【SS】璃奈「浅希ちゃん、キスしよう」浅希「!?」(前編)
代行ありがとうございました
璃奈「…」テクテク
璃奈(さぁ、今日も練習がんばるぞ)
ガラガラ
しずく「…ちゅ……んんっ…んぅっ」
かすみ「ふぅ……んん……ちゅっ……んんっ」
璃奈「………!?」
璃奈(あれ…?しずくちゃんとかすみちゃんが…キスしてる…!?)
しずく「え………っ!?り、璃奈さん…っ!?い、いつからそこに…」
璃奈「い、今来たところだけど…」
かすみ「えっと…その…み、見た…?」
璃奈「………う、うん…」
かすみ「………」
しずく「………」
璃奈「………璃奈ちゃんボード『あわあわ』」
璃奈(どうしよう…何だか気まずい…)
かすみ(や、やばいよ…りな子が困ってる…)ゴニョゴニョ
しずく(どうしよう…璃奈さんには私たちのこと、話す?)ゴニョゴニョ
かすみ(で、でも…今は二人だけの秘密にしておきたいし…ほら、かすみん達アイドルだし…あまり知られない方が…)
しずく(じゃあ、どうすれば…)
かすみ(任せて!かすみんに考えがある!)
頭かすみんかな
璃奈「あの、二人はどうしてキスを…」
かすみ「あー!りな子知らないんだー!えっと…最近は友達同士でキスするのが流行ってるんだよー(棒)」
しずく(えっ)
璃奈「えっ…そ、そうなの!?…私、キスは恋人同士でするものだとばかり…」
しずく「」ギクッ
かすみ「も~!りな子は古いなぁ~!今じゃ友達同士でキスするのなんて普通だって~(棒)」
しずく(か、かすみさんっ!?いくら何でもそんなので璃奈さんを誤魔化せるわけが…)ゴニョゴニョ
かすみ(だ、だって他に思いつかなかったんだもん!)アセアセ
璃奈「……そうだったんだ!!」ナットク
かすみ・しずく(誤魔化せた!?)
璃奈「ごめん、私、全然知らなくて、びっくりしちゃったよ、璃奈ちゃんボード『ホッ』」
かすみ「あ、あはは~!知らなかったらびっくりするよね~!かすみん達も驚かせてごめんね~!」
璃奈(そっか…私、中学まで友達いなかったからかな…友達同士の流行りごととか、そういうのは知らないままだ…)
かすみ「えっ?な、何…!?」ビクッ
璃奈「その…友達同士でキスしたら、もっと仲良くなれるってことだよね…」
しずく「そっ、そうだね!!仲の良さは、そりゃあもう深まるだろうね!!」ビクビク
璃奈「なるほど…」
かすみ「あっ!りな子も来たし!1年生だけで先に練習始めちゃおっか!」アセアセ
しずく「そ、そうだね!練習始めよう!」アセアセ
璃奈「う、うん…」
璃奈(私もキスすれば、みんなともっと繋がることができるのかな…?)
