【SS】侑「レズ化の改新」【ラブライブ!虹ヶ咲】
虹ヶ咲学園の生徒会長・三船栞子の権力は絶頂を迎え
前生徒会長・せつ菜のバックアップのもと学校を絶対的な力で支配していた
栞子「彼方さん、見つけましたよ」
ザッザッザ
彼方「生徒会のみんなで彼方ちゃんを取り囲んでどういうつもりー?」
栞子「貴女は能力、人望ともに優れ、生徒の中からは次期生徒会長に推す声が聞こえます」
彼方「生徒会長なんて興味ないぜー」
栞子「罰を受けていただきます」
彼方「かすみちゃんまで栞子ちゃんに協力するの?」
かすみ「彼方先輩ごめんなさい」
モミッ
彼方「んっ//」ビクッ
栞子「そのまま胸を揉みながらおさえておいてください」
かすみ「彼方先輩の感触やばっ//」
モミモミッ
彼方「んんっっ//」
クイッ
彼方「やめっ//」ハアハア
栞子「んっ」
チュパッレロレロブチュッペロペロジュルルル……
彼方「んんんん///」
栞子「ぺろっ……ぷはっ」
彼方「はあ、はあ…・・・//」
かすみ「彼方先輩がイッちゃった」
栞子「撤収しますよ」
かすみ「う、うん」
ザッザッザッザ
せつ菜「栞子さん! どういうつもりですか!」
栞子「不届き者に誅(チュウ)しただけですが何か?」
せつ菜「イかせるのはやりすぎです! これでは生徒会へ苦情が来ますよ!」
栞子「私のおかげでせつ菜さんも良い思いをしていることをお忘れなく」
栞子「漫画同好会に描かせた同人誌とアニメ部に作らせたアニメ、あと文芸部に作らせたラノベ、どれだけ献上したと思っているのですか」
せつ菜「ぐっ……わかりましたよ。生徒会への苦情は何とかします」
かすみ「あ、りな子!」
せつ菜「璃奈さん、SNSの処理をお願いします。電話対応は私が」
璃奈「また生徒会への悪口の削除だね」カタカタカタ
栞子「さすが璃奈さんですね」
かすみ「はあ」
栞子「どうしたのですかかすみさん。なにか言いたいことでも?」
かすみ「な、何でも無いよ!」
侑「ねえ聞いた? 彼方さんが栞子ちゃんに襲われてイかされたらしいよ」
歩夢「そんな……ひどい!」
侑「噂によると悪口を書き込んだらすぐに生徒会に特定してイかされるらしいよ」
歩夢「どんどん栞子ちゃんの学校の支配がひどくなってるね」
侑「私達は目立たずに生きよう」
歩夢「うん……でもやっぱり私許せないよ」
歩夢「侑ちゃんだって生徒会に襲われるかもしれないんだよ? そんなの私耐えられない」
侑「確かに、私も歩夢が襲われるの嫌だな」
歩夢「なんとかしようよ。栞子ちゃんさえなんとかすれば独裁は終わるよね?」
侑「でも私達じゃ生徒会に勝ち目なんて……いや、不満を持ってる他の人と協力すればいけるかも!」
歩夢「協力してくれるような人いるかな?」
歩夢「部室棟のヒーローの?」
侑「うん、あの子なら文武両道だし強い味方になるよ」
歩夢「やめた方が良いよ。前生徒会長が従えてる璃奈って子、愛ちゃんと仲いいらしいから」
侑「そうなの? 愛ちゃんも生徒会派かぁ、残念」
侑「ミアちゃんも帰国してたっけそういえば」
歩夢「もう協力を頼めそうな子が……」
ランジュ「きゃあっ!そこの2人危ないわよ!」
侑・歩夢「!?」
ポカーン
侑「いてっ!」
歩夢「靴が飛んできた!?」
