侑「歩夢にライブ依頼がくるなんてね」歩夢「自分でも驚いたよ…」
侑「ダメだよ歩夢、歩夢がとっても可愛いんだから!それに歩夢に依頼したってことは歩夢の良さを分かってるってことなんだよ♪」
侑「それに依頼主のことを考えたら私は妥当だって思ったよ?」
歩夢「侑ちゃん…、うん、そうだよね!私がこれじゃ依頼者にも失礼なんだし頑張らないと」キュッ
侑「そうそう、その調子で頑張ろう♪」
侑「っと、ついたよ歩夢」
「ここが米花町だね」
侑「小学生のみんなにスクールアイドルを伝えるためって理由だったんだよね」
歩夢「うん、小学生だと、実際のライブに行ける機会が全然ないからこうやって学校側から来てほしいってメールだったよ」
侑「確かに私たちみたいな学生ならともかく、小学生って行ける範囲がすごく狭いからね。」
歩夢「うん、だから初めて見るスクールアイドルが私なのかもって思うと、少し緊張もしちゃって…
ってこんなんじゃだめだよね!」
侑「ううん、その自然体が歩夢らしくてすごくいいと思う!私も裏で応援してるよ♪」
侑「よしっ、それじゃあ景気づけのために何か美味しいもの食べようよ!」
侑「この辺で美味しい食べ物屋さんは…」
元太「おい、おめぇらおせえぞ!さっさと行かねえと食えねえじゃんかよ!」
歩美「待ってよ元太くん!」
光彦「そうですよ、こういうときだけ足早いんですから!」
ダンッ?
歩夢「きゃあ!」ドサッ 元太「うおぁっ!」ドサッ
元太「いったたた…」
侑「歩夢、大丈夫!?」
歩夢「.う、うん..大丈夫…ちょっとくじいただけだから」
光彦「元太くん何やってるんですか!」
歩美「そうよ!危ないじゃない!」
元太「わ、わりぃねえちゃん…」
歩夢「う、うん…大丈夫だよ。」
歩美「あ、博士!」
歩夢・侑(博士…?)
光彦「元太くんがこのお姉さんにぶつかっちゃって….」
阿笠「そーなのか、それは大変申し訳ない….」
歩夢「気にしないでください。私もちょっと挫いただけなので!」
元太「で、でもよぉ….おれのせいで怪我させちまったのに….」
侑「うーん、でもどうしたら….」
阿笠「それなら、昼食を奢るのはどうじゃ?」
阿笠「今この子らとウナギを食べに行こうとしてたところなんじゃ。勿論、断ってくれてもかまわないが」
侑「う…うなぎ…」ゴクリッ
歩夢(侑ちゃんすごく食べたそう…)クスッ
歩夢「それでは、昼食奢らせてもらえますか?」
阿笠「勿論かまわん!」
侑「やった!ありがとうございます!」
コナン「…..?」
灰原「どうしたの、江戸川くん」
コナン「いいや、この人たちどこかで見たことある気が….」
昼食
歩美「ええええ!お姉さんたちスクールアイドルなんですか!!?」
侑「あはは、私はマネージャーだから違うよ。歩夢はそうだけどね」
歩美「すっごいすっごい!本物始めてみた!」キラキラ~
元太「なぁ、スクールアイドルってなんだ?」
光彦「げ、元太君知らないんですか!?」
灰原「スクールアイドルは学校内で組んでるアイドルみたいなものよ。
規模は結構大きくて、年に1度『ラブライブ』という全国大会が開かれるわ」
コナン「なんだ灰原、中々詳しいじゃんか」
灰原「これくらい女子の間では常識よ。」
歩美「そうだよ!スクールアイドルってね、すごいんだよ!