かすみ「じゃーねー!りな子!」
しずく「また明日!」
璃奈「うん、ばいばい」
璃奈(…愛さん、運動部の助っ人で忙しいみたいだし、今日は一人か…ちょっと寂しい)
浅希「あっ、璃奈~!良かった、まだいた!」タッタッタ
璃奈「浅希ちゃん、今帰り?」
浅希「うんっ!一緒に帰らない?…色葉も今日子もこの後予定があるみたいでさ」ソワソワ
璃奈「もちろん!私も、今日は一人だったから、浅希ちゃんと一緒になれて、嬉しい!璃奈ちゃんボード『にっこりん』」
浅希「っ…///…私も嬉しいよっ…!その、せっかくだしさ、どこか寄ってこうよ!」
璃奈「うん!行きたい!」
璃奈(浅希ちゃん達とも、友達になったばかりで、知らないことも多い…
もっと仲良くなりたいなぁ…)
浅希「もぐもぐ…ここのコッペパン美味しいよね」
璃奈「うん、侑さんと歩夢さんも美味しいって、同好会でも大人気」
浅希「えへへ、焼き菓子同好会でも大人気だよ~」
璃奈「あ、浅希ちゃん、口元についてるよ」ヒョイッ
浅希「えっ…///」ドキッ
璃奈「とれた」パク
浅希「あ、あ、ありがとう…///」ドキドキ
璃奈「ううん………あ…」チラッ
浅希「えっ?」
璃奈「………」ジーッ
浅希「ええっと…///璃奈…?そんなに見つめられると…その…///」ドキドキ
璃奈(……浅希ちゃんの口元を見たら、思い出した)
(かすみ「あー!りな子知らないんだー!えっと…最近は友達同士のキスするのが流行ってるんだよ~」)
(しずく「仲の良さは、そりゃあもう深まるだろうね!!」)
(しずく「…ちゅ……んんっ…んぅっ」)
(かすみ「ふぅ……んん……ちゅっ……んんっ」)
璃奈(私も、あんな風に、浅希ちゃんと、もっと仲良くなりたい…)
璃奈「…浅希ちゃん」
浅希「な、何?///」ドキドキ
璃奈「キスしよう」
浅希「!?」
これはwsなかもしれなおっよ私
お、おおおちつけっk私
私と変われ私
璃奈「うん、浅希ちゃんと、キスしたい」
浅希「」ボンッ
璃奈「あっ…」
璃奈(もしかして、まだそこまでは仲良くなれてなかったってことなのかな…?)
璃奈「ご、ごめん…!その、まだ早かった…かな…?」シュン
浅希「えっ!?…ええっと…///」
浅希(凄くキスしたい!!キスしたいけど、両想いだなんて思ってなかったから…心の準備が出来てないだけでっ…!!)ドキドキドキドキ
璃奈「ごめん、浅希ちゃん…今言ったことは忘れて…」
浅希「っ!!」
浅希(…そうだ、璃奈が、今すぐしたいって言うんなら…私は…///)
浅希「私も…璃奈と…キス、したい…です…///」
璃奈「っ!!本当!?」
浅希「うっ…うんっ…!」
璃奈「ありがとうっ!璃奈ちゃんボード『ハッピー』!」
浅希「///」
浅希「あっ…///」
璃奈(私、キスするの、初めてだし、どうすれば…
そうだ!しずくちゃんとかすみちゃんがやっていたのをマネしながらすれば…)スッ
璃奈「…んっ」チュッ
浅希「ん…///」チュッ
璃奈(凄い、気持ちがふわふわする…)チュッ ンッ
浅希(璃奈とキスできるなんて、幸せ…)チュッ チュッ
璃奈(気持ちいい…もっと、したい…
確か、かすみちゃんたちは、もっとこんな風に…)ギュッ
璃奈「…ん…ちゅ…ちゅ、ちゅ…ん」
浅希「んん……ちゅっ……んんっ///」
浅希(璃奈…激しい…///好き…///)
璃奈(浅希ちゃんと、もっと繋がりたい)
チュッ チュッ
・・・
これから璃奈の次に応援するね
璃奈「今日は本当にありがとう、浅希ちゃん」
浅希「ううん…私こそ…今日は忘れられない日に、なりそう///」
璃奈「浅希ちゃんと繋がれて、嬉しい、璃奈ちゃんボード『にっこりん』」
浅希「私も!璃奈と想いが通じて、凄く嬉しいよっ!!///」
璃奈「じゃあ、また明日!」
浅希「うん、また明日ねっ!」ニコッ
浅希(璃奈と恋人同士になれるなんて…まだ夢見てるみたい…///
それにあんなに激しいキスもしてくれて…きゃー!///)ウットリ
璃奈(キスって凄い…!浅希ちゃんと今まで以上に強く繋がれた感覚がある…!ということは…
みんなとキスすれば、もっとたくさんの人と、繋がることができるかもしれない!)
