夏美「やーい、グソクムシ先輩~」キャッキャ すみれ「それ誹謗中傷よ?」【ラブライブ!】
四季「ありません」
夏美「あなた何の為に来ましたの!?」
サイバンチョ「それでは被告に判決を言い渡します」
サイバンチョ「死刑」
夏美「死刑!? 誹謗中傷で!?」
夏美「なんて日ですのー!」
四季(即日執行だけは免れた)フゥ
夏美「最近、侮辱罪が厳罰化したりSNS中傷の発信者情報開示が簡便になったのは知ってたけど…」
夏美「まさか自分が捕まることになるとは思ってませんでしたの…!」
夏美「寒い…狭い…心なしか臭い…!」
夏美「お家に…お家に帰りたいですの…!」
夏美「…」
夏美「ああ…」
夏美「こんなことなら…すみれ先輩にあんなこと言わなければ良かったのに…!」
夏美「ゴメンなさい、すみれ先輩…!!」
すみれ「何? 呼んだ?」
夏美「!?」
すみれ「なんか聞いたことある声だと思ったらアンタだったのね…」
すみれ「アンタが馬鹿にしたグソクムシ先輩よ」
夏美「す、すみれ先輩~~~~!?」
夏美「どーしてここにいるんですの!?」
すみれ「それはこっちのセリフよ…って、アンタは侮辱罪よね」
夏美「そうですの…。ごめんなさい…」シュン
すみれ「いいわよ。私だって文句言える立場じゃないしね」
夏美「えっ…」
すみれ「逮捕・監禁罪で7年の懲役よ」>>1期4話
夏美「私より悪いことしてるのに罪が軽いですの!?」
夏美「ガチの犯罪ですの…! まさか性犯罪とか…」
すみれ「違うったら違うわよ!」
すみれ「あの時は…その、そうするしかなかったというか」
夏美「ちなみに誰を監禁したんですの?」
すみれ「え? かのんだけど」
夏美「…」
すみれ「…」
夏美「ラ板のSSみたいなことしたんですの!?」ポッ
すみれ「違うったら違うーーーー!」
すみれ「はぁ…」
すみれ「けど…まさかこんなことになるならあんなことしなければ良かった…!」
すみれ「ゴメンね、かのん…」
夏美「!?」
すみれ「その声…かのん!? 隣の独房にいるのね!?」
かのん「はい、留学を取り消された澁谷かのんです…」
夏美「うわぁ…」
すみれ「アンタ一体なんの罪犯したのよ…」
かのん「器物破損…人の車ぶつけて傷つけたんだよ…」>>1期1話
すみれ「え? 交通事故?」
かのん「じゃなくて駐車場に置いてある車に私がぶつかったんだよ…」
かのん「ドライブレコーダーの情報から私だってバレて…長い間黙ってて悪質だからって…」
すみれ「えぇ…」
かのん「懲役3年だよ…」
夏美「いや、それでも私より全然マシですの」
かのん「本当だよ…。何か理由があると思うんだよね」
かのん「せっかく留学の決心がついたのに…こんなのってないよ…!」
夏美「じゃあ、ウィーン・マルガレーテさんの入学も取り消しになったんですの?」
かのん「あの子はストーカーだから逮捕されたよ」>>2期3話~
すみれ「アイツもか…」
かのん「本国に強制送還になるかもって…」
かのん「いいことだよ」ボソッ
すみれ「黒いわねアンタ…」
すみれ「けど…留学と言えば」
すみれ「千砂都は…なんて言ってるのかしら。あの子がどんな想いをして背中を押したのかは痛いほど分かるし…」
千砂都「呼んだ?」ユラリ
夏美「千砂都先輩!? なんで…」
かのん「なんでちぃちゃんだけ檻の外なの!?」
千砂都「私? 私はみんなと違って悪いことしてないもん」
すみれ「嘘! 改造車走らせたり無免許運転したり密漁してるくせに! あと選挙違反!」
夏美「そうですのー! パワハラしたり道行く角ばってるものをまるくしたりしてますのー!」
かのん「そうだよ! ちぃちゃんそんなエッッッッッなドスケベ口リボディしてるの犯罪でしょ!?」
千砂都「事実無根だね」
千砂都「あとかのんちゃんはセクハラの罪で懲役1年追加ね」
かのん「」
千砂都「私がここにいるのは悪いことをしたからじゃない」
千砂都「私、刑務官になったんだ」
夏美「刑務官? ってことは…」
すみれ「私たちを監督する立場ってこと? 刑務官…看守って公務員じゃなかった?」
千砂都「細かいところは気にしなくていいよ」
かのん「私たち、細かい過去を追及されて逮捕されたんだけど…」
バシィッ
すみれ「鞭!?」
夏美「ひぃっ」
千砂都「口を慎みなYo! 虜囚ども!」ピシッ
かのん「ちぃ、ちゃん…!?」ハァハァ
千砂都「みんなはこれから朝から晩まで徹底的に管理されて生きることになるんだよ」ピシッ
千砂都「そして労役に訓練…地獄のしごきが始まる」
千砂都「そういうの…私がやらないで誰がやるの?」ニコッ
すみれ「アンタ私たちに何やらせるの!?」ソノコエハ…ミナサン?