パァァってキラキラしててふりふりーってかわいい衣装を着て!すっごくすごいんだよ!」
コナン「お、おう…」
コナン(ダメだ、俺には良く分かんねえ)
歩夢「歩美ちゃんは将来スクールアイドルになりたいの?」
歩美「はい!わたし高校生になったら絶対スクールアイドルになりたいんです!」
歩美「本当ですか!」
歩夢「勿論だよ♪ね、侑ちゃん」
侑「うん!だってそれだけのやる気があるんだもん!小学生からでも全然早くないよ♪」ナデナデ
歩美「わぁ、えへへ!ありがとうございます!」
侑「灰原ちゃんもスクールアイドルになりたいの?」
灰原「おあいにく様、私は見るだけで十分よ。」
あまり目立った行動はしたくないの」
侑「そっか、折角灰原ちゃんも可愛いのにね」
灰原「…..」
哀:歌は申し分無く上手、但し子どもらしくない
元太「思い出したって何がだよ」
コナン「おねえちゃん達ってスクールアイドルフェスティバルの主催者でしょ!」
侑「おおっ、コナン君良く知ってるね!」
歩夢「うん、あまりスクールアイドルに興味無さげだったのに」
コナン「えへへ~。前に蘭姉ちゃんが見せてきたんだ。虹ヶ咲学園ってところがすごいイベントを開いたって」
歩美「ええ!二人がそうだったの!すっごい!」
侑「あはは、ありがとう。」
侑「でもね、あの大会って私と歩夢、それに虹ヶ咲の皆だけじゃ絶対に出来なかったイベントなんだ」
歩夢「うん、そうだよね。色んな学校、色んな人が力を合わせたから開けたイベントなの」
歩夢「だから主催者って言われるとちょっと違うかな」
歩美「お姉さん達凄い立派ですね…」
歩夢「そ、そんな立派だなんてそんな大したものじゃないよ」
灰原「あら、そうかしら」
灰原「私は二人のことを凄い人だって思ったわよ。フェスティバルの主催者とかは関係なしに」
光彦「は、灰原さんが….」
元太「凄く褒めた….!!」
灰原「なによ、何かおかしい」ギロッ
歩美「あ、博士おっそーい!」
光彦「待ちくたびれましたよ博士ー!」
元太「そうだぜ博士ー!」
侑・歩夢「…..」
侑「ねぇ、ずっと気になってたけどその博士って?」
歩夢「うん、最初に出会った時も言ってたけど」
コナン「博士はあだ名なんだ。」
光彦「僕たち実はこの町で少年探偵団をやってるんですけど、探偵として必要な道具とかを博士につくってもらってるんです!」
元太「このバッジとかすげーんだぜ!なんと、遠くにいても会話が出来るんだ!」 ピーンッ
侑「へぇ、これが….あーあーもしもしー」
歩美「ふふふっ!あーあー、通信きこえてまーす♪」
侑「わぁ!本当にこのバッジから聞こえた!」
元太「へへっ、すげーだろ!」
侑「確かにすごく面白そう!」
歩夢「うん♪子供のころにこういった玩具があったら、すごく楽しめるかも」
阿笠「ほほほっ、そう褒めるでないわい」
灰原(まぁ、その実使い物にならない発明品も沢山あるんだけどね)
侑「ふぅ、ごちそうさまでした!とっても美味しかったです」
歩夢「でも本当に良かったんですか、うなぎって高いんじゃ」
阿笠「なーに、気にすることないわい。」
灰原「この人、こんなでも結構お金は持ってるのよ。」
歩美「よく私たちをいろんな所に連れて行ってくれるしね!」
元太「鰻重を奢ってくれるしな!」
阿笠「まぁ、この通り心配せんで大丈夫じゃよ」
歩夢「そうですか、ありがとうございます」ペコッ
歩美「ねぇ歩夢さん。」
歩夢「ん、なぁに?」
歩美「明日の学校ライブ、楽しみにしています!」
歩夢「っ!」
元太「俺も楽しみにしてるぜ!」
光彦「頑張ってください!」
歩美「それじゃあバイバーイ!!」
テクテク
侑「歩夢?どうしたの」
歩夢「あはは、目の前であんな風に応援されると嬉しくって…
この感覚、慣れないなぁ…」ホロリ…
侑「慣れなくても良いんじゃないかな?」
侑「それは歩夢が応援を心から喜んでる証拠なんだから」ニコッ
歩夢「本当に良いの…?」
歩夢「きっと、次は泣いちゃうかも…」
侑「その為に私がいるんでしょ♪」
侑「私が歩夢の涙を拭いてあげる。だからいくらでも泣いて良いよ♪」
歩夢「侑ちゃん…」
歩夢「ふふっ、やっぱり侑ちゃんには敵わないなぁ…」
舐めてんのか?