浅希「…」ソワソワ
璃奈「おはよう、浅希ちゃん」
浅希「あっ///おはよう、璃奈」ニコッ
璃奈「ごめん、待ったかな…」
浅希「ううん、私も今来たところ♪」
璃奈「良かった」
璃奈(浅希ちゃんに誘われて、今日から一緒に登校することになった
1日でここまで仲良くなれたのも、昨日キスしたおかげなのかな…?)
浅希「じゃあ、い、行こっか///」ギュッ
璃奈「あっ…」(手を握られた…)
浅希「ええっと、まだ、恥ずかしいかな…///」
璃奈「ううん、嬉しい!」
浅希「っ///わ、私も…」
璃奈(一緒に手も繋いでくれるなんて…キスすると、ここまで仲良くなれるんだ…!)
それぞれ別の意味で
今日子「あっ、璃奈ちゃん、浅希ちゃん、おはよー!」
璃奈・浅希「おはよう」
色葉「ん?二人は今日一緒だったの?」
浅希「」ドキッ
璃奈「うん、今日は浅希ちゃんから…」
浅希「りっ、璃奈っ…///」バッ
璃奈「?」
浅希「その…私たちのことは、できれば、まだ内緒に…///」ゴニョゴニョ
璃奈「え?…どうして?」
浅希「その、まだ恥ずかしいから…///」ゴニョゴニョ
璃奈(恥ずかしい…?)
今日子・色葉「?」
浅希「さ、さっきたまたま廊下で会ってね…!」アセアセ
色葉「そっかー」
璃奈「…」
璃奈(なるほど、キスする仲だって知られることは、恥ずかしいってことなんだね!
かすみちゃんとしずくちゃんも、何だか隠したがってた雰囲気だったし…)
璃奈(…今日子ちゃんや色葉ちゃんとも、もっと仲良くなりたいなぁ…
そのためには二人ととも、キスをしなくちゃ…
その前に一度、しずくちゃんとかすみちゃんには、相談しておこう
まだ、わからないことも、多いし…)ガチャ
璃奈「…」ガチャ
かすみ「しず子…やっぱりしず子のおっぱいは大きいね…」モミッ モミッ
しずく「やっ…あん…///かすみさんっ…だめっ…///」ハァハァ
かすみ「ねぇ、しず子、かすみん、もう…もう…」モミッ モミッ
璃奈「…」ジーッ
かすみ・しずく「あ…」
かすみ「あ、あははは…着替え中にちょっとふざけててさ~(棒)」アセアセ
しずく「ま、全くかすみさんには困ったものだよ…///」ビクンビクン
璃奈「そうなんだ…」
璃奈(なるほど、キスする仲では、あれくらいのじゃれ合いは普通ってことなんだね…)フムフム
かすみ「じゃ、じゃありな子も来たことだし、早く着替えて練習を…」ササッ
璃奈「あ、その前に…二人に相談があるんだけど、いいかな?」
しずく「な、何?璃奈さん…」
璃奈「実はね……あ…」
(浅希「その…私たちのことは、できれば、まだ内緒に…///」)
璃奈(一応、名前は伏せておかないと…)
かすみ「りな子…?」
璃奈「えっと…私も昨日、お友達とキス、したんだ…」
かすみ・しずく「!?」
璃奈「うん、キスしたら、凄く仲良くなれるって、言ってたから…私も、してみたくて…璃奈ちゃんボード『照れ照れ』」
かすみ「…」ダラダラ
しずく「…」ダラダラ
璃奈「キスしたら、凄く幸せな気持ちになれたし、その子とも凄く仲良くなれたんだ!だから他の子とも…」
かすみ「ちょ、ちょっと待って、りな子!!」
璃奈「えっ…?」
しずく「その…璃奈さん、もしかして、友達みんなと…キスを…?」ダラダラ
