薫子「しずくちゃーん、帰ろっか」しずく「はいっ♪」栞子「え」【短編SS】
薫子「ん?どしたの栞子」
栞子「いえ……帰るとは?」
しずく「ああ……私最近は薫子先生に家まで送ってもらってるんだ」
栞子「えっ!?」
薫子「いやー、私のバイクの後ろに怖がらないで乗ってくれるのなんてしずくちゃんくらいだよ~どこかの妹とは違ってさあ」
栞子「あ、当たり前です!姉さんの後ろなんて乗れるわけありません!」
しずく「私は気持ちよくて好きですよ♪風が気持ち良くて」
薫子「それにしずくちゃんも毎日電車で遅くに一人で遠いところ帰るのも先生として見逃せないじゃん?」
栞子「それは……」
薫子「湘南爆走するのも楽しいし」
しずく「ではいきましょうっ、薫子先生」ギュ
しずく「また明日ね……栞子さん」
栞子「あ……はい……お気をつけて……」
栞子「……」ズズズ
ピコン
栞子「あ……姉さん……?」
姉さん:雨降ってきちゃったからしずくちゃんの家お泊まりすることになったから母さんたちに言っといてー
姉さん:画像
姉さん:しずくちゃんのパジャマ着たら凄いことになった笑
栞子「……自分で言えばいいじゃないですか……」
栞子「…………」
しずく「あとあと!」
~間~
しずく「憧れちゃうよね~……」
栞子「そうですか……」
栞子「……」
しずく「どうしたの?栞子さん」
栞子「いえ……こんなに楽しそうにお話しするしずくさん、初めてみたので……」
しずく「あれ、そうかなぁ……うふふ♡」
栞子「はい……」
ガラ!
ランジュ「栞子!ランチいきましょう!」
栞子「……」ポ-
ランジュ「栞子?栞子ー!?」
栞子「あ……ランジュでしたか……どうしたんですか?」
ランジュ「お昼よ!ご飯一緒に食べましょう!」キャアッ
栞子「いえ、私はしずくさんと……」
ランジュ「?しずくなら中庭で薫子と食べてたわよ?」
栞子「え……」
ランジュ「ランジュ食堂で裏メニューみつけたのよ!だから……」
栞子「……そう、ですね……」
栞子「行きましょうか、ランジュ」
ランジュ「…………」
ランジュ「ええ!楽しみだわ~」ニコ
媚びランかわいい
しずく「いえ、送ってもらっているんですからこれくらい……」
薫子「誰かの手作り弁当なんて本当に数年ぶりだし……先生感動……」パク
薫子「うまっ!!」
しずく「よかったです。料理が得意な方に教えてもらった甲斐があります」ニコ
薫子「いや~、和風美人で料理上手で気遣いもできる……理想の女の子すぎるね~しずくちゃん」
しずく「……ふふ、嬉しいです」
薫子「栞子もこ……あれ?栞子じゃん」
しずく「えっ」バッ
ランジュ「ーー!!~!!」
ランジュ「~~~!!ーーーー」
栞子「……、……」フフ
薫子「ランジュとお昼行くのかな?やっぱり幼馴染って感じするね~」
しずく「あはは、そうですね」
しずく「……」
璃奈「そう?」
かすみ「絶対おかしいって~りな子には分からないかな~」
璃奈「今日だって二人でお話ししてたよ?」
かすみ「あれはただのつまらない話じゃん」
璃奈「テストの話をつまらないものだって言うかすみちゃんの方がおかしいよ」
かすみ「はぁ~~!?」
璃奈「今日も家で教えてあげるから大丈夫だよ」
かすみ「うぅ……りな子ぉ……」
璃奈「いい加減重いから、潰れる」
かすみ「おっ……!?」
イチャイチャ
栞子(何のお話ししていたかは聞こえませんでしたが……相変わらず仲が良いですね……)
栞子(私もスキンシップくらい……)
栞子「し、しずくさん!」
しずく「?どうしたの栞子さん」
栞子「しずくさんは……お、重いですね!」
しずく「──────」
薫子「よし、帰ろ……ってなんかしずくちゃん……怒ってる?」
しずく「怒ってません!!」
ランジュ「し、栞子!?大丈夫!?有問題ラ!病院行く!?」アタフタ
栞子「無問題ラ……」ヒリヒリ
しずく「どうしたの栞子さん」
栞子「そ……その髪……」
しずく「ああ?これ……いいでしょ」
しずく「薫子さんとお揃いにしたんだ……メッシュ♡」
しずく「イケてるでしょ」ペロ
栞子「あ……」
薫子「いやー、めっちゃ似合ってるよ……私色に染まってる感じでさ……」ギュム
しずく「きゃっ♡……もう、薫子さんが言うから……」
薫子「しずくもノリノリだった癖に笑」
栞子「あ……あ……」
栞子「──────!!!」バッ
栞子「ゆ……ゆめ……でしたか……」ホッ
起きろ
引用元:https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1667447529/
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