解決編の後編は?
おつん
……….
あれから、色々なことが起きた。
私たちが泊まっていたホテルの部屋から死体が見つかって、
歩夢が警察に容疑者として疑われたりした。
あの時は本当に焦ったよ。このままじゃ歩夢がつかまっちゃうって…
でも、少年探偵団である歩美ちゃんや、コナン君たちが来てくれて、事件の調査を手伝ってくれたおかげで
真犯人であるホテルのオーナーさんが捕まったんだ。
オーナーさんの可哀想だよ…あんな酷いことをされてたなんて。
それで、なんとか歩夢も助かって
侑「今日が小学校でのライブだね歩夢」
侑「ねぇ、歩夢…」
歩夢「ん?どうしたの」
侑「私ね、歩夢が容疑者だって疑われたとき、本当に…本当に怖かったんだ…」
侑「歩夢がそんなことするわけがない….だけど、証明が全然できなくて…なんでこんな思いをしてまでこの町に来たんだろうって…」
歩夢「侑ちゃん….」
侑「でもね、それだけじゃなかったんだよ…」
侑「確かに事件に巻き込まれて凄く怖い想いした…歩夢なんて犯人だって疑われたんだもん….」
侑「だけどね、それと同じくらい良いところもちゃんとあったんだ…」
歩美『歩夢さんは絶対に犯人じゃないもん!!』
光彦『そうです!僕たちが証拠を見つけます!』
元太『歩夢さんを捕まえでもしたら絶対許さねえからな!!』
歩夢「うん….私もだよ。」
歩夢「あの子たちが…私を、私たちを信じてくれたおかげで今このステージに経つことが出来てるんだ…」
侑「うん….そうだね….」
私は観客の子供たちを少し覗くと、あることに気づく….
侑「クスッ….ねぇ、歩夢….観客を覗いてみて….」
歩夢「え?…..っ」
歩夢が体育館を見てみると、歩美ちゃんが、元太くんが、光彦くんが、灰原ちゃんが、コナンくんが最善の席でペンライトを持って座っていた…
歩夢「みんな….」
侑「少年探偵団に恩返しをしないとね….」
歩夢「うん…..っ」ポロポロ
「それでは、上原歩夢さんのご登場です!どうぞ!」
侑「ほらっ!頑張って歩夢!」スッ
歩夢「…..っ」ゴシゴシッ
歩夢「行ってきます!」スッ
パシンッ
ライブ終了
コナン「ライブとかはあまり行かねえけど…まぁ、良いライブだったな…」
歩美「えへへ、歩美さん。調子取り戻して良かったね♪」
灰原「ええ、彼女…事件のときは凄くおびえてたからライブ大丈夫か不安だったけど、杞憂だったみたいね」
元太・光彦「だなっ!(ですね!)」
侑「あ、いたいた!おーい!!」
歩夢「みんな、ライブ見てくれてありがとう♪」
歩美・元太・光彦「「「歩夢さん!侑さん!」」」
タッタッタッ
元太・光彦・歩美「「「最高だったぜ歩夢さん!」僕たちもう歩夢さんの大ファンになっちゃいました!」歩夢さんすごく可愛かった!!」
歩夢「え、えっと…」
灰原「はぁ、貴方たちそんなにいっぺんに言われても伝わらないわよ。」
元太「あ、わりぃ」 光彦「そうですね」 歩美「はーい…」
元太・光彦・歩美「は、はい!」
侑「灰原さんとコナン君も本当にありがとうね」
コナン「お、俺たちは別にお礼を言われるようなことなんて…」
灰原「そうね、あの子達みたいに熱心に応援してたわけじゃないわ」
侑「ううん、そのことじゃなくて事件のこと」
コナン・灰原「「───ッ!」」
