【SS】メイ「恋先輩って……一年生の時とイメージ変わったよな?」恋「へ?」【ラブライブ!スーパースター!!】

ラブライブ

【SS】メイ「恋先輩って……一年生の時とイメージ変わったよな?」恋「へ?」【ラブライブ!スーパースター!!】

1:(SIM) 2023/03/07(火) 17:10:09.41 ID:V7jX95r0

メイ(恋先輩には、常識がない)

恋「メイさん!メイさん!あれ!ゴーカート乗りましょう!」

メイ「いいけど……恋先輩って運転とか出来るのか?」

恋「任せて下さい!私、カートの知識には自信があるのです!」

メイ「えっ?」

恋「私この前『逆ドリ』という技術が出来るようになったのですっ!ご存知ですか?ミニジャンプの時に敢えて逆方向に車体を倒すことで、ドリフトをする際に余裕が出来て速く動けるようになるのです!」

恋「ですからメイさん!競争ですっ!私絶対負けませんよ~!」

メイ「おいちょっと待て。それってもしかしなくてもアイテムで妨害が出来るあのゲームのことだろ」

恋「えっ?」

メイ「現実のゴーカートはアイテムはもちろん、ドリフトもミニターボも出来ねーぞ」

恋「ふぇぇぇ!!?」

 

3:(SIM) 2023/03/07(火) 17:13:28.91 ID:V7jX95r0

メイ「いや、車がドリフトするだけで早くなるわけないだろ……冷静に考えて」

恋「ふぇぇぇ!?早くならないのですか!?でも、この前可可さんが見せてくれた映像だと……」

可可『レンレン!レンレン!見て!』

恋『わぁ~、車がたくさん走っています~』

可可『F1というスポーツデス。車に乗って速さを競いマス。とってもカッコいいデス!』

ブォンブォンブォンブォン!!

恋『わっ!今すっごいスピードでカメラの前を駆け抜けていきました!』

可可『それがこのスポーツの魅力デス。見ていてめちゃめちゃ爽快なのデス!』

恋『はゎ………』

恋(カ、カッコいいです……♡)

恋「私が見た映像では、カートに乗っている方々がみなコーナーでぎゅいんぎゅいんってされていたのですが……」

メイ「いやあれはある種の見せ物だからだよ。あとはコーナーに入る時の速度が凄すぎるとか」

 

4:(SIM) 2023/03/07(火) 17:15:25.01 ID:V7jX95r0

メイ「ゴーカートでのドリフト行為は危ないから禁止されてるところが多いと思うぞ」

恋(ふぇぇ!?そんなぁ……)

恋「はぅぅ。私、ゲームの中と同じような体験が出来ると思ってすっごく楽しみにしてたのに……」

メイ「……」

恋「でもそうですね。出来ないのなら仕方がないですよね……」

恋(ねっ、メイさん……?)ウルウル

メイ「うっ。そ、そんな顔でこっち見るなよ~。いややろうと思えば出来ないことはないんだけど……」

恋「本当ですか!?」

メイ「四季」

四季「わかった」

恋「へ?」

四季「恋先輩。ここちゃんと捉まってて」

恋「えっ?な、何をするのです

四季「限界超えて高速で運動する。喋ると危ない」

恋「え!?な、なんでですっ

ギュイン!

恋「ふぇ!?」

四季「いくよ」

ブォンブォンブォンブォン!!

恋「きゃぁぁぁ~!!?」

 

5:(SIM) 2023/03/07(火) 17:18:08.70 ID:V7jX95r0

***

メイ(恋先輩は、意外と不器用だ)

恋「私も運転してみたいですっ!初めての方でも簡単に出来るでしょうか?」

メイ「ん、まあ要領さえ掴めばな。まずここがアクセル」

恋「アク……あ、Aボタンのことですね」

メイ「んで、こっちがブレーキ」

恋「Bボタンですね、わかりました。ジャンプボタンはどこにあるのです?」

メイ「だからドリフトは出来ねーんだって。ハンドルはわかるよな?曲がる時はここを回転させる」

恋「わかりました。ではいきます!まずはアクセ

ギュィィ!!

恋「わひゃあ!?」

メイ「おい!!?ちょっ、ブレーキブレーキ!」

恋「ブレ

キキーッ!!