璃奈「ううん?キスしたのは今のところ一人だけだよ…?でもいつかは、みんなとも…」
かすみ「ダメッ!!ダメだよりな子!!」
璃奈「!!」ビクッ
かすみ「う、うん!他の子とキスしたなんて知られたら、そのりな子の友達が傷ついちゃうよ!?」ダラダラ
璃奈「そうなんだ…相談して良かった…!別の子ともキスしていいのかなって、ちょっと不安だったから…」
かすみ「うん!かすみんも、しず子としか絶対にキスしないもん!」
しずく「///」ポッ
璃奈「…そうだよね、二人はずっと、仲いいもんね」
しずく・かすみ「あっ…!!」
かすみ「…た、確かに、かすみんとしず子はキスする関係だけど…りな子だって、同じくらい大事な友達だよ!?」アセアセ
しずく「そうだよ!キスは一人としかしちゃいけないけど、私も璃奈さんのこと、大好きだから!」アセアセ
璃奈「かすみちゃん、しずくちゃん…ありがとう!璃奈ちゃんボード『にっこりん』」
しずく・かすみ「い、行ってらっしゃ~い」
ガラガラ
しずく・かすみ「…どうしよう」ダラダラ
かすみ「ああああ…かすみんが友達同士のキスが流行ってるなんて嘘を吐いたせいで…取り返しのつかないことに…」ブルブル
しずく「私も、キスしたら仲が深まるなんて言っちゃったから…それで璃奈さんが誰かと…」ブルブル
かすみ「一旦さっきので、りな子がビッ……キス魔になることは防げたから、被害は最小限で済んだけど…」
しずく「もう既に一人とキスしちゃってるんだよね…いったい誰と…」
璃奈「浅希ちゃん、お待たせ」
浅希「璃奈♪じゃあ、帰ろっか」
璃奈「うん」ギュッ
浅希「……えへへ///」ギュッ
璃奈(浅希ちゃんは、これから行きだけじゃなくて、一緒に帰る約束をしてくれた
他の子とキスできないことは、少し残念だったけど…
でも、他の子とは違う、特別な友達がいるっていうのは、嬉しいな…)
璃奈「浅希ちゃん、良かったらまた寄り道しない?」
浅希「!!…も、もちろん///」
浅希「ここのタピオカ、おいしいね!」
璃奈「喜んでもらえて良かった、璃奈ちゃんボード『ハッピー』」
浅希「んくっ…んくっ…」ゴクゴク
璃奈「あ……」ジッ
璃奈(浅希ちゃんの唇…ツヤツヤしてて、綺麗…
また、キス、したいな…)モジモジ
浅希「璃奈…?」キョトン
璃奈「…」ジッ
浅希「…!………ん…///」スッ
璃奈(!…目を閉じたってことは……していいってことだよね?)ソワソワ
浅希「…んっ……///」チュッ
璃奈(とろけるような、甘い味…もっと、感じていたい…)
璃奈「…ん…ちゅ…ちゅ、ちゅ…ん」
浅希「…ちゅ……んんっ…んぅっ///」
璃奈(もっと、浅希ちゃんと、繋がりたい…)チュッ チュッ
(かすみ「しず子…やっぱりしず子のおっぱいは大きいね…」モミッ モミッ)
(しずく「やっ…あん…///かすみさんっ…だめっ…///」ハァハァ)
璃奈(そうだ、あんな風にじゃれあいながらキスしたら、もっと仲良くなれるかも)
浅希「っ…んんっ!?///」ビクン
浅希(璃奈!?///璃奈の手が、私の胸を…!?///)
璃奈「…ん…ちゅ…ちゅ」モミッ モミッ
璃奈(浅希ちゃんのおっぱい、大きい…!)
