曜「お金も無いし、アルバイトでも始めてみよっかなぁ~」梨子「えっ?」【SS】
曜(今月お小遣いピンチだなぁ……)
曜「あぁぁぁ……」
梨子「どうしたの、曜ちゃん?」
曜「聞いてよ梨子ちゃーん。今月お小遣いがピンチでさ~」
梨子「ふ~ん」
曜「ふーんじゃないよぉ……私にとっては死活問題なんだよぉ……」
梨子「でもどーせ曜ちゃんまた無駄遣いばっかしてるんでしょ?」
曜「うぐっ」
梨子「ほらやっぱり」
曜「ち、ちがっ!!ちょこっと可愛い女の子がいるお店に行きすぎたりとか、コスプレの用具とか買い過ぎちゃっただけで……」
梨子「だったらそういう浪費をやめればいいんじゃない?」
曜「そういうわけにもいかないのーっ!!ス、スクールアイドル活動のためにもなってるんだから!!」
梨子「……」
曜「うぅぅ、こうなったら……バイトを始めてみるとか!!」
梨子「ダメよ」
曜「えっ!?」
曜「そんなぁ~……な、なんで!!?」
梨子「そんなの曜ちゃんが社会を知らなさすぎるからに決まってるじゃない」
曜「だ、大丈夫だよ梨子ちゃん!!私ぜったい大丈夫だから!!だって私、もう高校二年生なんだよ!?心配しなくったって一人で働ける
梨子「とか言いながら悪い女の子にはほいほい簡単に騙されちゃうくせに」
曜「うぐっ!?」
梨子「いーい、曜ちゃん?世の中には優しい女の子ばかりじゃないんだよ?中には曜ちゃんに悪いことしようと企んでる女の子だってたっくさーんいるもん」
梨子「だからダメ。曜ちゃんのことだからすぐバイト先の女の子に誑かされて、騙されて、食べものにされちゃうに決まってるっ。みんながみんな曜ちゃんのためを思って優しくしてくれてるわけじゃないんだからね?」
曜「ううっ、でもぉ……」
梨子「使えるお金を増やしたいんだったら他にもっと方法があるじゃない。節約するとか。アルバイトを始めてみるのはもう少し大きくなってからでもいいんじゃない?ねっ?」
曜「う、うぅぅぅ……」
梨子「……」
梨子(私は私で、お小遣いがピンチです……)
梨子「はぁ……」
梨子「あーあ、漫画とか画材とか買い過ぎちゃったなぁ……曜ちゃんとのデートの費用も高くつくし……」
梨子(ど、どうしよう……)
梨子「……」
梨子(こうなったら……)
梨子「……バ、バイト、してみる……とか?」
店長「あなたが、桜内梨子ちゃん?」
梨子「は、はいっ!よろしくおねがいします!」
梨子(うぅぅ、勢いでアルバイト応募しちゃった……////)ドキドキ
梨子(どうしよう、曜ちゃんにはダメって言ってあるんだけど……だ、大丈夫よね?私だったら上手くお仕事出来るわよね!?)
梨子(ううん。多分じゃだめっ!絶対上手く働いてみせるんだからっ!)
