【SS】ルビィ「マルちゃんのばか!」花丸「なんずら?」【ラブライブ!】
ルビまる
ルビィ「…」ムスーッ
花丸「それじゃ、おやすみずらー」カチッ
ルビィ「…」ムスッ
花丸「…」
ルビィ「むー」
花丸「どしたずら?」
ルビィ「マルちゃんさぁ、最近色んな子と仲良いよねぇ」
花丸「んー、まぁそれなりには」
ルビィ「今だって善子ちゃんと電話しちゃってさー、なに?寝る前のおやすみの通話?」
花丸「え、いや」
ルビィ「ルビィのことほったらかしでさー、30分も楽しそうにさー、今日はルビィとデートなのにさー」
花丸「る、ルビィちゃ…」
ルビィ「そんでなにもなかったかのようにルビィとおやすみなさいするんだ」
花丸「あのー…」
ルビィ「なに?」
花丸「怒ってるずら?」
ルビィ「怒ってないよ」ギュッッッ
花丸「うぐっ!怒ってる!絶対怒ってる!」
ルビィ「全然怒ってないもん、ルビィ心寛大なので…ぐすっ」
花丸「泣いてるずら?」
ルビィ「泣いてない」
花丸「ん、1回電気つけるね」カチッ
ルビィ「眩しいでしょ!!」
花丸「ご、ごめんなさいずら!!?」
ルビィ「夕方にして!!まったくもう、まったくまったく!!」プンスコ
花丸「ルビィちゃん…なんだか怖いずら」
ルビィ「そんなことないよ、ほら」ニコニコ
花丸「目が怖いずら!!!?」
ルビィ「ふんっ、なにさなにさ…善子ちゃんといちゃこらしまくるし」
花丸「別にしまくっては」
ルビィ「お姉ちゃんと果南さんにもチヤホヤされて…」
花丸「ちやほやもされてない!!」
ルビィ「ルビィというものがありながら」ブツブツ
花丸「ルビィちゃん以外の人との関係も大事だよ?」
ルビィ「恋人のこと放っておいていい理由にはならないの!!」
花丸「言っておくけどマルの恋人は」
ルビィ「ルビィだよ」
花丸「いやちがうずら、まずはそこからおかしいずら」
ルビィ「なんで!!?」ガーン
花丸「ないずら、そんな関係になった覚えは1ミリもないずら」
ルビィ「ひどい!あんな…ルビィにあんなことしといて!!」
花丸「被害妄想がやばい!!なにもしてない!!」
ルビィ「なにもしてないから怒ってるんでしょ!!」
花丸「えっ!!?」
ルビィ「今日のデートだってマルちゃんから誘ったくせに」
花丸「デートじゃない、デートじゃないずら」
ルビィ「騙したの!?ルビィのこと騙したの!!!?」
花丸「デートなんてそんなことひとっっっつも言ってないずら!!」
ルビィ「うそ!!だいたい女の子が女の子を2人きりで遊びに誘うなんてデートしかないもん!!」
花丸「なにその概念!?デートってぐぐったほういいずら!!」
ルビィ「でたでたでた!ググるとかすーぐそうやって覚えた言葉使い始めて!ミライズラァ~!」
花丸「それマルの真似?やめて?やめて!!?」
ルビィ「それでもルビィはデートだと思ってたの!!なのにずーーーーっと本ばっか読んでるんだもん!いちゃこらしたい気持ちを必死で抑えて、隣で8時間ドリキャスやってたルビィの気持ちがわかる!?」
花丸「わからんずら!!あ、ごめん、いやその8時間にはマルも責任感じちゃうずら」
ルビィ「ほら!!」
花丸「しかしデートではない!!」
ルビィ「デート!!マルちゃんとデートしたかったのぉ!!恋人ごっこしたかったのぉ!!」ジタバタ
花丸「あー本音でたずら!!正体あらわしたずら!!」
ルビィ「ばかまる!!にぶち まる!!お いでかまる!!」
花丸「悪口はよくないずら!!あれ、おっきいの憧れてるずら?ちっぱいビィさんごめんなさいずらね!!」ボインッ
ルビィ「ぎゃぁぁああ揺らすな!!犯罪!!犯罪だよそれ!!」
花丸「ルビィちゃんのその視線の方が犯罪ずら!!視姦ずら!!孕むずら!!」
ルビィ「むきいいいい!!許さん!!襲う!襲ってやるびぃ!!がばーーっ!!」ダキッ
花丸「ぎゃぁぁああああ!!犯されるずらああああ!!」
ルビィ「なぁお嬢ちゃんスケベしようねぇ…ぐふふ」モフッ
花丸「お いにお顔つっこまないで!!息が熱いずら!!」
ルビィ「…」ピタッ