浅希「ふぅ……んぁ……ちゅ…///」ビクッ ビクッ
浅希(璃奈…そんな、こんなところで…!?///)
璃奈「んんっ…」モミッ モミッ モミッ
浅希(だ、大胆すぎるよぉ…///)
璃奈(柔らかくて、気持ちいい…!)モミッ
璃奈「その、突然ごめんね…私、我慢できなくって…」
浅希「えっ…!?///う、ううん…私も嬉しかったし…///」
浅希(そこまで私の事を求めてくれてるなんて…///)ドキドキ
浅希「あ、でも……今度から、ああいうことは、どっちかの家とかで、しない?」
璃奈「えっ?」
浅希「さっきは人目につかない場所だったから良かったけど…もし誰かに見られたらって思うと、さすがに恥ずかしいよ…///」
璃奈「あっ…そうだよね、ごめんなさい…!」
浅希「…だからさ、次のお休み、璃奈のお家に遊びに行ってもいいかな?///」
璃奈「!!…もちろん!璃奈ちゃんボード『わーい♪』」
浅希「ふふっ…///」
璃奈「おはよう、浅希ちゃん」
浅希「璃奈っ!おはよう!…」モジモジ
璃奈「ん?」
浅希「璃奈……今日も、可愛いね///えへ///」ニコッ
璃奈「!………り、璃奈ちゃんボード『照れ照れ』」
璃奈(私のこと、褒めてくれた…!嬉しい…!)
浅希「あ、昨日の話なんだけど…さっそく明日のお休みに行ってもいい?」
璃奈「うん!大丈夫!」
浅希「楽しみだよ」ニコッ
璃奈「璃奈ちゃんボード『わくわく』」
璃奈(浅希ちゃんと仲良くなれて、私も嬉しいな…
明日も一緒にいられるし、もっともっと仲良くなれるかな…?
って、その前に今日の練習だよね!頑張るぞ!)スッ
璃奈「………」
璃奈(確か、いつもここで…扉を開けると…)
(しずく「…ちゅ……んんっ…んぅっ」)
(かすみ「ふぅ……んん……ちゅっ……んんっ」)
(かすみ「しず子…やっぱりしず子のおっぱいは大きいね…」モミッ モミッ)
(しずく「やっ…あん…///かすみさんっ…だめっ…///」ハァハァ)
璃奈(また、二人が中で、じゃれあってるかもしれない…)
(浅希「その…私たちのことは、できれば、まだ内緒に…///」)
(浅希「…もし誰かに見られたらって思うと、さすがに恥ずかしいよ…///」)
璃奈(きっと、しずくちゃんとかすみちゃんも、私に見られて、恥ずかしかったよね…
今日も、二人が部室で何かしているのだとしたら…
…いや、考えすぎかな、いつも二人が部室にいるとは限らないか…)
アンッ アンッ
璃奈「!!」
璃奈(今、かすかに聞こえた…しずくちゃんの声?…やっぱり今日もキスしてるのかな…?
だとしたら、また邪魔したら悪いよね…ここは少し時間を置いてからに…)
璃奈「…」
璃奈(でも、中で何をしてるのか、すごく気になる…!しずくちゃんとかすみちゃんの仲の良さを、参考にしたい…)ゾクゾク
璃奈「…」スッ
璃奈(ちょっと覗くだけなら……いいよね…?)
かすみ「しず子…好き…好き…」
しずく「あんっ…///あんっ…///」
璃奈「おお…」
璃奈(二人とも、服を着ずに、くっついてる…
すごい…あそこまですれば、もっと仲良くなれるってことなんだね!
