【SS】侑「しずくちゃんとは幼馴染みとして接してほしい?」しずく「はいっ」【虹ヶ咲】

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【SS】侑「しずくちゃんとは幼馴染みとして接してほしい?」しずく「はいっ」【虹ヶ咲】

1:(庭) 2024/01/07(日) 17:12:07.00 ID:0exFSsuz

侑「ど…どうしたの、突然?」

しずく「ええと、今後幼馴染を演じる時のためにあらかじめどう振る舞うかをインプットしておきたい!と思いまして…」

しずく「身近にこんな良いお手本がいるのにそう言う役が来た時に自信持って手を上げられないなんて勿体無いじゃないですか?そんな後悔だけは絶対したくないんです。」

しずく「こんなことをお願いできるのは侑先輩しかいないんです!…どうかお願いしますっ」ペコッ

侑「そ、そっかぁ」

 

5:(庭) 2024/01/07(日) 17:53:21.83 ID:ExQQnpwh

侑「そうだなあ…しずくちゃんに頼まれちゃったら断れないや…いいよ」

しずく「本当ですか!?ありがとうございます!」

侑「ん…じゃ早速さ、お互いの呼び方から変えていこうよ。幼馴染が『先輩』呼びはしないよね?」

しずく「そうですね…ちゃん付けですか?侑…ちゃん……って…///」

侑「んー、歩夢からは確かにそう呼ばれてるけど…そうだ!」

侑「あのさあのさしずくちゃん、私のこと『侑』って呼び捨てで呼んでよ?」

しずく「!!」

 

8:(庭) 2024/01/07(日) 18:09:54.38 ID:ExQQnpwh

しずく「そ、そんな…侑先輩は年上なのに…恐れ多いです……」

侑「あっはは、幼馴染なのに恐れ多いも何もないでしょ?」

侑「それにさ、敬語で話しかけられるのも…しずくのらしさではあるけどなんかカタいなーって、だからタメ口で…どうかな?」

しずく(さ…さっそく私のことを呼び捨てで…///)カアア

侑「おーい、どうしたのー?しずくー?」

しずく「は……じゃなくて、うん…いい…よ?ゆ…侑…///」

侑「おっ!よく出来ましたー」ナデナデ

しずく「///」

 

15:(庭) 2024/01/07(日) 18:24:39.91 ID:ExQQnpwh

侑「でさでさー?しずくは今日放課後予定大丈夫?」

しずく「わ、私…?ええと…ない…よ?」

侑「本当!?じゃさーサン◯ルクで新作のクロワッサンが出たからさー、一緒に食べにきたいなーって」ズイッ

しずく「(こ…これが、幼馴染の距離感…)うん、ご一緒…あっ、一緒にいこっ」

侑「…?ねえしずくー?顔赤くない?熱でもあるー?」ピトッ

しずく「あ…あわわわわわっ!?」

侑「なーに?今度は慌てちゃってさ」ニヤニヤ

しずく(お、幼馴染の土俵に入った侑さんがこんなにペースを握ってくるなんて…///)

 

17:(庭) 2024/01/07(日) 18:43:22.23 ID:ExQQnpwh

侑「よかった、熱はないみたいだね。じゃ授業終わったらしずくに連絡するからさ、しずくの方も終わったら連絡よろしくねー?」

しずく「わ、わかったっ」

~放課後~

侑「ごーめーん!しずく!おまたせー…」ハァハァ

しずく「…どうしたの?そんなに急いで…」

侑「なんかしずくと放課後遊べるの普段よりワクワクしちゃってさ、幼馴染なのになんか不思議だよねー」

しずく「そ、そっか…嬉しいな…私も…///」

侑「うーむ…」

しずく「ど、どうかした?」

侑「なんか私、しずくに名前呼んでもらってないような気がする」

しずく「ぁ…!」

侑「幼馴染だってのに名前で呼び合わないなんてねー。そんなのってあるのかなー」ジト

しずく「うぅぅ……///」

 

23:(庭) 2024/01/07(日) 19:22:33.79 ID:ExQQnpwh

しずく(恥ずかしいから呼ぶの避けてたのに…///)

