『イナ川の歴史と生態』 著 御台場生物大学教授 稲際伊奈夫【ラブライブ!虹ヶ咲】

ラブライブ

『イナ川の歴史と生態』 著 御台場生物大学教授 稲際伊奈夫【ラブライブ!虹ヶ咲】

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1: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 22:13:18.16 ID:4qpOwKBr
  はじめに

私とイナ川との出会いは小学校4年生のときだった。里帰りで祖父の住む村を散策していたら、イナ川がいたのだ。電柱にもたれ掛かりながらこっちを見ていた。手頃な石を拾っては、また落とす。そして「どうでしょうか?」という感じでまたこっちを見る。私は、イナ川のその仕草に心を奪われた。
祖父が「ああイナ川だ。珍しいな」と言って、持っていたフリスクをあげようとした。しかしイナ川は興味なさそうに首をかしげると、そのまま森の方へゆっくり歩いていった。
その後、イナ川のことが知りたくて図書館で図鑑という図鑑を読み漁った。しかし、野生のイナ川のことはほとんど書いていない。それどころか、描かれ方が図鑑によってまちまちで、かえってわからなくなってしまった。
そこで私は、野生のイナ川を自分で研究しはじめることになる

2: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 22:18:11.29 ID:4qpOwKBr
イナ川の被害に関する報道があれば、新聞の関連記事を切り抜き、スクラップブックにおさめた。
中でも印象的だったのは、1974年のワシントンタイムズに掲載されたハロウィンの出来事だ。
欧米のハロウィンでは日本のようなコスプレ祭りではなく、収穫祭として飾り切りのカボチャ、ジャックオランタンを飾るのが一般的である。
それがイナ川の変態期とたまたま重なり、ジャックオランタンとイナ川の見分けがつかず、イナ川が街で大繁殖する事態になったのだ。
「よく見てみたらなにもかもが大失敗だった」という意味の慣用句『Halloween-INAGAWA』はこれに由来するものである(第2章「イナ川とメディア」参照)

3: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 22:22:05.63 ID:/hGwK6l5
とんでもないな

4: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 22:32:32.01 ID:4qpOwKBr
やっかいなことに世界におけるイナ川の扱いというのは様々で、国によってはイナ川は神様として扱われているため、滅多なことは報道できないものである。
私は日本と欧米でイナ川の扱いの違いに驚き、こうしてはおれぬとイナ川研究に更に熱中していったのだ。
ここから記すことはそういった日本におけるイナ川の常識を覆すような内容になるのかもしれない。しかしイナ川とは非常にあいまいで謎の存在であるため、本書に記されるあらゆる情報が間違いである可能性もはらんでいることは留意いただきたい。

本書は5つの章に分けて構成されている。

1章 イナ川と日本人
2章 イナ川とメディア
3章 イナ川と戦争
4章 イナ川と文化
5章 イナ川と人類の未来

また、各章の間にはミニコラムや大喜利コーナーもあるので楽しんでいただきたい。
皆さんもイナ川を知ればその魅力に心を奪われることとなるだろう。
インドのことわざに「イナ川を知ってからの人生は、イナ川を知る前の人生と、何ら変わらない」というのがあるが、私はそうは思わない。
それでは、第1章からどうぞ。

5: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 22:33:32.42 ID:4qpOwKBr
(第1章~第5章 全略)

6: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 22:35:09.62 ID:4qpOwKBr
  あとがき

いかがだっただろうか『イナ川の歴史と生態』
初版が発売されたのち、各方面から諸注意とご指摘をいただいた。ここに注釈と訂正を記載する。

7: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 22:43:37.07 ID:8CsXPnur
略すな

8: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 22:56:38.56 ID:M1PYmH1J
俺の田舎の伊豆大島では海で遊んでると大人に「しょうもん(水遊び)ばかりしているといなぐぁ(イナ川)がくるぞ」って声かけられたもんだ

9: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 22:57:38.29 ID:4qpOwKBr
まず『はじめに』にて祖父がイナ川にフリスクを与えようとする描写があったが、これは国によっては侮辱行為に当たるため修正すべきとのアドバイスをいただいた。
これに関しては4章にて明記している通り、各国のイナ川文化と日本のイナ川文化を混同すべきではないという私の主張に基づき、訂正はしないこととする。
貴重な意見は大変ありがたいが、そう目くじらを立てないでいただきたい。
ただ、イナ川にフリスクを与えると最悪の場合死に至るため、その点に関してはご注意いただきたい。

10: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:01:01.52 ID:4qpOwKBr
次に『第1章』において「アジア初のイナ川の繁殖に成功したのは上野動物園」と記載したが、シンガポール動物園の方が若干早いそうだ。
しかし、これはシンガポールの国ぐるみの嘘であると私は見ている。

11: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:09:08.74 ID:GzqHd2wZ
気になる