店長「えへへ、嬉しいなぁ~。こ~んなに可愛い子が応募してきてくれるなんて!」
梨子「……/////」
店長「じゃあさっそく~、制服に着替えてもらおっかな!」
梨子「えっ!?」
店長「うんっ!梨子ちゃんにはホールの方を担当してもらおうと思ってるの!」
梨子「ホ、ホール……////」
店長「そうだよ!お客さんと直接お話とかする方!」
梨子「ふぇぇぇ!!?む、無理ですよ~っ!!私に接客なんて絶対無理ですーっ!!////」
店長「大丈夫大丈夫!最初はみーんなそう言うんだけど、慣れれば絶対大丈夫だから!それに梨子ちゃんすっご~く可愛いし!」
梨子「そっ、それはそうかも、しれないですがっ……/////」テレテレ
店長「じゃ、さっそく制服に着替えてみて!お洋服ここに置いておくね~」
梨子「は、はい……/////」
店長「えへへっ。ことり特製のフリフリ衣装、絶対梨子ちゃんに似合うと思うなぁ~♡」
梨子「……//////」
梨子(うぅぅぅ、スカートひらひらしてて落ち着かないし……どうしよ、想像以上に恥ずかしい……/////)
梨子「~~っ/////」
店長「梨子ちゃん、お着替えできた?」
梨子「ふぇっ!?////は、はいっ、一応……/////」
店長「ほんとに!?みせてみせて!」
梨子「……/////」
ソーッ…
店長「や~ん!すっごく可愛い~!お人形さんみたい!」
梨子「はぅぅぅ……///////」モジモジ
梨子(だってこういうお店って、ぜぇ~ったいスケベな人ばっか集まってくるに決まってるもん。スカート中身見えそうだし、かがんだだけで大事な部分もちらりしそうだし……////)
梨子(や、やだぁ、早く帰りたい……/////)
梨子「……/////」モジモジ
店長「じゃあさっそくお客さんの前でお仕事!よろしくね、梨子ちゃん!」
梨子「えっ!?は、はいっ。よろしくお願い、します…………/////」
梨子「……」フキフキ
店長「梨子ちゃん!一番テーブル、オーダーお願いしまーす!」
梨子「あ、はーい!」
梨子(はぁ……)
梨子(この破廉恥な制服でお仕事するのもちょこーっと慣れてきたけど……やっぱりスカートがスースーしてて落ち着かない……////)
梨子(はぅぅぅ……って集中集中っ!自分の大事なところは自分で守らないとっ!////防御防御っ!////)
梨子「はーい!いま行きまーす!」
梨子(お仕事お仕事……)
タタタッ
梨子「いらっしゃいませ、ご主人さまっ!ご注文お伺いしまーす!」
曜「えっと、萌え萌えきゅんきゅんスペシャルオムライスと……」
梨子「はいっ!」
曜「ん~と、飲み物は……」
梨子「……」
梨子(……って曜ちゃん!?)
曜「?」
曜「飲み物は……クリームソーダ!クリームソーダでお願いします!」
梨子「えっ?あっ、はい……」
曜「以上で!」
梨子「はい、えっと……」
梨子(ば、バレてない、よね……?)
曜「……?」
梨子「……////」ドキドキドキドキ
梨子(う、うぅぅぅ~っ……ってダメーっ!!私がこんなところでアルバイトしてるだなんて、曜ちゃんにバレちゃ絶対だめーっ!!)
梨子(曜ちゃんにはバイト禁止だって言ってるしーっ!!私がこーんな破廉恥なお店で働いてるなんて絶対にバレちゃダメなんだから~っ!!////)
曜「店員さん?」
梨子「ひっ!?/////」
曜「注文、大丈夫そうですか?」
梨子「えっ、あっ、すみません……/////」
梨子(落ち着いて、落ち着いて……////)ドキドキ
曜「あっ!もしかして新しく入ったメイドさんとか!?」
梨子(ふぇぇぇ!!?////)
曜「?」
梨子「えっと……そ、そうですけど……」
曜「やっぱり!えへへ、どおりで見ない顔だなーって思ったんだぁ~」
梨子(ふぇぇぇぇ……////)
曜「お仕事、大丈夫そう?大変じゃない?」
梨子「た、大変は大変だけど……」
曜「わからないことがあったらいつでも私に相談してね!私ね、このお店のことは店長さん並みに詳しいんだよ!」
梨子「そ、そうなんですか……?」
曜「うん!だってほぼ毎日通ってるもん!」
梨子「毎日……」
曜「店員さんともみーんな仲良しだよ!」
梨子(そうなんだ……////)
曜「でも~……」
梨子「……?/////」