侑「これから遊ぼうって時なのになーそんなんじゃトキメキが足りないなー」チラッチラッ

しずく「うぅ…///」

侑「あーあ…気分じゃなくなってきたしきょうは帰っちゃおっかな~」

しずく「!!!」

しずく「侑っ!なんてひどいこと言うの??そ…そんなの嫌っ!」

しずく「あっ…」

侑「えへへっ、名前っ、呼んでくれたねっ」ニコッ

しずく「もうっ…帰っちゃおっかなー!だなんて言うから……やりすぎだよ?もうっ」プイッ

侑「ご、ごめんってば……」

侑「あ、でもね、もうちょっと可愛く名前呼んでもらいたいかなーって」

しずく「…ねえ侑?反省してるー?」ジト

侑「じょ…冗談冗談…ほ、ほらさ早く食べに行こっ!!」ギュッ

しずく「あっ、わっ!待ってってばー!」

 

25:(庭) 2024/01/07(日) 19:50:48.72 ID:ExQQnpwh

─某大型商業施設

侑「とうちゃーく!」

しずく「ええと、サン◯ルクだよね?ここは何階にあるのかな…」

侑「あっ!ねー!しずくしずくー!見て見てー!」

しずく「えっ…?これ…リボン?」

侑「しずくはリボンがいつも似合ってるなーって思ってるから、ここのお店はたくさん種類あるから色々見てみたくって」

しずく「そんな……ふふっ、ありがと、侑っ」

侑「パステルカラーのリボンかぁ…かわいいけどこれは夏っぽいねー」

侑「あっ!この茶色のチェックのリボンいいかも…しずく、試しにつけてみて?」

しずく「うんっ」シュルッ

しずく「こんな感じかな…どう?」

侑「うんっ、落ち着いてていいね!これにしよっ!」

 

29:(庭) 2024/01/07(日) 20:20:16.36 ID:ExQQnpwh

侑「ええと、じゃあお会計行ってくるね」

しずく「ねえ、侑は買わないの?似合いそうなのに…」

侑「ええっ!?わ…私!?しずく…がつけたらかわいいけど私は似合わないって!」

しずく「えー!試してもいないのにそんなこと言うのー?つけてみようよ。なんでも挑戦だよ?ほらっ、むこう向いて?」

侑「うぅ…」シュルッ

 

30:(庭) 2024/01/07(日) 20:30:23.64 ID:ExQQnpwh

しずく「はいっ、出来上がり…ほらかわいい」ポンポン

侑「うぅ…」

しずく「幼馴染の私の見立て通り似合ってるねっ、ふふっ」

しずく「ねえ、今日はこのままリボンお揃いでずっといよっか?」

侑「えええーっ!?こんなリボン、つけてるだけて恥ずかしいのに…しずくとお揃いで並んで歩くなんて…めちゃくちゃ恥ずかしいってばぁ」

しずく「並んで歩いても恥ずかしくない、自慢の幼馴染なんだけどなー…ねえ、侑…お願ぁいっ」ウルッ

侑「うぐぅ………」

しずく「ねっ?」キラキラ

侑「…しょうがないなぁ!負けました!今日だけ!今日だけだからね!!」

しずく「はいはい…すいませーん!店員さん。このリボン二つくださーい」

 

32:(庭) 2024/01/07(日) 20:38:22.19 ID:ExQQnpwh

侑「こ、こんなことになるなんて…」

しずく「誰かさんが可愛く名前呼んでー。なんて言ってたから、その通りに呼んだだけでーす」

侑「くぅ…こんの…」

侑「うぅ…///やっぱりすれ違う人に見られてる気がするよ…」

しずく「気のせいだよ?自分の心がそうさせてるだけだってば、ほら、すれ違う人を野菜と思って」

侑「野菜…野菜…パプリカ…ズッキーニ…」

しずく「そこは普通かぼちゃとかジャガイモとかじゃない?くすくす…侑ってば面白いんだから」

侑「わ、私は本気なんだからねっ!」

 

