【SS】璃奈「できた、相手を幼児化させるボタン」【ラブライブ!虹ヶ咲】
歩夢「おおおおおっ!!!」
歩夢「これを使ったら侑ちゃんも…..」
ゆう「あゆむー!!いっしょにあそぼー!!!!」
歩夢「えへへ♡」
璃奈「このボタンを押すと、相手を心体ともに幼児化させれる」
璃奈「そして幼児化の対象者は、ボタンを押した人を自分の親と認識するようになる」
璃奈「ただ、幼児化する人はボタンを押した時に1番近くにいた人になる」
璃奈「だから複数人いる状況では任意で相手を選べない可能性があるのでそこは注意が必要」
歩夢「小さい頃の侑ちゃんも可愛かったなぁ♡」
璃奈「って…..歩夢さん…..聞いてる?」
歩夢「あっ!!もちろん!聞いてるよ!」
璃奈「ほんと….?」
歩夢「ほ、本当だよ!」
歩夢「…..」
璃奈(歩夢さん…幼児化した侑さんで頭がいっぱいになってそう…..)
歩夢(侑ちゃん….)
ゆう「あゆむー!!」
歩夢(あああもう、待ちきれないよ!!!)
歩夢(それに侑ちゃんが呼んでるような気がしてきた!!)
歩夢(よし!今押すから待っててね侑ちゃん!!!!)
ポチッ
璃奈「ああっ!だから、今押したら近くにいる私がっ」
歩夢「え?」
璃奈「うっ!」
バタッ
歩夢「えっ!?璃奈ちゃん!?大丈夫!?」
璃奈「…..」
シュゥー….
歩夢「あああっ!璃奈ちゃんの体がどんどん小さくなってる!!!」
歩夢「ねぇ!璃奈ちゃん!璃奈ちゃん!しっかりして!」
シュゥー….
りな「……」
歩夢「嘘….私のせいで璃奈ちゃんが…..幼児化しちゃった……」
歩夢「しかも….意識が戻らない….」
歩夢「璃奈ちゃん….ごめん….」
りな「…..」
りな「んっ…..んー…..」
歩夢「あっ!璃奈ちゃん! 」
歩夢「良かった….意識が戻って….」
りな「んー…..よくねた….」
歩夢「ごめん…..璃奈ちゃん….私のせいで….」
りな「ん….」
りな「もしかして….ママ?」
歩夢「え?ママ?」
りな「やっぱり!!ママだ!!」
りな「ママ!!」ギュゥ
歩夢「うわあっ!」
りな「ママおかえり….わたし….ずっとまってた….」
歩夢「えっ?私がママ!?」
りな「ママ….♡」
歩夢「か、かわいい…///」
歩夢「でも、どうして私をママって呼ぶんだろう….」
歩夢「あっ」
璃奈(回想)「そして幼児化の対象者は、ボタンを押した人を自分の親と認識するようになる」
歩夢「あー….」
りな「ねぇママ」
歩夢「ど、どうしたの璃奈ちゃん?」
りな「わたし、ママだいすき♡」ギュゥ
りな「えへへ♡」
歩夢「うっ….///」
歩夢(璃奈ちゃんまるで天使みたい///)
歩夢(しかも笑顔がかわいすぎる///)
♪~
りな「っ……!」
歩夢「あっ侑ちゃんから着信だ」
歩夢「もしもし侑ちゃん?」
歩夢「あー…ごめんね、今はちょっと無理かな」
歩夢「うん、また今度一緒に行こうね」
歩夢「じゃあまたね」
りな「……」
りな「ママ…..また…おしごとのでんわ….?」
歩夢「おしごとのでんわ?」
りな「ママっ…..もういっちゃうの….?」
歩夢「えっ」
りな「いやっ!」ギュゥ
歩夢「璃奈ちゃん!?」
りな「ママっ……」
りな「いや…..いや…..」
りな「いかないで…..」
りな「わたしをおいていかないで…..」
歩夢「!!」
りな「ママ….おねがい…..」
りな「わたしといっしょにいて…..」
りな「いいこにするから….ちゃんとするから…..」
りな「わたしを…..ひとりにしないで…..」ポロポロ
歩夢「ううぅ…..」ポロッ
歩夢「璃奈ちゃん!」ギュゥ
りな「ママっ!」
歩夢「ごめんね….こんなに悲しくさせて….」
歩夢「もう一人にしない、置いていかない」
歩夢「ママは璃奈ちゃんとずっと一緒にいるからね」
りな「うっ….うぅ…..ママ…..」
歩夢「ママも璃奈ちゃんが大好きだよ」
りな「ママ!!」
歩夢(決めた…..私はこの娘のママになる!)