かのん「ちぃちゃんに管理される…? 何それご褒美じゃん」ハァハァ
千砂都「明日から楽しみにしててね。しっかり休んでおくんだよー」
夏美「ヤバイですの…ヤバイですの…! そんなの命がいくつあっても足りないでぇすの…」ナツミサン?スミレサンデスカ?
すみれ「私もあの子が本気出して来たら耐えられる気がしないわ…」ワタクシデス!レンデス!
かのん「ピチピチ看守服鞭持ちぃちゃん…」ビクンビクン
すみれ「どうにかして逃げないと…」ガシャンガシャン
夏美「開かないっ…!!」ガシャンガシャン
すみれ「鍵がないとどうにもならないわね…」アノー…
すみれ「鍵はきっと千砂都が持ってる。隙を見て奪うしかないわ」ワタクシモトナリノオヘヤニイルンデスガ…
夏美「え? 無理ですの」ハヅキレンデス…
すみれ「よね…」レンデス…
夏美「本当ですの…」
すみれ「アンタが思っている以上にマズい状況よ」
夏美「へ?」
すみれ「この状況をどうにかするには脱獄するしかない」
すみれ「けど、毎日あの鬼にしごかれて体力を限界まで削られたらもうそんな気力は残らない」
すみれ「特に夏美は死刑なんでしょ? 早く逃げないと本当に…」
夏美「うっ…!」
すみれ「って言うか! なんで夏美が死刑なのよ!」
すみれ「しかも誹謗中傷ってなら可可はどうなのよ! 一番滅茶苦茶言ってるじゃない!」
千砂都「可可ちゃんは大量の保釈金を払ってもう娑婆だよ」ヌッ
千砂都「チャイナマネーって凄いんだねぇ」シミジミ
すみれ「急に出てこないで!?」
夏美「やっぱり世の中マニーなんですの…」シクシク
夏美「面会? 私にですの?」
すみれ「面会…誰かしらね?」
…
メイ「…よう」
夏美「メイさんでしたの…」
メイ「私で悪かったな」
夏美「そんなことないですの! …もうお友だちには会えないと思ってたから」
夏美「とっても嬉しいですの…!」
メイ「ああ、私も会いたかった…。なんだかんだで私たちは良い仲間になれたもんな…」
夏美「メイさん…」グスン
メイ「夏美…」
夏美「私、死刑なんで嫌でずの…!!」
千砂都「あー、面会室のアクリル板ってまるがいっぱいで良いよねぇ~」
夏美「…」
メイ「…」
夏美「…急に何言ってんですのこの鬼は…! 雰囲気ブチ壊しですの」
千砂都「この空気穴を数えるのに夢中になっちゃうなぁ~。本当良いまるだなぁ~」
夏美「…?」
メイ「夏美、これ…」スッ
夏美「なんですの? これ」
メイ「差し入れだ。絶対に看守のいない時に開けろよ?」
夏美「えっ…?」
すみれ「誰だったの?」
夏美「メイさんでしたの…」
すみれ「そう…。死刑になる前に一目会いたかったのね…」
夏美「…」
千砂都「はい、夏美ちゃん。メイちゃんから預かった差し入れあげるね」ガシャン
すみれ「差し入れ?」
千砂都「検閲の結果、問題ないものだと判断しました。とはいえモノがモノだから時を見て開けるんだよ?」
千砂都「私以外の看守だっているんだからね…」ボソッ
夏美「…!!!」
すみれ「何? どういうこと?」
夏美「とにかく、何が差し入れられたのか見てみますの…!」ゴソゴソ
夏美「お菓子と…納豆…」3パック88円
夏美「そう言われても…」
夏美「…?」ガサゴソ
夏美「この納豆…一パックだけ明らかに違うものが入ってますの」
すみれ「え?」
夏美「これは…」パカッ
夏美「紙と…鍵!? まさか!」ダッ
夏美「この…私の牢屋の鍵ですの…(徐々に小声)」
すみれ「なんですっ…てぇ(小声)」
かのん「ちぃちゃん! もっとしごいて~!」キンダンノセカイデス…
千砂都「はいあと腕立て100回ね~」ピシッ
すみれ「いや、看守がいるんだからそうはいかないか…」
夏美「紙の方も見てみますの」ピラッ
