【SS】かのん「あれ？すみれちゃん可可ちゃんに手作りお弁当？優しいねー」すみれ「べ、別に、一人分も二人分も手間はそんな変わらないし…」【ラブライブ！スーパースター!!】

すみれ「はあ！？クークーが私のお弁当のおかずちょーだいって美味しそうにパクパク食べられるから用意してきてるんでしょ！」

可可「それはたまたまその時お腹が減っていただけデス！ククだってお昼買って食べたい時がありマス！」

すみれ「へぇ～…前に今月仕送りピンチでひもじいデス…って言って困ってたのはどこの誰かしら？」

可可「うぐぐ……」

可可「こ、こんなクソ弁当きなきなにでもやるといいデス！」

ﾄﾞｼｬｯ

かのん「あ、お弁当が…」

すみれ「あんたの言いたいことがよぉ～く分かったわ！！」

可可「クク…そんなつもりじゃ」

かのん「ふむふむ…文句言いながらも作ってくるのは可可ちゃんの好きなもの…食べて喜んでもらいたいんだ～」

すみれ「違うわよ！これはネットでお弁当のレシピ見てたら目についただけ！たまたまよ！たまたまなんだから！」

可可「うげぇ…図星ですか？シタゴコロ感じマス」ﾋｷ

可可「エッ？食べたくないともヒトコトも…」

すみれ「…」ﾂｶﾂｶ

可可「すみれ？」

すみれ「恋？あなた今日お昼買ってないのよね？ちょうど今お弁当が余っちゃったところだから食べない？」

恋「私、ですか？確かにお昼は用意してきていませんが…」

可可「…」ｼﾞ-ｯ

恋「いいんですか？」

すみれ「私ひとりじゃ食べきれないし…このままじゃ捨てることになっちゃうもの」

可可「あっ……」

恋「わあっ、このナポリタンはタコさんウィンナー入りなんですね！とっても美味しそうです！」

すみれ「喜んで食べてもらえる人が見つかってほんっと、良かったわ」

可可「うぅ…」ｼﾞﾜｯ

すみれ「？」

恋「申し訳ないですが、すみれさんから頂いたこのお弁当、私だけではお腹いっぱいになりそうです。…ですから」

恋「可可さん、良かったらこのお弁当一緒に食べませんか？」

すみれ「え゛？」

すみれ「ちょっと恋！そのお弁当は可可に分けるためのものじゃ…」

恋「ええと…このお弁当は私にとすみれさんが下さった物ですよね？ですから私が可可さんと分ける分には問題はないはずですが…」

すみれ「んん…そ、そうなんだけど…」

すみれ「恋がそう言うなら……私が大人気なかったわ クークー？こっち来て一緒に食べましょ？」

可可「…！ ハイ！」ﾊﾟｧｧ

かのちぃ「ふふふっ」ﾆｺﾆｺ

すみれ「かのんも千砂都も何こっち見て笑ってるのよ///ほらっ！食べるわよ一緒に！」

かのん「はぁ～い！今行きまーす」

千砂都「実は私はお昼たこ焼き持ってきたんだーこれも分けっこしてみんなで食べよっ」

かのん「私のは一口ハンバーグ！これも食べてー！」

恋「色々並んで賑やかになりますね！どれも美味しそうです！」

すみれ「クークー？…ボーッとして箸が進んでないよわ …食べなさいよ」

可可「そ、そうデスね…では」ﾂﾙﾂﾙ

すみれ(ごくり…)

可可「！」

可可「美味しい…すっごく美味しいデス！こんなに美味しいのは初めて食べマシタ！」

すみれ「そんな…さすがに大袈裟だってば…///」

かのん「あー！すみれちゃん照れてる～ｗ」

千砂都「ひゅーひゅー！」

すみれ「う、うるさいっ！！！」

可可「こんなナポリタンが食べられるククは幸せ者デス！またお弁当に入れてきて欲しいデス！」

すみれ「あぅ…///あーもー！クークーったらほんっとに///」

恋「早速嬉しい次回のリクエストですね。良かったですね？すみれさん？」ｸｽｯ

すみれ「恋まで笑うなんて…三人ともー！後で覚えておきなさーい！！」