ランジュ「ごめんなさい、ダンスの練習をしてたらランジュの靴が脱げて飛んじゃったの」
ランジュ「怪我なかった?」
侑「うん。大丈夫だよ軽く当たっただけだから」
歩夢「良かった。あ、はい靴どうぞ」スッ
ランジュ「謝謝!」
ランジュ「じゃあ行くわね!」
歩夢「待って! 私達に協力してくれない?」
ランジュ「?」
歩夢「理事長の娘のランジュちゃんだよね?」
ランジュ「ええ、そうよ」
歩夢「今の生徒会長には理事長も逆らえないって聞いたよ。ランジュちゃんも一緒に生徒会長を倒さない?」
侑「あ、歩夢! いきなり言っちゃったら」
歩夢「うん。きっと不満があると思って」
ランジュ「別に私は栞子のことも嫌いじゃないけど……でも面白いわ!協力してあげる!」
侑「やった!」
ランジュ「じゃあ、ランジュが全校生徒の前で栞子ちゃんをイかせれば良いのね?」
侑「うん。それで栞子ちゃんの権威が失墜するはずだよ」
歩夢「あとは前生徒会長だね。璃奈ちゃん、愛ちゃんっていう強力な手駒を持ってる。放置したら脅威になるよ」
ランジュ「栞子をイかせた後にみんなでイかせればいいじゃない!」
侑「そんな簡単に行くかなあ」
ランジュ「無問題ラ!」
侑「もう時間があまりない。準備を急ごう」
ランジュ「楽しみね!」
ワイワイワイ
しずく「……」コソッ
しずく「良いこと聞いちゃった♪」
栞子「みなさん、お帰りなさい。里帰りはどうでしたか?」
果林「ええ、のんびりできたわ。これお土産ね」
エマ「家族と会えて楽しかったよー。これお土産」
ミア「ほら、ボクからもステイツのお土産だよ」
栞子「みなさん私のためにありがとうございます」
果林・エマ・ミア(お土産買ってこいって強制したくせに)
栞子「かすみさん!」
かすみ「何?」
栞子「生徒会長が全世界から慕われていることを示すのです」
果林「ちょ、異国じゃなむぐっ」
エマ(余計なこと言わないほうが良いよ)ヒソヒソ
栞子「準備しておいてください」
かすみ「はーい」シブシブ
かすみ「!」ドキッ
栞子「ちょっと明日が楽しみで興奮してきました。相手してください」
チュッ
かすみ「んむぅ!//」
チュパッレロレロレロ……
エマ「果林ちゃん見ちゃダメ、出よう」
ミア「Crazy」
かすみ「はあ、しお子は本当に横暴すぎるよ……かすみんもう付いて行けない」
しずく「かすみさん♪」
かすみ「し、しず子!? ちがっ、かすみん別に生徒会長の悪口なんて……!」
ランジュ「いよいよね。二人共準備は良い?」
侑「うん」
歩夢「怖いけど、頑張るね」
ランジュ「集会が始まったら一気に栞子に近づいて……」
しずく「無理だと思いますよ」
侑・歩夢・ランジュ「!!!」
しずく「栞子さんは警戒心が強いですから、いきなり襲おうとしても逃げられちゃいます」
かすみ「かすみんが気を引きます」
侑「かすみちゃん! 栞子ちゃんと仲良かったんじゃ」
かすみ「もううんざりなんです! 栞子にお灸をすえちゃいます!」
ランジュ「どうやって気を引くの?」
かすみ「始業式が始まる時に、かすみんが連休帰りの生徒から集めたお土産の目録を生徒会長と理事長に向かって読み上げることになりました」
かすみ「わざとゆっくり読むので、その隙に襲ってください」
