【SS】すみれ「私ね、生徒会長に立候補しようと思ってるの」可可「え??」【ラブライブ!スーパースター!!】
可可「すみれ~♪」
バタン
可可「何デスかすみれ。可可に話って」
すみれ「……」
可可「もしかしてついに告白とかデスか、すみれ?」
すみれ「……」
可可「くくくっ、ついにグソクムシも可可も真の魅力に気づ
すみれ「茶化さないで」
可可「えっ?」
すみれ「大事な話なの。真面目に聞いて欲しい」
可可「……?」
すみれ「……あのね、可可」
可可「はいデス」
すみれ「私ね……次の選挙、出馬しようと思ってるの」
可可「はい……?」キョトン
可可「センキョ……?」
すみれ「ええ。私ね、ずーっと夢だったの。会長に就任すること」
可可(カイチョー……)
可可「……もしかして生徒会長のことデスか?」
すみれ「ええ」
可可「すみれが?」
すみれ「そうよ」
可可「生徒会長に??」
すみれ「そうね」
可可「えぇ……」ポカーン
すみれ「……」
可可「……はぁ。何かと思えば冗談デシタか、グソクムシ」
可可「わざわざ可可を呼び出してジョークを言うのなら、もーっと面白い冗談に
すみれ「冗談じゃないの」
可可「えっ!?」
すみれ「本気よ、私」
可可「えぇぇ!!?」
可可「あぇ……」
すみれ「私ね、昔からずーっと一番になりたかったの。ナンバーワンに」
すみれ「だから生徒会長。夢を叶えに行くの。ダメ?」
可可「本気で言っているのデスか?」
すみれ「ええ。本気で言ってる」
可可(……)
可可「……可可のナンバーワンじゃダメなのですか?」
すみれ「ダメじゃないけど、私はみんなのナンバーワンになりたいの」
可可(むっ)
すみれ「可可には事前に話しておこうと思ったの。気持ちがすれ違いたくなかったし」
可可「っ……」
すみれ「ねえ可可。私の夢、応援してくれる?」
可可(……)
可可「…………いやデス。可可は応援なんてしマセン」
すみれ「え~?」
可可「すみれが生徒会長になるなんて、可可は絶対反対デス」
すみれ「もうっ、そんなこと言わないでったら言わないでよね。私は本気だって言ってるじゃない」
可可「でもっ
すみれ「もちろん私も努力する。向いていないことは自分が一番わかっているわよ。でも諦めたくないの。本気の本気で努力して、慣れない事務仕事だって柔軟にこなしてみせるから」
可可「デスが会長になるということはレンレンと
すみれ「それもわかってる。恋には悪いけど……私だって、譲りたくはない」
可可「けどっ!!人気がないすみれには!!」
すみれ「そうね。だから可可に協力して欲しいの」
可可「えっ?」
すみれ「確かに私は人気がないし、選挙だと恋に勝ち目はないのかもしれない。だけど、可可の力を合わせれば……」
可可「……」
すみれ「一人では決してできないことも、あなたとなら出来そうな気がしてるのよ」
すみれ「だからお願い、可可。私の夢に力を貸して」
可可「……」
すみれ「私の夢には、どーしてもあなたの力が必要なの」
可可「すみれ……」
すみれ「可可、お願い。恋じゃなくって、私を選んで」
可可「っ……」
すみれ「可可」
可可(……)
可可「くっ、可可は………それでもやっぱり、すみれのことは応援できマセン」
すみれ(……)
可可「可可は!すみれには可可だけのすみれでいて欲しいのデス!すみれがみんなの会長なんて、可可はそんなの認められマセン!絶対にいやデスっ!!」
すみれ「……じゃあっ
可可「それにすみれが生徒会に入ってしまったら、可可と一緒にいられる時間が短くなってしまいマス」
可可「一緒にスクールアイドルやる時間も、いつもの何気ない会話も、一緒に帰る帰り道も、ゼンブゼンブ無くなってしまいマス」
可可「可可はそんなの絶対にいやデス。断固反対デス。すみれ」
すみれ「可可……」
可可「だからすみれは可可だけのすみれでいてクダサイ。可可の手が届かないところに逃げようなんて、そんなの簡単には認められマセ
すみれ「だったら可可も一緒に生徒会やればいいじゃない」
可可「え゛!?」
すみれ「二人で生徒会やればずーっと一緒にいられるわよ」
可可「っ……で、でもやっぱりそれもだめデス。可可は副会長なんて柄じゃありマセン」
すみれ「う~ん……だったら会計とかは?」
可可「えええ゛!?」
すみれ「ほら、あんたって数字とかイジるの得意でしょ?」
可可「うっ……/////」
可可(可可が、すみれと、生徒会っ……/////)
すみれ「お願い、可可!私、一生懸命頑張るから!慣れないことも、必死で頑張るからっ!!」
可可「ううっ」
すみれ「恋より向いてないことはわかってる。選挙で恋に勝てなさそうなこともわかってる!だからあなたの力が必要なのっ!!」
すみれ「可可には恋じゃなくって、私を選んで欲しい!お願いっ!センターをとれそうなこの選挙一回だけでいいから!!」
可可「うっ、しゅみれぇ……」
すみれ「もちろん可可とずーっと一緒にいることも約束する!だから!!」
すみれ「だから……!!お願いっ!!可可の力で、私をセンターに立たせて欲しい!!」
可可(うううっ……)
すみれ「ほんとにお願いっ!!可可!!」
可可「っ、そ、そこまですみれが言うのなら……/////」
すみれ「ほんとに!?」
可可「っ、た、ただし!!ただしデスね!!すみれが生徒会長になったら可可をちゃーんと会計にすることと!!協力するのは今回の選挙に限り一回だけだということを
すみれ「はいっ!言質いただきっ!」ビシッ!!