恋「はぅぅ!?」

メイ「っ!!?はぁ、はぁ……心臓飛び出るかと思った……」

 

6:(SIM) 2023/03/07(火) 17:19:44.67 ID:V7jX95r0

メイ「えっと……当たり前と言えば当たり前だけど、アクセル踏む時はゆっく~りやんないと。現実の車はゲームの車ほど賢くはないんだよ」

恋「はぅ、すみません……」シュン

四季「恋先輩。バックバック」

恋「バック?」

メイ「残念ながらゴーカートは後ろに進めねーぞ」

恋「ではどうすれば……?」

メイ「ん~、ほんのちょっとだけアクセル踏んでくれません?」

恋「アクセル……こっちですね。えっと……」ソーッ…

メイ「あとはハンドル上手く回しながら~」

恋「わっ!?メ、メイさん!?ぶつかりそうですっ!」

メイ「ゆっくり動けば事故らねーよ。ほら、恋先輩?正規のコースはあっちだぞ?」

恋「ふぇぇ!?はぅ、ぅぅ、ぅぅぅ~!!!?」

恋(ぷ、ぷしゅ~……!)

 

7:(SIM) 2023/03/07(火) 17:21:34.66 ID:V7jX95r0

***

メイ(恋先輩は、正真正銘のお嬢様だ)

メイ(初めて恋先輩の家に行った時、とてもびっくりしたのを覚えている。というのも、生まれて初めて『豪邸』というものを目の当たりにしたからだ。あんな広い家に住んでる友達は、その時までは出会ったことすらなかった)

恋「メイさんメイさん」

メイ「今度は何だよ」

恋「私、あのボートに乗りたいですっ!」

メイ「ボート……」

恋「はい。さっきのゴーカートでの汚名、返上ですっ!」

メイ「あー……よしわかった!いっちょやってやるか!」

恋「?」

メイ「漕ぎ手側は私がやるよ。恋先輩はそっち座ってて」

恋「漕ぐ?いえ、私あの白鳥さんのボートに乗りたいです!」

メイ「え?」

 

8:(SIM) 2023/03/07(火) 17:23:21.67 ID:V7jX95r0

恋「~♪」ギコギコ

メイ「……」

メイ(恋先輩は……意外とスポーティーだ)

メイ(お嬢様だけど、率先して色んなことに挑戦をする。私の知ってるお嬢様は、ボートだったら付き人に漕がせて麦わら帽子を片手で抑えながら優雅に湖畔を見回すタイプ)

メイ(けど、恋先輩は自分から船を操縦しようとするタイプだ。出来るかどうかは置いといて)

恋「ん~、風がとっても気持ちいいです~」キコキコ

メイ「ん、そうだな」

恋「メイさんも漕いでください!風を切って走りましょう!」

メイ「漕いでる漕いでる」

恋「もっと!もっとです!」

メイ「わかったわかった」

恋「~♪」キコキコ

メイ(こういうところ、全然お嬢様っぽくないよなぁ。服装とか髪型とか、見かけはそのまんまお嬢様なんだけど……)

チラリ

メイ(……ん!!?)

恋「?」

 

9:(SIM) 2023/03/07(火) 17:25:03.38 ID:V7jX95r0

メイ(っべ!!今、恋先輩のパ  見えてたろ!!?/////)プイッ

メイ(いやいやいやいや、先輩だぞ!?普通に考えて見えてても見ちゃダメだろ!恋先輩のお嬢様パ  ……)チラリ

恋「ん~!」キコキコ

ヒラリ

メイ(……よし。ちゃんと白いの穿いてる。問題なし)

恋「?」

メイ(ふー、危ない危ない。これで穿いてなかったら大問題になるとこだった……)

メイ(って何やってるんだ私!!先輩だぞ!!いつものBDじゃないんだぞ~~!!/////)ポカポカポカポカ

恋「……?」

 

10:(SIM) 2023/03/07(火) 17:26:39.60 ID:V7jX95r0

メイ(おいおいおいおい!穿いてるに決まってんだろさすがに~!痴女だぞ!公然の場でパ  穿いてなかったらさすがに痴女だぞ~!ライブ会場とは違って!)