曜「えへへ、よーちゃん的には新人さんがこのお店で一番カワイイ気がするっ!」
梨子(えっ!?////)
梨子「う、うぅぅぅ、あまりジロジロ見ないで下さいっ。恥ずかしいですっ……/////」モジモジ
曜「えへへ、ごめんね。可愛いメイドさん見るとつい衣装の参考にしたくなっちゃうんだ~」
梨子(か、かわいい……?////)
曜「ねえねえ、写真一枚だけ撮らせてよ!写真!」
梨子「ふぇぇ!!?で、でもっ……/////」
曜「ツーショットで!一枚だけでいいからさ!」
梨子「あぅぅぅ~っ……/////」
曜「じゃあ撮るよ~!はいっ!ピース!」
梨子「ぴ、ぴーす……/////」
パシャリ
曜「おぉ~!かっわい~!!」
梨子(きゃぁぁぁぁ~……//////)
梨子「ほ、本当ですか……?/////」
曜「うんうん!優しくされたら好きになっちゃうなぁ~。なーんてっ♡」
梨子(す、好きっ……/////)
曜「てへっ、周りのみんなには内緒だよっ♪」
梨子「はわわわわわ……////」ドキドキドキドキ
曜「あ、そうだ!もしよかったら連絡先とか
店長「こらーっ!メイドさんとの連絡先交換はダメだって言ってるでしょー!」
曜「そっかぁ、ダメかぁ……」
曜「あ、でもでも!困ったことがあったら私はいつでも相談に乗るよ!このお店の先輩として!」
曜「だからなんでも相談してね、新人さんっ!じゃーねー!」フリフリ
梨子「は、はいっ……/////」
梨子(ひゃぁぁぁぁぁ……/////)ドキドキ
梨子(曜ちゃんに、初めて面と向かって『好き』って言われちゃったかも……/////)
梨子「……/////」
梨子(嬉しい……/////)
トゥクン♡
梨子「っ……////」
トクン♡トクン♡
梨子(やばっ、すっごくドキドキしてきちゃったよぉ……♡♡)
トクトクトクトク♡
トクン♡
梨子「か、可愛い……////」
梨子(……のかなぁ?私、露出多くてみたいな格好してるんだけど……)
梨子「……////」クルクル
梨子(けどっ、曜ちゃんに可愛いって言ってもらえて、ちょっぴり自信が出てきたかもっ……////)
梨子(きゃっ……曜ちゃんっ、いきなり好きって言ってくるのはズルいよぉ……♡♡)
トクン♡トクン♡
梨子(うう~~~~っ/////)トクトクトクトク♡
梨子「むふふふふっ……あ、あのっ!」
店長「ん、どうかしたの?」
梨子「え、えっと……一番テーブルのお客様のオムライス、私が作ってあげたくって!」
店長「えっ?」
店長「ううん、ダメじゃないよ!むしろ嬉しいっ!」
店長「お客様にもーっとご奉仕してあげたいってことだよね?それこそがメイドの本懐だよっ!ことり、梨子ちゃんが自分からその気持ちに気づいてくれてすっごく嬉しい!」
店長「材料と厨房は自由に使っていいから、ぜひお客様に最高のおもてなしを届けてあげて!」
梨子「あ、ありがとうございます!」
店長「それとオムライスにはケチャップでとびっきりのメッセージを書いてあげるとことり的にすっごくポイント高いかもっ!頑張ってね、梨子ちゃん!」
梨子「はいっ!頑張ります!」
≪曜ちゃんへ♡≫
梨子「……////」
梨子(はわわ、調子乗ってハートマークなんて付けちゃった……////)
梨子「……/////」
トクン♡トクン♡
梨子(曜ちゃん、喜んでくれるかなぁ?喜んでくれるといいなぁ……/////)
梨子(セットで私が『萌え萌えきゅんっ♡』なーんてしてあげたら、曜ちゃんも私が私だって気づいてくれるかもしれないし……)
梨子(そしたら、ついに、念願の……////)
梨子(両想いのハッピーエンドとか……)
トゥクン♡
梨子(きゃ~~~っ!!/////)
梨子「~♪」
テテテッ!
梨子「お待たせしましたご主人さまっ!ご注文の、萌え萌えきゅんきゅんスペシャルオムライスに
曜「あ、店員さん!お久しぶり~!」
曜「えへへ、ごめんね!しばらく忙しくって来れなくってさ!」
曜「そうなんだよ~、飛び込みの練習がずーっとあってさー」
曜「でも○○ちゃんはちょこっと見ない間にすっごく可愛くなってる気がする!あ、本気だよ!もちろん本気で
梨子「……」
曜「む~っ。だって私にこーんなに優しくしてくれるのって、○○ちゃんだけ
梨子「お待たせしました。ご注文のオムライスです」ダンッ!