でも、具体的に何してるのかは、よく見えない……)グヌヌ
璃奈「…」ソッ
璃奈(こっそり中に入って近づいてみようかな…)
愛「どしたのりなりー」
璃奈「!?」
愛「ちーっす、りなりー!」
璃奈「きょ、今日は部活の助っ人は、ないの?」
愛「うん!今日は練習に出れるよ~!」
璃奈「そ、そうなんだ…」
愛「ところで、何か覗いてたみたいだけど、入らないの?」スッ
璃奈「あっ…!えーっと…」
璃奈(しずくちゃん達のことは、愛さんには黙っておいた方がいいよね、秘密みたいだし…)
璃奈「な、なんでもないよ、ちょっと飲み物を買い忘れたから、先に自販機行こうかなって…」
愛「そっかー!じゃあ愛さんも一緒に行くよー!」
璃奈(よし…!)「う、うん、じゃあ一緒に行こう…」
璃奈(でも、二人が何してたのか、結局わからなかったなぁ…残念…)
かすみ(物音が聞こえて、誰か来たのかと思ったら…りな子と愛先輩だったか…
もしかして、またりな子に見られてたんじゃ…)ダラダラ
しずく「もうっ…///部室で二人っきりになった途端、すぐに襲ってきて!///」
かすみ「ご、ごめんってば…!でも、しず子だって、部室でやるスリルと背徳感が良いって言うから…つい…」
しずく「そっ…それはそうだけど…///」
かすみ「それより、りな子の誤解を早く解かないとだよね…」
しずく「そうだね…璃奈さんの今後のためにも、このまま勘違いさせたままなのは、絶対ダメだと思うし…」
かすみ「うん!このままじゃ、かすみん達のせいで、りな子が倫理観のない子になっちゃうよ~!」
彼方「…」ムクッ
彼方「いや~、倫理観がないのは、かすみちゃんとしずくちゃんだと思うよ~」
しずく・かすみ「!?」
彼方「彼方ちゃんがすやぴしてる横でおっぱじめるなんて、そこまでスリルを求めなくていいと思うな~」
しずく「え、え…!?か、彼方さん…まさか起きて…」
彼方「しずくちゃんの大きな声のせいで彼方ちゃん、お目めぱっちりなんだよ~
…それより、さっきの話、詳しく聞かせてくれる?」ニコニコ
こいだけに!
このしずかす一週間触れ合うの禁止って言ったらやばいことになりそう
チン♪
浅希「あっ…できた!」ガタッ
今日子「わぁ~!美味しそうなクッキー!」
浅希「ねぇ、良かったら味見してくれる?」
今日子「いいの!?いただきまーす…モグモグ」
浅希「ど、どうかな…?」ドキドキ
今日子「んー!美味しい~!今までで一番おいしいかも!」
浅希「本当!?良かった~」
浅希(よし、明日このクッキーを璃奈に持っていこうっと♪璃奈、喜んでくれるかな…///)
今日子「このクッキー、誰かにプレゼントするの?」
浅希「え!?…あ~、えっとぉ…お母さんに、かなぁ…?」
今日子「ほんとに~?」ジトッ
浅希「うっ…///」
浅希「っ!!///」ギクッ
今日子「ええ~嘘~!?あ、それで彼氏にクッキーを!?」
浅希「ちっ、違うってば!!彼氏じゃないよ!!」
浅希(彼女だけど…///)
色葉・今日子「怪しいなぁ…」
浅希「……うう」
色葉「浅希、変な男に遊ばれてなきゃいいけど…」
今日子「気を付けるんだよ!やらしいことだけ考えて近づいてくる、ろくでもない人だっているんだからね!」
浅希「むっ…!そんなわけ…」
色葉・今日子「そんなわけ?」
浅希「あっ…!いや…っ!だから違うってぇ~!!」ガチャ
色葉「あ!逃げた!」
浅希(うう…問い詰められるのが怖くて、つい出てきちゃった…それにしても…)
(今日子「気を付けるんだよ!やらしいことだけ考えて近づいてくる、ろくでもない人だっているんだからね!」)
浅希(……璃奈は、そんな子じゃないもん…!)ムスッ
浅希「でも…」
(璃奈「浅希ちゃんと、キスしたい」)
(璃奈「んんっ…」モミッ モミッ モミッ)
(璃奈「私、我慢できなくって…」)
浅希(璃奈って、意外と肉食系だったよね…まだ一昨日付き合い始めたばかりなのに、あんなに…
もしかして本当に、ただ、そういうことに興味があっただけなのかな…
って、私ったら、何考えてるんだろう、璃奈に限ってそんなことあるわけない…!