メイ(いやでも、恋先輩なら実はパ  穿いてないって可能性も、一応あり得るかぁ……お嬢様だし……/////)

メイ「……////」チラチラチラ

メイ(わ、私は悪くないんだぞー、無警戒な恋先輩が悪いんだぞー)

恋「……」

メイ(こんなに綺麗な太ももちらりさせてくるんじゃ、なおさら……)

ヒラヒラ

メイ(うわぁー。いつも思ってたんだけど、恋先輩って意外と大胆なの穿いてるんだよなぁー。お嬢様パ  ………)

恋「……メイさん?」

メイ「ひぃぃ!!?/////」

 

11:(SIM) 2023/03/07(火) 17:28:44.87 ID:V7jX95r0

メイ「な、なんだよ急に!!/////」

恋「私の顔に何かついてますか?」

メイ「い、いや!!あの!!そのっ!!/////」

恋「さっきから私に見とれていた様子ですが、何かあったのです?」

メイ「……////」

恋「何か気になるところとか……」

メイ「い、いや、えっと……////」

恋「はい」

メイ「パ、………パ  、た、たまに見え……てましたよ。こっちから、白いやつが/////」

恋「はい?」

恋(白……)

恋「………なっ!?」

メイ「……っ////」プイッ!

恋(っ、~~~っ!!!/////)

恋「ははははは、破廉恥です~~!!そういうのはたとえ見えていたとしても色とか言わないで下さい~~~っ!!/////」ポカポカポカポカ!!

メイ「わぁぁぁぁ!!?ボ、ボートの中で暴れるなぁぁ~~!!転覆する~~!!/////」

 

12:(SIM) 2023/03/07(火) 17:30:04.72 ID:V7jX95r0

***

メイ(恋先輩は……意外と甘い。というか甘っちょろい)

メイ(スワンボートから降りた後はしばらく)

恋『む~~………メイさんなんか嫌いですっ。破廉恥ですっ』プイ!

メイ(って頬を膨らませてたんだけど)

恋「ん~!イチゴソフト美味しいです~♡」

メイ(ソフトクリーム屋まで案内したら、すっかり機嫌を直してしまった)

メイ(というか一応先輩だぞ?私と恋先輩の関係って、こんなんでいいのかよ……)

恋「メイさんメイさん」

メイ「なんだよ」

恋「メイさんのバニラ味一口だけいただけませんか?その代わり私のイチゴ味を一口あげます!」

メイ「えっ?あ、あぁ……」

 

13:(SIM) 2023/03/07(火) 17:31:27.03 ID:V7jX95r0

恋「はい、あーん!」

メイ「あー……////」

パクリ

メイ「ん……///」

恋「ん~、バニラ味も美味しいです~♡」

恋(それにこうやってお友達と分けあいっこするのって、なんだかとっても青春っぽいです~!)

メイ「……」

恋「ん~♡♡♡」

メイ(……)

メイ「恋先輩って………やっぱり最初とイメージ、変わったよな」ボソリ

恋「え?」

 

15:(SIM) 2023/03/07(火) 17:33:16.33 ID:V7jX95r0

メイ「いや、最初部活に入った時は……もっとこうお嬢様っぽかったって言うかさ。Liella!を外から見ていた時は、もっと恋先輩がカッコよかったって言うか、さ」

恋「……」

メイ「それは今ではただのポンコツ……じゃなくって!大きな赤ちゃん……いや違うなぁ……」

メイ「え、えっと~……/////」

恋「ポンコツも赤ちゃんも悪口です」

メイ「い、いや!!いい意味でだぞ!!いい意味で!!いい意味でお嬢様なのにお嬢様じゃないって言うか!!/////」

恋「ふふっ、わかってますよ。ちょっとからかってみたくなっただけです♪」

メイ「うっ……/////」

恋「ですが、メイさんの仰ることももっともです。私は傍から見れば完璧に『お嬢様』であるべきで、お嬢様を演じ続けるべきだったのかもしれません。ですから結果としてメイさんの夢を壊してしまうことになってしまいました。ごめんなさい」ペコリ

メイ「へ?」

 

