【SS】きな子「ばか!!もう別れる!!」夏美「はぁ?」【ラブライブ!スーパースター!!】
きななつ
きな子「…」
夏美「…おーい?」フリフリ
きな子「なにか?」
夏美「なにか?、ではなく。部室行きますの」
きな子「うん」ジッ
夏美「…」
きな子「…」
夏美「…、いやなぜ立ち上がらないんですの!!」
きな子「なつみちゃんには関係ないっすもん」
夏美「はぁ?」
きな子「なつみちゃんには関係ない」
夏美「…」
きな子「…」
夏美「あなた…なにか怒ってますの?」
きな子「怒ってないっす」
夏美「怒ってますの」
きな子「怒ってないっす」
夏美「おこって…」
きな子「怒ってない!!」クワッ
夏美「うっ…」
きな子「あっ…ご、ごめんなさい」
夏美「やっぱり怒ってますの…」
きな子「…いいから、なつみちゃん、先に部室行ってても」
夏美「いやいや、なつみの日直作業終わるまで待ってた人が、何を言ってるんですの」
きな子「待ってないもん」
夏美「待ってたでしょ」
きな子「待ってない」
夏美「なら、今までココでなにしてたの?」
きな子「…」
夏美「…」
きな子「…」
夏美「コラ、目逸らすな」
きな子「…」
夏美「なんて顔してるんですのあなた…」ジトッ
きな子「生まれつきっす、生まれつき」
夏美「さいですか…」
ガタッ
きな子「?」
夏美「よっこいせ」
きな子「なにしてるっすか」
夏美「あなたを待っていますの、椅子に座って」
きな子「サボり?」
夏美「どの口が言うか」
きな子「…フフッ」
夏美「あ、笑った」
きな子「ふんっ」ムスッ
夏美「こどもか!」
きな子「いいから!きな子のこと放っておいて!」クルッ
夏美「…」ジッ
きな子「…」
きな子「…」
夏美「…」
きな子「…」
きな子「…」チラッ
夏美「…」
きな子「…ブフッ!」
夏美「笑った」
きな子「んくく…な、なんて顔してるっすか…フフフッ」プルプル
夏美「内緒ですの、…こんな変顔、スクールアイドルにあるまじき顔なので」
きな子「あはははははは!」
夏美「そんなに?」
きな子「…はぁーあ」
夏美「ほら、部室行こ?」
きな子「…」
夏美「ね?」
きな子「…うん」
—–
—
–
テクテク
夏美「それで、話してくれますの?」
きな子「え?」
夏美「なにに、…ううん、なつみが何かあなたに良くないことでもしたのかなぁと」
きな子「…」
夏美「…」
きな子「した。」
夏美「あ、したんだ」
きな子「なつみちゃんのばか」
夏美「それを言って欲しいんですの、身に覚えが」
きな子「考えた?胸に手を当てて…きな子と出会って1から今日までの全てを」
夏美「めんどくさ…」ボソッ
きな子「なに?、なに?」
夏美「…うーん、…あなたのお弁当のウインナーを1つ勝手に食べてしまったこと?くらいですの」
きな子「んなああああ!!!そうっすよね!!!?1つ足りないと思ってたんすよ!!?きな子朝お弁当作ってる時の記憶と違うんだもん!!なつみちゃんが犯人だったの!!?」
夏美「あ、やば。ちがったか」ボソボソ
きな子「…」ギッ
夏美「目、怖いですの、目が」
きな子「はいぶぶー、なつみちゃんマイナス100億点」
夏美「なーら、身に覚えがほんとにないですのー」フリフリ
きな子「ふーん」
ガラガラ
「失礼しましたー」
夏美「あ、あの子…」
「あーなつみちゃん!先生にみんなの宿題ノート届け終わったよー!、黒板掃除は終わった?」
夏美「はい、ありがとうございます。日直、あなたもお疲れ様」
「うん!、あっ!今日もスクールアイドルの練習?頑張って!!」
夏美「…」コクッ
「ばいばーい!」テーーーッ
夏美「…」フリフリ
きな子「…」
きな子「…」
夏美「…」チラッ
きな子「…」
きな子「…」
夏美「…はぁ…ほら、行きますの」グイッ
ニギッ
きな子「わわっ」
夏美「…」
きな子「な、なつみちゃん…ここ学校」ヒソヒソ
夏美「別に、女の子どうしが手を繋いでたところで普通ですの」
きな子「う…うん」
夏美「それにしても…」
きな子「?」
夏美「なんというか…あなたもおばかですの」
きな子「はぁ?!な、なにがっすか!?」
夏美「なつみにだって、あなたやスクールアイドルメンバーのみんな以外にも、友達くらいいますの」
きな子「そ、それは…」
夏美「それとも、なつみはぼっちの方がお似合い?」
きな子「ち、ちがくて…そんなこと」
夏美「ふふっ」
きな子「な、なに」
夏美「なつみは…私の横で踊って歌ってるのが、きな子で良かったと思ってますの」
きな子「…え?」
夏美「それを…何を考えてるか知りませんけど、ただなつみが自分以外の友達と仲良くしてるのを見て、嫉妬なんかして」ニヤニヤ
きな子「し、してない!!!!!////」
夏美「してた、顔が、さっきすごい顔してましたの」
きな子「~~~っっっ!!!///」
夏美「耳、真っ赤」
きな子「ばか!!嫌い!!!もう別れる!!!」
夏美「はぁ?元から付き合ってませんが???」
きな子「ううううるさいっす!!」
夏美「嫌いなら、この握った手は離しましょうか?」
きな子「むっ!!!ほんと嫌い!!!」ギュッ
夏美「い、痛い…」
きな子「ふんっ、しらないっす」
夏美「…」
きな子「…」
夏美「禁止ね」
きな子「…何がっすか」
夏美「なつみに嫉妬するの」
きな子「だから、してないって…」
夏美「なつみなんかに嫉妬したって、なにも」
きな子「禁止」
夏美「え?」
きな子「なつみ”なんか”、って言うの…禁止っすから…今後」
夏美「…」
きな子「…」
夏美「…仕方ないですの」クスッ
きな子「笑わないで」
夏美「はいはい」
きな子「ばか…」ボソッ
夏美「ほら、部室入る前にその赤くなった耳、なんとかしてくださいの」
きな子「え、まだ赤いっすか!?」アセアセ
夏美「冗談ですの」
きな子「きぃいいいいいいいいい!」
夏美「ん、手離して」
きな子「ほんと嫌いっす」
夏美「…」クスッ
テクテクテク
ガチャ
「「お疲れ様でーす」」
おわり
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きななつ尊い
ええやん
こういうのええやん…
脳が回復したっす
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1668867745/