花丸「…?」
ルビィ「…」
花丸「ルビィちゃん?」ツンツン
ルビィ「マルちゃんの…ばか」ボソッ
花丸「…」
ルビィ「…ばか、ばかばか」ボソボソ
花丸「…」ポンポン
ルビィ「ん…」ギュッ
花丸「どうしたら許してくれるかな?」ナデナデ
ルビィ「…」
花丸「ルビィちゃんはマルの恋人…それで実は今日はデートなのでした…ってことにする?」
ルビィ「…」コクッ
花丸「ほら、お顔あげて?」
ルビィ「ん」
花丸「もっと近く」
ルビィ「近いよぉ」
花丸「恋人なら、キスしても問題ないよね?」
ルビィ「…うん」
花丸「…んっ」チュッ
ルビィ「…」
花丸「…」
ルビィ「…」
花丸「なんか言ってほしいずら///」
ルビィ「ルビィちょっぷ」ピシッ
花丸「あだっ!?」
ルビィ「ばか!!」
花丸「な、なぜに!!?」
ルビィ「どーしてほっぺなの!!どーしてお口どうしじゃないの!!」ドンドン
花丸「そ、それは…」
ルビィ「ごっこだからだぁ…恋人関係もデートもごっこだからだぁ…」ウジウジ
花丸「やるほうからしたら緊張やばいずら!」
ルビィ「しらんそんなこと!!」
花丸「ひどい!?」
ルビィ「むっ」グイッ
花丸「ううう!?」
ルビィ「ルビィ、本気だから」ボソッ
花丸「…」ドキドキドキ
ルビィ「ごっこじゃもう…おさまらないの、ごめんね」
チュッ
ルビィ「はむっ…んちゅ」
花丸「んんっ…ん」
ルビィ「ん…はぁ」
花丸「…や、やばいずら…しちゃった///」
ルビィ「うん…しちゃったね…」
花丸「…」モジモジ
ルビィ「だめ…かな」
花丸「え?」
ルビィ「ルビィの気持ち、伝わってないかな」
花丸「…」
ルビィ「…」フルフルフル
花丸「っ」ギュッ
ルビィ「んっ」
花丸「そんなの、とっくに伝わってるずら…」
ルビィ「…ウソつき」
花丸「ほんとだよ?」
ルビィ「ならどうして」
花丸「マルはね…親友のままで、両片想いの関係も悪くないかなって思ってた」
ルビィ「…え?」
花丸「でもこんなに求められちゃったら…マルもその気になっちゃうよ」ナデナデ
ルビィ「あの、それって」
花丸「ルビィちゃんのこと、好きみたいずら…本気の本気で」
ルビィ「っっっ!」ドキッ
花丸「うれしい?」
ルビィ「まって!!」
花丸「?」
ルビィ「すーはーすーはー」
花丸「わざとらしい深呼吸ずら」
ルビィ「マルちゃん」
花丸「なに?」
ルビィ「ルビィの恋人になってください!」
花丸「うん、しかたないなぁ」ニコニコ
ルビィ「うーーーーーっ!!」ギュゥゥゥゥウ
花丸「うっ、ぐるぢいずら」
ルビィ「でも今日の8時間放置プレイは許さないから」
花丸「読みたい本があったんだもん」
ルビィ「ルビィと本どっちが大事なの!!」バンバン
花丸「本」キッパリ
ルビィ「あー言った!言ったなぁ!!なら本と恋人ごっこでもしてればいいよ!!」
花丸「うん、そうするずら」ニコッ
ルビィ「あーだめ!!マルちゃんはルビィのなの!!だれにも渡さないもん!!」
花丸「本に嫉妬してるずら…虚しいずら」
ルビィ「むきいいいい!!許さん!!ルビィのことそうやって弄って遊んでるんだ!!」
花丸「でも本の方が好きなのは真理ずら」
ルビィ「がーん!!?」
花丸「まぁ冗談だけど」
ルビィ「むぅ!!」プクッ
花丸「はんぶん冗談」
ルビィ「半分!?」
花丸「でも、関係が恋人さんだろうとなんだろうと」
ルビィ「?」
花丸「昔から…マルの一番大切な人だよ、ルビィちゃんは」
ルビィ「ほんとう?」
花丸「嘘かもしれないずら」
ルビィ「マルちゃん、嫌い」
花丸「ふふっ、マルは好きなのに」
ルビィ「ばか」ムスッ
花丸「おやすみなさい」
ルビィ「うん、おやすみ」
ギュッ
おわり
いいゾ~
ルビまる~
|c||^.-^||👍
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1495381966/
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