【SS】夏休みにLiella!がやってきた!【ラブライブ!】

ラブライブ

【SS】夏休みにLiella!がやってきた!【ラブライブ!】

1:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:14:32.21 ID:0SkXTzRr

音ノ木坂学院 部室

  
  
  
絵里「…あー…お腹痛いわー…」ギュルルッ

穂乃果「どうしたの?大丈夫?」

海未「何か変な物でも食べたんですか?」

希「あー絵里ちなら有り得るなぁ…この間も亜里沙ちゃんから貰ったスライムを餅と間違えて食べてたしな」

にこ「えぇ…?あんたいくらなんでもそれは無いでしょ…」

絵里「い、いやっ…餅じゃないわよ!流石に餅だとは思わないわよ!あれはそう…確かゼリーと間違えて食べたのよ!」

にこ「どっちにしろ食ってんじゃないの」

穂乃果「ンフッwww」

海未「いや…スライムとゼリーって結構見分けが付くと思うんですけど…」

希「絵里ちはおっちょこちょいやなぁ…」

絵里「あー…それよりもお腹痛い…これはあれね…きっとさっき食べ過ぎたチョコレートが原因ね…」

希「絵里ちチョコ好きやな」

にこ「チョコで腹壊す事ってあんの?」

穂乃果「あんまり無いよそんな事って」

絵里「いやもう…間違いないわ…きっとチョコレートのせいよこれは…」

???「あっ!いたいた!こっちだよ!」スッ

にこ「ん?…ゲッ!?」

穂乃果「うわっ…」

 

2:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:17:25.39 ID:0SkXTzRr

かのん「…ほら!にこちゃんいたよ!にこちゃん!」チョイチョイ

メイ「お、おうっ///」スッ

四季「…」スッ

絵里「うわぁ…また来たのねあなた達…しかもまたレオタード着て…」

希「何か1人増えてるやん…」

穂乃果「というかにこちゃんって…とうとう先輩呼びじゃなくなっちゃったよ…」

かのん「ほら!早く行きなって!」

メイ「お、おうっ///」スッ

にこ「……何よ?」

メイ「あ、あのっ!にこ先輩っ!私、バレンタインのチョコレート作ってきました!」

にこ「…は?何言ってんのあんた…?今日何日だと思ってんの…?」

絵里「今は夏休みよ…?何で今更バレンタインのチョコなんか…」

希「遅すぎやろ渡すの…もう半年も経ってるやん…」

メイ「あの、遅くなってすいません!」

にこ「いや…まあいいけど…」

メイ「それであの……付き合ってください!」スッ

希「なんでやねんwww」

穂乃果「いきなり直球で来たねwww」

にこ「何でよもう…あんた前にも言ったでしょ?にこそんな気ないからいらないって…」

かのん「ほら、受け取りなよ!」

にこ「ンフッwww」

絵里「ンフフフッww」

希「かのんちゃん全然成長せんなぁwww」

海未「あの…この方達は?」

穂乃果「ああそっか、海未ちゃんあの時いなかったんだよね?実はね……………」

 

3:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:18:17.83 ID:0SkXTzRr

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前回、にこの誕生日に熱烈な愛の告白をしにやってきたLiella!のメンバー米女メイ、にこが主演するドラマの撮影現場まで押しかけ交際を迫ったものの、メイの愛は決して叶わなかった。
そして今回…夏休みにまたまた、Liella!がやってきた!
前作↓

 

6:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:19:19.03 ID:0SkXTzRr

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穂乃果「…っていう事があったの」

海未「はぁ…」

メイ「これ受け取ってください!」スッ

にこ「だからいらないのよ…」

かのん「そんな事言わないでよ。だってにこちゃんの為に髪の毛も伸ばしたんだよね?」

メイ「///」コクッ

絵里「…そういえばあなた髪の毛元通りになってるわね」

穂乃果「え…それ地毛なの…?カツラじゃなくて…?」

希「流石に嘘やろ?先週坊主になったばっかりやん…」

メイ「にこ先輩の為に気合いで伸ばしましたた///」

希「いやっ…気合いでどうにかなる訳ないやろ…どうなってんねんメイちゃんの体質…」

メイ「とにかく付き合ってください!」スッ

にこ「何でよもう…鬱陶しいわね…」

 

7:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:21:28.44 ID:0SkXTzRr

希「ちょいちょいメイちゃん、にこっち迷惑してるやん…この前もそうやけどな?」

絵里「そうね、あなた達にこの気持ちも考えてあげて?」

メイ「うっせぇな!テメェらには関係ねぇだろ!」

希「は?いやいや…関係ないけどもな?」

穂乃果「あの…言っておくけどメイちゃん、希ちゃんは先輩だから口の利き方には気を付けた方がいいよ…?」

海未「そうですね、それはちゃんと守らないといけませんよ?」

かのん「いやもうこっちの話だからホント…話に入ってこないでよ」

穂乃果「いやっ…こっちの話って…かのんちゃんもさっきからにこちゃんにこちゃんって呼んでるけどもさぁ…ちゃんとにこちゃんには先輩ってつけないとダメだよ?」

かのん「あんただって呼んでるじゃんにこちゃんって」

穂乃果「いやっ…それはμ’s内では先輩後輩無しにしようってグループの決まり事みたいなものだから…かのんちゃん達はμ’sじゃないでしょ?」

メイ「意味が分かんねぇんだよ!」

希「えぇ…?いや分かるやろ今のは…?」

メイ「あぁ?何だよ工 まんじゅう?何だ工 まんじゅう?テメェだよ!」スッ

穂乃果「………エ、工 まんじゅう!?穂乃果が!?」

かのん「どう見ても工 まんじゅうじゃん!」

希「ンフフフフッwww」

絵里「www」

 

8:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:22:55.75 ID:0SkXTzRr

穂乃果「どういう事なの!?」

メイ「うっせぇよ工 まん!!黙ってろよっ!!」

穂乃果「ちょっ…その言い方はやめてよっ!卑猥に聞こえるから!」

海未「ちょっとあなた!さっきから聞いてれば失礼じゃないですか!そんなの先輩に言う事じゃ……」

メイ「うっせぇよテメェ!!喋んじゃねぇよっ!!暗くなるからよ場がよぉ!!」

絵里「ンフフフフッwww」

にこ「www」

希「そんな事ないやんwww普通に明るいやんwww」

海未「何なんですかあなたその口の利き方は!?初対面ですよねぇ!?」

メイ「テメェセンターで歌ってもパッとしねぇんだよっ!!」

海未「はぁっ!?」

穂乃果「ちょっ…そんな事ないでしょ!それは言っちゃダメだよ!」

メイ「キャラがあからさまなんだよっ!!」

希「ンフフフフッwww」

絵里「wwwあなた怖いもの知らずねホントwww」

 

9:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:24:24.97 ID:0SkXTzRr

にこ「www……もういいでしょうが!うるさいのよあんた達!もう帰んなさいよ!」

希「そうやな、もう帰った方がええで自分ら」

メイ「帰れじゃねぇよ!!何だこのドムトルーパーがこの野郎っ!!」

穂乃果「ドムトルーパーwww」

希「何で数ある機体の中でドムトルーパーをチョイスしたんやwww」

絵里「ンフッw…まあまあ、確かに希はよくドム系の機体で揶揄られてるけども」

海未「フフフフフッwww」

希「ちょっ…やめえや絵里ちまでそんな事言うの!」

絵里「いやごめんホント…あのーメイちゃん、私達ただ仲の良い友達同士でここに集まってる訳じゃなくてね?部活動をやるからここに集まってるのよ。だからもう帰ってちょうだい?」

メイ「ああ?何だよむっつりハラショーがこの野郎!」

絵里「ンフフフフwww」

穂乃果「どういう意味なのwww」

希「満遍なく攻撃してくるやんwww」

メイ「相変わらず人の弟のチンポ弄ってばっかりか?あ?」

穂乃果「ンフフフフッwww」

希「自分めっちゃイジってくるやんそのネタwww」

絵里「ちょっ…やめなさいよそれ!流石にあれでもう懲りたわよ!」

 

10:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:25:06.53 ID:0SkXTzRr

かのん「あんたが何とかしなさいよじゃあ!」

メイ「そうだよ!!何とかしろよ!!」

かのん「こういう時はむっつりハラショーが何とかすっwんじゃないのっ…www」プルプルッ

にこ「www」

穂乃果「ンフフフフッwww」

希「かのんちゃんセリフ噛むのはやめようやwww」

絵里「www…埒が開かないわね…あなた達ちょっとこっち来てちょうだい」スッ

 

11:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:26:21.17 ID:0SkXTzRr

スタスタ

メイ「…何とかしろよお前がよぉ!!」

穂乃果「ちょっと落ち着こうよ…にこちゃんのことも考えようよ…」

希「あのなメイちゃん?前にも言うたけどにこっちのタイプが違うねんって」

海未「それでも渡したいんですか?」

メイ「当たり前だろうが!」

かのん「その為に来たんだから!」

四季「…」

絵里「うーん…そこまで言うなら教えるけど…確かにこは前にこんな事言ってたわよね?何か練習終わりに、自分は鼻にザリガニ挟んでも顔色一つ変えない女の子が大好きだって」

穂乃果「あ、そういえば言ってたねそんな事!」

希「結構マジな顔で言ってたもんな?」

海未「あーそうですねぇ…これは実話ですよ本当に」

メイ「…本当か?」

四季「…でも、ザリガニなんてここにいるわけがない」

絵里「うーん…まあそうよねぇ…部室で飼ってる訳でもないし…」

希「そうやね…急にそんな事言われても用意出来んし……」

かのん「ああーーーーーーーーーーーーっ!!?」

絵里「…え?何?どうしたの?」

 

12:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:27:21.30 ID:0SkXTzRr

かのん「あれ!」スッ

  

  
ザリガニのハサミ「…」

  

  
かのん「ザリガニのハサミじゃん!」

海未「え?」

穂乃果「えぇ…?嘘でしょ…?」

希「何でウェットティッシュのボトルから飛び出てんねん…」

 

13:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:28:48.47 ID:0SkXTzRr

かのん「ほら見て!」パカッ

ボトボトボトッ

ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」
  

  
穂乃果「えっ!?何これ!?」

希「うわっ!めっちゃおるやん!」

絵里「こんなにいらないでしょ…」

かのん「凄い…!これで出来るじゃん!やったじゃんメイちゃん!」

四季「やれる、メイなら」ポンッ

かのん「挟めんじゃん!」

メイ「お、おぉ…!」

絵里「ンフフフフ…ww」プルプルッ

希「相変わらずグレード低いなぁwww」

穂乃果「ンフフフフッwww」

 

15:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:34:28.05 ID:0SkXTzRr

かのん「…あぁっ!?メイちゃん大変っ!」スッ

海未「え?どうしたんですか?給水ポットなんか持ってきて…」

かのん「ほらっ!ここにも!」パカッ

ボトボトボトボトッ

ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」ザリガニ「…」

ウジャウジャウジャ
  

かのん「ザリガニがいるよ!」

穂乃果「うわああぁっ!?気持ち悪いっ!!」

希「何でポットからザリガニが出てくんねん!?気持ち悪っ!!」

絵里「軽くゲシュタルト崩壊しそうだわ…」

海未「ちょっ…それ私達がいつも使ってるポットじゃないですか!何て事してくれたんですか!?」

希「もうあのポット使えんな…」

 

16:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:35:53.75 ID:0SkXTzRr

かのん「これで挟めるじゃん!やりなよメイちゃん!」

四季「go to」

メイ「お、おう…」ドンビキ

穂乃果「あ、そういえばメイちゃん虫系苦手なんだっけ?」

希「いやまあこれは無理ないわ、虫得意な子が見てもドン引きするでこれ…」

海未「あの、無理しなくていいですよ…?」

絵里「そうね…正直私もあそこには近づきたくないわ…」

かのん「やりなよメイちゃん!」

穂乃果「ンフッwww」プルプルッ

海未「ンッwww」プルプルッ

希「そのテンプレみたいな言い方やめーやっ…」プルプルッ

メイ「わ、分かった!やってやるよっ!」スッ

希「いやっ…やめといた方がええって…」

穂乃果「もう帰ってよ…部室がザリガニ臭いよ…」

 

17:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:36:55.80 ID:0SkXTzRr

かのん「いくよ?」ヒョイ

メイ「っ…うぅ…っ!」ビクビクッ

絵里「もうやめなさいって…正直にこの好みに合わせてまでやる事じゃないわよ…?」

海未「そうですよ…一体誰がそのザリガニ掃除すると思ってるんですか?」

希「ンフッwww」

かのん「もうちょっとだよ!」スッ

メイ「っ…っ…っ!」ビクビクッ

ザリガニ「!」ギッチョンッ!

メイ「ッッッ!!?ッア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ッ!!!!!!!イ”ッッッッタ”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ァッッッッッ!!!!!」ギチギチッ!

※危険ですので真似しないでください
  

絵里「ブフフフフッwww」

海未「フフフフフッwww」

希「声デカイねんwww」

穂乃果「ザリガニってあんな挟む力強いんだwww」

 

18:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:37:50.87 ID:0SkXTzRr

  
ザリガニ「…!」ギチギチギチッ

メイ「ア”ア”ア”ーーッッ!!!!!イ”タ”イ”ッッッ!!!!!ア”ッ!!!!?イ”タ”ァア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ッッッッ!!!!!!!!!!」バタバタッ

  
希「ンフフフフッwww」

絵里「ちょっ…メイちゃん!痛がってないでにこに告白しなさい!」

穂乃果「早く!ザリガニが取れちゃうよ!?」

  
メイ「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ーーーーーーッ!!!!!!!!!!」バタバタッ

ザリガニ「…!」ポロッ

メイ「ッッッ…!!に、にこ”ぜんぱいっ!!つ”きあ”って”く”ださ”い”っ…!!!」スッ

穂乃果「いや今ザリガニいないから」

希「鼻にぶら下がってないやん」

にこ「……何なのよあんた鬱陶しいわねぇ!!あっち行きなさいよっ!!」

メイ「っ…」ジンジンッ

 

19:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:38:48.40 ID:0SkXTzRr

海未「いやっ…あなたにこにザリガニ挟んでる所見せないと…」

希「そうやで、鼻にブランブランなってる所見せなあかんねん!」

メイ「イヤッモウムリムリッ…!」ジンジンッ

希「ンフッwww無理って言ってもうてるやんwww」

穂乃果「相当痛かったんだねwww」

絵里「うーん…まあ今回は残念な結果に終わったけどまた次の機会に頑張ればいいわよ…さあ、もう帰ってちょうだい?」

にこ「もう帰んなさいよあんた!!」

穂乃果「ほら、にこちゃんもこう言ってるから…」

希「もう帰ろう?ウチらもこれからやる事いっぱいあんねん」

絵里「にこも段々イライラしてきてるから…」

海未「また来年来てください」

 

20:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:40:02.55 ID:0SkXTzRr

かのん「いやっ…帰る訳にはいかないよ!」

メイ「っ…帰れねぇっつってんだよこっちはよぉ!!」

かのん「どうにかしてよ!」

希「まだやる気なん?」

絵里「うーん…他に何て言ってたかしらにこは…」

海未「えー…何でしょうか…」

穂乃果「んー…まぁ…やっぱりにこちゃんは…鼻系が一番好きなんじゃない?」

絵里「まぁそうね…やっぱりこう、鼻っ柱が強い女の子が好きの様な気がするわね」

希「まあそうやね、それはもう鉄板やな…と言っても例えば、どんなのやねん?」

海未「ほら、例えば…鼻フックとか」

絵里「あー!そうだそれだわ!」

海未「鼻フックを引っ掛けられても全然平気…みたいなやつじゃないですか?」

穂乃果「あ!そうだよ!これはもう間違いないよ!」

希「まぁそれはそうやけど…そんな急には用意なんか出来んやろ!」

穂乃果「いや、まぁ部室にそんなの持って来る子なんてμ’sにはいないし…」

四季「…鼻フックなんて持ち歩いてるわけない」

絵里「うーん…そうよねぇ…ザリガニは偶々いたけど…これは流石に無理よね…」

希「そうそう、毎回そんな上手い事いくわけないやん」

穂乃果「…じゃあ終わりって事でもう……」

かのん「ああーーーーーーーーーーーーっ!!!?」

絵里「っ…」プルプルッ

希「…え、どうしたんや?」

 

21:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:41:05.45 ID:0SkXTzRr

かのん「あれっ…!」スッ

  

鼻フック「」

  

かのん「鼻フックじゃん!」

穂乃果「ええぇっ!?何で部室に鼻フックがあるの!?」

希「嘘やん…誰が持って来たんやあれ…」

海未「これもう偶々で片付けていいんですか…?」

かのん「メイちゃんツイてるじゃん!いけるって!」ヒョイ

四季「いける、メイなら」ポンッ

メイ「お、おぉ…!」

絵里「いやっ…やめときなさいよメイちゃん…鼻がエライ事になるわよ…?」

海未「先端が結構鋭利ですよ?大丈夫ですか?」

かのん「ほら!にこちゃんの前に行こ?」スッ

メイ「おう!」スッ

穂乃果「えぇ…本当にやるの…?」

海未「あれキツいですよ絶対…」

 

22:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:45:11.38 ID:0SkXTzRr

スタスタ

メイ「…あの、にこ先輩っ!」

にこ「…ん?」

かのん「いくよメイちゃん!」スッ

ギュルギュルギュルギュルッ

メイ「…………あぁ……っ………あー……痛い……」ググッ

ギュルギュルギュルギュルッ

メイ「あー痛い………痛い……痛いっ……」グググッ

  
希「かのんちゃんそんなゆっくりやらんでも…」

絵里「もうちょっと早めに糸引けばいいのに…」

穂乃果「あれ地味に痛いやつだよ」

 

23:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:46:06.51 ID:0SkXTzRr

ギュルギュルギュルギュルッ

メイ「ああーっ…痛い…痛い…!痛い!痛い!痛い!痛いっ!」グググッ!

  
海未「ウフフフフッwww」

希「鼻凄いことになってるやんwww」

絵里「フックの先が突き出そうになってるわね」

  
メイ「痛いっ!痛い!痛い!痛い!痛い!痛いっ…!!痛いっ!!痛いっ!!痛いっ!!痛いっ!!っ…にこつゃんっ…!!」スッ

  
希「ンフフフフッwww」

絵里「にこつゃんってwww」

  
メイ「つっ…!つきゃぁってくださっ…ww」プルプルッ

  
穂乃果「ンフフフフwww」

希「ちゃんと喋れてへんやんwww」

 

24:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:46:54.05 ID:0SkXTzRr

にこ「何やってんのよあんた!?馬鹿じゃないの!?」バッチ-ンッ!

メイ「ア”ア”ア”ア”ア”ア”イ”ッタァア”ア”ア”ア”ア”ア”ッ!!!!!」グググッ!

