天才バカチカ
「姉様、やめて!」
これでいいのだ~ これでいいのだ~
チカ チカ バカチカ バカチカチカ
天才みかん バカチカチカ
水の中にゴリラいる だから水ゴリラ~
「ぎぃやあ、何するずらー!」
これでいいのだ~ これでいいのだ~
チカ チカ バカチカ バカチカチカ
天才みかん バ~カチカチカ
千歌「テレビでも見るのだ」ピッ
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宮下愛のダジャレを言うのはダレジャ?コーナー
愛「どうも~愛さんだよー」
愛「はい、早速だけど今日のダジャレいっちゃうよー!」
愛「アルミ缶の上にあるミカン!」
愛「なんちゃって!」
愛「うん、渾身のダジャレだねぇ♪みんなも使ってお友達を笑わせちゃおう!」
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千歌「これは大ニュースなのだ!」
千歌「早く行かないと!」ダッ
ガチャ
\行ってくるのだ/
千歌「あっ、レズ!こにゃにゃチカなのだ」
千歌「なんとさっきテレビでとんでもないことを聞いたのだ!!」
千歌「アルミ缶の上にあるミカン、と」
千歌「つまりアルミ缶の上にはミカンがあるというのだ」
千歌「ということは、アルミ缶を見つければミカンが食べ放題という訳なのだ!」
レレレのレズ(ミカン=千歌ちゃんのデカミカン)
レレレのレズ(それをアルミ缶の上に乗せると…)
レレレのレズ「…なんだかえろいわね」
千歌「ぬおお…レズの言うことはやっぱりとんちんかんなのだ」
レレレのレズ「いや、それとも挟むのかしら…」ブツブツ
千歌「まあいいのだ、レズはほっといてアルミ缶を探しに行くのだ」
千歌「アルミ缶はどこなのだ…」トボトボ
千歌「どれだけ探しても見つからないのだ…」
千歌「ま…まさかあのテレビに出てたやつが嘘を付いたんじゃ…?」
千歌「ゆ、許せんのだ。今からでもテレビ局に…」
ドン
あっ、ごめんよ!ちょっとよそ見してて…
千歌「い、痛いのだ~」チラ
千歌「ん?…あ、あー!お前はー!」
千歌「今朝のテレビで見たのだ!」
愛「あ~、なるほどね。いや~私も有名人になったもんだね♪」アハハハ
千歌「そんなことはどうでもいいのだ!早くみかんの乗ったアルミ缶を出すのだ!」
千歌「朝から探してるけど全然見つからないのだ!」
愛「アルミ缶…ああ、今朝のダジャレね!ちゃんと使ってくれてて嬉しいなあ」
愛「でもあれはダジャレだからホントにある訳じゃないよ?」
千歌「な、なぬぅ!?」
愛「ミカンの乗ったアルミ缶がみっかんねー!なんちゃって♪」
千歌「ぐぬぬ…嘘をつかれた上になんだか馬鹿にされてるみたいなのだ…」
千歌「許さないのだ」グイ
愛「えっ…いったぁ!何すんだよ!」バタ
千歌「嘘つきは死刑なのだ」
愛「し、死刑!?この人やばいよ…おまわりさーん!助けてー!」
愛「お、おまわりさん!?」
小原鞠莉さん「おまわりさん?私は小原鞠莉さんよ」
千歌「あ、鞠莉ちゃん。こにゃにゃチカ」
小原鞠莉さん「あら、ちかっちじゃない?ハロー☆」
愛「あ、あんたたち知り合いなの?」
愛「おまわりさんだか小原鞠莉さんだか知んないけどこいつ止めてくんない?」
千歌「千歌は朝テレビでこの人がアルミ缶の上にミカンがあると言ったのを聞いたのだ」
千歌「だから千歌は『しめた!』と思ってアルミ缶に乗ったミカンを探す旅に出たのだ」
千歌「けれどもミカンの乗ったアルミ缶はちっとも見つからないのだ」
千歌「つまりこの人は嘘をついたということなのだ。だから死刑にするのだ」
愛「ひ、ひいいい!この人言ってることめちゃくちゃだよ!助けてー!」
小原鞠莉さん「……!」ピーン
小原鞠莉さん「ちかっち、ミカンののったアルミ缶はベリーベリーレアなのよ?」
千歌「なにぃ!?ミカンなのにベリーなのか!?」
小原鞠莉さん「…珍しいってことよ」
千歌「当然なのだ。ベリーなミカンは凄く珍しいのだ」
愛「あ…そ、そうなんだよね~。私も実は見たことなくってさ~」
千歌「なんと!道理で見つからないわけなのだ!」
千歌「ではあと何個くらい拾えば見つかるのだ!?」
小原鞠莉さん「そうねえ…ざっと1000個ぐらいかしら」
千歌「せ、千個!?それは大変なのだ!」
千歌「そんなに数えたら途中で忘れてしまうのだ」
小原鞠莉さん「拾った缶の数を自動で数えてくれる優れものよ☆」
千歌「すごいのだ!これで缶を拾った数がわかるのだ」
千歌「もしも1000個拾ってもミカンの乗ったアルミ缶が見つからなければ…」
千歌「死刑なのだ」
愛「ひぃぃぃ!」
千歌「では早速缶を集めてくるのだ!」ダッ
小原鞠莉さん「ちかっちファイト!」
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千歌「はあ…はあ…まだ300個しか集まらってないのだ…」
千歌「しかもあの嘘つきはいつの間にか逃げてしまっていたのだ」
小原鞠莉さん「ちかっち、様子はどう?」
千歌「もうだめなのだ…ミカンの乗ったアルミ缶はあきらめるのだ…」
小原鞠莉さん「あら、残念」
千歌「くたびれ損の骨折り儲けだったのだ…」
千歌「これは…ミカンなのだ!」
小原鞠莉さん「頑張って缶を集めてくれたちかっちにマリーからのご褒美よ♪」
千歌「わーい!鞠莉ちゃんありがとうなのだ!」
小原鞠莉さん「You’re welcome♪」
でも、鞠莉ちゃんがおいしいミカンをくれたし、
それに、千歌が缶を沢山拾ったおかげで
街がちょっと綺麗になってとっても気持ちがいいのだ
千歌「これでいいのだ」
おわり
乙面白かった
実を言うと最初スレタイ見た時はエリーチカの方だと思ってたからちかっち出てきて混乱したわ
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