それに、璃奈に求められるのは、私も嬉しいって思ってるし、何も問題ない…!)
愛「りなりー、最近いいことあった?」
璃奈「え…?どうして?」
愛「ん~、なんか、幸せなオーラが滲み出てるっていうか…」
璃奈「うん、最近、友達と凄く仲良くなれたんだ」
愛「へ~!良かったじゃん!」
璃奈「友達の中でも、特別に感じる人ができたって思うと、嬉しくって…璃奈ちゃんボード『ハッピー』」
愛「………そっか」
璃奈「愛さん?」
愛「ううん!なんでもないよ~」
愛(りなりーの特別な人か……なんか、ちょっぴり悔しいな)チクッ
璃奈(ある程度時間も経ったし、そろそろ入っても大丈夫だよね)
愛「ちーっす!」ガラガラ
璃奈「え?」
かすみ「…」[私達は璃奈ちゃんを騙しました]
しずく「…」[私達は部室で如何わしいことをしました]
璃奈(しずくちゃんとかすみちゃんがプラカードを下げて正座させられてる…?)
彼方「お~!愛ちゃん、璃奈ちゃん、やっほ~」
愛「なになに?これは何の遊び?」
彼方「遊びじゃないよ~」
璃奈(もしかして、部室でのことが、彼方さんにばれちゃったのかな…?
ん?かすみちゃんが下げてるのは…)
[私達は璃奈ちゃんを騙しました]
璃奈「騙す…?」
かすみ「!!」ビクッ
彼方「ほら、璃奈ちゃん来たよ?」グイッ
かすみ・しずく「は、はいっ!!」
璃奈「?…急にどうしたの…?私は何もされてないよ…?」
かすみ「こないだりな子に言った、友達同士でキスするのが流行ってるって言ったの、嘘なの!!」
璃奈「え…」
しずく「ごめんなさい!私達、本当は付き合ってて、それがバレたくなくて!」
璃奈「それって…」
かすみ「本当にごめんなさい!!」
しずく「ごめんなさい!!」
璃奈「………」
愛「えっと…いったい何の話?」キョロキョロ
彼方「ちょっと、いろいろあってね…」
かすみ「り、りな子…?」
璃奈「頭上げて、大丈夫だよ、私、気にしてないから」
しずく「でも、璃奈さん!もう既にキスした人がいるって!」
かすみ「ちょ、しず子…!」
璃奈「………」
愛「えっ…?」チクッ
彼方「どういうことかな?彼方ちゃん、それは聞いてないよ?」
かすみ「か、かすみんも、一緒に行く!」
璃奈「ううん、大丈夫だから…」
しずく「で、でも!」
璃奈「しずくちゃん達の嘘だったかもしれないけど、キスしたら、本当に仲が深まったんだ…」
かすみ「え…?」
璃奈「私も、凄く幸せな気持ちになったし、だから…友達同士のキスも、きっと、おかしくない、きっと、大丈夫だよ…」
しずく「…」
かすみ「…」
愛「り、りなりー…?」
彼方「ダメだよ、璃奈ちゃん」
璃奈「えっ…?」
彼方「キスは友達同士でしたらダメなことなの、本当は恋人同士でするものなの」
璃奈「……………」
彼方「理由はどうであれ、璃奈ちゃんがその子の大事なものを奪ってしまった事実は変わらないよ?