33:(庭) 2024/01/07(日) 21:02:12.11 ID:ExQQnpwh

しずく「はい、お店にとーちゃーく!」

侑「は、恥ずかしかったぁ…///」

しずく「侑は何頼む?そっか限定のクロワッサンだっけ?」

侑「うんっ、あとはチョコクロと…ピザトーストも食べたいなぁ…」

しずく「私も同じやつ…だけどピザトースト一人分は多いかなぁ」

侑「じゃあさ、ピザトーストはシェアする?」

しずく「本当?ありがとっ、じゃあ食べるものは決まりで…飲み物は?」

侑「私は…なんか歩いてて汗かいちゃったからアイスコーヒーをMサイズで」

しずく「アイスコーヒーMサイズっと…じゃ並んでくるね?」

侑「はーい……ってしずく!いいよ!座っててよ!私が並んどくから!」

しずく「えー、侑が座ってていいよー」

侑「ほら、さっきリボン買ってもらったし、後…じゃなかった、幼馴染なのに何回も払ってもらうの悪いしさ」

しずく「そう?じゃあ…お言葉に甘えて…」

 

34:(庭) 2024/01/07(日) 21:11:51.28 ID:ExQQnpwh

侑「…」

しずく(侑ってばリボンのおかげで目立ってて…そわそわ待ってるのもかわいいなぁ)

侑「おまたせー…ってしずく?」

しずく「なあに?」

侑「並んでる時ここから視線を感じてたんだけど…ずっと見てた?」

しずく「うんっ、なんか待ってる侑見てたら可愛くて…飽きないなーって」

侑「そんな…ずっと見られちゃうのは恥ずかしいって…」

しずく「あ、これが限定のやつ?あんこが入ってて美味しそうっ」

侑「ねー!出来たの渡されたらいい匂いしてよだれ出てきそうになっちゃった…しずくが頼んだほうじ茶ラテと相性良さそうだねー」

しずく「限定のみたら飲み物はこれだってなって…ふふっ、頼んじゃった」

侑「あとピザトーストは切ってあるから取り分けて…じゃっ、いただきまーす」

しずく「いただきますっ」

 

35:(庭) 2024/01/07(日) 21:12:36.31 ID:ExQQnpwh

侑「…」

しずく(侑ってばリボンのおかげで目立ってて…そわそわ待ってるのもかわいいなぁ)

侑「おまたせー…ってしずく?」

しずく「なあに?」

侑「並んでる時ここから視線を感じてたんだけど…ずっと見てた?」

しずく「うんっ、なんか待ってる侑見てたら可愛くて…飽きないなーって」

侑「そんな…ずっと見られちゃうのは恥ずかしいって…」

しずく「あ、これが限定のやつ?あんこが入ってて美味しそうっ」

侑「ねー!出来たの渡されたらいい匂いしてよだれ出てきそうになっちゃった…しずくが頼んだほうじ茶ラテと相性良さそうだねー」

しずく「限定のみたら飲み物はこれだってなって…ふふっ、頼んじゃった」

侑「あとピザトーストは切ってあるから取り分けて…じゃっ、いただきまーす」

しずく「いただきますっ」

 

39:(庭) 2024/01/07(日) 21:27:44.67 ID:ExQQnpwh

しずく「それで、最近は自分だけの色を演じてる役柄へ自然に溶け込ませられるにはどうすれば、なんて考えてるんだ」

侑「そんなことまで…がむしゃらに今やることで精一杯の私じゃ考えられないや」

しずく「…」

侑「…しずく?」

しずく「あの…今日は…ありがとう…」

侑「なになに?どうしたの?」

しずく「私なりに幼馴染みとして侑、と接して、役柄のためだ!なんて名分だったけど、そんなの通り越して楽しんでる自分がいて…侑の幼馴染みでいれるのって、幸せだなって」

侑「…」

しずく「今日が終わっちゃうのが惜しいって、しんみりしちゃって…侑がいなくなるわけじゃないのに…ワガママだよね?あはっ…」

侑「…あのさ、このあとまだ時間ある?」

しずく「…? 大丈夫だけど…」

侑「えっと、良ければ家、来て欲しいな」

しずく「…! はいっ…」

 

44:(庭) 2024/01/08(月) 06:20:48.45 ID:jS2mn1aJ

─侑の部屋

侑「さっ、入ってよ」

しずく「お、お邪魔します…」

しずく「…」

侑「あのね、しずくちゃん。私の方こそありがとうだよ」

しずく「っ…!」

侑「幼馴染って言っても私は歩夢しか知らないからさ、しずくちゃんの思うような幼馴染になれるかなーって心配してたけど…」

侑「私も幼馴染としてしずくちゃんと過ごすのが楽しかったし…しずくちゃんもそう思ってくれてるってことが本当に嬉しかったよ?」

しずく「そう…だったんですね…良かったぁ…」グスッ

侑「それでさ、今日の日の楽しかったことをふと曲にして残したくなって…それを聴いてもらいたくて今日は家にしずくちゃんを呼んだんだ」

しずく「きょ…曲を…!?侑先輩、いつのまに…」

侑「しずくちゃんが席を外してたときに思いついたフレーズを紙ナプキンに書き留めて、そこから少し膨らませただけだからまだまだなんだけど…」

しずく「それでもいいです。ぜひ聞かせてください!!」

 

