夏美「オ~ニアッツ~……」【SS】
四季「便利だね」
メイ「やめろ、ただでさえ暑いのに鬱陶しい…」
きな子「これで初夏っすからね~…真っ盛りになったらどうなることやら…」
きな子「夏美ちゃんは春好きっすか?」
夏美「え? まぁ…暑くもなく寒くもなくで良い季節だとは思いますの」
きな子「えへへ…嬉しいっす!」
夏美「…なぜ?」
四季「Cherry blossom. 日本の春は桜が咲いて始まり、桜が散って終わる」
メイ「短すぎだろ…って言いたいけど、最近はあながち間違いでもないからな…」
夏美「絞り出すくらいなら言わないでいいですの…そもそも名前に夏が入ってるからといって夏が好きなわけではありませんの…」
きな子「じゃあ夏は嫌いっすけど夏美ちゃんは好きっす!」
メイ「結局嫌いなのか…」
四季「私はきな子ちゃんも夏美ちゃんも好き。なぜなら私は若菜四季」
きな子「オールラウンダーっすね!」
メイ「その反応は合ってんのか?」
四季「もちろんメイも好き。なぜなら私は若菜四季」
メイ「もはや関係ねーし、普通にどうでもいいだけだよ…」
夏美「May…五月は春ですの?」
メイ「まぁ春なんじゃないか? 初夏って感じはするけど」
きな子「いや、メイちゃんは春っす! きな子の仲間っす!」
夏美「でも初夏はほぼ夏ですの、ギリギリ夏の仲間とも言えなくはないですの」
四季「私はメイが春でも夏でも変わらず好き。なぜなら私は若菜四季」
メイ「気に入ったのか? それ」
メイ「ならねーだろ」
夏美「冬毬がいるから冬は平気ですの」
きな子「それはなんか…ズルいっす!」
夏美「妹がズル呼ばわりされましたの…」
~その頃~
冬毬「くしゅんっ!」
マルガレーテ「Gesundheit(ゲズントハイト). こんなに暑いのに風邪でも引いたの?」
ありあ「誰か噂してるんじゃない?」
冬毬「それは迷信、非現実的な言説です。それに噂されるようなこともしていません」
マルガレーテ「なにそれ、変な迷信ね」
二.五季「冬毬ちゃんは一旦保留、ならば私の名前は若菜二.五季」
メイ「なるのかよ…」
夏美「うーん…四季の髪は青、寒色! 寒色といえば冬ですの!」
三季「いいね、私の名前は若菜三季」
メイ「なんなんだよそのシステム…」
きな子「えーっとえーっと…あ、メイちゃんの燃えるような赤はまるで紅く染まったモミジ! 紅葉といえば秋っす!」
メイ「…それで言ったらきな子の髪も枯れ葉っぽい色だな」
きな子「枯れ葉色はなんか嫌っすね…! あと夏美ちゃんの金髪はイチョウっす!」
メイ「なに言ってんだ?」
四季「でも…私だけ秋の要素が無いのは、少し寂しい」
きなメイなつ『……!』
ぎゅっ…
四季「みんな…?」
きな子「安心してほしいっす。きな子たち葉っぱは枯れちゃうっすけど、四季ちゃんの冬を越してまた新しい命を芽吹かせるっす。そう、若菜を…!」
四季「…! きな子ちゃん…みんな…!」ウルッ
ぎゅ~~~っ……
夏美「四人抱き合ったら余計にクソ暑くなりましたの…」
おわり。
また頼む
引用元:https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1713432164/
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