【SS】四季「可愛いところを目一杯」【ラブライブ!スーパースター!!】

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【SS】四季「可愛いところを目一杯」【ラブライブ!スーパースター!!】

1:◆2XUM89JJWNIX (光) 2022/08/20(土) 14:34:08.02 ID:Vogr0t7x

四季メイ

 

2:◆2XUM89JJWNIX (光) 2022/08/20(土) 14:35:09.42 ID:Vogr0t7x

四季「ついた」

メイ「ああ、ここが噂の…」

四季「そう、看板娘ならぬ看板猫のいる喫茶店」

メイ「知らなかったな、近所にこんなお店があったなんて」

 

3:◆2XUM89JJWNIX (光) 2022/08/20(土) 14:36:09.55 ID:Vogr0t7x

四季「入ろう、予約してある」

メイ「お、おう」

ガチャ、カランカラン――

「いらっしゃいませ」

 

4:(光) 2022/08/20(土) 14:37:25.39 ID:Vogr0t7x

四季「2人で予約しました若菜です」

「お待ちしておりました、お席にご案内いたします」

メイ(わわ、店の中もすごくおしゃれだ…さてと、看板猫ちゃんはどこにいる?)

四季「あの、猫ちゃんはどちらに?」

 

5:(光) 2022/08/20(土) 14:39:51.38 ID:Vogr0t7x

「申し訳ありません、『店長』は現在休憩中です」

メイ「えっ」

四季「猫ちゃん…店長さんは、お店にはいないのですか?」

「はい、いつもならこっちにいる時間なのですが、あいにく今日は眠いみたいで。気が向けば出勤すると思いますが」

 

6:(光) 2022/08/20(土) 14:41:00.68 ID:Vogr0t7x

四季「そう、ですか」

「すみません、せっかくお越しいただいたのに、気まぐれなもので」

メイ「いえ、ありがとうございます」

「メニューです。お決まりになりましたらお呼び下さい。失礼いたします」

 

7:(光) 2022/08/20(土) 14:42:08.24 ID:Vogr0t7x

メイ「落ち着いてて、いい雰囲気のお店だな」

四季「…ごめん」

メイ「どうして謝るんだよ」

四季「猫ちゃん、いなかった」

 

8:(光) 2022/08/20(土) 14:43:23.04 ID:Vogr0t7x

メイ「四季のせいじゃないだろ。もちろん、お店も猫ちゃんも悪くない。こういうことはある」

四季「うん…」

メイ「すごくいい感じのお店だし、教えてくれたのはお前だ。わざわざ予約までして連れてきてくれたんだから、それだけで感謝だよ」

四季「メイ…」

 

9:(光) 2022/08/20(土) 14:44:19.81 ID:Vogr0t7x

メイ「さあ、気を取り直して注文しようぜ。このお店はパフェが評判なんだろ?」

四季「うん」

メイ「ほら見ろよ、結構種類がある。けど、マロンパフェは無いみたいだな」

四季「栗は季節ものだから」

 

10:(光) 2022/08/20(土) 14:48:19.64 ID:bUMICIfM

メイ「確かに。うーん…よし、決めた。私は定番のいちごパフェにする」

四季「私は白桃パフェで」

メイ「桃とは珍しいセレクトだな」

四季「季節もので行く」

 

11:(光) 2022/08/20(土) 14:50:08.63 ID:bUMICIfM

メイ「いいねぇ、飲み物は?」

四季「コーヒー」

メイ「決まりだな。すみませーん」

「ただいま伺います」

 

12:(光) 2022/08/20(土) 14:51:00.14 ID:bUMICIfM

……………………………………

「お待たせしました、ブレンドコーヒーお二つです。パフェはもう少々お待ちください。ごゆっくりどうぞ」

メイ「はーい」

四季「メイ、いつの間にコーヒー飲めるようになったの?」

メイ「子供扱いすんな。もう高校生だぞ、コーヒーなんか余裕だ――うぐっ」

 

13:(光) 2022/08/20(土) 14:52:00.78 ID:bUMICIfM

四季「顔に出てる。背伸びはよくない」

メイ「せ、背伸びなんかしてない。でも、やっぱりあれだな。せっかくだから、パフェが来るまで待ったほうが良さそうだ」

四季「苦いコーヒーは、甘いパフェとベストマッチ」

メイ「そう、そういうことだ。さすが四季、わかってるな」

 

