【SS】海未「はぁ…もう夜も遅いですね。ただいま帰りまし…」ガチャ【ラブライブ!】
シーン…
海未「…ことり?」
ピラッ
メモ[今日はお泊まり会♡に行ってきます。ごめんね。晩ごはんは冷蔵庫にあります♪]
海未「………」
海未「冷蔵庫…」ガチャン
つハンバーグ
海未「ハンバーグですか…ふふっ、でもこの時間だと太ってしまいますね」
海未「はぁ…」
海未(最近……こういう事が増えました)
海未(一緒に暮らし始めてから毎日家で待ってくれていたのが懐かしいです)
海未(一体何を…)
海未「……え?まさか…いや、ありえませんよ」
海未「……」
海未(電話…して、みましょうか)
prrrrrr
prrrrrr
prrrrrr
ことり「はぁい、海未ちゃぁん?♡」
海未(…完全に酔ってますね)
海未「ことり?今どこにいるんですか?」
ことり「えへへ♡ちがうよぉ~」
海未「ことり、お泊まり会とは…」
ワイワイ ガヤガヤ
海未(もうこんな時間なのに…周りがやけに騒がしいです)
海未(ことりは一体何を??)
海未「あの、ことり…」
ことり「ぅーん?」
海未「誰か隣にいますよね?」
ことり「あはは♡いないよ~?」
海未「いますよね??」
ことり「怖いよぉ…」
海未(っ…いけません。ここで声を荒らげては)
海未(諭すように、ゆっくりと聞かなくては。そもそも私はことりのことを疑いたくなどありません)
海未(お泊まり会にしては完全に出来上がっているのと、最近家を開けることが多い訳を確かめるためにも…)
海未「ことり、」
ことり「あうぅ…///いまはダメだよぉっ…もぉ」
海未「」
ことり「むぅ…♡」
海未「ことり」
ことり「ぅみちゃ…?」
海未「……あぁ、いえ。そのままお話を続けてください」
ことり「…?変な海未ちゃんっ♡」
海未「………」
ことり「…ね、絵里ちゃんもそう思うよね?♡」
海未「…は?」
ことり「わ、わわっ?」ガチャン
ピッ…ツーツー
海未「……」スクッ
ガチャ バタン
タクシー「はい、お客さん?どちらまで」
海未「今からお伝えする住所までお願いします」ニコ
タクシー「はぁ…?」
海未(失望しましたよ、絵里)
海未(高校の頃からあなたの事は尊敬していましたが…最低です)
海未(あなたにも恋人がいながら…よくもまぁ)
海未(ですから、代わりに私が全て暴露してあげますよ)
キキーッ
トンットンットン
海未「すぅ…」ピンポーン
「は~い…だぁれ?」
海未(あぁ、絵里ですね。どうやらこっちも酔ってるみたいです)
海未「夜分にすみません。少しお尋ねしたい事が…」
絵里「ちょっと待って…」
ガチャ
絵里「へ?…海未?」
海未「こんばんは」ニコ
絵里「あれ……まだ仕事だったんじゃ」
バシーンッ
絵里「っ!?」
海未「絵里!!あなたは、あなたという人は…!!」
ことり「う、海未ちゃん…??何やってるの、止めてよぉっ!」
海未「ことり!!私は…ずっと、信じてたんですよ!!」
ことり「海未ちゃ…ふぇぇ…」オロオロ
「海未ちゃん!!」
海未「っ、次は何で……」
希「たぶんそれ以上やったら死ぬ!死ぬ!」
海未「は……??希…?」
ことり「海未ちゃんだめぇ…!」ギュッ
海未「ど、どういう事ですか!」
絵里「ぅぇ……苦しかった…」クスン
海未「な、んで…希が…」
希「うちはよくわからんけど、えりちが何かやらかした?ごめんなぁ…」
海未「いや、絵里は…ことりとお泊まり会を…」
ことり「あのね、元々はにこちゃんと私と、希ちゃんの3人でお泊まり会をよくしてたんだけど…」
ことり「今日は絵里ちゃんが出張から帰って来れたから…」
海未「??」
海未「と、いうことは…私は…」
希「いや、たぶん色んなことが交差してこうなったんやと思うし!」
絵里「…でも、いきなり頬を叩かれるとは思わなかったわね。その後胸ぐらを掴まれて怖かったし」
ことり「絵里ちゃんごめんね…私も、その…悪かったんだと思う…海未ちゃんもごめんなさい…」
絵里「ぅー…」
希「えりち、お酒覚めちゃったのはわかるけど、」
海未「すみません…。申し訳ございませんでした!私の勝手な勘違いで…」ペコッ
海未「ことりが最近構ってくれなくて…絵里からこの前、ガールズバーの様なもので可愛い子に会ったと聞い」
絵里「ちょちょちょっと!!」
希「…ん?」
絵里「ん???どうしたの…?」ニコ
希「いや、何か聞こえたなーって思って」
海未「本当にすみません…」
絵里「ぜ、全然いいわよ!私もその色々悪かったわ。だからもう」
ことり「可愛い子って?」
希「いや~。うちもその話聞きたいわ~」
絵里「誤解よ!!可愛いなんて言ってない!」
ことり「海未ちゃん…寒かったでしょ?ごめんね…上がらせてもらって暖まろう?」
にこ「あはははっ!なにそれ、面白すぎるでしょ」
絵里「面白くなんかないわよ…」
真姫「エリーの自業自得じゃない。全く…海未も、ちょっと早まり過ぎよ」クルクル
