【SS】千歌「曜ちゃんが格闘漫画にはまっちゃった」【ラブライブ!サンシャイン!!】
梨子「人の趣味は色々あるし、曜ちゃんの自由じゃない?」
千歌「けど、この前ゴキブリが出た時なんか『お久しぶりです。師匠』とか言ってたんだよ?」
梨子「う…それはちょっと…」
千歌「でもね、プルプルしてた」
梨子「怖かったんだろうね」
千歌「梨子ちゃんも最近の曜ちゃん見ておかしいと思わない?」
梨子「そうだなぁ…あ!この前見た時は水枕を必死に膨らませようとしてたね」
千歌「膨らむわけ無いのにね〜」
梨子「でね、やっぱり膨らまなくて、諦めてシャドーボクシングを曜ちゃんが始めたの」
千歌「曜ちゃんは女子プロボクサーにでもなる気なのかな?」
梨子「で、その時曜ちゃんが私に気付いてこう言ったの」
曜『梨子ちゃんには見える?人間大の…カマキリが!』
梨子「って」
千歌「…とんだホラーだよ!人間大のカマキリなんていてたまるかって話だよ!」
梨子「でね?私は正直意味がわからなくて『えっ?』て聞き返したの」
千歌「その状況なら千歌も聞き返すとおもうなぁ…」
梨子「そしたら曜ちゃんが…」
曜『梨子ちゃん良いんだよ、梨子ちゃんは悪くない。悪いのは…梨子ちゃんにイメージさせられない未熟な私が悪いんだから』
梨子「って言われて正直『何言ってんだコイツ?』と思ったわ」
千歌「曜ちゃんが千歌達の知らない所で変わっていくね…この前だってね」
〜〜〜〜
曜「しいたけ〜お前は可愛いなぁ〜」
千歌「曜ちゃんとしいたけは仲良しだねぇ、妬けちゃうなぁ」アハハ
曜「って、痛っ!」
千歌「曜ちゃんどうしたの?」
曜「いやぁちょっと蛇に噛まれちゃって…」
千歌「え…ってその蛇マムシじゃん!早く病院に行かないと!」
曜「大丈夫…千歌ちゃん、濃い目の砂糖水貰える?」
千歌「分かった!よく分からないけど治るんなら持ってくるね!」ダダダダ
千歌「も、持ってきたよ!」
曜「ありがとう千歌ちゃん。これで…毒が裏返るから私は大丈夫」ゴクゴク
千歌「は?」
曜「よっし治った!さぁしいたけ遊ぶ…ぞ…」バタッ
千歌「よ、曜ちゃーん!」
〜〜〜〜
千歌「って事があってね…」
梨子「毒が裏返るって何なのよ…て言うかあの救急車の音の原因は曜ちゃんだったのね…」
千歌「でね?このままじゃ多分アクアにも影響が出てきちゃうから何とか曜ちゃんを元に戻したいんだ」
梨子「なるほど…確かに」
千歌「このままほっといたらそのうち『アクア最強の女を決めようよ!』とか言い出すよ…」
梨子「有り得そうだから怖いわね…」
千歌「だから千歌はそんな惨劇を回避するために曜ちゃんを呼んでいるのです!」
梨子「…もしかして私を誘ったのって二人きりにならない為に?」
千歌「だってあの状態の曜ちゃん何するか分からなくて怖いんだもん…」
千歌「それにほっといたら果南ちゃんと死合始めそうで…」
梨子「はぁ、分かったわよ…私も曜ちゃんを元に戻すために協力するから」
千歌「ありがとー梨子ちゃん!大好き!」
梨子「私もよ」キリッ
オーイチカチャーン!
千歌「来たね…」
梨子「ええ…気合いを入れていきましょう」
曜「ヤイサホー!」ガラッ
曜「ふふふ、気分は最強の海賊だよ!」
梨子「曜ちゃん、明らかに前より…その…何というか…いかつくなったよね」
曜「まぁトレーニングしてるしね!ツキノワグマ辺りならコレモンだよ!」シュッシュッ
梨子「ホントに勝てそうな体格になってるもんね…」
曜「おっとと…千歌ちゃん、ご飯まだ食べてないからご飯食べていい?」
千歌「え、でもうち何も無いよ?」
曜「大丈夫!持ってきてるから!」
千歌「だったら千歌達に遠慮しないで食べてね!」
曜「うん!じゃあ失礼して…」ゴソゴソ
梨子、千歌(おからって女子高生の食べるものなの?)
曜「うーん!美味い!」モグモグ
千歌「あ!曜ちゃん、コーラ少し貰っていい?」
曜「いいよー。はい、どーぞ」
千歌「ありがとー!」ゴクッ
千歌「って!あっま!炭酸完全に抜けてるじゃん…」
曜「やっぱりコーラは炭酸抜きだよね!」
梨子「曜ちゃん…ストイック過ぎるよ…」
曜「ふー、ごちそうさま。で、何して遊ぶ?猿でも狩りに行く?」
千歌「いやいや!発想が怖いよ!何で猿を狩りに行くのさ!?」
曜「うーん…じゃあ果南ちゃんに頼んで船を出してもらうとか?」
千歌「おー!クルージングいいね!釣りでもする?」
梨子「曜ちゃんナイスアイデアじゃない。釣りするの?それともスキューバ?」
曜「いや、ちょっと鮫を狩ろうかと」
梨子「だから何で狩ろうとするの!?て言うかどう考えても曜ちゃんが狩られる側だよ!」
曜「えぇ〜…じゃあタイヤ千切り勝負は?」
梨子「どうしてそんな脳筋になっちゃったの…?」
千歌「ん〜今日は練習もないし家でゆっくりしたいなぁ」
曜「あ、だったら私がはまってる漫画読もうよ!ちょうど持ってきてるんだ!」
梨子「私は読んでみたいかな」
千歌「じゃあ曜ちゃんのお気に入りの漫画読もっか!」
千歌「…」ペラペラ
梨子「…」ペラペラ
千歌「おぉ!」フンスフンス
梨子「アツいわね…」フンスフンス
曜「ね?面白いでしょ?」
〜〜〜〜 一週間後
千歌「じゃあ次は千歌の番!梨子ちゃんラップ持っててね!」
梨子「分かったわ!準備完了よ!」
千歌「じゃあ行くよ!」
千歌「オジャマ…」ピリピリ
梨子「あ!今の物凄く似てたよ!今にも猿を屠りそうな感じ出てたよ!」
千歌「ホント!?やったー!」
曜「うんうん!皆もあの漫画を好きになってくれて嬉しいよ!」
キーンコーンカーンコーン
千歌「あ、もう練習の時間だ」
梨子「今日の練習はあれだよね?」
曜「もっちろん!」
千歌「今日の練習は猿を狩りに行くよ!」
『『応ッ!』』
短くてスイマセンでしたッ!
引用元: undefined
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