45:(庭) 2024/01/08(月) 06:43:11.75 ID:jS2mn1aJ

侑「よ、よし…じゃあ弾くね…あー緊張するー」

しずく「ごくっ…」

侑「ふうーっ…」

侑「…」

~♪~

侑「…これでおしまいっ…まだ一節だけなんだけど…どうかな?へへ…///」

しずく「いい…です…すごく……こんな陽だまりの中にいるみたいな心が優しくなれる旋律…完成した曲を聴くのが楽しみです」

侑「ミアちゃんだったらもっと形にして、かっこよくしずくちゃんに聴かせてあげられたんだけど……今はこれが精一杯かな…」

しずく「精一杯の気持ちで伝えてくれることが大切ですから…ちゃんと伝わってますよ?」

侑「くっそー!今日のうちにもっと曲を形にしたいなぁ…よし!頑張るぞ!」

しずく「…」

 

46:(庭) 2024/01/08(月) 06:57:05.93 ID:jS2mn1aJ

しずく「…あの、侑先輩」

侑「ん??どうしたの?」

しずく「あの…ご迷惑じゃなかったらなんですけど……曲作りに取り掛かる所をこのまま見させて頂いても良いですか?」

侑「えっ?…けどこの分だと時間かかりそうだし…しずくちゃんお家に帰れなくなっちゃうけど平気?…うちで泊まってく分には全然大丈夫だけど…」

しずく「家は平気です!無理を聞いていただいて、ありがとうございますっ」ペコッ

侑「…実は私としても作りながらしずくちゃんの意見もらえたらいいな、って思ってたとこなんだ。…付き合ってもらえるかな?」

しずく「勿論です!納得いくまでお付き合いします!」

 

47:(庭) 2024/01/08(月) 07:09:12.37 ID:jS2mn1aJ

──

侑「ん…う……はっ!?」

しずく「すう……すう……」

侑(そうか…昨日しずくちゃんとの曲作るってなって…だいぶ仕上がったところでそのまま寝ちゃってたんだ…)

侑「しずくちゃんってば、布団はたけちゃって…」ファサ

しずく「すぅ…んっ…ゆ……う……」

侑「え…?」

 「 … … … ……」

侑「ふえっ…!?///」

侑(え…?い、今のしずくちゃんの口の形…思い違いじゃなかったら、私のこと…)

侑「はぁうううう……///」

 

57:(庭) 2024/01/08(月) 17:36:34.76 ID:KQve/6D5

>>47
> 「 … … … ……」

>侑「ふえっ…!?///」

>侑(え…?い、今のしずくちゃんの口の形…思い違いじゃなかったら、私のこと…)

おそらく言及するのが野暮なシーンというのはそれとなく読み取れるんだけれど
自分の読解力が無さ過ぎるせいで何が起きてるのかがそもそもよく分からない
スレ汚しに値する書き込みなのは重々承知の上なんだが親切な方解説求む

 

48:(庭) 2024/01/08(月) 07:09:31.33 ID:jS2mn1aJ

おわり

 

50:(大韓民国) 2024/01/08(月) 07:52:47.22 ID:VWv/WoDH

👍jΣミイ˶^ ᴗ^˶三jΣミイ˶^ ᴗ^˶リ👍

 

51:(新日本) 2024/01/08(月) 08:56:56.92 ID:6gg7He4I

こんな幼馴染の形があってもいいよね

 

52:(もんじゃ) 2024/01/08(月) 10:10:52.86 ID:0t4arcRk

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ……

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ👉 幼馴染ヨシ!

 

53:(みかか) 2024/01/08(月) 10:23:51.41 ID:NzeYWjxN

ありがとう

 

54:(もんじゃ) 2024/01/08(月) 15:28:21.70 ID:sxm6n2lJ

甘々ゆうしずはいいぞ!

 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1704615127/

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