璃奈「私、ジンギスカン食べてみたい……!」【SS】
かすみ「やっほ~、可愛いかすみんが東京に帰ってきましたよ~!」
栞子「ただいま帰りました。」
璃奈「かすみちゃん、栞子ちゃん。おかえりなさい。」
しずく「おかえり、二人とも。パフォーマンスとても素敵だったよ!」
かすみ「でしょでしょ~?もっと褒めて~。」
栞子「ありがとうございます。最後だったので、無事に終われてホッとしました。」
璃奈「そんなことより、早く。例のものを。璃奈ちゃんボード『お腹ペコペコ』」
かすみ「そんなことって何!?そんなりな子にはお土産無しだよ?」ムキーッ
璃奈「ああ、ダメ!かすみちゃんかわいい。美人。好き。」
しずく「わかるなあ。早くみんなでのライブもやりたいよね。」
かすみ「というわけで。かすみん部長よりおみやげですっ!」
璃奈「おぉぉ、ジンギスカン!」
栞子「お土産、たくさんあって何を買っていいか迷ってしまいますね。」
かすみ「そうだ!しず子とりな子に電話してみようよ。」
prrr……
璃奈「しずくちゃん、スマホ鳴ってるよ?」
しずく「あれ、電話?かすみさんからだ……もしもし、かすみさん?うん、璃奈さんもいっしょだよ。えぇ?うん……」
しずく「璃奈さん、かすみさんが、お土産なにがいい?って言ってるんだけど……」
璃奈「私、ジンギスカン食べてみたい……!」
栞子「ええ、予想外すぎて思わず笑ってしまいましたね。」
しずく「なんか、焼き方があるみたいだけど、ちゃんと焼けるかなあ。」
璃奈「大丈夫。ジンギスカンのプロをお招きしている。こちらへどうぞ。」
璃奈「ええ、アイコン羊さんなのに……。繚乱でも羊が一匹って……。璃奈ちゃんボード『しょんぼり』」
彼方「いや、アイコンの羊は断じてそういう意味じゃないからね?あと繚乱の歌詞もそんな意味だっけ、おかしいなあ。」
栞子「でも、ジンギスカンを焼くにはあの尖がった鍋がいるのではないですか?テレビなどで見たことがあります。」
彼方「それは大丈夫みたいだよ~。さっき動画で観たけどホットプレートの焼き方もあったよ。」
侑「うへぇ、重いよ~、待ってよ歩夢~。」ヘチョヘチョ
愛「おーっす!おお、かすかす久しぶりじゃん!ってあれ?せっつーとランジュは?」
かすみ「かすかすじゃありません、かすみんです!!」
栞子「二人はここに来る前に野菜などを買いに行ってます。もうすぐ帰ってくるはずですが……」
せつ菜「もう少しでエアコンのきいた部室ですよ!ランジュさん!」
歩夢「ふふふっ、来たみたい。」
ガララッ
せつ菜「ただいま帰りました!!」
ランジュ「きゃあっ!涼しいわ!ここは天国ね!」
彼方「お帰り~2人とも。これであとは……」
ミア「子犬ちゃん帰ってきて、せっかく静かだったのに、また騒がしくなるじゃないか。」ヤレヤレ
かすみ「子犬ちゃんじゃないよ!!」ムキーッ
果林「そんなこと言って、何時の飛行機で帰ってくるんだって気にしてたのは誰だったかしら?」
ミア「なっ……!あれはそうじゃなくて!いつまで平和な部室が……」
果林「はいはい、わかったわよ。」
かすみ「あっれぇ~?ミア子寂しかったの~??」ニヤニヤ
ミア「うるさいなぁ!」
ジュウゥゥ~
璃奈「おいしそう。璃奈ちゃんボード『じゅるり』」
しずく「お肉に付いてたタレで野菜を煮るんですよね。」
彼方「後でうどんとか入れても美味しそうだねぇ。」
歩夢「いい匂い、お腹空いてきちゃった。」
ランジュ「そうね、ガラナとリボンナポリンを買ってきたわ!!」
愛「何それ?愛さん見たことないよ!」
ミア「Dr.Pepperっぽい?」クンクン
栞子「北海道ではポピュラーなドリンクだそうです。滞在中ランジュが気に入ったみたいです。」
かすみ「えぇっ!?かすみん!?」
愛「よっ!!部長!!」
せつ菜「昨日L・O・V・Eコールで会場を揺らした私たちのエースです!」
かすみ「えぇ、そんなに言われると照れちゃいますねぇ……じゃあ、ここはかすみんが……」
かすみ「えぇ、みなさん……!!6都市18公演、にじたび、お疲れ様でした!!またこれから、次のライブに向けて頑張っていきましょう。かんぱ~い!!」
みんな「かんぱ~い!!」
歩夢「初めて食べたけど思ったより全然クセ無くて美味しいね。」パクパク
栞子「生後一年未満のラム肉は生後1年以上のマトンに比べてクセがなく、ジンギスカンの初心者向けだそうです。」
歩夢「へぇ、そうなんだ。生後一年って聞くとちょっぴり可哀想だけど……」
璃奈「柔らかくておいしい。すき。」パクパク
侑「でもいいなあ、みんないろんなとこ行けて。私は東京だけだったからね~。」
彼方「私と果林ちゃんも大阪だけだったもんね~。」
果林「まあ、またやればいいじゃない?」
侑「おっ、いいね。次はどこでやろうか!?」
璃奈「私は松山がいいなあ。終わったら温泉でゆっくりできる。」
ランジュ「それならアタシは香港でやりたいわ!」
ミア「じゃあボクはNYCだね!」フフン
ランジュ「あぁ、ずるいわ!じゃあアタシは……月?」
ミア「何で競い合いになるんだよ!ていうか月は流石に無理だろ……」
せつ菜「初めて宇宙でライブをしたスクールアイドルとして語り継がれますね!!」
栞子「北海道にもまたいつか行きたいです!」
果林「まあ、私たちらしいじゃない。」
しずく「夢がどんどん広がりますね!」
愛「夢は多ければ多いほうが楽しいじゃん!愛さん今からワクワクしてきたよ!」
薫子「……。」テクテク
薫子「……。うん?なんかいい匂いね。焼き肉?」
薫子「ここは……あの子たちの部室……」
薫子「あんたたち何やって……」
栞子「あっ、姉さん。」
侑「薫子先生!先生も食べますか??」
薫子「あのねぇ……私だって一応実習といえど教師なんだよ、部室で焼き肉は流石に見過ごせないよ。」
ランジュ「なによぅ薫子、そんな堅いこと言わなくていいじゃない!」
薫子「じゃあここは……ランジュの反省文で許してあげるよ。」
ランジュ「えぇ~、そんなぁ~!!」
みんな「あはははは」
おしまい
りなりーが1人さみしくジンギスカン食べるようなスレじゃなくて良かった…
引用元:https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1689659973/
<!–
G-ADS–>
コメント