グー…
りな「あっ///」
歩夢「もしかして璃奈ちゃんお腹すいた?」
りな「うん….///」
歩夢「それじゃあ、そろそろご飯作るね」
りな「えっ!ママがごはんつくってくれるの!?」
歩夢「もちろん。だってママだからね」
りな「わぁっ!!」
歩夢「ふふっ、楽しみにしててね」
歩夢「まずは、今ある食品を確認しないと」
歩夢「冷蔵庫の中身は……空かぁ…..」
歩夢「流石に買ってこないといけないね」
りな「でかけるの….?」
歩夢「うん、璃奈ちゃんも一緒にお買い物行く?」
りな「ママとおかいもの!?わたしいきたい!」
歩夢「じゃあ行こっか」
りな「うん!」ギュッ
歩夢(あっ///璃奈ちゃん手を握ってくれた///)
歩夢(それに….とっても楽しそう….///かわいいなぁ…///)
歩夢「璃奈ちゃん、何か食べたい料理ある?」
りな「ママのごはんならなんでも!」
歩夢「ふふっ///嬉しいなぁ///」
歩夢(でも献立どうしようかな….)
歩夢「あっ、ひき肉が割引になってる….そうだ!」
歩夢「璃奈ちゃん、ハンバーグとかどう?」
りな「ハンバーグ!うん!たべたい!」
歩夢「よし、じゃあ材料を買っていくね」
りな「ハンバーグ~楽しみ~♪」
歩夢「できるまで待っててね」
りな「うん!」
歩夢(璃奈ちゃんの為にとびきり美味しいハンバーグを作ろう!)
ーーーーーー
歩夢「完成だよ~♡」
りな「わあああっ!おいしそう!!」
歩夢「璃奈ちゃんの為に心を込めて作ったんだ~さぁ召し上がれ♡」
りな「いただきます!」
パクッ
りな「……」モグモグ
歩夢「璃奈ちゃんどう?おいしい?」
りな「…….」スタッ
りな「…….」ギュゥ
歩夢「璃奈ちゃん?」
りな「ママ….ありがとう….♡」ギュゥ
りな「とってもおいしい♡ こんなにおいしいハンバーグ、うまれてはじめて♡」
りな「ママ、だいすき♡」
歩夢「あああああっ///」ギュゥ
歩夢「璃奈ちゃんにこんなに喜んでもらえて、私嬉しいよ♡」
りな「えへへ♡」
りな「ママ、もっとハンバーグたべていい?」
歩夢「もちろん!好きなだけいいよ」
りな「わあっ!ありがとうママ!」
歩夢「どういたしまして♡」
りな「ん~♡おいしい~♡」
歩夢(璃奈ちゃん….とっても幸せそう…..♡)
歩夢(こんなに笑顔でいてくれて…..ママは嬉しいよ….♡)
ーーーーーー
りな「ママとのおふろ、たのしい~♡」バシャバシャ
歩夢「ああっ璃奈ちゃん!そんなにはしゃいだらお湯が全部出ちゃうよ」
りな「え~」
歩夢「肩までゆっくり浸からないとダメだよ」
りな「うぅ….. それなら…..」
りな「ママにこうげきだ~!」バシャ!!
歩夢「きゃあっ!」
りな「えへっ♡」バシャバシャ!!
歩夢「もぉ~璃奈ちゃんっ」
りな「たのしい♡」バシャバシャ!!