可可「ええっ!!?」
すみれ「じゃ、次のセンター総選挙の可可への票はぜーんぶ私がもらっていくわね~♪」
可可「あいぇぇぇぇ!!?」
可可「なっ……!!?セ、センター投票で協力するだなんて聞いてないデス~!!」
すみれ「言ったでしょ。選挙で私に協力してくれるって」
可可「たっ、確かに可可は言いマシタけどっ!!」
すみれ「言っとくけど私は一度も『生徒会の選挙で』協力して欲しいなんて言ってないわよ?」
可可「ふぇぇぇぇ!!!?////」
すみれ「ふふ~ん♪これで私に集まる10万票と、可可が集める12万票を足し合わせれば~……私のセンターは完全ね!完璧ったら完璧よ!」
可可「うぅぅぅ~っ!!ズルいデスっ!!ズルいデスズルいデスズルいデス~っ!!/////」
すみれ「知らないわよったら知らないわよ!!私の夢に協力してくれるって言ったのあんたでしょ!!?」
可可「可可だってセンターやりたいデス~っ!!」
すみれ「私はそれ以上にセンターやりたいの!!」
可可「むぅぅぅぅ~!!!」
すみれ「はい論破!!私の勝ちっ!!」
可可「あっ!?ちょっと待つデス!!すみれっ!!」
ガシッ!!
すみれ「きゃあっ!?」
可可「ひゃあっ!!」
ドッシーン!!!
可可「いたたたた………」
すみれ「……」
可可「はぅぅぅ………」
すみれ「……ねえ」
可可「はい?」
すみれ「どきなさいよ……//////」
可可「………なっ!?/////」
可可(い、いつのまにかすみれと顔が近くなってマスっ/////)
すみれ「重いわよったら重いわよ」
可可「なっ!!?く、可可はべちゅに重くなんか!!/////」
すみれ「それとも何?キスでもするつもり?」
可可「あぇぇ!!?////」
すみれ「……」
可可「……////」
すみれ「顔にそう書いてあるんだけど」
可可「いえ、その……/////」
可可(っ……////)
すみれ「……私は別に構わないけどっ」
可可(え゛!?////)
すみれ(……/////)
可可「い、いいのデスか!!?////」
すみれ「まあ。可可と、ってなら……」
可可「そ、そうデスか……」
すみれ「ええ……」
可可(……////)
すみれ(……////)
可可「………で、ではっ」
すみれ「んっ」
ソーッ…
可可「っ……♡」
プルプル
すみれ「んっ……♡」
ドキドキ
可可(ん、んん~っ…………♡)
バタン!!
千砂都「うぃーっす!ってあれ?二人とも何してるの?」
クゥすみ「~っ!?!!!!!?///////」
千砂都「大丈夫?二人とも顔真っ赤だけど」
すみれ「っ!!/////」
可可「~~~っ!!!!/////」
千砂都「冷房とかつけてなかったの?」
すみれ「そ、そうね……/////」
可可「はいデス……////」
千砂都「ほえ……?ま、いっか!」
クゥすみ(っ//////)ドキドキドキドキ
千砂都「……あっ、それでね!この前話した中学校での
クゥすみ「ちゅ、ちゅーなんてしてないわよっ(デスっ)!!!////」
千砂都「えぇぇぇ!!?な、なんで!!?なんでいきなりそんな話になってるの~!!?」
この後ちゃーんと帰り道でやりました
終わりです。お粗末様でした
クゥすみssありがてえ
こういうのでいいんだよ
これをアニメ化しろ
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1663153967/
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