かすみ「ただ、もう一つ問題があります」
歩夢「問題?」
かすみ「栞子は最近、襲われることを警戒して強化繊維で作ったブラとパンツを着用しています」
かすみ「強引に脱がすのは困難、脱がさず上から触ってもまるで感じないみたいです」
侑「ええ!それじゃイカせられないよ!」
しずく「なら、そっちは私に任せてください。なんとかしてみます」
校門近く
スタスタ
栞子「もう全校生徒が集まってる時間ですね」
栞子「威厳を出すために私は最後に会場に入らなければ」
しずく「生徒会長♪」ヒョコッ
栞子「貴女は演劇部のしずくさん。どうしたのですか」
しずく「集会にはノーブラノーパンで参加しましょう。ここで下着を脱いでください」
しずく「ええっ」ガーン
しずく「そんな、生徒会長があの伝統を知らないなんて……!」
栞子「伝統?」
しずく「大事な式典では、神様に潔白であることを示すために下着を着用してはいけないっていう日本古来の伝統があるんです」
しずく「皆が下着を脱いでいれば、神様が満足して式典が大成功、主催者は永遠に繁栄すると言われています」
栞子「伝統ならば守らなければいけませんが……そんな伝統聞いたこと……」
しずく「これを見てください!」
バッ
栞子「!!!」
しずく「さらに//」
プチップチッ スルッ
栞子「今度はブラウスのボタンを外して……ブラも付けてないとは//」
しずく「これで信じてもらえますか?//」
しずく「私が恥ずかしい思いをしてまで、生徒会長には栄光をつかでもらいたいんですっ!」
栞子「……わかりました。信じましょう」
しずく「では脱いでください」ジー
栞子「じろじろ見ないでください//」
しずく「ではこの下着は始業式が終わるまで預かっておきますね」ホカホカ
栞子「うう// 下着無しで制服を着るのは初めてです」
歩夢「かすみちゃんのおかげで、事前に朝礼台の下に隠れることが出来た」
ギュッギュ
ランジュ「狭いわ!」キャッキャッ
侑「ランジュちゃん静かに! あ、歩夢ごめんちょっとそっち詰めるね」
ギュ
歩夢「侑ちゃんったら// 狭くて良かった」
理事長「……」
栞子「全校生徒の皆さん、今日は素晴らしい始業式になります」
パチパチパチパチ
栞子「ではかすみさん、初めてください」
かすみ「はい、お土産の目録を読みます」
かすみ「……」チラッ
かすみ(侑先輩たち、ちゃんと段取りどおりに襲ってくれるよね?)ドキドキ
かすみ(そもそも、しず子は上手く行ったの?)ドキドキ
かすみ(もし失敗したら裏切ったかすみんはしお子にどんな目に合わされるか)ビクビク
かすみ「世界から慕われる、えー、我が校の……」タラー
かすみ(冷や汗が止まらないよ……!)ダラダラ
栞子「……?」
栞子「かすみさん、顔色が悪いですね」
かすみ「!?!?」ギクッ
かすみ「ち、ちがっ! かすみんそんなつもりじゃ……! これは理事長の前だから緊張してるだけでっ」アセッ
栞子「どんなつもりですか」
朝礼台の下
歩夢(大変! もうかすみちゃん限界だよ)
歩夢(侑ちゃんが最初に飛び出す計画なのに、なんで動かないの!?)
侑(うう、足が震えて動けない)ブルブル
ランジュ(この機会を逃したら不味いわね)
ランジュ「よし、行くわよ!」バッ
歩夢(!?)