歩夢(ふふっ♡璃奈ちゃん楽しそう♡)
ーーーーーー
歩夢「璃奈ちゃん、ママがドライヤーで髪を乾かしてあげるね」
りな「ありがとうママ」
ブォ~
歩夢「しっかり乾かしてあげるね」
りな(ママにかわかしてもらうの、すき♡)
歩夢「次は歯を磨くから、ママの膝に頭を乗せてね」
りな「うん!」
シャカシャカ
りな(あ~きもちいい♡)
歩夢(璃奈ちゃん目を瞑って気持ちよさそう….ほんとにかわいい♡)
歩夢「璃奈ちゃん、そろそろ寝ようか」
りな「やだ!まだねたくない!」
歩夢「えぇ…もうこんなに遅い時間だよ」
りな「ママといっしょにあそびたいの….」
りな「だめ….?」
歩夢「うっ…..///」
歩夢(ずるいよ….///そんなかわいい表情するなんて…..///)
歩夢「じゃあママとゲームで対決して、璃奈ちゃんが勝ったら一緒に遊ぼうよ」
りな「えっ!いいの!?」
歩夢「ただし、ママが勝ったら寝ようね」
りな「わかった!」
りな「けど、わたしゲームとくいだからママにはまけないよ!」
りな「まけた…..」
歩夢「ふふっ♡ママの勝ち~♪」
りな「もういっかい!もういっかいだけ!」
歩夢「いいよ~♪」
りな「こんどこそわたしがかつ!」
りな「まけた….」
歩夢「ふふっ♡」
歩夢「さぁ璃奈ちゃん一緒に寝ようね」
りな「うぅ…..」
りな「わかった…..」
歩夢「璃奈ちゃん、今日は楽しかった?」
りな「うん、ママといっしょでたのしかった」
りな「ママのごはんもおいしかったし、おふろもたのしかった」
歩夢「ふふっ♡よかった、璃奈ちゃんが楽しんでくれて」
歩夢「ママも璃奈ちゃんと一緒で楽しかったよ」
りな「..…..」
りな「ママ…….」ギュゥ
歩夢「ん?どうしたの?」
りな「つぎは…..いつあえる….?」
歩夢「大丈夫、明日も会えるよ」
歩夢「ママは璃奈ちゃんと一緒にいる」
歩夢「だから悲しくなったり、心配しなくていいよ」
りな「ママっ….」
りな「わたし…こわいの…..」
りな「たのしいじかんが…..おわっちゃうのが…..」
りな「それに…..ねちゃったら…..もうママとあえないきがして…..」
歩夢「璃奈ちゃん…」ギュゥ
りな「ママっ…..!!」ギュゥ
りな「おねがい…..わたしがねてるときに…..いなくならないで……」
りな「わたしとずっといっしょにいて…..」
歩夢「大丈夫、ママは璃奈ちゃんとずっと一緒にいる」
歩夢「ママはね、この世で1番璃奈ちゃんが大切なの」
歩夢「ママにとって、璃奈ちゃんは生きる意味なの」
歩夢「だから、璃奈ちゃんを置いて行ったり、ずっと一人にさせることなんて絶対にしない」
歩夢「ママは璃奈ちゃんとずっと一緒にいるよ」
りな「ママっ…..ママっ….!」ギュゥ
歩夢「璃奈ちゃん」ギュゥ
歩夢「明日もママと楽しいことしようね」ナデナデ
歩夢「明日はママが璃奈ちゃんのためにもっとおいしい料理を作るからね」
歩夢「明日からもよろしくね、璃奈ちゃん」
りな「うん….!ママっ…..!」
りな「あしたも….これからも….ママとわたしはいっしょ!」
その後、泣き疲れてしまった璃奈ちゃんはそのまま眠りに落ちた
寝ている時も、璃奈ちゃんは一歳私から離れなかった
私も璃奈ちゃんの手を握って
歩夢「おやすみ、璃奈ちゃん」
そう言って就寝した
そして翌日…..
歩夢「んっ…….ん…….」
璃奈「おはよう、歩夢さん」
歩夢「ん…..おはよう…..璃奈ちゃん……」
歩夢「ん?」
歩夢「あっ」
歩夢(璃奈ちゃんが元の姿に戻ってる)
璃奈「昨日はボタンを押して何か変なことはなかった?」
歩夢「え?」
璃奈「ごめんなさい。私、ボタンを押されてからの記憶がないの」
歩夢「!?」
璃奈「ボタンを押されたら意識がなくなって、起きたら朝になってた」
璃奈「それで….幼児化した私が何か迷惑をかけていたら、謝りたくて」
歩夢「…….」
歩夢(嘘…..記憶がないって……そんな……)
歩夢(昨日の出来事も……全部覚えてないってこと…..?)
璃奈「歩夢さん….?」
歩夢「えっ….あっ….うん….大丈夫….」
歩夢「いい子だったよ…..」
璃奈「そう、それなら良かった」
歩夢「私も….璃奈ちゃんの言うこと聞いてなくて….ボタンを押しちゃってごめんね….」
璃奈「大丈夫、気にしないで」
歩夢「…….」
璃奈「歩夢さん、そろそろ学校行かないと」
歩夢「あっ….そうだね….行こうか…..」
歩夢(もう….ママって呼んでくれないんだ…..)
歩夢(でも…..しょうがないよね…..)
放課後….
璃奈「歩夢さん、ちょっといい?」
歩夢「どうしたの?」
璃奈「ボタンの効果がどうだったか具体的に聞きたいから、一緒に私の家に来てくれない?」
歩夢「うん….いいよ….」
璃奈「歩夢さん、ありがとう」
歩夢(さん付け…..昨日はあんなにママって言ってくれたのに…..)