16:(SIM) 2023/03/07(火) 17:35:28.45 ID:V7jX95r0

メイ「お、おい、えっと、私はそう言う事がいいたかったわけじゃな……」

恋「ふふっ、いいのです。私が言いたくて言ったことなのですから」

メイ「……」

恋「私ね、ほんとはお嬢様でもなんでもなく、家にお金があるわけでもなく、箱庭の中で育てられただけの、ただの世間知らずなひとりぼっちさんなのです」

恋「でもLiella!のスクールアイドルの『葉月恋』は、みんなから憧れる、完璧で優秀なお嬢様で。きっとメイさんも、結ヶ丘に入学してとてもびっくりされましたよね」

メイ(……)

恋「けれどやっぱり、私は皆様に憧れられる資格のある人間ではないってことは、去年ですっごく実感したのです。かのんさんや可可さん、すみれさん、千砂都さんと出会って。たくさんの経験をさせてもらって」

恋「だから私は、等身大の私で、今の私をみなさんに好きになってもらえるよう、頑張りたいと思ってます。お嬢様ではない本当の私を、メイさんにはLiella!の一人のファンとして、どうか見守っていて欲しいです。ねっ?」

メイ「先輩……」

メイ(……そっか。先輩も悩んでたんだ。みんなと同じくらい、一人で)

メイ(そうだよな。先輩だって高校生だもんな)

恋「ん~!ずっとお話したかったことが話せてすっきりしました!ありがとうございます、メイさん」

すみれ「いや、去年の恋は間違いなく学校一のお嬢様だったわよ」

恋「え?」

 

17:(SIM) 2023/03/07(火) 17:37:32.48 ID:V7jX95r0

かのん「恋ちゃん最初すごかったもんねー。私たち一般人への敵対心」

すみれ「いわゆる切れたナイフ時代のレンレンね」

恋(へ!?)

かのん「『スクールアイドルはこの学校にふさわしいとは言えません。スクールアイドルは下らない。いますぐ解散して下さい。』きりっ」

すみれ「ぷっ、言ってた言ってた」

恋(なっ!!?)

恋「い、言ってないです~~!!昔のことなので忘れて下さいったら忘れて下さい~~っ!!というか下らないとはほんとに絶対言ってないですっ!!//////」

きな子「恋先輩、一年生の時にそんなこと言ってたんすね〜」

恋「だから言ってないです~~!!/////」

メイ(ふーん……)

 

18:(SIM) 2023/03/07(火) 17:39:35.72 ID:V7jX95r0

きな子「けどそのセリフ、メイちゃんが聞いたらすっごく真っ赤になりそうっす」

メイ「へ?」

四季「『うるせぇ!スクールアイドルは、下らなくなんかねぇ!』きりっ」

夏美「ぷっ、いかにも言いそうですの」

メイ「ちょっ、他人のセリフを妄想で考えるなぁ~~!!あといちいちモノマネ上手いのもなんか恥ずかしいからやめろ!!////」

恋「ぅぅぅぅ……わ、わかってますっ。私が然るべき報いを受けるべきなのは事実なのですものっ」プイッ

メイ「恋先輩も四季の妄想で拗ねないで下さいよ~~!!」

恋(ふぇ……)ウルリ

すみれ「あーあ、メイのせいで恋が泣きそうになってるじゃない」

かのん「メイちゃんひどーい」

メイ「え゛!!?わ、私のせいなのか!!?」

 

19:(SIM) 2023/03/07(火) 17:41:48.23 ID:V7jX95r0

千砂都「いや恋ちゃんいじめて泣かせてるのは君たち二人なんじゃない?」

可可「でもこの話最初に始めたのはメイメイデス」

メイ(えぇぇ!!?やっぱり私のせいなのかよ!?この流れ!!?)