  
絵里「ブフフフフッwww」

希「鼻フック中にビンタはアカンってwww」

海未「鬼ですねにこwww」

  
メイ「っ……!ちょっ…止めてっ!!痛いっ!かのん先輩痛いっ!止めてくれっ!!」グググッ!

かのん「分かった!」パッ

にこ「もう帰んなさいよあんた達!!」

かのん「メイちゃん一回戻ろう!戦略練り直そう!」スッ

メイ「…おう」スッ

 

25:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:47:56.95 ID:0SkXTzRr

スタスタ

メイ「っ…全然ダメじゃねぇかよっ!!」クワッ

かのん「いけるって言ったじゃん!!」クワッ

穂乃果「いやっ…前は本当にそう言ってたんだよ?」

絵里「うーん…おかしいわねぇ…前はそれで学校の後輩と2年程付き合ってた事あるんだけどねぇ…」

希「まあ鼻フックがきっかけでな?」

海未「ンッ…w」プルプルッ

メイ「どうすんだよこれよぉ!!話が全然違うじゃねぇかよっ!!」クワッ

絵里「うーん…あ!そういえば…何か懐のあったかい女の子が好きとは言ってたわね」

希「あ!それやん!」

海未「あーはいはいはい…」

穂乃果「そうだよ!これは本当だよ?」

メイ「…本当か?でも懐の…」

絵里「んー…まぁ難しいわよね…」

穂乃果「懐があったかいなんてどう表現すればいいの?」

海未「これは結構難産ですよねぇ…」

 

26:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:49:03.33 ID:0SkXTzRr

希「うーん…なんかよう分からんけど…例えばほら、カエルとかな?」

穂乃果「え、カエル!?どういう事?」

希「こう、カエルをお腹の中に入れてあっためて可愛がるみたいな…」

絵里「あーそれは間違いなくにこ大好きだわそれ」

海未「ンフフッww」プルプルッ

穂乃果「いやっ…ただね、希ちゃん?そうは言っても場所が場所だから…」

絵里「んー…まぁそうね…ここ部室だから…」

四季「…カエルなんて部室にいるわけない」

希「せやねん、ウチもそれは無理だと分かった上で言ってるから…」

絵里「だから、また用意してきてから来たらいいんじゃない?」

かのん「そんな事言われたって…」チラッ

穂乃果「…それじゃあ今日はもう解散ってことで……」

かのん「ああーーーーーーーーーーーーっ!!!!?」

絵里「ンフフフフッwww」プルプルッ

穂乃果「……どうしたの?」

 

27:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:50:35.41 ID:0SkXTzRr

かのん「これっ…!」スッ

  

Gecottie「…」

  

かのん「ゲコッティじゃん!」

穂乃果「え?ゲコッティ…?」

海未「何かティッシュ箱から足がチラッと見えてますね…」

希「いやっ…嘘やろ…?」

 

28:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:51:12.19 ID:0SkXTzRr

かのん「ほら!見て!」パカッ

  
カエル「…」

  
かのん「これでお腹あっためられるじゃん!」

穂乃果「うわ!デカっ!?」

希「うわ気持ち悪っ!!」

海未「あれはウシガエルですかね」

絵里「なんて威圧感なの…」

 

29:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:52:05.99 ID:0SkXTzRr

カエル「!」ピョ-ンッ!

かのん「いやぁあああっ!!」バッ!

希「うわっ!アカンアカンアカン!!」

穂乃果「もの凄い飛び跳ねてるよ!?」

カエル「!」ピョ-ン! ピョ-ンッ!

にこ「うわっ!!こっち来ないでっ!!」バッ!

希「めっちゃ暴れるやん!」

海未「ちょっ…!誰かあれ捕まえてください!」

カエル「!」ピョ-ンッ! ピョ-ンッ!

メイ「いやぁああああああああああこっち来んなぁあああああああああああああっ!!!!!」バッ!

絵里「ブフフフフッwww」

希「メイちゃん一番ビビってるやんwww」

穂乃果「カエルも苦手なんだねwww」

海未「いや笑ってる場合じゃないですよ!?早く捕まえてください!」

カエル「!」ピョ-ンッ! ピョ-ンッ!

かのん「いやあああっ!!」バッ!

絵里「ちょっ…誰かカエル触れる人いないの!?」

海未「これ以上部室で暴れさせないでください!」

希「子犬ばりの元気やん…」

 

30:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:52:56.32 ID:0SkXTzRr

カエル「!」スッ

かのん「ああっ!?マズイよこれ!」スッ

メイ「おい!出てこい!」ガンガンッ

穂乃果「え、どうしたの!?どこに逃げたの!?」

海未「中に入られたんですか!?」

絵里「棚の下に入られたみたいね…」

希「いやもうアカンってこれ…」

四季「!」スッ

海未「え、どうしたんですか?」

四季「…!…!…!」ゴシッ! ゴシッ! ゴシッ!

海未「ちょっ…何してるんですかあなた!?」

穂乃果「若菜ちゃんどうしたの!?」

希「若菜ちゃん何してんねん!?」

絵里「若菜ちゃん何してるの!?」

 

31:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:53:39.98 ID:0SkXTzRr

四季「…!…!…!」ゴシッ! ゴシッ! ゴシッ!

絵里「そんなゴシゴシして出てくるの!?」

希「ダスキンのオバハンやん!」

穂乃果「ンフフフフッwww」

海未「www」

四季「…!」ガシッ

スッ

カエル「…!」ジタバタッ

穂乃果「あ!捕まえたっ!」

絵里「これで一安心ね」ホッ

 

32:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:54:24.42 ID:0SkXTzRr

四季「…メイ」スッ

メイ「ひっ…!くっ…来るなっ…!」タジタジッ

かのん「頑張ってメイちゃん!にこちゃんと付き合いたいんでしょ!?」ガシッ

メイ「ちょっ…!やめろっ!!離せっ!!」ジタバタッ

四季「take easy」スッ

メイ「い、嫌だっ!離せっ!無理無理無理っ!!マジで無理だからっ!!」ジタバタッ

穂乃果「ンフフフフwww」

希「めっちゃ嫌がってるやんwww」

海未「www」

 

33:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:55:03.52 ID:0SkXTzRr

メイ「嫌だぁああああっ!!ヤダヤダヤダ無理無理無理無理っ!!!ホントにやめろホントにっ!!!!」ジタバタッ

かのん「ほら!暴れないの!」グググッ

四季「takeoff」スッ

カエル「!」スポッ

メイ「いやぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!」ゾゾゾッ

絵里「ブフフフフッwwwwww」

海未「ウフフフフッwwwwww」

希「だから声デカイねんwww」

穂乃果「うわぁw気持ち悪www」

 

34:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:56:35.32 ID:0SkXTzRr

カエル「…!」モゾモゾッ

メイ「ア”ア”ア”ァーッ!!!!!ア”ア”ア”ア”ア”ア”ァーーーーーーッッッ!!!!!いやぁああああああああああっ!!!!!」ゾゾゾッ

絵里「ブフフフフフフフッwwwwww」

希「叫び過ぎやろwww喉枯れるでwww」

海未「ちょっとうるさいですよ!早く終わらせてください!」

穂乃果「ほらメイちゃん!愛しのにこちゃんに早く渡さないと!」

メイ「ア”ア”ア”ァーーッ!!!!!ア”ア”ア”痛い痛いっ!!!!!」トコトコ

にこ「ちょっ…こっち来んじゃないわよっ!!」サッ

メイ「ア”ア”ア”ア”ア”ア”ッッ!!!!!ア”ア”ア”ァーーーッ!!!!!あっ、落ちるっ…………」

希「ンフフフフッwww」

穂乃果「どうしたの?」

メイ「っ……にこちゃんっ………付き合ってくっ!?あ痛い痛い痛い痛いっ…!!」スッ

にこ「来んなって言ってるでしょうが気持ち悪いっ!!向こう行きなさいよ!!」ドンッ

メイ「痛い痛い痛いっ!!ちょぉぉヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイッ!!早く早くっ!!!!!」バンバンバンッ!

海未「フフフフフッwww」

希「ンフッwww何や早くってwww」

穂乃果「どうすればいいのwww」

絵里「早く早くって何よwww」

 

35:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:57:55.27 ID:0SkXTzRr

四季「don’t move」スッ

メイ「っ…!っっ…!」ビクビクッ

四季「…」ヒョイ

カエル「…」

メイ「ッ…グスッ…」ポロポロッ

かのん「よしよし…怖かったねメイちゃん」ポンポンッ

絵里「はぁ〜…何かもうドッと疲れたわ…」

希「ホンマにな…めっちゃ喧しかったわ…」

穂乃果「もう帰ってよ3人共…」

海未「そうですよ!もう無理ですよこれ以上は!」

かのん「帰れじゃないでしょ!?言う通りにやったじゃんか!!」

四季「…話が全然違う」

希「いや違うやん!あんなに怖がってたら懐がデカくないやんか!」

絵里「そうよ、もっと堂々としとかないとにこは振り向いてくれないわよ?」

にこ「ちょっともういいからそれどっか逃しなさいよ!」スッ

カエル「…」

穂乃果「あ、ごめんごめん…すぐ逃がすから」スッ

 

36:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:58:30.17 ID:0SkXTzRr

  

※しばらくお待ちください

  

 

37:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 20:59:11.47 ID:0SkXTzRr

メイ「…おい他に何かねぇのかよ!?」

希「いやっ…もうええやろ?散々酷い目にあってるやんか…」

海未「もう諦めた方がいいですよ…?」

かのん「どうしてそんな事言うの!?メイちゃん苦手なものを我慢して挑戦したんだよ!?恋が実ってほしいと思わないの!?」

穂乃果「いや…別に」

希「正直ウチらの知ったこっちゃないねん」

海未「フフッw」プルプルッ

絵里「うーん…でもねぇ…実際問題、私達もこれで手詰まりだし…他に何か言ってたかしらにこは?」

 

38:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:00:24.04 ID:0SkXTzRr

希「んー…と言ってもなぁ…まあでも、好きなんはやっぱ強引な女の子ちゃうかなぁ…?」

穂乃果「あーまあそれはね?」

希「まあ気の強い強引な女の子やな」

絵里「確かに気の強い女の子が好きとは言ってたわね。今思い出したわ」

メイ「…本当か?」

海未「ええ、これは確かにそう言ってましたよ?何か私はよく分からないんですけど…とにかくメイ、強引ににこの唇を奪ってみたらどうです?」

絵里「あー…そうねぇ…」

希「もうそれでええんちゃうん?」

海未「もう唇と唇を合わせたらきっとにこの感情も何か変わりますって」

穂乃果「そうだよ、もうドーンと言った方がいいよ?うん」

かのん「…メイちゃんだったらいけるよ!」

四季「…いくべき」ポンッ

かのん「にこちゃん落とせるって!」

メイ「お、おぉ…!」

穂乃果「ンフッwww」プルプルッ

希「何かムカつくなぁwww」

絵里「ムカつくわね」

かのん「頑張ってメイちゃん!」

メイ「よ、よし!行くぞ!」スッ

 

39:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:01:21.39 ID:0SkXTzRr

スタスタ

にこ「…」ペラッ

メイ「っ…っっ……」ソ-
  

穂乃果「メイちゃんそっとだよ?」

希「近づいたら強引にいくんやで?」

海未「にこは今読書に夢中で気付いてません!チャンスですよ!」

かのん「いける!頑張って!」
  

メイ「んー……」スッ

にこ「!…何なのよあんた…あっち行きなさいよ…」ペラッ

  
穂乃果「あ、気付かれちゃった…」

絵里「いやもうこの際それはいいわ!とにかく強引に!強引にいくのよ!」

希「ンフフフwww」プルプルッ

海未「フフッwww」プルプルッ

かのん「頑張ってメイちゃん!もういっちゃえ!」

 

40:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:02:35.12 ID:0SkXTzRr

  
メイ「………っ!!」ガッ!

にこ「っ!?ちょっ…何すんのよあんた!?」グググッ

メイ「んー…」スッ

にこ「ちょっ!?何すっ…!!……っっっ!!」ギュムッ!

メイ「イタタタタタッ…!!イタタタタタタタタタッ…!!」ギリギリッ

にこ「っ!向こう行きなさいよ!!」ドンッ!

メイ「っ…!痛ったぁ…!」ジンジンッ

穂乃果「あれ?どうしたの?何かあったの?」

海未「こちら側からは何も見えませんでしたけど」

希「どうしたんメイちゃん?」

 

41:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:03:53.56 ID:0SkXTzRr

メイ「っ…ちねった…」

穂乃果「ちねったwww」

希「ンフッwwwちねったってwww」

海未「それを言うなら抓ったでしょう?」

絵里「www…いや、実はあの子本当は喜んでるのよ。ちょっと長いスパンのイメクラだから」

海未「フフッwww」プルプルッ

希「せやねん、そういう願望があんねんにこっちは」

絵里「抓ってるのにまだ向かってくる!っていうので興奮するみたいな所があるから」

穂乃果「むしろ今はこっちのペースだから」

にこ「っwwそんなわけないでしょうが…ww」ボソッ

希「ンフッwww」プルプルッ

絵里「とにかくもうあなた達3人が協力してにこを取り押さえたら何とかなるんじゃない?」

穂乃果「そうだね…もう3人でやらないとどうにもならないよ…」

かのん「それじゃあ…私達でにこちゃん抑えようか」

四季「…」コクッ

メイ「…行くぞ?」

 

42:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:04:46.09 ID:0SkXTzRr

スッ

にこ「…」ペラッ

かのん「…」ソ-

四季「…」ソ-
  

穂乃果「2人共そっとだよ?」

希「ちゃんとメイちゃんに繋げるんやで?」

海未「気付かれる前に羽交い締めにするんですよ?」

  
にこ「…」ペラッ

かのん「…!」ギュッ

にこ「!…何してんのよあんた…」

四季「!」ガッ!

かのん「!」ガシッ!

にこ「ちょっ…!何よあんた達!?」ジタバタッ

かのん「今だよメイちゃん!」グググッ

四季「now!」グググッ

メイ「お、おうっ///」スッ

  
絵里「あっ、これは良いわね!」

希「ええやん!チャンスやでメイちゃん!」

 

43:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:05:44.98 ID:0SkXTzRr

  
にこ「離しなさいよっ!!」ジタバタッ

かのん「うわっ!?すっごい暴れてるっ…!!メイちゃん早くっ…!!」グググッ

四季「!」グイッ!

にこ「イタタタタタッ…!!だっ…誰よ髪引っ張ってんの!?」グググッ

  
穂乃果「ンフッwww若菜ちゃんwww若菜ちゃん頑張れwww」

海未「若菜www」

  
四季「…!」グイグイッ!

にこ「痛い痛い痛いっ!!イタイイタイイタイイタイイタイイタイッッ!!!!」グググッ

  
絵里「ブフフフフッwww」

希「ンフフフフッwww」

海未「若菜良いですよwww」

穂乃果「凄いね若菜ちゃんwww」

 

44:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:06:29.14 ID:0SkXTzRr

メイ「に、にこ先輩っ///」ン-

にこ「ちょっ…こっち来んじゃないわよっ…!!痛い痛い痛いっ!!」グググッ

かのん「メイちゃんチューしてっ!」グググッ

にこ「やっ…やめっ…!」グググッ

メイ「ンッ///」ブッチュウウウウウウウッ!!

にこ「ン”ン”ン”ーーーッ!!!!!?」ブチュウウウウウッ!!

  
希「いったぁああああああああっwwwwww」

絵里「ブフフフフフフフッwwwwww」

穂乃果「ンハハハハハハハッwwwwww」

海未「ウフフフフフフフッwwwwww」

 

45:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:08:27.34 ID:0SkXTzRr

  
メイ「んんーっ///」ズゥッジュルルルルルルルルッ!!

にこ「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!!?」ジタバタッ!

  
絵里「音www」

海未「凄い舌ねじ込んでますねwww」

希「なっがいなぁwww」

穂乃果「良いよメイちゃんwww頑張ってwww」

  
にこ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!?」ジタバタッ

メイ「……ふうっ///」プハッ!

にこ「っ!!ぶっ〇すわよあんたっ!!!!!?」バキッ!

メイ「痛っ!!ちょっ…グーは流石に…」サスサス

にこ「いい加減にしなさいよあんたらっ!!!!!?」バキッ!

四季「…!」ヨロッ

にこ「っ…!痛ったぁ…!!」

  
絵里「あれ?」

穂乃果「あ、あれ?どうしたのにこちゃん?」

  
にこ「っ!ふざけんじゃないわよっ!!!!!もうにこ仕事だから帰るっ!!」ガチャッ!

海未「あっ!ちょっとにこ!」

希「ちょっ…待っ……」

かのん「あっ…にこちゃん!」

 

46:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:09:59.50 ID:0SkXTzRr

バタンッ!

かのん「…にこちゃん…怒っちゃったの…?」

絵里「ええ…あれはかなりキレてるわね…」

かのん「ど、どうしよう…!?ち、ちょっと付いて行こうじゃあ!早く!今のうちに気持ちを告げないと…!早くっ!!」ダッ

メイ「おう!」ダッ

四季「…!」ダッ

穂乃果「ちょっ…まだ行くつもりなの!?」

海未「ちょっと待ちなさい!……行ってしまいましたね…」

絵里「またこのパターンなのね…」

希「いやぁ〜若菜ちゃん凄かったなぁ…」

海未「フフッwww」プルプルッ

穂乃果「凄かったねぇ…あんなに破天荒だったんだね若菜ちゃん」

絵里「エラい3人目が来たわね」

希「ンフフフフwww」

絵里「ちょっともう…これ付いて行かないとにこが大変な目に遭うわよ?」

海未「そうですね…あの勢いのまま行ったら周りにも迷惑かけそうですよね…」

希「やる気満々やったもんな」

絵里「確かにこは…今日CMの撮影を撮るって言ってたわね」

穂乃果「えぇ…?それはマズイよ…また前回と同じ事になるよ絶対?」

海未「だったら尚更止めに行かないといけませんね」

希「せやね、じゃあウチらも一緒に付いて行こうか」

絵里「ええ、行きましょう」スッ

スタスタ

 

47:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:10:55.96 ID:0SkXTzRr

────────────────────
──────────────
─────────
───

にこが撮影に向かったのは、現在広告動画などで放映中の某スポーツドリンクのCM撮影現場。
前回の「にこぷり社畜道!」の大ヒットを受け、ドラマのショートムービー撮影として、鬼塚夏美がにこに直接依頼したのがこのCMである。
主演のにこは典型的な日本のキャリアウーマンを熱演している。
そんな緊迫した撮影現場に、米女メイが愛の集中砲火を浴びせに忍び寄る!