ランジュ「栞子、覚悟!」ダダダダダ
栞子「え、ランジュ?」
ランジュ「いただきます!」
チュッ
栞子「んむっ!?//」
侑「う、うん!」ダッ
ランジュ「んぅ、ちゅぱっ……」チュウウ
栞子「んっ// らんじゅ、やめ」
歩夢「えい!」モミモミ
栞子「あっっっ♡」
栞子(下着のない状態で胸を揉まれっなんですかこの感覚は//)
侑「よっしゃ!」モミモミ
栞子「おッッッ♡」
栞子(今度はお尻を!?//)
ガシッ
歩夢「侑ちゃん、もう良いよ」
栞子「あ、あへえぇ……♡」ビクビク
歩夢「もうイってる」
ランジュ「ぷはっ……最高♡」
全校生徒「……」ザワザワ
ランジュ「あら、まだ這いずる元気が残ってたのね」
栞子「り、理事長……私が一体何をしたというのですか! この学校のために一生懸命働いてきました……!」
栞子「それなのにこの仕打ちはっ……!」ハアハア
理事長「……これは一体どういうことですかランジュ」
ランジュ「栞子は、ヤりすぎたのよ。だからちょっとだけお仕置きしたの」
理事長「……帰ります」スタスタ
栞子「ああ、理事長っ……!」
ランジュ「さ、もっと楽しみましょう? 栞子」クチュクチュ
栞子「ああぁああぁっっん♡」ビクンビクン
愛「……雨が降ってきたね。生徒がどんどん帰っていく」
ランジュ「栞子っ! 栞子っ♡」チュッチュッ
栞子「ら、らん、もうやめっ、あああん//」ビクッ
愛「生徒会長としてこの世の絶頂を味わったしおってぃーが、今や雨の中、屋外のボロボロのマットレスの上で延々とイかされ続ける」
愛「イケてる末路だね、なんちゃって」
ᶘイ^⇁^ナ川
せつ菜「それは本当ですか!?」
副会長「ぜえ、ぜえ……はい、生徒会長はすでにイかされ、私はなんとか此処まで逃げてきました」
副会長「どうか生徒会長に返り咲いてください! そしてカタキを討ちましょう!」
せつ菜「ええ、そうですね。ここで由緒ある生徒会を滅ぼすわけにはいきません!」
歩夢「栞子ちゃんの権威は完全に失墜したし、あとはせつ菜ちゃんだね」
侑「残党を集めて生徒会室に籠もってるみたい。戦いが長引きそうだね」
愛「たぶんすぐ終わると思うよ」
侑「愛ちゃん!? 生徒会側だったんじゃ」
愛「せっつーは、りなりーの研究にたくさん資金を出してたからアタシも協力してたけど、もう生徒会に未来はないっしょ」
愛「りなりーの安全を保証してくれるなら協力するよ。愛さんに任せてくれない?」
コンコン
愛「おーい、早く降伏したほうが良いよ」
副会長「な、寝返ったのですか!」
璃奈「愛さんがそう言うなら私は……」
せつ菜「ちょ、ちょっと待ってください璃奈さん!」
璃奈「もうこれからはランジュさんの時代。せつ菜さんに付いていく意味ないから」
タタッ
愛「りなりー!」
璃奈「愛さん!」
ギュッ
歩夢「愛ちゃんすごいね。本当にすぐ終わったよ」
愛「おーい」
侑「愛ちゃんと璃奈ちゃんと、副会長もいる!?」
副会長「降伏します……これは生徒会の全データが入ったハードディスクです。今後の運営に役立ててください」
侑「せつ菜ちゃんはどうしたんですか?」
副会長「前生徒会長は……すべてを背負って生徒会室の中で自ら致して果てました」
せつ菜「はあ、はあ///」クチュクチュ
せつ菜「うおおおおおおおおおお////」ビクンビクン
歩夢「ううん。これからだよ侑ちゃん」
歩夢「ランジュちゃんを支えて良い学校を作っていかないと」
侑「そうだね」
こうして、ランジュ、歩夢らによる政変、「エ●チの変」が終わった。
ここから始まる虹ヶ咲学園の一連の改革は後に、「レズ化の改新」と呼ばれることになる。
おわり
元ネタは大化の改新です。受験生の方はこのSSを読めば完璧に日本史を覚えられると思います。
スレタイから盛大に笑わせに行くスタイル吹いた
受験生の方は暗記すれば日本史で満点を取れます
ランジュ・中大兄皇子
歩夢・中臣鎌足
侑・佐伯子麻呂
栞子・蘇我入鹿
せつ菜・蘇我蝦夷
かすみ・蘇我倉山田石川麻呂
愛・巨勢徳太
璃奈・高向国押
彼方・山背大兄王
果林、エマ、ミア・高句麗、百済、新羅の使者
理事長・皇極帝
副会長・船恵尺
しずく・入鹿から剣を奪った名も無き俳優
蛇足失礼しました
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