12: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:09:40.76 ID:4qpOwKBr
第2章「イナ川とメディア」において「深刻なイナ川被害」に関する新聞記事を紹介したが、これはあくまで当時の記事であり、その内容は参考にしないでほしい。
念のため、現代に置ける害獣としてのイナ川対処法をここに記載しておく。
まず害獣イナ川の三原則「巣を作らせない」「卵を産ませない」「情けをかけない」というのがまず大切。
もし家にイナ川の巣を見つけたら、専門の駆除業者を呼ぶのが基本であるが、イナ川駆除の民間業者は全行程に3000円割り増しで請求してくるため、小規模のモノであれば個人で駆除することも考えられる。
もし巣が見つかり、イナ川が産卵していた場合は、3000円を払い、卵と共にそっとお引き取り願おう。巣はコンビニやスーパーなどで売られている専用の袋に入れて口を堅く縛ったのち、役所に持っていくと3000円は還ってくるので安心だ。

13: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:15:20.34 ID:Fo1n3T3K
何だこのスレは…

14: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:17:33.89 ID:4qpOwKBr
第3章「イナ川と戦争」の中に書いた「3年間イナ川と共に過ごした少女たちの記録」を読んだ出版社の方から、取材中に私がイナ川をあんなようなふうにしたことが、ワシントン条約に違反しているかもしれない、とのご指摘があった。(P132 写真1参照)
しかし、あんなようなふうになっているイナ川を見た彼女たちの笑顔(P134 写真2参照)を見れば、あんなようなふうなことをやって良かったと思えるのは読者とて同じことだろう。
実際のところ、イナ川輸入規制にたいする政府と国連の見解の相違については未だに論争が絶えない。
最も優先されるべきは、イナ川の意思ではないか。そんなようなふうに思う。

15: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:22:25.49 ID:4qpOwKBr
第4章「イナ川と文化」において「中国企業のはたらきによって普及したため、イナ川と笹の分布は非常によく似ている」と記載した。これは中国人記者への電話取材によるものだったのだが、翻訳に誤りがあった。
正しくは「中国企業の社長令嬢の留学先の友人が、イナ川とパンダが大好きだった」ということだった。

16: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:23:51.13 ID:4qpOwKBr
第5章「イナ川と人類の未来」の中の一文に誤りがあったため、ここに訂正する。


「イナ川によって人類は滅亡する」


「イナ川によって人類は滅亡しない」

29: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/29(木) 01:09:23.59 ID:iLrPjbuo
>>16
真逆なんだが

17: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:25:49.45 ID:eBT49a2j
訂正多くない

18: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:28:53.34 ID:Ev1NWbUs
>>3年間イナ川と共に過ごした少女たち
かすみん、りなりー、しずく、果林(留年)

19: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:31:38.03 ID:YFVjsur7
果汁グミとかネットにぶらさげて一晩待つと朝にはイナ川が絡まってるよな

20: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:38:24.59 ID:4qpOwKBr
最後に、本書『イナ川の歴史と生態』をまとめるにあたって取材に協力してくれた、日本生物学連盟の相良会長、文化人類学者の小泉教授、素敵な挿絵を描いてくださった前田しずくさん、P84のイナ川の求愛行動のポーズの撮影に協力してくれた舞踏家の田中ミドルシュート璃奈さん、イナ川大喜利のコーナーに答えてくださったお笑い養成所POMの皆さん、付録の寝姿勢矯正安眠まくらをデザインしてくれたスヤピ物産さん、本当にありがとうございました。

21: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:40:59.61 ID:4qpOwKBr
学名:ニッポニア・イナガワ・パラドキシア。パラドキシアとは不可思議なもの、難問、矛盾。つまり正体は謎のまま、その存在を認めざるをえないという生物。
イナ川に対する人々の興味が尽きることはない。
インドのことわざに『イナ川を知ってからの人生と、イナ川を知る前の人生は、何ら変わらない』というのがある。
本書を書き終えた今、その意味が少し分かる気がする。

稲際伊奈夫

22: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/28(水) 23:42:31.26 ID:4qpOwKBr
参考 こばなしけんたろう 幻冬舎 『新生物カジャラの歴史と生態』より

インドのことわざのスレを見て書きたくなって書きました
まとめないでしょうけれど、まとめないでください

23: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/29(木) 00:09:41.69 ID:THE4NXId
なにこれ

24: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/29(木) 00:19:41.97 ID:sXLi9ngM
イナ川とはなにか(哲学)

25: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/29(木) 00:39:00.51 ID:X4F971z6
書かれてることがことごとく適当で笑う

26: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/29(木) 00:41:23.23 ID:3tbV5KO9
とても良い著書でした
これは世に広く知られるべき

27: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/29(木) 00:43:00.84 ID:8Rp8PvwW
タモリさんのネタでありそう

28: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/29(木) 00:56:12.70 ID:T+9tu3kW
民明書房から出てそう

31: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/29(木) 02:44:22.11 ID:rgSa6wdn
コバケンかなと思ったらやっぱりコバケンか

32: 名無しさん@トレンドロケット 2023/06/29(木) 07:47:18.18 ID:qEBPs7y5
面白かった
第1~5章も見たい

引用元:https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1687957998/



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