曜「えっ。あ、はい」
梨子「……」
曜「あ、ありがとうございま……」
梨子「あーん」
曜「えっ!?」
梨子「冷めないうちに食べて欲しいんだけど」
曜「あ、食べます、食べますけど……」
梨子「……」グシャグシャ
曜「あっ。ちょ、ちょっと。せっかくケチャップで書いてくれた文字、ぐちゃぐちゃにしないで下さいっ。あぁぁぁ……」
曜(厨房のメイドさんが丹精込めて書いてくれた愛のメッセージ、結構楽しみにしてたのに……)
梨子「あーん」
曜「えっ!?」
梨子「食べないの?」
曜「や、食べる、食べるけど……食べさせてもらわなくって大丈夫だよ?」
梨子「とか言うとどーせ他の女の子といちゃいちゃし始めるくせに」
曜「し、しないしない!!いちゃいちゃなんてしてないし!!////」
梨子「でもさっき明らかにあっちの女の子のこといやらしい目で見てたもん」
曜「うぐっ」
梨子「曜ちゃんのバカ。えっち、破廉恥、どすけべ」
曜「うぅぅぅぅ、ごめんなさいであります……」
曜(な、なんで私、メイドカフェで怒られてるんだろ……)
曜「……」
曜(それにもしかしてこの子……なんか怒ってる!?)
曜(なんでなんで!!?もしかしてそういうプレイとか!!?)
梨子「……」
曜「あ、あのー……ひょっとして怒ってますか?」
梨子「わからないの?」
曜「え゛!?」
梨子「……」
曜「……」
曜(これって……ま、前に梨子ちゃんで見たことあるパターンだ!)
梨子「……」
曜「えっと、あの……」
梨子「……」
曜「そのっ……ち、違うの!!私ね、このお店のメイドさんはみーんな大好きだからっ!!」
梨子「えっ?」
曜「本気だよ!!本気!!さっきの言葉だって嘘ついてないし!!」
曜「ご、ごめんね!!びっくりさせちゃったよね!!戻ってきたら急に他のメイドさんとお話してて……けどっ!!私にとって新人さんが一番なのはほんと!!ほんとだよ!!」
梨子「……」
曜「え、えっとね、私はこのお店のメイドさんとはいっつもあーんな感じで……だからあれが普通!!普通なのっ!!」
梨子「ばかぁ!!」
曜「えっ?」
梨子「ばかばかばかばか!!曜ちゃんのばかぁ~!!」
曜「うぇぇぇ!!?」
曜「えっ!!?」
曜(い、いったい何の話!!?)
梨子「だいたいいっつも言ってるでしょ!!曜ちゃんに優しい女の子には絶対裏があるって!!どうしてそう簡単に私以外の女の子にだけデレデレし始めちゃうの!!?曜ちゃんほんとにあり得ないっ!!」
曜「よ、よーそろー……」
梨子「それに曜ちゃんだってどーせわかってるでしょ!!メイドさんはあくまでお仕事で曜ちゃんに接客してるだけだって!!」
曜「ぐさっ!?」
曜(ううっ、わかってはいても改めて言われると結構心にくる……)
梨子「それなのに曜ちゃんってばすぐ本気だと思い込んで、メイドさんにでれでれいちゃいちゃし始めて……ばかばかばかばか!!曜ちゃんのばかぁ!!さいってー!!もっと身近な人にも気を配ってよ~っ!!」
曜「は、はい。すみません……」
梨子「むぅぅぅぅ~っ!!」
曜(えぇぇ、な、なんで私、突然お説教されてるんだろ
店長「梨子ちゃん!!」
梨子「ひっ!?」
店長「こらーっ!ダメでしょー!お客様のことイジメちゃ!メイドさん失格ですっ!」
曜(え゛っ!?)
曜「り、梨子ちゃん!!?」
曜「……」
梨子「……」
曜「……あっ」
曜(え、えぇぇぇ~!!?)