 

48:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:12:26.98 ID:0SkXTzRr

────────────────────
──────────────
─────────
───
会社 会議室前

  

絵里「…もうやめといた方がいいわよあなた達?」

穂乃果「もう帰ろうよ…」

メイ「もうしょうがねぇだろここまで来たら!」

かのん「やめる訳にはいかないよ!ね?」

四季「…」コクッ

希「何で自分らそんなに強気やねん…」

海未「あなた達が諦めたらいいだけの話でしょう?」

穂乃果「そうだよ…CMの撮影って意外と大変なんだよ?」

かのん「…あ!」サッ

  

  
夏美「─────!」

にこ「─────」

ウィーン「──────」

  

  
かのん「にこちゃんあそこにいるよ!」

絵里「このシーンは確か自社の上半期の経営戦略を上司に発表するシーンだった筈よ」

穂乃果「いやもうマジな雰囲気じゃん…」

希「アカン…これはアカンよ…もう帰ろ帰ろ…」

メイ「帰ろうじゃねぇだろ!?何とかしろよ!」

かのん「どうすればいい?ねぇどうすればいい?」

 

49:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:14:21.40 ID:0SkXTzRr

絵里「どうすればいいって…だから帰りましょうって言ってるじゃないさっきから…」

メイ「今更帰んのは話になんねぇよ!落とせる様に仕向けろよテメェ!仕向けろ!」

希「何やねんその言い方…」

絵里「仕向けろって言われたって…」

かのん「あんたにこちゃんと同じユニットでしょ!?何とかしてよ!」

絵里「ンフッw……あのーだからね?…まぁ強いて言えば…そうねぇ……にこのプロフィールに書いてた事を今思い出したんだけど…あの子好きなタイプの項目に、デリカシーの無い女の子が好きって書いてたわね」

穂乃果「あ!穂乃果も見たことあるよそれ!確かにそう書いてたよ!」

希「あーせやったわ!」

メイ「デリカシーの無い女…?どういう事だよ?」

穂乃果「ほら、みんなの前でオナラとか」

絵里「あー…良いわねそれ」

海未「成る程…羞恥心の無い女性が好きってことですね?」

希「もう屁なんてコかれたらもの凄い興奮するんちゃうかなにこっちは」

穂乃果「そうだよねぇ…にこちゃんオナラ大好きだもんね」

絵里「間違いなくクラッと来るわね」

海未「フフフフッ…w」プルプルッ

四季「…でも、そんなのすぐに出るわけない」

メイ「そりゃそうだよ!」

穂乃果「あー…まあまあ…それはね?」

絵里「だからもう帰りましょうよ……」

かのん「ああーーーーーーーーーーーーっ!!!!?」

希「…え?何や?」

 

50:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:15:36.71 ID:0SkXTzRr

かのん「こ、これっ…!」ヒョイ

  
女性用ポンプ「」

  
かのん「凄いよメイちゃん!女性用ポンプって書いてあんじゃん!」

絵里「ンフフフフwww」

穂乃果「女性用ポンプwww」

希「何やねんそれwww」

かのん「すっごい…!これでオナラ出せんじゃん!」

メイ「お、おぉ…!」

希「何で自分らそんな思い通りにアイテム手に入んねん…」

海未「フフッwww」

メイ「じゃあちょっと行ってくる!」ダッ

かのん「私達も手伝うよ!」ダッ

四季「…!」ダッ

穂乃果「出来ればこのまま帰ってほしいよ…」

海未「え?あなた達どこへ行くんですか?」

 

51:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:16:55.35 ID:0SkXTzRr

タッタッタッタッ

ガチャッ

希「ちょっ…隣の会議室勝手に使ったらアカンって!」

穂乃果「ンフフフフッwww」

絵里「ここ普通の会社よ?何勝手に入って行ってるのよ…」

海未「早速迷惑かけましたね…」

夏美「…はい、本番行きますの〜!!」

絵里「あ、本番始まるみたいよ?」

希「遅いなあの3人…何してんねん」

穂乃果「…あ、戻って来たよ!」

タッタッタッタッ

かのん「…いける!メイちゃんなら絶対大丈夫だから!」

メイ「っ…っ…!」プルプルッ

希「ちょっ…アカンって今は!もう本番始まるんやで!?」

四季「Go!」

メイ「っ!」スッ

穂乃果「メイちゃん駄目だって!戻ってきて!」

海未「あぁ…止められませんでした…」

絵里「取り敢えず様子を見ましょう」

 

52:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:18:29.13 ID:0SkXTzRr

────────────────────
──────────────
─────────
───

夏美「本番よーい!スタート!」カチッ!

  
  
にこ『…えー以上が、我が社の上半期の経営戦略でございます!』スッ

ウィーン『………』

にこ『…い、如何でしょうか…?』

ウィーン『…はぁ…こんなので他社を圧倒出来ると本気で思ってるの?』

にこ『そ、それは…』

ウィーン『他に良いアイデアは無いの?』

にこ『うぅ…』ガックリ

スタスタ

メイ『っ……!ふんっっ!!』スッ

プウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ…プスッ

にこ『っ…っw…っww』ウツムキプルプルッ

メイ『っ!付き合ってください!』スッ

  
夏美「カットカットォッ!!何ですの一体!?」カチッ!

  
絵里「www」

穂乃果「ンフフフフッwww」

海未「フフフフッwww」

希「あの子アホやでホンマwww」

 

53:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:19:33.20 ID:0SkXTzRr

  
にこ「何してんのよあんた!!」バチンッ

メイ「痛っ…!」

にこ「CMの撮影中に屁コいてんじゃないわよっ!!」ガッ!

メイ「イタタタタタタタッ…!!」ギリギリッ

  
希「あぁっ!アカンアカン!メイちゃん襲われとる!」

絵里「大変だわ!2人共助けに行ってあげて!」

穂乃果「早く早くっ!」

かのん「今助けに行くよメイちゃん!」ダッ

四季「…!」ダッ

タッタッタッタッ

かのん「にこちゃんやめてっ!」ガシッ

にこ「何よあんた!?離しなさいよ!」グググッ

四季「…!」グイッ!

にこ「ちょっ…!痛い痛い痛い痛いっ…!イタイイタイイタイイタイッ!!」グググッ!

かのん「今だよメイちゃん!一旦逃げよう!」ダッ

メイ「お、おう…」ダッ

四季「…!」パッ

にこ「っ…!痛ったぁ…!」サスサス

  
絵里「ンフフフフッwww」

穂乃果「またwww若菜ちゃんwww」

海未「あの技得意としてますねwww」

希「神技やんあの攻撃www」

 

54:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:20:49.35 ID:0SkXTzRr

タッタッタッタッ

メイ「…話が違うじゃねぇかよっ!!」クワッ

希「いやっ…キレが悪いねんメイちゃんのは…」

穂乃果「そうだよ、ちょっとダラダラと長くやってたでしょ?」

絵里「あそこはもっとバフッ!っと一発いってほしかったわ」

海未「フフフッ…ww」プルプルッ

メイ「おまっ…!あんなポンプでまともに屁なんか出るわけねぇじゃねぇかよっ!!」

希「いやそれは知らんよ…ウチらそんなんやった事無いし…」

穂乃果「多分それやったのはスクールアイドルではメイちゃんだけだと思うよ?」

かのん「おかしいよこんなの!どうにかしてにこちゃんと付き合えるようにしてよ!」

絵里「うーん…そう言われてもねぇ…」

夏美「…はい、カット〜!!お疲れ様ですの〜!!」カチッ!

にこ「ふぅ…」スタスタ

絵里「あ、終わった?」

穂乃果「あ!にこちゃん出てくる!隠れよう!」スッ

希「3人共こっちこっち!」サッ

メイ「ちょっ…」

 

55:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:21:47.42 ID:0SkXTzRr

スッ

にこ「あー…痛ったぁホント…」スタスタ

絵里「…かのんちゃん、にこが帰っていくわよ?ちょっと紛れて来て」

海未「次の目的地をしっかり聞くんですよ?」

かのん「分かった!」スッ

  
にこ「あぁー…まだ引っ張られてる感覚あるわぁ…」スタスタ

夏美「それでは次は公園ですの〜!!」スッ

スタスタ

かのん「………皆さん公園です!」クルッ

希「ンフフフフッwww」

穂乃果「キャラ忘れてるよかのんちゃんwww」

 

56:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:22:52.24 ID:0SkXTzRr

────────────────────
──────────────
─────────
───
公園

  

絵里「…もうやめましょう流石に」

希「これ以上はホンマにアカンって自分ら…」

メイ「いやだって…いるじゃねぇかあそこに!」スッ
  

  
  
夏美「─────」

にこ「───」

  

  
  
穂乃果「いや…確かにいるけど…」

海未「あなた達がにこのいる所に来たんでしょう?」

絵里「このシーンは電話ボックスで会話するシーンね」

希「ちょっとじゃあもうメイちゃんだけ置いてみんな帰ろうや」

海未「そうですね…もう帰りたいです」

穂乃果「じゃあかのんちゃんと若菜ちゃんも帰ろうよ。2人は何にも関係ないでしょ?」

絵里「そうね、関係ないわね」

かのん「いやっ…関係あるでしょそれは!?」

穂乃果「え?どうして関係あるの?」

 

57:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:23:52.52 ID:0SkXTzRr

かのん「いやもう…この3人でLiella!みたいな所があるからさぁ!」

穂乃果「いやっ…他にもメンバーいるでしょ?」

絵里「いつからLiella!が3人組になったのよ…」

希「え、若菜ちゃんは関係ないよな?」

四季「………」コク

希「ンフッwww」

穂乃果「ほら!うんって言ったじゃん今!」

絵里「ンフフフフッwww」

海未「分かってるなら帰りましょうよ」

四季「………」フルフルッ

海未「フフッwww」プルプルッ

穂乃果「何で一言も喋らないのwww」

希「いやっ…でもにこっちはずっと迷惑がってるやんか!それは分かるやろ自分ら?」

メイ「それは…」

 

58:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:25:01.10 ID:0SkXTzRr

絵里「あの、言っておくけどあなたみたいなのはにこのタイプじゃないのよ…あの子はもっと茶目っ気のある女の子が好きなのよ」

穂乃果「あーそうだねぇ…」

かのん「え?」

メイ「茶目っ気…?」

絵里「……ハッ!?そうよ!茶目っ気のある女の子が好きなのよ!」

希「せやで、悪戯っ子が好きやねん」

メイ「悪戯っ子…」

かのん「例えば?」

穂乃果「まぁ例えばで言うと…ほら、急に風船を膨らませて目の前でワッ!と驚かすみたいな…」

海未「あーそれは茶目っ気ありますねぇ…」

希「まあ可愛い悪戯やな」

絵里「そんな子をもの凄い抱き締めてたのをこの前校舎裏で見たわそういえば」

穂乃果「うんうん、穂乃果も見たよ!」

メイ「本当か?でも…」

四季「…こんな所に風船なんかあるわけない」

希「そうやねん!だからもう帰ろう?」

穂乃果「そうだね…じゃあもう終わ……」

かのん「ああーーーーーーーーーーーー!!!!!?」

穂乃果「…え?嘘でしょ…?」

希「またやん…」

 

59:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:26:02.28 ID:0SkXTzRr

かのん「あ、あれっ…!」スッ

  
  
風船「」
ヘリウム「」

  
  
かのん「風船だ!神様降りて来たじゃん!」

海未「何で公園にそんな物があるんですか…?」

希「えぇ…自分ら何なん…?何でも思い通りやん…」

絵里「凄いわねホントに…」

希「バイオハザードでもそんな都合よくアイテム配置してないで…」

穂乃果「ンフッwww」プルプルッ

かのん「メイちゃんツイてるじゃん!」

メイ「お、おぉ…!」

四季「膨らまそう、メイ」ポンッ

かのん「にこちゃん落とそう!」

メイ「や、やってみる!」スッ

絵里「…え?何する気なのあれ?」

希「どうするつもりやねん風船で…」

夏美「…はい、本番行きますの〜!!」

穂乃果「あ、本番始まるよ!」

海未「何で本番の時に行くんですかあの子は…?」

 

60:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:26:55.99 ID:0SkXTzRr

────────────────────
──────────────
─────────
───

夏美「本番よーい!スタート!」カチッ!

  

にこ『…』ガチャッ

バタンッ

にこ『…』ピッポッパッポッ

プルルルル… ガチャ

にこ『…あ、もしもし?』

メイ『…』コソコソッ
  
  

穂乃果「ちょっ…かのんちゃん止めないと…」

海未「今ならまだ間に合いますよ?」

かのん「頑張ってメイちゃん…!」

  

にこ『…あ、ちょっと待って?今メモ取るから…』ゴソゴソッ

メイ『…』スッ

プシュウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

  

海未「え、何してるんですか!?」

穂乃果「えぇ…?嘘でしょ?」

希「うわうわうわ…アカンってそれは!」

絵里「マズイわ!茶目っ気の枠越えてるわよあれ!?」

 

61:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:27:58.97 ID:0SkXTzRr

  
にこ『…ん?』チラッ

プクゥウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

にこ『えっ!?何これ!?』

メイ『っ!!』ガッ!

にこ『ちょっ…あんた何してんのよ!?ここ開けなさいよっ!!』ガンガンッ

  

絵里「ブフフフフフフフッwwwwww」

穂乃果「ンハハハハハハハッwwwwww」

海未「ドアガッチリ固定しましたよwww」

希「これは怖いなーwwwwww」

 

62:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:29:29.95 ID:0SkXTzRr

  

プクゥウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

にこ『コラァ!!開けろォッ!!』ガンガンッ!

メイ『っ!…っ!』グググッ

プクゥウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

にこ『ちょっ…痛いっ!イタイイタイイタイイタイイタイイタイッ!!』ムギュウウウウウッ!

  

希「アカン!にこっちがギュウギュウ詰めにされとる!」

絵里「無理もないわ…あんな狭い電話ボックスに風船膨らませたらそうなるわよ…」

穂乃果「ちょっ…ホントにマズイよ!?かのんちゃん止めないと!」

海未「あなた達見てないで止めに行きなさい!」

かのん「いけるっ!頑張ってメイちゃん!」

 

63:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:30:42.79 ID:0SkXTzRr

  

プクゥウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!

にこ『痛い痛い痛いっ!!イタイイタイイタイイタイイタイッ!!痛いって!!』ギュウウウウッ!

メイ『っ!…っっ!!』グググッ

にこ『イタイイタイイタイイタイッッッ!!ちょっと痛いって!!痛───

パァアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!

にこ『』ドサッ

  
夏美「カーーーットッ!!さっきから一体何なんですの!?」カチッ!

  
絵里「ブフフフフッwww」

穂乃果「こんなのダメだよやったらwww」

希「よう割れるまで待ってくれたなwww」

海未「大丈夫ですかにこはwww」

 

64:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:31:25.51 ID:0SkXTzRr

ガチャッ

メイ「…にこ先輩付き合ってくださ──

にこ「お前ゴラァアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!」ガッ!!

メイ「ギャーーーーーーッ!!!?」ドサッ

  
希「うわっ!?アカン!めっちゃキレてるやんにこっち!!」

海未「そりゃキレますよあんな事されたら」

絵里「マズイわ!今度こそ〇されるわよ!?」

穂乃果「ヤバイ!早く止めに行かないと!」ダッ

かのん「メイちゃん今助けに行くよ!」ダッ

四季「…!」ダッ

 

65:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:32:13.54 ID:0SkXTzRr

にこ「オラァッ!!死ねオラァ!!」バキバキバキッ!

メイ「ちょっ…!折れる折れる折れるっ!!」ビキビキッ!

タッタッタッタッ

かのん「メイちゃん助けに来たよ!」スッ

四季「…!」グイッ!

にこ「イタタタタタッ…!!イタタタッ…!!」グググッ
  
希「ンフフフフッwww」

絵里「ブフフフフッwww」

穂乃果「また若菜ちゃんがwww」

四季「…!」ブンッ

にこ「っ!」ヨロッ

海未「ちょっ…大丈夫ですかにこ!?」

にこ「っ!ゴラァアアアアアアッッ!!」ガッ!

メイ「痛い痛い痛いっ!!」ギリギリッ

希「ちょっ…アカンってにこっち!」ガシッ

穂乃果「にこちゃん落ち着いてっ!」

絵里「メイちゃん逃げなさい!早く!」

 

66:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:32:57.21 ID:0SkXTzRr

かのん「メイちゃん逃げよう!」ダッ

メイ「くっ!」ダッ

にこ「っ!!」ダッ

かのん「えっ!?何で!?」タッタッタッ

希「アカン!かのんちゃんが狙われた!」

海未「かのん逃げてください!」

かのん「いやぁああああああああ!!」タッタッタッ

にこ「っ!!」ガッ!

穂乃果「あぁっ!マズイ!捕まった!」

にこ「っ!」ワシワシワシッ

かのん「あ”あ”あ”ーーーーーーッ///」ビクビクッ

希「ンフフフフッwww」

海未「何やってるんですかにこwww」

穂乃果「ちょっ…にこちゃん駄目だってそれは!」ガシッ

絵里「ちょっとにこ!今カメラ回ってるのよ!?やめなさいっ!」パッ

にこ「っ…!ハァ…!ハァ…!」

 

67:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:33:46.06 ID:0SkXTzRr

ノc√*・ᵛ.・*b「///」

穂乃果「ンフッwwwかのんちゃんwww」

希「また固まっとるやんwww」

にこ「っ!あんた達近くにいたんなら止めなさいよっ!!!!!」クワッ

絵里「あの…ごめんなさいにこ…何とか止めようとはしたんだけど…」

海未「本当にすみません…」

にこ「いい加減にしなさいよ!!?」

希「ホンマにごめんな?次はちゃんと止めるから…」

穂乃果「ごめんねにこちゃん…あの…もう近寄らせないから…」

にこ「…何考えてんのよ全くっ!!」スッ

 

68:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:35:18.57 ID:0SkXTzRr

スタスタ

絵里「ふぅ…何とか収まったわね」

海未「にこって本気で怒るとあんなに恐かったんですね…」

穂乃果「そうだね…あんな小柄な体型の割にかなり力あるよね…」

希「ホンマにな…次はウチらでも止められるかどうか分からんであれ」

メイ「どういう事だよ!?大の大人がよぉ!!束になって怒られやがって!!」

四季「…みっともない」

絵里「ンッwww」プルプルッ

希「ンフッwww」プルプルッ

海未「その原因を作ったのはどこの誰ですか?」

穂乃果「いやっ…違うでしょメイちゃん…冷静に考えようよ…」

メイ「冷静じゃねぇよっ!!風船膨らませたらよぉ!!好きになってくれるっつったじゃねぇかよっ!!話が違うんだよ!!」

希「いやっ…自分らの所為で怒られたんやで!?」

メイ「やれっつったじゃねぇかよテメェらっ!!」

絵里「向こうの監督も爆発するまでよく待ってくれたわよ…」

希「ホンマにな…」

 

69:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:37:13.62 ID:0SkXTzRr

メイ「どうすんだよこれよぉ!!」

絵里「どうすんだって言われても…あなたの恋は報われる事は無いからね?」

希「そうやで?これ以上続けてもかのんちゃんが乳揉まれるだけやからな?ピンマイク取れる程に!」

ノc√*・ᵛ.・*b「///」

海未「フフッwww」

絵里「ンフッwww」

穂乃果「かのんちゃんも嫌でしょそれは?」

かのん「わ、私は頑張るからっ…///メイちゃんの恋が実るように頑張ろう?ね?」

メイ「…分かった!」

かのん「早く行こうじゃあ!早くしないとにこちゃん行っちゃうから!あっちだよ!」ダッ

メイ「おう!」ダッ

四季「…!」ダッ

海未「あ!ちょっと待ちなさい!」

穂乃果「まだ行くの…?」

希「もうええ加減にせーや…」

絵里「結局まだ付き合うハメになるのね…」

スタスタ

 

70:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:38:53.05 ID:0SkXTzRr

────────────────────
──────────────
─────────
───

  

絵里「…まだ公園で撮影するみたいね」スッ

  

  

夏美「─────!」

にこ「─────」

サヤ「──────」

  

  
絵里「このシーンはトラックの運転手に取引先の荷物を運んでもらうシーンだった筈よ」

希「うわもう何かもの凄いピリピリしてる感じになってるやんか…もうアカンでこれ…」

穂乃果「これはちょっと辛いよね…」

かのん「そうだけど…今行かないと…ね!」

メイ「そうだよ!今しかねぇんだよ!」

希「いやっ…今しかねぇんだよって言われたってもう…」

海未「それに、タイプもコロコロ変わるじゃないですかにこは…」

かのん「そこはこっちが合わせるからさ!」

絵里「ンフッwww」

穂乃果「いや、別にかのんちゃんがやるわけじゃないでしょ…?」

 

71:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:40:00.14 ID:0SkXTzRr

海未「そこまで言うなら言いますけど…私が一個聞いたのは…こう、頭の回転が早い女性が好きとは聞きましたよ?」

希「あーそれはそうやな!」

絵里「あー何か聞いた事あるわねそれ!あるけど…こればっかりはもうどうしようもないわね」

海未「そうですね…だからせめてこう、頭だ、体だ、みたいなのでグルグル回ったりして表現できたりしたら良いんじゃないですか?」

穂乃果「あーその手があったね」

希「いやっ…でも無理やんそれは!」

海未「まぁ…そうですけど」

絵里「確かに無理な話ねそれは」

希「まあちゃんチャラおかしいわな」

穂乃果「よし!じゃあもうお開きって事でいい?」

海未「そうですね、お疲れ様です」スッ

メイ「おいちょっと待てよ!!そう言う訳にはいかねぇんだよっ!!」ガシッ

絵里「いやっ…もういいでしょう…?こんな所に体がグルグル回転する物なんかあるわけ……」

かのん「ああーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!?」

穂乃果「…え?どうしたの?」

 

72:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:40:48.40 ID:0SkXTzRr

かのん「見てあれっ…!」スッ

  

  
グルグルマシーン「」

  
  

かのん「グルグルマシーンだよ!」

穂乃果「えぇ…」

希「んなアホな…」

海未「毎回タイミング良すぎませんか…?」

かのん「メイちゃん追い風吹いてんじゃん!アハッ!」

メイ「お、おぉ…!」

希「クサい演技やなーwww」

海未「フフフフフッwww」

穂乃果「ンフフフフッwww」

絵里「いやまぁ、確かに吹いてるわね追い風は…」

かのん「回っちゃおう?ね?」

メイ「分かった!回ってくる!」ダッ

四季「ファイトー」

穂乃果「えぇ…?大丈夫かなぁ…」

希「2人共止めなアカンって今のは…危ないであれ…」

夏美「…はい、本番行きますの〜!!」

絵里「あ、始まるみたいね」

海未「あれ?そういえばメイはどこ行ったんですか?」

穂乃果「確かに姿が見えないね」

希「もう諦めたんちゃうん?」

絵里「それだったら良いんだけど…」

 

73:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:46:38.68 ID:0SkXTzRr

────────────────────
──────────────
─────────
───

夏美「本番よーい!スタート!」カチッ!

  

  
サヤ『…それではまたよろしくお願いします』カチャ

にこ『ええ、荷物頼んだわよー!』

ブロロロロロロロロロロロロロロロロロ…

にこ『…ふぅ…』

メイ『っ〜〜〜〜!!あああぁぁぁぁああああぁぁぁ!!!!!!』グワングワングワンッ!

  
夏美「カァーーーットッ!!何ですのさっきから!?」カチッ

にこ「…?」クルッ

  
メイ「あああああぁぁぁぁああああぁぁぁ!!!!!イタイタイタイタッッ!!ちょっ回る回るあああぁぁぁぁああああぁぁぁ!!」グワングワングワンッ!

にこ「……………」

  
絵里「えぇ…何やってるのよあの子…」

希「うわアカンアカンアカン…にこっちめっちゃ恐い顔なってるやん…」

海未「絶対〇されますよあれ」

穂乃果「ヤバイ!止めに行かないと!」

かのん「今助けに行くよ!」ダッ

四季「…!」ダッ

 

74:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:47:34.90 ID:0SkXTzRr

  
にこ「っ!帰れって言ったでしょうがさっき!!」ゲシッ!

メイ「痛いっ!!ちょっ…蹴らないでっ!遠心力がっ…!!」グワングワンッ!

にこ「オラァ!!」ゲシッ!

メイ「あああぁぁぁぁああああぁぁぁ!!!!目がぁぁぁああああぁぁぁぁあああぁぁ!!!!」グワングワンッ!

タッタッタッタッ

かのん「メイちゃん助けに来たよ!」ガシッ

にこ「っ!」ワシワシッ

かのん「あ”あ”あ”ーーーーーーっ///」ビクビクッ

穂乃果「ちょっ…何で近づいたのかのんちゃん!?何で学習しないの!?」

にこ「っ!」モミモミッ

ノc√*>ᵛ. <*b「///」ビクッ ビクッ

絵里「ンフッwww…ちょっ…何してんのよにこ!やめなさい!」パッ

にこ「っ!あんた達帰れって言ったでしょうがっ!!!!!」クワッ

海未「はい…すみません…」

穂乃果「本当にごめんね…」

希「ちょっとメイちゃんもうアカンってホンマ…」

メイ「☆〜〜☆〜〜☆〜〜☆」ピヨピヨ

穂乃果「ンフッwww」

希「フラフラになってるやんwww」

メイ「にっ…付き合っ…うおぉっ!?」ドサッ

絵里「ンフフフフwww」

海未「どうしたんですかwww」

 

75:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:48:27.18 ID:0SkXTzRr

にこ「っ!帰れっつってんでしょうがっ!!!!!」バチンッ!

メイ「うぅ…」ピヨピヨ

四季「…」ポンポンッ

ノc√*・ᵛ.・*b「///」

穂乃果「もうボロボロじゃんみんな…」

絵里「ねぇメイちゃんもうやめましょうよ…」

にこ「帰らせろって言ったじゃないあんた達っ!!!!!」クワッ

絵里「いやっ…まあ分かるけど…発端は愛よ!?」

にこ「…」

海未「フフッwww」プルプルッ

穂乃果「ンフフフフッww」プルプルッ

 

76:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:49:11.41 ID:0SkXTzRr

にこ「…見なさいよあれ」スッ

メイ「」ピヨピヨ

にこ「あんなの愛せると思う?」

希「ンフフフフッwww」

絵里「ッwww」

にこ「ちょっともういいから帰らせてよ?」

絵里「え、ええ…分かってるわ」

希「ごめんなにこっち…」

にこ「ホントにもう…」スッ

 

77:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:50:41.51 ID:0SkXTzRr

スタスタ

希「…何とか収まってくれたな…」

絵里「あなた達今の聞いたでしょ?あれはもう完全に脈無しよ?」

穂乃果「あれでもうメイちゃんと付き合う可能性は完全に消えたからね?」

メイ「…」

四季「…」

かのん「…」

海未「流石のあなた達でもこれで懲りたでしょう?さあ、もう終わりにしましょうよ」

希「まぁ今回は振られた結果になったけど、また次の恋探せばええやんか」

絵里「そうよ、女の子なんて星の数ほどいるんだから」

穂乃果「そうだね、それじゃあ穂乃果達も撤収しようか」スッ

かのん「…いや…行こう!?取り敢えず!」

絵里「…え?まだ諦めてないの?」

希「いやっ…もうええ加減にしてや自分ら…」

穂乃果「そうだよ…毎回尻拭いさせられるのこっちなんだよ…?」

かのん「私行くからっ!」ダッ

メイ「…そうだな…諦めるわけにはいかねぇよな!」ダッ

四季「…!」ダッ

希「いや今そんな青春いらんねん…」

絵里「待ちなさいちょっと!…はぁ…また行っちゃったわ…」

海未「何なんですかねあの執念…」

希「勘弁してやもう…」

穂乃果「でも、ほっといたらまたにこちゃんにシバかれちゃうよ…?」

絵里「結局最後まで付き合う事になるのね…」スッ

スタスタ

 

78:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:51:53.15 ID:0SkXTzRr

────────────────────
──────────────
─────────
───
砂浜ビーチ

  

  
絵里「ちょっともうメイちゃん…こんな所まで来たら洒落にならないわよ?」

希「今度こそ〇されるで…」

かのん「…あ!いたいた!」スッ

  

  