14:(光) 2022/08/20(土) 14:53:05.15 ID:bUMICIfM

四季「ん、美味しい」

メイ「あっ、なんでお前だけ飲むんだよ」

四季「大人の余裕」

メイ「同い年だろうが」

 

15:(光) 2022/08/20(土) 14:54:11.72 ID:bUMICIfM

四季「私の方が生まれが早い」

メイ「たかだか4ヶ月ちょっとで偉そうにすんなっての」

四季「これはメイにとって朗報でもある」

メイ「どういうことだ?」

 

16:(光) 2022/08/20(土) 14:55:15.76 ID:bUMICIfM

四季「4ヶ月経てば、メイもコーヒーが飲めるようになるということ」

メイ「えっ、本当か?」

四季「論理的に考えればそうなる」

メイ「論理的に…確かに、生まれに4ヶ月差があるってことは、4ヶ月後には今の四季に追いつけるってことだもんな」

 

17:(光) 2022/08/20(土) 14:56:36.69 ID:bUMICIfM

四季「ご明察」

メイ「そっかぁ、4ヶ月すれば私も…って、よく考えたら、お前は以前からコーヒー飲んでたじゃねぇか」

四季「バレた」

メイ「ちぇっ、ぬか喜びさせやがって」

 

18:(光) 2022/08/20(土) 14:57:48.96 ID:bUMICIfM

四季「でも、この話は無駄ではなかった」

メイ「うん?」

「お待たせいたしました。いちごパフェと白桃パフェです」

メイ「わ…!」

 

19:(光) 2022/08/20(土) 14:59:02.60 ID:bUMICIfM

「ごゆっくりどうぞ」

四季「ね」

メイ「なるほど、おかげで待ち時間に退屈しなかったよ」

四季「パフェ、美味しそう」

 

20:(光) 2022/08/20(土) 15:00:04.19 ID:bUMICIfM

メイ「ああ、とってもキラキラしてる」

四季「メイの顔も」

メイ「茶化すなよ。あ、写真はダメだぞ」

四季「どうして」

 

21:(光) 2022/08/20(土) 15:01:06.96 ID:bUMICIfM

メイ「撮られたくない。パフェだけってことなら構わないが」

四季「それでは不十分」

メイ「わがまま言うな」

四季「わがままじゃない。これはメイとの思い出。ちゃんと残したい」

 

22:(光) 2022/08/20(土) 15:02:06.39 ID:bUMICIfM

メイ「なっ」

四季「ダメ?」

メイ「…はぁ。わかった、好きにしろよ」

四季「やった」

 

23:(光) 2022/08/20(土) 15:03:07.76 ID:bUMICIfM

メイ「けど、お前の事も撮るぞ」

四季「やだ」

メイ「やだじゃない。私だけが撮られるなんておかしいだろ」

四季「交換条件ってこと?」

 

24:(光) 2022/08/20(土) 15:04:10.65 ID:bUMICIfM

メイ「違うよ、不十分だからだ」

四季「?」

メイ「四季、さっき言ったろ。私との思い出を残したいんだって」

四季「言った」

 

25:(光) 2022/08/20(土) 15:05:20.42 ID:bUMICIfM

メイ「つまり、二人の思い出づくりってことだろ?だったら、お前が撮った写真だけじゃ不十分じゃねぇか」

四季「あ…」

メイ「ってわけで、覚悟しろよ。撮られる側の気分をたーっぷりと教えてやる」

四季「…ふふっ、望むところ」

 

26:(光) 2022/08/20(土) 15:06:23.94 ID:bUMICIfM

メイ「へへっ。さ、食べようぜ。見ろよ、いちごがたっぷり!評判とやらに間違いはなかったみたいだな」

四季「綿密なリサーチの結果、当然」

メイ「では早速。いただきまーす。あむっ、んん~っ!」

四季「気に入った?」

 

27:(光) 2022/08/20(土) 15:07:21.04 ID:bUMICIfM

メイ「そりゃあもう!見た目を裏切らない、期待以上の美味しさだよ!」

四季「よかった。メイのその顔が見たかった」

メイ「私のことはいいからさ、お前も食べてみろ。一口目できっと驚くぞ」

四季「うん、いただきます。あむっ、んっ」

 

28:(光) 2022/08/20(土) 15:08:38.00 ID:bUMICIfM

メイ「美味いだろ?」

四季「すごく美味しい。心が幸せになる美味しさ。言葉どおりのパーフェクト」

メイ「そうだろ、そうだろ…ん、もしかして、パフェってそういうことなのか?」

四季「正しくは、フランス語で完璧を意味するパルフェが由来」

 