きな子「せきにんー、責任とれっすー」

夏美「責任とれですのー」

メイ「う……いや責任っていったい何なんだよ~~!!」

千砂都「う~ん……メイちゃんが思ってることをそのまま言葉にしたらいいんじゃない?」

メイ「へ?言葉に?」

千砂都「うん。Liella!のことずーっと中からも外からも一番見てきたのはメイちゃんなわけだし」

千砂都「お嬢様じゃない恋ちゃん見て素直にどう思ったのか。言葉にしたらいいんじゃないかな?」

メイ「どう思ったか……」

恋(……)

千砂都「うん」

メイ(……)

 

20:(SIM) 2023/03/07(火) 17:44:18.56 ID:V7jX95r0

すみれ「ファン代表のお言葉ってことね」

かのん「じゃあこれからのLiella!の運命を決めることになるんだ」

可可「責任重大デス」

メイ(うっ。せ、先輩たちもハードルあげないでくれよ~~)

恋「メイさん……?」

メイ「あ、いや……た、確かにあんまりお嬢様っぽくないなって思ったのは事実だけど、やっぱり恋先輩は……事実お嬢様だと思ってる。それは今も昔も変わってない」

メイ「でも、なんかこう、少し未熟なところも多いなぁ~、とか。でもそういうのも含めてお嬢様なんじゃないか、とか。なんだろ……」

メイ(あー上手く言いたいことがまとまらねぇ~~!!)

恋「……」

メイ「でも……!そ、そういうのはさ!これからたくさん経験していけばいいだろ!たくさん冒険!わ、私も連れて行くから!新しい景色たくさん見せる冒険に!」

ビシッ!!

メイ「だから……く、首洗って待ってろぉ~~!!/////」

メイ(うわぁぁ~~!!こういうセリフ私のキャラじゃないしちょー恥ずいんだけど~~!!////)

恋「メイさん……」

シーン…

メイ「……え?ダ、ダメだったか?なんでこんなに白けるんだよ」

 

21:(SIM) 2023/03/07(火) 17:45:52.17 ID:V7jX95r0

千砂都「いいんじゃない?今ので。カッコよかったよ」

すみれ「上出来ったら上出来よ」

可可「可可にはなんかプロポーズみたいに聞こえマシタ」

すみれ「ひゅーひゅー」

きな子「ひゅーひゅー」

夏美「ひゅーひゅーひゅーひゅー」

メイ「なぁ!!?そ、そんなつもりで言ってねぇ~~!!/////」

四季「メイ。浮気ダメ、絶対」

メイ「だからお前は私の何なんだよ~~!!/////」

恋「……♪」

恋(お母様が亡くなってから早数年が経ち、私は日々、必死に毎日を生きています)

 

22:(SIM) 2023/03/07(火) 17:47:16.47 ID:V7jX95r0

恋(今の私の目の前には、見たことのない世界が広がっています。お母様が教えてくれなかったたくさんのことに日々出会い、戸惑い……その度に私は、自分の無力さ至らなさを痛感させられまるのです。あぁ、なんでお母様は私に何も大切な物を遺してくれなかったのだろうって、嘆いた日々も多くありました)

恋(ですが私は、もうあの頃の私ではありません。かのんさんがいて、可可さんがいて、千砂都さんが、すみれさんがいてくれて。私にはLiella!があります)

恋(メイさんみたいなたくさんのファンも私の成長を見守っていてくれて……理事長や、本当にたくさんの方に支えられているって思うのです。私はもう、決して一人じゃないのです)

恋(だから今は、冒険したい。夢が見たい。常識がなくても、経験がなくても、たとえ本当のお嬢様でなかったとしても。迷わなければ何でも出来そうな気がするのです。皆さんと一緒なら、どこまでも行けそうな、今はそんな気持ちでいっぱいです)

恋(私のストーリーがLiella!に入って動き出したのか、運命や偶然がどこへ向かうのか、今はまだわからないのですが……私、今はどこまでも挑戦していけそうな気がしているのです!)

恋(だって私、在りし日のお母様とおそろいの、スクールアイドルなのですから!そんな私を、どうか優しく見守っていて下さい!)

 

23:(SIM) 2023/03/07(火) 17:47:49.37 ID:V7jX95r0

終わりです。お読みいただきありがとうございました
がんばれ恋ちゃん。たくさん学んで、いつか立派なスクールアイドルになるんだ

 

25:(茸) 2023/03/07(火) 18:18:56.56 ID:YLaVkbkx

恋メイ連盟よな

 

27:(もんじゃ) 2023/03/07(火) 21:00:33.61 ID:egulPFBc

恋メイ感謝

 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1678176609/

コメント

タイトルとURLをコピーしました