【SS】果林先輩が島牡蠣にわからせられる話【ラブライブ!虹ヶ咲】
果林「具体的に言うと海産物食べたいわね」
果林「東京って、魚類のバライティが少なくて、八丈島で食べる様な魚があまり食べれないのよね」
果林「魚介類は…やっぱ無理ね」
果林「気晴らしに海でも歩きましょう」
テクテク
果林「八丈島も島だし、日本の本州も島ね」
さわー
果林「心地よい風ね。結構遠くまで来たいみたい」
果林「何かの川の河口ね」
果林「下に降りられるみたい」
果林「降りてみましょう」テクテク
果林「テトラポッドがたくさんあるわね」
果林「みんな遊んでて楽しそうだわ」
果林「あら、テトラポッドの間にカニさん!」
カニ「テトテト….」
果林「どこ行くの~?」
果林「あっ…潜ってしまったわ」
果林「….ん?」
牡蠣「ヤァ!」
果林「牡蠣だわ」
果林「結構、大きな牡蠣だわ」
果林「まるで、八丈島みたいな…」
果林「うーん」
果林「….えいえい!」足でガシガシ
ぽろっ
果林「結構いいサイズじゃない。持って帰りましょ」
果林「あら、あっちも大きわ」
えいえい!
ぽろっ
ゴロゴロ
果林「たくさん取れたわね」
果林「どうしましょう?」
ぽわわわーん
天使果林「他の人にもお裾分けすべきよ」
悪魔果林「いいや、全部一人で食べるべきよ」
天使果林「ねえ、でも待って、エマがRのつく月に牡蠣をどうこう~って言ってたじゃない」
悪魔果林「R?」
悪魔果林「さんがつ…SANGATSU?」
悪魔果林「Rなんてつかないからいいんじゃない?」
天使果林「そうね」
ぽわわわーん
果林「やっぱり、まずは生でしょ!」
果林「いいわね」
果林「プリップリでとってもセクシーね♡」
果林「白くて、太くて、おっきくて♡」
果林「このハリ・艶♡」
果林「臭いもとっても素敵ね♡クラクラしちゃう♡」
果林「ポン酢をかけて…♡」
果林「いただきます♡」
ジュル♡ ジュルルっ♡
果林「…美味しいわね♡」
果林「…何よ、意外とイケるじゃない!」
果林「さっき頭の中に天使と悪魔がいた様な気がするけど、そんなの無視よ無視」
果林「島寿司風も作っちゃいましょ」
果林「はい島唐辛子!」
果林「これを刻んで…」トントン
果林「みりん、酒、醤油と一緒に煮込む」
果林「そしたら、冷まして、牡蠣を漬けて」
果林「30分待ったら完成!」
果林「島寿司風牡蠣!」
果林「いただきま~っす!」
ジュル♡ジュル♡
牡蠣「ざぁこ♡ざぁこ♡クソ雑魚胃液♡」
牡蠣「弱弱♡消化出来ない♡」
何も知らない果林「美味しいかったわ」
牡蠣「雑魚♡雑魚♡」
何も知らない果林「もう夜ね。寝ましょ」
牡蠣「んふ♡」
果林「!?!?」
果林「い、一体、何が起こっているの?」
果林「うっぷ」
果林「うっ…」
バタン!
オロロロロロロ
果林「ゼェ、ゼェ」
果林「なんか、急に調子悪くなったわね」
果林「なんなのよ」
果林「おっ♡オロロロロロロ」
ギュルル
果林「おっ♡おっ」
果林「上も下も大洪水じゃない…」
果林「うぇ…」
果林「だ、誰かぁ、助けて….」
>> 果林「上も下も大洪水じゃない…」
結構余裕あんじゃん
果林「だっ、誰?」
「果林ちゃーん」
果林「え、エマ…?」
エマ「開けるよ~」
エマ「果林ちゃん、連絡しても出ないから、どうしちゃったのかなって」
エマ「連絡入れたんだよ?みてない?」
果林「ごめんなさい、今、それどころじゃ…うっぷ」
ドタバタ…!
果林「オロロロロロロ」
え●ちじゃん
これ読むまで八丈島の話だと思ってた…自分でも信じられないくらい何も読めてなくってびっくりした
エマさんも居る訳ないから幻覚かと思った
ちゃんと本州も島って言ってるからセーフ
生食用は徹底的に下処理してる代わりに味も抜けてるからな
果林「はっ、ウロ」
果林「ゼェ、ゼェ…」
エマ「果林ちゃん!?だ、大丈夫?」
果林「わ、わからないわね…」
果林「うぇっ、んぐ」
ギュルル….
果林「んっ(悶絶)」
果林「んんん!!」
エマ「大丈夫なの?」ドンドン!
果林「はぁ、はぁ」ほとんど水分の抜けてミイラ化した果林
ミイラ果林「やめて、響くわ」
ミイラ果林「頭に響くわ….ギュルル」
エマ「何か食べたの!?」
果林「食べた…わ。心当たりは…島牡蠣」
エマ「かきぃ!?」
エマ「どこの?」
果林「そこら辺の」
エマ「拾い食いって事!?犬じゃん!」
果林「やめて…大声出さないで。頭に….響くわ」
果林「もうダメかも….」
果林「…あれ?さっきまで、トイレで」
エマ「起きた?」
エマ「今、吸飲み使ってポカリ飲ませるから、ちょっと待ってて」ゴソゴソ
エマ「はいどーぞ」
果林「….ちゅぱちゅぱ」
エマ「あのね、果林ちゃん、トイレの中で倒れてて」
エマ「念の為、医療用おむつとか履かせてあるんだけど」
果林「えっ?あぁ?」
果林「ありがとう、って言うべきね」
エマ「ごめんね、果林ちゃんの尊厳踏み躙っちゃったかも」
果林「お世話してもらってるのにそんな事言えないわ」
エマ「ちょっと前の二次創作のわたしたちって、授乳とか赤ちゃんやってたでしょ?」
エマ「果林ちゃーん!哺乳瓶のポカリもありまちゅよぉ」
果林「きゃっきゃ!」
果林「チュッパチュッパ」
果林「って何やらせるのよ!」チュポン!