梨子「……」
曜「ご、ごめ
梨子「曜ちゃん、全然私に気づいてくれてなかったもん」
曜「うぐっ!?」
曜「ご、ごめん……」
梨子「謝るってことは認めるってことでいいんだ。ふーん」
曜「や、ちが……り、梨子ちゃんのことすっごく可愛くってタイプだなーって思ったのは本当だけど……」
梨子「けど?」
曜「けど……ううっ、やっぱりごめん。ごめんね、梨子ちゃん……」
梨子「……」
梨子「曜ちゃんのバカ。どーせこういういかがわしいお店ばっか行ってるからお金だってすぐなくなっちゃうんでしょ」
曜「うぐぐっ!?」
梨子「ほらやっぱり。私のいいつけ守らないからそういうことになるんだもん」
曜「ご、ごめん……」
梨子「わかったらちょっとは反省して。私の言いつけはちゃんと守って。いーい、二度と他の女の子に出会おうとしたり、好きとか言っちゃダメなんだからね」
曜「はい。反省してます……」
梨子「ほんとに?」
曜「ほんとのほんとに……」
梨子「……」
曜「反省してる、してるからぁ……ゆ、許して!!許してよーっ!!梨子ちゃ
梨子「イヤ」
曜「えっ!?」
梨子「私、曜ちゃんにすっごく傷つけられたもん。曜ちゃんがそーんな簡単に出会ってすぐの女の子に好き好き言う人だなんて思ってなかった」
曜「ご、ごめんってばぁ……」
梨子「だからイヤ。今日という今日はぜぇ~ったいに許してあげないっ。曜ちゃんなんて大っ嫌いっ」
曜「そんなぁ~……」
曜「ううっ、許してよぉ。これからは何でも、梨子ちゃんの言いつけ絶対守るからぁ……」
梨子(えっ?)
梨子「なんでも……?」
曜「う、うん……」
梨子「……」
曜「うぅぅ……」
梨子「……」
梨子(ふーん……)
曜「……」
梨子「……」
曜「……/////」
梨子「ほーら。曜ちゃん?」
曜「ひっ!?え、えっと……/////」
梨子「うん」
曜「っ……お、お帰りなさいませー、ご主人様っ♡」
曜(~~っ/////)
梨子「うん」
曜「……って梨子ちゃんっ!!衣装がちょびっと過激すぎだよ~っ!!////」
梨子「えっ?」
梨子「私はいっつもそれ以上に恥ずかしい衣装、曜ちゃんに着せられてばっかだけど?」
曜「うぇぇぇ!!?/////」
梨子「それに私はバイトで同じ衣装着てたもん。曜ちゃんもそれくらいは我慢してよ。コスプレバカオタクなんだから」
曜「そ、そんなぁ~……////」
梨子「わかったら次はどうするの?」
曜「え、えっと……////」
梨子「うん」
曜「っ……ご、ご注文は……?/////」
梨子「曜ちゃん」
曜「え゛!?」
梨子「曜ちゃんの全部、梨子に下さいっ♡」
曜「うぇぇぇ!!!?/////」
梨子「なあに?」
曜「いくらなんでも無理だよーっ!!そのっ、私は売り物じゃないもんっ……/////」
梨子「曜ちゃん?」
曜「ひぃっ!?////」
梨子「今の私と曜ちゃんは、ご主人様とメイドさんの関係なのよね?」
曜「よ、よーそろー……」
梨子「メイドさんはご主人様の命令には絶対服従、ってさっき曜ちゃんに教えなかった?」
曜「うっ、うぅぅぅ……/////」
梨子「曜ちゃん?ご主人様の命令にはどうするの?」
曜「うぅぅぅ……/////」
梨子「曜ちゃん?」
曜「っ……、わ、わかりました、ご主人様っ。曜の全てを、梨子ちゃんに捧げますっ。うぅぅぅ………//////」
梨子「そっか。じゃあ後ろからむぎゅーってしてっ♡」
曜「む、むぎゅー……?/////」
梨子「そうやって~、後ろから~」
曜「こ、こう……?」ギューッ
梨子「うん。後ろから私を包み込んで~」
曜「あ、うん……/////」ムギュ
梨子「えへへ。このまま一生逃がさないでね、私のことっ♡」
曜「え゛!?もしかしてずーっとこの体勢ってことぉ!!?」
梨子「うん」
梨子「曜ちゃん?」
曜「ひぃぃぃ!!?」
梨子「ご主人様の命令だよ?曜ちゃんなんて答えるの?」
曜「うっ、それは……///」
梨子「それは?」
曜「っ……////り、梨子ちゃんのこと、一生かけて幸せにしますっ……/////」
梨子「合格っ。これで曜ちゃんは私のものですっ♡」
曜(え、えぇぇぇ~……/////)
梨子「言っておくけど私から一メートル以上離れるのは禁止、禁止なんだからね。ずーっとそばにいてもらうんだからっ♡」
曜「そんなぁ~……////」
梨子「~♪」
曜「……/////」
曜(う、うぅぅぅ………ってやっぱり梨子ちゃん厳しすぎだよ~!!)
この後めちゃくちゃ奉仕活動させられた
ようりこいい
引用元:https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1659947588/
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