侑「あの3人がずっと私たちを信じてくれたから、私たちは立ち直れた。」
侑「君たちが事件について調査してくれたから、今日ライブが出来た。本当にありがとう」
侑「今日にはこの町を離れちゃうけれど皆のことは絶対に忘れないよ。」
マジか………
歩夢「うん。それじゃあ皆、そろそろ帰るね」
歩美「えー行っちゃうの!」
元太「寂しくなるぜ」
光彦「また、会えますか?」
歩夢「勿論、またすぐに会いに行くから安心してね。約束」スッ
歩美「~~!!」
元太「よっしゃ!」
光彦「僕も!」
歩夢・歩美・元太・光彦「「「「指切りげんまん嘘ついたら針千本のーます」」」」
「「「「指切った!」」」」
光彦君が酷い目にあわないでよかった
侑「米花町かぁ…ふふっ」
歩夢「この数日、まるで違う世界に来たみたいに波乱万丈だったね」
侑「そうだね、良かったこと、悪かったこと。両方とも沢山あって….」
侑「それでもやっぱり私は来てよかった。歩夢は?」
歩夢「私も、とても大切な小さい探偵のお友達が出来たんだもん」
-数日後-
あれから、私たちの日常は元に戻った。
歩夢は変わらずにスクールアイドルの活動を続けてる。
変わったことといえば
歩夢の動画コメントには少年探偵団っていうユーザーコメントが増えてて一緒に笑ったな。
それ以外に特に変わったことは起きずに物語はしゅうりょ
菜々「あの、侑さん?侑さんに会いたいって言う小学生が校門に来ています。お知り合いでしょうか。」
侑「….」
オーイ? アソビニキタゼー? ブンブン? ハァ…. ハハッ…..
侑「クスッ….」
ニジガクでも事件起きてしまう……
こっちで事件起きないといいな…
下は、今日(昨日)書いたもう一本のSSです。
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1665214131/
30分間でゆうぽむを書いて完結させる
こっちも読んでた
クロスネタも面白いね
草
どっちも面白かったよ
そういえば本放送時は土曜アニメ同士だったな
>>46で歩美ちゃんが歩美ちゃん労ってるのは笑った
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ライブ終了
コナン「ライブとかはあまり行かねえけど…まぁ、良いライブだったな…」
歩美「えへへ、歩夢さん。調子取り戻して良かったね♪」
灰原「ええ、彼女…事件のときは凄くおびえてたからライブ大丈夫か不安だったけど、杞憂だったみたいね」
元太・光彦「だなっ!(ですね!)」
侑「あ、いたいた!おーい!!」
歩夢「みんな、ライブ見てくれてありがとう♪」
歩美・元太・光彦「「「歩夢さん!侑さん!」」」
タッタッタッ
元太・光彦・歩美「「「最高だったぜ歩夢さん!」僕たちもう歩夢さんの大ファンになっちゃいました!」歩夢さんすごく可愛かった!!」
歩夢「え、えっと…」
灰原「はぁ、貴方たちそんなにいっぺんに言われても伝わらないわよ。」
元太「あ、わりぃ」 光彦「そうですね」 歩美「はーい…」
意外かもしれないけどバレンタイン以外は季節イベントは一回ずつしかやってない
金田一になったらご愁傷さまです
知らなかった。
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