海未「面目ありません…」
希「で、この電話番号みたいなのは登録したん?」
絵里「してないわ、本当よ!!」
希「じゃあ携帯見せて?」
絵里「ど、どうぞ…」
ことり「あはは…にこちゃんと真姫ちゃん、夜中なのに来てくれて賑やかになったね」ニコ
真姫「面白い話を聞けるっていうから来たのよ。まぁ、こんな事だったけど」
絵里「こんな事じゃないわよ!」
にこ「面白かったけど?」
希「はぁ…もーええよ。ってかそんなに怒ってないから。この歳やからね。昔やったらもっと妬いてたかも」
ことり「希ちゃん、いいの?」
希「別に浮気しとったわけやないし。でもえりちはちょーっと自粛しよか?」ニコ
絵里「うぅ…ごめん」
海未「そういえば…私達、もう付き合って10年経つんですね」
にこ「10年ね…認めたくないわ」
真姫「ってことはにこちゃん、昔は18だったの。ふぅん」
にこ「はぁぁ!?なによ、真姫ちゃんってばそのにこに惚れたんでしょっ」
海未「にこは、アイドルをどうするつもりなのですか?」
にこ「んー…アイドルはそろそろ引退して、芸能事務所でも建てようと思ってるの。でも真姫ちゃんの専業主婦でもいーかな♡」
ことり「私は家でデザインの仕事してるけど、やっぱり外に出るのと家の中じゃ違うし…海未ちゃんには感謝しなきゃね」ニコ
海未「…いえ、いいんです//」
希「10年も経つと、愛情は薄れてまうっていうけど…」チラ
絵里「…」チラ
希「この前の記念日も、お気に入りの場所に連れてってくれたりサプライズでケーキ準備してたり…そういうとこが好きなんやけど」
絵里「…私も、大好きよ?愛してるわ」ギュッ
にこ「あーくっつくな!ったく…何しでかすかわかんないんだから」
ことり「あはは…♪みんな仲良しだね♡」
海未「…?」
~帰路~
ことり「すっかり朝になっちゃったね」
海未「そうですね……ふわぁ」
ことり「あ、ごめんね…眠たいよね。海未ちゃんはお仕事おわりだったんだもん」
海未「いえ…大丈夫です。ことりのことを考えていたら、あの時いてもたっても居られなくて…結果ああなった事は恥ずかしい限りですが…」
ことり「ーーっ…//」カァァ
海未「ことり…?」
ことり「海未ちゃん…。もう、寂しくさせないから…だから、ことりのことも構ってください…っ!」ギュッ
海未「こ、ことり…///ここは外ですよ…??」
ことり「海未ちゃんお仕事大変だから疲れさせないようにしようって思ってたの…本当にごめんね…」
ことり「でもね…そうしてたら、海未ちゃんと一緒の時間を過ごせないのって、こんなに辛いんだって…わかったよ」
ことり「高校生の時や、同棲を始めたばっかりのの時みたいに……ドキドキはしてくれないのかもしれないど…」
ことり「私は…ずっと海未ちゃんに夢中なの。困った顔も、照れた顔も、横を歩いてる時に見える横顔も…全部が愛しいよ」
ことり「だから海未ちゃん、これからもずっと…こんな私だけど…よろしくお願いしますっ!」
海未「……っ/////」フイッ
ことり「ふぇ…?」
海未「ずるいです…ことりはずるいですよ…///」
海未「はぁ…//学生の頃を思い出しました。しかし、告白は何度されても嬉しいものですね」ニコ
ことり「うぅ…///」
海未「私もことりが大好きです。最近はあまり出かけていませんし…明日、何処か遠出でもしましょうか」
ことり「わ、ほんと?えへへ…嬉しいな♡」
海未「はい。ことりの好きな所へ行きましょう」
ことり「うんっ。でも海未ちゃんのすぺしゃるエスコート♡でもいいよ?」ニコ
海未「初デートの話はやめてください…///」
ことり「わーい♪明日はデート~♡」ピョン
海未「……ふふっ」
ことり「じゃあ、お家までこうして帰ろう?」
スッ
海未「へっ…?」
ことり「手。海未ちゃんと…一緒に繋いでたいな//」ボソッ
海未「……」
海未(昔は…手を繋ぐだけで、私が慌てふためいたせいでことりから呆れられましたが)
グイッ
チュッ
ことり「んむっ……///!?」
海未「では手を繋いで帰りましょうか」ニコ
ことり「むぅぅ…海未ちゃん、カッコよくなり過ぎちゃったなぁ」
海未「どういう意味ですか、もう」
ことり「真っ赤な海未ちゃんを見るのが好きだったんだもーん」
海未「またそうやって…私に甘えてくるのはことりですよ?夜だって」
ことり「っ、だめー!!///」
海未「すみません。冗談です」
ことり「もぉぉ…」プク
海未「ふふっ…可愛いですね」
ことり「海未ちゃんも、だよ?♡」
おわり
最高です乙
ピュアピュアことうみ良い
最高だな乙乙
ハッピーエンドね
ハッピーエンドね乙
最高
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1480414214/
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