だから…正直に謝った方がいいと思うな」
璃奈「…うん」
更にとんでもないことになる所だった
それはそうとこのしずかすは一ヶ月触れ合い禁止の刑に処そう
しずかすは学校の外でイチャつこうね
もう既に屋外で致してそう
順序が少し変わるだけで、私と恋人になればなんの問題もないんだから
浅希「さて、そろそろ部室に戻ろうかな…」
ピロリン♪
浅希「あっ…璃奈だっ♪」
『浅希ちゃん、大事な話があるの、今、時間あるかな?』
浅希「璃奈…?」
浅希(どうしたんだろう…改めて、話だなんて…
も…もしかして、別れ話…!?ま、まさかそんな、まだ付き合って3日目なのに…!?
そ、そんなわけないよね…?璃奈…?)
璃奈(しずくちゃんもかすみちゃんも、一緒に謝りに行くって言ってくれたけど…
浅希ちゃんは、知られたくないだろうし…そもそも私が無知だったことが悪いんだし…
私一人で、ちゃんと浅希ちゃんに謝らないと…)
浅希「璃奈…」
璃奈「あ、浅希ちゃん!」
浅希「どうしたの?部活中なのに、大事な話だなんて…」
璃奈「…その…これまでのこと、ごめんなさい!!」
浅希「えっ…?」
璃奈「私、キスは恋人としかやっちゃいけないんだって知らなくて…
なのに、浅希ちゃんにキスしたりして…本当にごめんね…」
浅希「…!?」
璃奈「きっと、浅希ちゃんは優しいから、私の事、受け入れてくれたんだよね…?」
浅希(あっ……そっか…思い返してみれば…璃奈は、一度も付き合おうって言ってないじゃん…
あ、あはは…私が勝手に浮かれて、勘違いしただけだったんだ…)ジワ・・・
璃奈(な、泣いてる…!)
璃奈「あ、浅希ちゃん、やっぱり嫌だったんよね…本当にごめんなさい!!」
浅希「ううん…嫌じゃなかったよ……むしろ嬉しかった…!」ポロポロ
璃奈「…!!」
浅希「私、璃奈とは、もう恋人のつもりだったよ…!」
璃奈「…………えっ!?」
浅希「でも、璃奈にとって、私の事は、遊びだったんだね…」ポロポロ
璃奈(…私は、浅希ちゃんと、友達同士のじゃれあいをしてるつもりだった
でも、私がキスなんてしたから…浅希ちゃんは、私と恋人同士になったと勘違いさせてしまったんだ
私の行動が、浅希ちゃんを、傷つけたんだ)
璃奈「そう、なるね…」
浅希「っ!!………うっ…うう…」ポロポロ
璃奈「ごめん、なさい…」
だから、もう、浅希ちゃんと、友達でいる資格は、ない…」
浅希「り、璃奈…!?」
璃奈「ごめんね、浅希ちゃん…今まで、ありがとう…」スッ
浅希「ま、待って…!!」ギュッ
璃奈「あっ…」
浅希「遊びでもいい…!璃奈のしたいこと、何でもさせてあげるから!私と一緒に…!」ポロポロ
璃奈「でも…私は…」
浅希「私じゃ…私じゃ、璃奈の恋人に、なれないのかな…?」ポロポロ
璃奈「え…?」
浅希「私は、璃奈の、恋人でいたいの!!」
璃奈「………」
浅希ちゃんが、それを望んでいるのなら、私は…)
璃奈「わかった…私、浅希ちゃんの恋人になるよ」
浅希「!!…ほ、本当に!?」
璃奈「それで、浅希ちゃんに許してもらえるなら…」
浅希「嬉しい…!!」ギュッ
璃奈「あっ…」
浅希「璃奈っ…璃奈っ…」ギュッギュッ
璃奈「ごめんね、浅希ちゃん」
璃奈(浅希ちゃん、笑ってくれた…良かった…!
きっと、これで、良かったんだよね…?)
コメント