りな(回想)「ママっ!」
りな(回想)「ママ、だいすき♡」
りな(回想)「ママ….ありがとう….♡」
歩夢「ああああっ……璃奈ちゃん…..」
璃奈「ん?」
璃奈「歩夢さん、呼んだ?」
歩夢「あっ!ううん!なんでもないよ」
璃奈「そう……」
璃奈「いきなり呼ばれたからびっくりした」
歩夢「ああっごめんね」
歩夢(はぁ…..思わず口に出しちゃった…..)
そして到着….
歩夢(昨日は….ここで璃奈ちゃんと一緒に過ごしたのにな….)
璃奈「…….」
璃奈「ごめん….なさい…..」
歩夢「えっ?」
璃奈「ママ…….」ギュゥ
歩夢「!?」
璃奈「ごめん….嘘ついた….実は全部覚えてる……」
早朝….
璃奈「はっ!」
璃奈「…….」
璃奈(体が元に戻ってる…..記憶もある…..)
璃奈(ママは….?)
歩夢「すぅ……すぅ……」
璃奈(まだ寝てる…..)
璃奈「……」
璃奈(いや….もうママって言ってはいけないよね…..)
璃奈(幼児化してないし…..何より歩夢さんに対して迷惑だし…..)
璃奈(あのことは….もう…..昨日でおしまいにしないと….)
璃奈(歩夢さんとは….元の関係に戻らないといけない….)
璃奈「それで…..これ以上迷惑をかけたくないから…..覚えてないフリをしてたの….」
歩夢「璃奈ちゃん….」
璃奈「昨日は….とっても幸せだった….」
璃奈「歩夢さんが私のママになってくれて….幼児化した状態だけど….久しぶりに笑顔になれた….」
璃奈「そして本来なら….今日から元に戻らないといけない…..はずなんだけど….」
璃奈「もう…..我慢できないの……」
璃奈「だから….歩夢さん…..無理を承知でお願い…..」
璃奈「これからも…..私の….ママでいて…..」
歩夢「!!」
璃奈「もちろん毎日とは言わない…..歩夢さんが嫌な時はしなくていい……」
璃奈「けど….たまにでいいから…..1分でも1秒でもどんなに短い時間でもいいから…..
璃奈「私がどうしてもって頼んだ時だけ….ママになって欲しい…..」
璃奈「もう二度と….ママって言えなくなるのだけは….いやなの….」
璃奈「お願い…..歩夢さん….」
歩夢「璃奈ちゃん」ギュゥ
歩夢「大丈夫、ママは璃奈ちゃんとずっと一緒にいる」
歩夢「ママはね、璃奈ちゃんがママのことをそこまで思ってくれていてとっても嬉しいよ」
歩夢「それに、私は璃奈ちゃんのママだから、遠慮しないでいつでもママって呼んでいいよ」
璃奈「ママっ….ママ!」
歩夢「ずっと一緒だよ、もう悲しい思いにさせないし一人にもしない」
歩夢「ママにとって璃奈ちゃんはかけがえのない大切な娘なの」
璃奈「うっ…..うぅ….」
璃奈「ありがとう…ママっ…..大好き….!」
歩夢「ママも大好きだよ、璃奈ちゃん」
夕方
歩夢「それじゃあ今日もご飯作るね」
璃奈「あっ、今日は私も手伝う」
璃奈「ママに何かしてもらってばかりだし…」
歩夢「そんなことないよ。その気持ちだけでもママは嬉しい」
璃奈「ううんお願い、私ママを手伝いたいしママと一緒にご飯を作りたい」
歩夢「ありがとう璃奈ちゃん」
歩夢「それじゃあママと一緒にご飯作ろっか」
璃奈「うん!頑張る!」
璃奈「私、ママと料理するの楽しみ!」
歩夢「ふふっ♡一緒に頑張ろうね♡」
おしまい
これなら璃奈ちゃんも笑顔を取り戻せそう☺
素晴らしいぽむりなだった
ありがとう
ハッピーエンドで良かった
璃奈ママ「歩夢ママァ❤」
本来なら更にこの続きで2人が幸せに生活してる中、璃奈パパ璃奈ママが帰ってきて
璃奈パパ「璃奈….今まで1人にさせてすまなかった…」
璃奈ママ「これからはお父さんもお母さんも璃奈と一緒よ」
と、璃奈が両親と一緒に過ごせるようになり
歩夢「もう偽物のママはいらないよね….本当のお母さんと一緒に幸せに過ごしてね….バイバイ….璃奈ちゃん….」
歩夢が璃奈の元から去ろうとする…
という感じでまた続きを書く事も考えましたが、終わりが見えなかったのと書くのが精神的に辛かったのでやめました
>>133
逆なら見たい
璃奈ママ「寂しい思いさせてごめんね、これからは家族みんなの時間を作ろうね」
璃奈「ううん。もういい」
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ👍
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1680867434/
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