【SS】せつ菜「しずくさんって演技下手ですよね」しずく「は?」
前スレは何故か1時間足らずで過去ログ倉庫に格納されたので再立てです。
レスしてくれた3人、ありがとう。
また書き込めなくなったら同タイトルで渋に上げておきます。
しずく「なっ…せつ菜さんが困ってるから助けてあげたんじゃないですか!」
せつ菜「あー、アドリブに弱いタイプでしたか。でもそれで大女優なんて名乗れるんですか?」
しずく(このっ…)
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(・8・)チュンチュン
しずく(あれ…?もう朝…?)
しずく「やばっ!演劇部の朝練に遅刻しちゃう!」
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演劇部部長「はーい、そこまで!集合して挨拶!」
演劇部「「「ありがとうございました!」」」
演劇部部長「しずく、どうした?あまり集中出来てなかったみたいだけど。」
しずく「あはは…バレちゃいますか。ーッはっ!」
演劇部部長「どうした?」
しずく「部長、お願いがあるのですがよろしいですか?」
演劇部部長「お、おう。何?」
菜々「ははは…まあ、いずれ…」
菜々(昨日はしずくさんにちょっと言い過ぎてしまいましたね…放課後の同好会で謝ろう…)
「ねぇ、あっちでせつ菜ちゃんがゲリラライブやるんだって!」
「いこいこ!」
菜々「!?」
副会長「言ったそばからなんて運命的なタイミング!会長、行きましょう!」
菜々「あ、え、ちょっと!」
菜々(せつ菜のライブ…?せつ菜は私ですが…まさか偽物?何にせよ、確認する必要がありますね…)
「「「ワー!」」」
せつ菜?「走り出した思いは強くするよ〜♪」
副会長「せつ菜ちゃーん!ほら会長!すごいでしょ!?」
菜々「え、えぇ…」
菜々(なんですかアレ…私の目から見ても完璧なパフォーマンスに近い…)
ワ-ワ-キャ-セツナチャ-ン
副会長「最高です!」パチパチパチ
副会長「会長!見れて良かったですね!」
菜々「…そうだ!使用許可証!」
副会長「え?」
菜々「校内で歌うには許可が必要!生徒会に書類があるはず!」
副会長「会長、あまり楽しめませんでした?というか、せつ菜ちゃんが許可取らずにライブするなんて珍しくないですよ?」
菜々(そうだったー!)←アニメ1期3話参照
ガラッ
侑「せつ菜ちゃん、今日のゲリラライブすごかったね〜!トキメいちゃったよ!」
かすみ「でもぉ〜皆んなに秘密でやるなんて意外と腹黒いとこありますねぇ〜」ニシシ
せつ菜「皆さん、お疲れ様です!」
歩夢「あ、せつ菜ちゃんお疲れ様!」
「「「…ん???」」」
せつ菜?「…」
かすみ「これはおそらく双子だったとかそういうオチです!」
歩夢「かすみちゃん!?それでも大ニュースだよ!?」
せつ菜「貴女は何者ですか!?」
せつ菜?「意外と…バレないものですね♡」
せつ菜?「私の演技を下手と言わせた事、撤回する気になりました?」
せつ菜「その事を知っているのは…まさか貴女は!」
せつ菜?「そう、私の正体は大女優、桜坂しずく!」バァ-ン
「「「な、なんだってー!?」」」
かすみ「うそ!本当にしず子!?どう見てもせつ菜先輩じゃん!」
歩夢「ほんとにすごいね…」
侑「わー!並んでみてよ!」
せつ菜「は、はい…ってそうじゃない!まず聞かせてください!なぜこんなことを!?」
しずく「うーん、一番はちょっとプライドがキズ付いたので仕返ししたかったのとー、身近な人を演じるのが楽しかったからですね!うおおおおお!!!」
せつ菜「私はうおおお!なんて言いません!まあ、正体がしずくさんでちょっと安心しましたよ…その、演技の事についてはごめんなさい。言い過ぎたと思って謝ろうと思っていたところです。」
しずく「わかればいいんですよ!これでも謝らなかった時のイタズラのレパートリーが無駄になったのはちょっと残念ですが。」
せつ菜「何をする気だったんですか!?」
しずく「せつ菜先輩の格好のまま学食で牛丼ドカ食いしたり、歩夢先輩の目の前で侑先輩とイチャイチャしたり、昨日書いたせつ菜先輩総受けSSを実体験したり…」
せつ菜「ごめんなさいもう許してください!」
かすみ「えっぐ…かすみんのイタズラがかわいく見えるじゃん…いや、かわいいならいいじゃん!」
しずく「服飾同好会にお借りしました!」
歩夢「アイドルの衣装まであるんだね。」
せつ菜「…そうだ!しずくさん、仲直りの印に、ちょっと相談が…」
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せつ菜「みんなー!今日は来てくれてありがとー!」
ワ-ワ-ワ-
せつ菜「今日はサプライズゲストがいます!どうぞ!」
しずく(せつ菜の姿)「こんにちはー!優木せつ菜です!」
エ-!?セツナタャンガフタリ!?フタゴ!?カワイ-
せつ菜「せつ菜2人の特別なステージ、」
しずく「2倍楽しんでいって下さい!」
「「CHASE!」」
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しずく「私も新しい体験ができて満足です!」
せつ菜「はい!また機会があれば是非やりましょう!」
しずく「んー、それだとせつ菜さんばかりの知名度が上がりますよねー?」
せつ菜「うっ…確かに…」
しずく「代わりと言っては何ですが、ちょっとしたお願いを聞いていただけたら良いですよ。」
せつ菜「今日のお礼もありますし、なんでも言ってください!」
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菜々(なんでもとは言いましたが、これはー)
しずく(せつ菜の姿)「さぁ菜々、横に座って下さい!」
菜々「あ、はい。」
しずく「菜々、いつも学園のために頑張ってくれてありがとうございます。お陰で私はスクールアイドルに専念出来ています。」アゴクイ
菜々「え///」
しずく「好きですよ、菜々。」
菜々「あの!///一旦ストップで///しずくさん、これは///」
しずく「昨日書いたSSで思ったんです。せつ菜×菜々もアリなのでは!?と!!!」
しずく「インスピレーションを得るためには体験したり実際に見るのが一番!さあ、続けますよ!」
菜々「も、もう許してください〜!」
おわり
初投稿でした。
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