29:(光) 2022/08/20(土) 15:09:41.39 ID:bUMICIfM

メイ「なるほどな、また一つ賢くなっちまった。んんっ、本当美味しいっ」

四季「いちごパフェ、美味しそう」

メイ「一口いるか?」

四季「いる、食べたい」

 

30:(光) 2022/08/20(土) 15:10:40.60 ID:bUMICIfM

メイ「私も白桃が気になってたんだ、交換といこうぜ」

四季「それには及ばない」

メイ「なんだよ、いらないのか?」

四季「交換する必要はないと言うこと」

 

31:(光) 2022/08/20(土) 15:12:04.69 ID:bUMICIfM

メイ「ん?」

四季「はい、あーん」

メイ「えっ…はぁっ!?」

四季「一口、いらないの?」

 

32:(光) 2022/08/20(土) 15:13:08.03 ID:bUMICIfM

メイ「いや、いる、いるけど、普通に食べるって!」

四季「ならぜひ。とても美味しいから、遠慮しないで食べてほしい」

メイ「だから、遠慮とかそういうのでもなくて…」

四季「桃が乗っててスプーンが重い。早く食べて」

 

33:(光) 2022/08/20(土) 15:14:04.61 ID:bUMICIfM

メイ「う、ううっ、けど…」

四季「はい、あーん」

メイ「あ、あー…んむっ」

四季「お味はいかが?」

 

34:(光) 2022/08/20(土) 15:15:22.22 ID:bUMICIfM

メイ「…美味しい、すごく」

四季「どうして顔を逸らすの」

メイ「その…今は無理だ」

四季「メイ、こっち見て」

 

35:(光) 2022/08/20(土) 15:16:11.84 ID:bUMICIfM

メイ「ちょっと本当に勘弁してくれ」

四季「耳まで真っ赤。可愛い」

メイ「言うな、パフェの味がわからなくなっちまう…」

四季「ふふっ、それならコーヒーを飲むのに好都合」

 

36:(光) 2022/08/20(土) 15:17:26.79 ID:bUMICIfM

メイ「くっ…こ、今度はお前の番だぞ!ほら、あーん」

四季「あーむっ。ん、美味しい」

メイ「待てよ」

四季「ん?」

 

37:(光) 2022/08/20(土) 15:18:47.79 ID:bUMICIfM

メイ「いや、おかしいだろ。なんでそんなに余裕なんだよ」

四季「大人だから」

メイ「またそれかよ。ちぃっ、早く4ヶ月経てばいいのに…」

四季「ふふふっ」

 

39:(光) 2022/08/20(土) 15:21:18.85 ID:bUMICIfM

……………………………………

メイ「ごちそうさま。ああ、美味しかった。すっかり大満足だよ」

四季「同じく、存分に堪能できた。パフェの美味しさも、ときめくメイの顔も」

メイ「だから、それやめろってば。けどさ、本当に最高のひとときだったな」

四季「うん。でも、お楽しみにはまだ続きがありそう」

 

40:(光) 2022/08/20(土) 15:22:21.71 ID:bUMICIfM

メイ「ん、どういうことだ?」

「お客さま、大変お待たせしました。店長が出勤しましたので、よろしければぜひ遊んであげてください」

メイ「!」

四季「見に行く?」

メイ「もちろん!」

 

41:(光) 2022/08/20(土) 15:23:31.99 ID:bUMICIfM

――――――――

メイ「わぁぁ…!」

四季「この子、すごく人懐っこい。喉をごろごろ鳴らして、撫でてってしてくる」

メイ「うっわぁぁ、可愛いぃぃ…!」

四季「メイ、嬉しそう」

 

42:(光) 2022/08/20(土) 15:25:24.26 ID:bUMICIfM

メイ「可愛いなぁ、猫ってどうしてこんなに可愛いんだろう」

四季「撮ってもいい?」

メイ「ああ、存分に撮ってくれ。この子の可愛いところを目一杯!」

四季「うん」

楽しい思い出を、目一杯。

終わり

 

43:(光) 2022/08/20(土) 15:26:02.58 ID:bUMICIfM

猫とパフェの四季メイでした。ありがとうございました。

下記は前日談にあたります。よろしければ併せてお願いします。

メイ「書き方相談」
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1660384386/

ありがとうございました。

 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1660973648/