エマ「あはは。こんなギャグ返してくれるって事は、元気になったって事だよね」
エマ「ならよかった」
なんかここで久々に笑った
果林「ちょっと、いつまで続ける気?」
エマ「ゆりかごの歌はカナリアが歌うよ」
♪ 🎶 🎶
果林「(と言いつつも、眠くなってきちゃった)」
果林「(スヤピ)」
果林「ふーっ!完全復活!」
エマ「はいおかゆ」
果林「エマ、ありがとね」
果林「おかゆ食べたら歯磨いて、身支度整えて」
果林「パーフェクト朝香果林の完成よ」
ミア「なんだ、エマもいるのか」
ミア「まあどうでもいいや。嵐珠が牡蠣配ってるから来いって」
エマ「牡蠣かぁ」
果林「嵐珠のはちゃんとしたのだと思うから貰いに行くのもありね」
果林「行きましょ行きましょ」
嵐珠「今日は牡蠣パーティよたくさん食べなさい」
ミア「うまいじゃん!」ガツガツ
エマ「じゃあ一口」
エマ「美味しい」
果林「ゴクリ」
嵐珠「牡蠣はなまが一番よ」
果林「ぱくり!
>嵐珠「みて!牡蠣が大量に手に入ったの!」
一体どこで手に入れたのか・・・危険な予感しかしない。
常人なら3日は寝込む
一度やってからは生牡蠣食べられなくなったから変わらずに食べられる人はどんだけメンタル強いんだって思う
牡蠣であたったことはμ’s広島ファンミの時に食べ放題で沢山食べた時だけだな
吐きはしなかったけど食べたその夜に全部水となって下の後ろから出てきた
那珂湊のあの牡蠣うまいよな
瀬戸内海の牡蠣は当たりやすいから生食しない方がいいぞ
あれ経験したら普通の腹痛なんぞ屁でもない
璃奈「果林さんがどうして懲りずに牡蠣を食べ続けるかって?」
璃奈「それはもしかしたら遺伝子のせいなのかもしれない」
璃奈「イギリスのある研究によると、特定の海産物(サーモン好き)の遺伝子があるみたい」
璃奈「これらの遺伝子は、他の好きも予期されていて」
璃奈「当然牡蠣好きもありえるかもね、と言う話」
璃奈「ノロや食中毒にかかっても牡蠣を好きであるそこのあなた!」
璃奈「もしかしたら、それは遺伝子に組み込まれた業なのかもね!」
果林「んん~!!」
果林「美味しいわぁ!」
嵐珠「ママの北海道の親戚からたくさん届いたのよ」
果林「おととい私が食べた牡蠣とは違って、エリート牡蠣なのね」
果林「安心して食べれるわ」
果林「はむっ…じゅるっ♡」
果林「はむっ…美味しいわぁ」
果林「あらそうなのね。モグモグ。取り外して箸でお上品に食べるのね」
果林「美味しい~!」
果林「って言うミアは何かけて食べてるの?」
ミア「スウィートチリガーリック多め」
ミア「気休め程度だけど、食中毒にかかりにくくなるんだ。にんにくのおかげでね」
ミア「でもそのせいでしばらく人に会えないかな」
果林「そうなのね。ポン酢とレモンここに置いておくからいつでも使ってね」
嵐珠「卵と牡蠣とトマトの炒め物完成よ!」
エマ「わぁ!美味しそう!」
ミア「ひっひっふー ひっひっふー」
エマ「果林ちゃん聴診器当てますね」ピト
「ざぁこ♡ざぁこ♡ざぁこ♡」
「ざこざこ胃液♡ 消化出来ない♡」
エマ「」
エマ「きき間違えだよね多分」
エマ「私からは牡蠣のアヒージョ」
エマ「追加でたくさん食べてね」
「はーい」
草
果林「美味しかったわ~」
果林「北海道はでっかいどう」
果林「北海道はでっかい島」
果林「北海道で取れた牡蠣」
果林「北海道という名の島で取れた牡蠣….」
果林「はっ!?」
果林「島牡蠣!?」
ギュルル
果林「ってお約束なの~!?」
バタン
果林「ん!んん!!(悶絶)」
草生える
おもしろすぎた
果林「はぁオロロロロロロ」
果林「ん!オロロロロロロ」
果林「はぁはぁ」
ギュルル
果林「んっ!んんんん!!ん!!み!!」
「開けるわよ」ガチャ
トイレ前で倒れている果林
エマ「果林ちゃん!」
嵐珠「どうしちゃったのよ全く!」
ミア「いいからオムツ履かせて寝かせて、水飲ませるんだ!」
エマ「吸い飲で(以下略)」
チュッパチュッパ
果林「ねえ、どうして同じ牡蠣食べたのに私だけノロなのよ」
エマ「私はアヒージョにした」
嵐珠「嵐珠は炒めたわ」
ミア「ボクはガーリックつけて食べたから」
果林「あー、八丈島感じたいわ」
果林「具体的には磯遊びしたいわ」
果林「海行ってみましょう」
果林「結構な河口に来てしまったわ」
果林「降りられるのね」
果林「あっ、テトラポッドの間に!!」
<以下繰り返し>
おしまい
わからせられてもわかってないのが朝香クオリティ
あと臭いもヤバい
乙
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