ち良すぎて」
かのん「私の胸吸ってるだけで下の方びしょびしょじゃん」
恋「ああぁっ!ダメです言わないで下さい」
かのん「じゃあこっからペース上げてくよ」
恋「あっ!ちょっ!ダメっ!」
恋(かのんさんが擦り合わせるペースを上げた事で部屋中にお互いの水音が響き渡ってます)
恋「かのんさん!そんなにしたらもう…」
かのん「わ、私ももう限界かも恋ちゃん一緒にイこう」
恋「はい!あっもうダメっ私イっちゃいます!あっあああああああー!」
かのん「うんっイくイくんんんんんん!!」
恋「ハァハァ…」
かのん「ゼェゼェゼェ…」
かのん「やっと落ち着いてきたね…」
恋「はい…なんとか」
かのん「じゃあさ、一緒にお風呂入らない?」
恋「はい///」
かのん「よーし洗いっこしよ!まずは私が洗ってあげるね」
恋「ありがとございます!」
かのん「ところでさーさっき私の事が好きって言ってくれたけどそれっていつから?」
恋「言わないとダメでしょう?」
かのん「うん!気になる」
恋「すーはー 実はかのんさんがクゥクゥさんからスクールアイドルに誘われてるのを見たときからです」
かのん「それかなり最初じゃん!!」
恋「はい、この人には何かパワーがあると感じて一目惚れみたいなものです」
かのん「でもその頃の私たちって仲悪いってレベルじゃなかったよね?」
恋「はい…ってさっきからかのんさんは私の胸ばかりを洗っているのですか!?」
かのん「ゴメンゴメン、さわり心地良すぎてつい」
恋「全くもう…あの頃の私は母の事を引き摺り学校を存続させなければならいというプレッシャーそして物理的な業務に押しつぶされそうになっていました」
かのん「思い出させてごめん」
恋「良いんです。そしてスクールアイドルかのんさん達がする事母と同じ挫折を味合わせてしまうかもと言う恐怖と仮に成功した場合には好きになってしまったかのんさんが遠くに行ってしまうと言う恐怖に駆られていました」
かのん「そうだったんだ」
恋「私の方こそ謝らないといけませんつい意地を張って権限を振りかざしかのんさん達の邪魔をしていたんです」
かのん「でも恋ちゃんに拒絶されたことで絶対負けないって気持ちも生まれて結果リエラも結成されあの結果を残せたんだよしかも恋ちゃんと一緒に」
恋「かのんさん…ごめんなさい嬉しいのに涙が止まりません」
かのん「私の前では我慢なんかしないでいいよ」
恋「ありがとうございますかのんさんありがとうございます」
かのん「少しは落ちついたかな?」
恋「やっぱりかのんさんの胸の中では安心できます」
かのん「お風呂上がる前にもう一回キスしよっか」
恋「はい!ムチュチュパ」
かのん「ンーチュッレロ」
恋「ふふふ」
かのん「えへへ」
恋「そう言えばかのんさんが私のことを好きになってくださったのはいつ頃なんですか?」
かのん「それは恋ちゃんが色々抱え込んでるのが分かってきたときかな?恋ちゃんの家に行った時にはなんとかして支えてあげたいって思った」
恋「私たちもう少し早くお互いの気持ちを伝えていれば…」
かのん「そうかな?今でも最高に幸せだよだから後悔なんて私はしてないよ!思い出だってこれから沢山作れば良いと思うし」
恋「そうですよね!私もこれ以上ないくらい今が幸せって胸を張って言えます!」
後日
かのん(バックミラー確認して…巻き込み確認して…)
恋「見てくださいかのんさん!わんちゃんです!散歩していますよ!」
かのん(ウィンカー出してからブレーキ…だったよね…)
恋「見てくださいかのんさん!セブンイレブンの隣にローソンが建っています!」
かのん(車間距離ちょっと近いかな…)
恋「見てくださいかのんさん変なゆるキャラがいますよ!!」
かのん(恋ちゃんうるさいな、なんか集中力も切れてきた)
恋(あ、かのんさんお疲れの様ですね)
かのれん「あの“お城”で休憩していかない?(いきませんか?)」
同時に同じ事を発言した驚きと内容の恥ずかしさからハニカミあったが車しっかり“お城”の方へ向かっていったのであった。
FIN
良いスレだった
おつかのれん
乙
続きが書かれないかなぁと思ってた定期スレにとうとう続きが…
この調子でかのれんSS増えてほしい
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1683628142/
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