――――――夏美ちゃん、声を出さず表情に出さず、落ち着いて読んで欲しい
一緒に入ってる鍵は夏美ちゃんの牢屋の鍵。千砂都先輩が盗んで私がCopyしたもの
それがあれば牢屋を開けられる。けど…それだけじゃ脱獄は出来ない
千砂都先輩以外の看守の目を欺きながら塀の外に脱出する方法はただ一つ
今週末に行われるサニパのLastLiveの生放送中…看守の警戒が薄くなっている時に逃げるしかない
刑務所の外壁はネズミ返し&有刺鉄線があるけど、途中で空気を通すダクトが設置されてる
このダクトは私の調べだと身長152cmくらいの小柄な子じゃないと通れない
塀を登る方法は他の納豆を見ればなんとなく分かると思う
それじゃあ、Good Luck. 生きてまた会おう。若菜四季・米女メイ・桜小路きな子
すみれ「何よ、良い後輩たちじゃない…。それに…」グスン
夏美「千砂都先輩…!」
かのん「あ~~っ! もっと! もっとお願い!」アワワワワワワ…///
千砂都「はーい、次はスクワット200回ねー」ピシッ
すみれ「…」
夏美「…」
すみれ「あの子、夏美を助ける為じゃなく別の理由でここに潜入してるんじゃない?」
夏美「あれも何か意味のある演技だと思いたいですの…」
すみれ「ダクトは小柄じゃないと出られない、か…。私は無理ね」ムッチムチ
すみれ「私もアンタの脱獄に協力するわよ。生きて、また娑婆で会いたいもの」
夏美「すみれ先゙輩゙…!」
すみれ「夏美、もっと険しい表情してなさい。アンタはいつ死刑執行されるか分からない身分なんだからね」
夏美「そうでしたの…」チーン
夏美(演技をして看守の目を欺きつつ、脱獄計画を練り直す日々…)
千砂都「あのダクト、私も通れたからもっと小柄な人も通れると思うな~」ボソッ
かのん「ちぃちゃん! 今日もしごいて欲しいんだけど…」ハァハァ
夏美「この納豆…よく見たら醤油じゃなくて謎の接着剤が入ってますの」!?ナンデスカコノニオイハ…
夏美「あ…これを手に塗りたくって壁に吸着して塀を登れってことですの!?」
夏美「これを…」ネチョリ
夏美「生きて娑婆に出る為ですの…! 背に腹は代えられませんの!!」
千砂都「お、おにづか…なつみ…さん…」プルプルプルプル
千砂都「あなたを…きょ…ぉ…」ガタガタガタ
死刑執行します
夏美「えっ…!?」
かのん「決行日は明日だったはずじゃあ…」
千砂都「『上』からの執行命令が出てて…今日の夜には…」フルフルフルフル
夏美「私…私…」
夏美「今日、死んでしまいますの…!?」
すみれ「ち…千砂都! アンタどうにか出来ないの!?」
すみれ「看守でしょ!? どうにか他の看守の気を引くことくらい出来るでしょ!?」
千砂都「仮にそれが出来て…無理やり刑務所から出ても…逃げられないよ…」
かのん「当初の予定だと四季ちゃん・メイちゃんがピックアップに来る予定だったんだよね?」
すみれ「なら連絡すればいいじゃない!」
千砂都「それが出来ないんだよ…。看守は勤務中、スマホはロッカーに入れておかないといけないんだ」
千砂都「四季ちゃんもメイちゃんも事前の準備に塀の外まで来てる可能性はあるけど…連絡がつかないんじゃあ…」
千砂都「どうしようもないよ…!」
かのん「――――そうかな?」
千砂都「え…? うん…」
かのん「なら…やろう」
すみれ「けど!」
かのん「どうせやらないと夏美ちゃんが死刑になっちゃう。ならやるしかないよ」
千砂都「かのんちゃん…!」
かのん「ちぃちゃんが出来ないって言うんなら私がやるよ」
かのん「だって、私は…」
かのん「ちぃちゃんに出来ないことをする女だからね」
千砂都「かのん、ちゃん…!!」キュンキュンキュン
かのん(塀の外まで響け! 私の歌―――!)