夏美「─────!」

にこ「────?」

  

  
かのん「にこちゃんいたよ!」

絵里「このシーンは数少ない休みで海水浴に来て思い切りバカンスを満喫するシーンね」

海未「凄く年密な打ち合わせしてますね…」

穂乃果「あ、もしかしてあれって夏色で着てた水着かな?」

希「そうみたいやね、めっちゃ気合い入っとるやん」

メイ「おい何とかしてくれよ!ここまで来たんなら何かあるだろう!?」

海未「何でそんな偉そうなんですかあなた…」

希「うーん…といってもなぁ…ウチが思いつくのは正直もう無いねん」

穂乃果「そうだよね…穂乃果もこれ以上は何も知らないし…」

絵里「…じゃあもう私帰りたいから、一つだけ言うわね?」

海未「何か知ってるんですか?」

 

79:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:53:00.77 ID:0SkXTzRr

絵里「ええ、さっきロケバスの中でずっと何か言ってたかなー?って考えてたんだけど…あの子全てを曝け出す女の子が好きって言ってたのよ」

希「ん?全てを曝け出す…?」

海未「どういう意味ですか?」

絵里「まあ簡単に言えば…ここは海水浴場でしょ?今のにこみたいに開放的な姿になればいいのよ」

穂乃果「要は水着姿になればいいって事?」

海未「あー成る程…」

希「んーでも全てを曝け出す女の子やろ?それだとちょっと物足りひんとちゃうかなぁ?」

絵里「そうねぇ…だから、もういっそのこと生まれたままの姿になったらいいんじゃない?」

希「あーそれええやん!」

穂乃果「そういえばにこちゃん家ではずっと裸族だもんね!これは間違いないよ!」

海未「フフフフッww」プルプルッ

メイ「おい本当かその話?」

絵里「ええ、そういうタイプが良いとは寝言で言ってたわよ?」

希「え、寝言?それはちゃうんやない?」

絵里「いやでも…あれはかなり何回も言ってたから…」

海未「おそらくにこの隠れ願望ですよそれ」

穂乃果「にこちゃんって見栄っ張りな所あるからね!きっと相性抜群だよっ!」

メイ「お、おぉ…!」

 

80:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:54:27.70 ID:0SkXTzRr

かのん「これはいけるよ!信じよう!絢瀬信じよう!」

絵里「絢瀬って…せめて絵里ちゃんって呼びなさいよ…」

メイ「…分かった!全て曝け出してくる!」

希「いやっ…でもメイちゃんここでやるのはやめようや…」

穂乃果「そうだよ…人いっぱいいるよ?」

絵里「焚き付けた私が言うのもなんだけど別の機会にした方がいいわよ…?」

海未「せめて2人きりの時にすればいいじゃないですか…」

かのん「頑張ってメイちゃん!出来るって信じてるから!」

四季「good luck」ポンッ

メイ「おう!ちょっと行ってくる!」ダッ

穂乃果「ちょっ…やめといた方がいいって!」

海未「どうする気なんですか!?」

希「バイタリティの塊やな…」

絵里「ほんとにね…ある意味難しいわよ…?」

夏美「…はい、ラスト行きますの〜!!まずは日光浴のシーンから!!」

穂乃果「あ、始まるみたいだよ」

絵里「最初は日光浴からね」

希「いやもう…あんなピリピリしてる状態やんか…これもう絶対アカンと思うねんけどなぁ…」

 

81:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:55:09.83 ID:0SkXTzRr

────────────────────
──────────────
─────────
───

夏美「本番よーい!スタート!」カチッ!

  

  
にこ『…んー!良い日差しねぇ!』

ザッ ザッ ザッ

メイ(全裸)『…』ストッ

  
  
絵里「ブフフフフフフフッwwwwww」

穂乃果「えええぇっ!?嘘でしょ!?」

海未「何してるんですかあの子!?」

希「これは無いわーwww」

 

82:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:56:13.57 ID:0SkXTzRr

  
にこ『あぁ〜…暑いわぁ…』ジンジン

メイ(全裸)『ア”ァー…あ”っちぃなぁ…!』ジンジン

ザワザワザワ…

  
希「ンフフフフッwww」

穂乃果「絵面がヤバイよwww」

海未「にこ全く気付いてないですよwww」

絵里「周り騒ついちゃってるじゃないwww」

  
メイ(全裸)『…ちょい姉ちゃん、どっから来たの?』

にこ『…ん?』チラッ

メイ(全裸)『…どっから来たの?ん?』

にこ『フフフフフッwww』プルプルッ

  
絵里「ブフフフフフフフッwwwwww」

海未「ウフフフフフフフッwwwwww」

穂乃果「あ、気付いたwww」

希「言動が完全にオッサンやんけwww」

 

83:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:57:15.76 ID:0SkXTzRr

  
にこ『あっwあんた何してんのよっ…』プルプルッ

メイ(全裸)『…………ん!』スッ

にこ『っw……汚いのよあんた!!帰れアホンダラ!!』

メイ(全裸)『…』

  
絵里「ンフッwww…どう思うこれ?サンラウンジャーで寛いでる宇宙ナンバー1アイドルと全裸のオッサンの喧嘩シーンを」

穂乃果「ンフフフフッwww」

希「誰が見たがるねんこんなのwww」

海未「言葉にすると酷いシーンですねwww」

  
メイ(全裸)『…ほら!受け取れよ!』スッ

にこ『もう鬱陶しいわねぇ!!何なのよその乳ゴラァッ!!』バチンッ!

メイ(全裸)『ちょっ…痛い痛い痛いっ!!』

  
夏美「カットカットォッ!!何か変態が映り込んでますの!!」カチッ!

  
希「ンフフフフッwww」

海未「確かに変態ですねwww」

絵里「いやこれマズイわよ!?早く止めに行かないと!」

穂乃果「ちょっ…行こう行こう!」

かのん「今助けに行くよ!」ダッ

四季「…!」ダッ

 

84:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:58:16.74 ID:0SkXTzRr

にこ「オラァ!!死ね変態!!」バチンッ! バチンッ!

メイ「痛い痛い痛い痛いっ!!」

タッタッタッタッ

絵里「ブフフフフッwww」

希「うわぁ酷いなーこれwww」

穂乃果「ちょっともうメイちゃん何でこんなことしたの…?」

海未「そうですよ、時と場所を考えてくださいよ…」

にこ「あんたアホじゃないの!?」

絵里「ブフフフフフフフフッwwwwww」

希「アカンでメイちゃんそれは!はよ隠さな!」

海未「そうですよ!みんな見てますよ!?」

メイ「…ふざけんのもいい加減にしろよっ!!!!!」クワッ

絵里「…え?何言ってるの?」

海未「それはこっちのセリフなんですけど…」

穂乃果「それよりも早く前隠してよ…後でモザイク修正しなきゃいけないこっちの身にもなってよ…」

 

85:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:58:55.80 ID:0SkXTzRr

メイ「絶対諦めねぇからなぁ!!」

かのん「これで諦めたと思わないでよね!!」

四季「…」

にこ「いいから帰れアホ!!!!!」

メイ「また来るからな!!!!!首洗って待ってろ矢澤っ!!!!!」

にこ「うっさいわボケ!!」ガッ!

メイ「痛い痛い痛い痛い痛いっ!!」ギリギリギリ

希「あぁっ!アカンアカンアカン!」

穂乃果「にこちゃんやめて!」

にこ「っ!!」ブンッ!

メイ「ぶっ!!!!!?」ザッパ-ンッ!

絵里「ブフフフフッwww」

海未「海に投げ込みましたよwww」

希「見事なご開張やなwww」

穂乃果「凄く綺麗なV字だったねwww」

 

86:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 21:59:44.62 ID:0SkXTzRr

ザパァッ!

メイ「っ…諦めねぇからなぁ!!!!!」クワッ!

にこ「帰れ変態!!二度と来んなっ!!!!!」

絵里「ブフフフフッwww」

穂乃果「うわーwwwひっどいwww」

希「乳丸見えやがなwww」

海未「フフフフフッwww」

メイ「っ…絶対また来るからな!!クリスマスにまた来るからな!!」ダッ

穂乃果「ちょっ…メイちゃん帰るならせめて服を…」

かのん「次はこうはいかないんだから!!」ダッ

四季「…」ダッ

 

87:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 22:03:58.17 ID:0SkXTzRr

タッタッタッタッ

絵里「…行ってしまったわね」

希「何かごめんなにこっち…」

にこ「…もういい加減にしなさいよ…何か…ドッと疲れたわ…」

穂乃果「ごめんねにこちゃん…」

海未「心中お察しします…にこも大変ですね…あんなのに好かれるなんて…」

希「クリスマスにまた来るみたいやで?」

穂乃果「何でクリスマスなんだろうね…」

にこ「はぁ…もう勘弁してよ本当に…」

海未「どうします?もう帰りますか?」

絵里「………取り敢えず、みんな海で遊びましょうか」

穂乃果「ンフフフフッwww」

希「今はそんな気分になれんわwww」

にこ「www」

  
  
  
  
  
終わり

 

88:(もみじ饅頭) 2023/08/28(月) 22:05:10.61 ID:0SkXTzRr

元ネタ ガキの使い [森三中がやってきた!]

 

89:(もんじゃ) 2023/08/28(月) 23:15:46.92 ID:DQMvfvMP

カエルのあたりでデカい悲鳴あげるメイで一番笑ったw

 

91:(茸) 2023/08/29(火) 14:42:27.32 ID:BDGvY5Jt

たすかる

 

引用元: https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1693221272/

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