さぁ戦うんだ今(脱獄) 僕らの風巻き起こそう(ダクトから行くよ) 駆け上ってくのさ(塀)
かのん「ぜったいまけーないかーつんだっっっ!!!!!」
理事長「これは何の騒ぎ!?」
看守「囚人が歌っているようです!」
塀
四季「この透き通るような歌は…!!」モットー
メイ「かのん先輩だ! まさかなんかあったのか…!?」モットー
四季「メイ、いつでもいけるよう準備を急ごう!」モットーー
歌は卑怯やw
夏美「もうすぐ、塀までたどり着きますの…!」ジブンヲトビコエテイコウ
夏美「千砂都先輩はかのん先輩の歌を止めるフリしながら看守の目を引き付けてくれてる…!」ドーレダッケヤレルカー
夏美「すみれ先輩はグソクムシの歌でデバフをかけてくれてる…」ワカーラナクタッテーモーヤスンダ
夏美「四季さんとメイさんは塀の外で待っててくれてる…!」イッショニーワラッテタイ
夏美「きな子さんと恋先輩もきっとどこかで…!」マダーシラナイーセーカイシリターイ
夏美「可可先輩は脱獄後のお金を出してくれるそうですの…!」モットツヨクーナルヨー
夏美「はぁ、はぁ…塀につきましたの…例の納豆!」アキーラーメタクナーイヨー
夏美「ねちょ、ねちょ…」ジュンビハイイカナイマスグスターターップ
夏美「塀のてっぺん…の手前のダクト…!」テッペンメーザースンダー
夏美「あそこまで…!」イーマイジョウコーレイジョウ
夏美「あそこまで…!!」ムネガタカナルヨー
ずるっ…
夏美「あっ…!!!?」
恋「もう少しです! 夏美さん!!!」カナエルンダ!
夏美「れ…恋先輩!? どうしてここに…!?」コノトキーメーイッパイニー
恋「刑務所には最初からいましたよ!? 違法サイトを見て逮捕されました!」ユメミテーセーイッパイサー
恋「あ、牢屋を出て塀に上っていることの方については禁則事項です♪」デーアーエーターカラ‐アツサーヲクーレルネガイ
夏美「あ…これならいける!」イーケールヨー
夏美「ダクトに…手が届きましたの!」アーリエナイコトダッテモウオコシチャオウ
恋「ここから先は私は通れません。貴女一人で」シンジーツーヅーケルーンダ
夏美「恋先輩…! 分かりましたの!」ソウウィーーウィーール
夏美「…」ギュムッ
夏美「…胸が引っ掛かって通り辛いですの」
メイ「夏美…夏美ぃ…! やったな!」
夏美「四季さん、メイさん…!! 生きてまた出会えましたの…!!」
可可「そんなことより早く! 車に乗るデス!」
夏美「可可先輩も!」
…
可可「四季たちに呼ばれて急いで来て良かったデス。間に合って…」ブーーーン
四季「間に合ってなかったら、今頃は猟犬部隊に襲われていたかもしれない」
夏美「めっちゃ物騒ですの!」
メイ「助かったよ、可可先輩…」
メイ「…」
メイ「いや、なんで運転してんだ?」
可可「チャイナマネーで刑務所近辺の一部敷地を私有地にしたから大丈夫デス」
夏美「…」
四季「夏美ちゃんは死刑囚。しかも脱獄までしてる凶悪犯」
四季「凶悪犯罪界のスーパースター」
メイ「原宿のドンってやつか…」
夏美「いや、異名とかいらないですの…」
四季「間違いなく、指名手配される。もう元の生活には戻れない」
夏美「…」
夏美「命があるだけマシですの!」
夏美(誹謗中傷はよくないこと。些細なことでも元の生活に戻れなくなる人だっている)
夏美(これは教訓ですの…! 私の人生を分岐させた、大事なこと)
メイ「そうだな…。だからよ、今から行くところでお前は暮らすんだ…」
夏美「半日かかりましたの…」
夏美「ここは…寒い!?」
きな子「ようやく来たっすね、夏美ちゃん…!」
夏美「きな子さん!? じゃあ…もしかしてここは」
きな子「私の家のロッジっす。今日からここが夏美ちゃんの家になるっすよ」
きな子「そして…時効が来るまで基本的にここから出られなくなるっす」
夏美「え…」
四季「そういうこと。全国に指名手配されている以上、日本のどこにも安全な場所はない」
四季「ただひとつ、ここを除いては」
可可「このロッジは『『『諸事情』』』でこの世界の住人が立ち寄れない場所となっていマス」
可可「当然、警察もやっては来れまセン」
夏美「私は…ずっとここに…!?」
メタネタうまいな
…
…
夏美「はぁ~、今日も暇ですの」
夏美「ネットは出来るけど、個人を特定できるような内容は無理…動画配信もSNSも出来ない」
夏美「外出もまともに出来ない…」
夏美「現代じゃ考えられない息苦しさですの」
夏美(けど…)
きな子「夏美ちゃーん、差し入れ持ってきたっすよ~」
夏美「きな子さん!」パアアアアア
きな子「まず食べ物と~漫画と~サニパさんのラストライブのBDもあるっすよ」
夏美「最後のはネットで見られますの…」
夏美「私は、きな子さんと話せるのが一番嬉しいんですの…!!」グスン
夏美「こんな辺境で私一人、寂しくって…」
きな子「じゃあ、いっぱい話そうっす…」ギュゥッ
きな子(これで一生、私と一緒っすね)
きな子(夏美ちゃん♪)
完
ラブライブ世界は刑務所までガバガバなのかw
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