梨子ちゃんが今日東京に向かったのだ
前乗りで準備するのか
从c*^ヮ^§ 千歌も漫画好きなのだ
千歌「よーちゃん、アレ見て。」
曜「んー?あっ、梨子ちゃんだ。キャスター付きのバッグ持ってるね。」
千歌「これから東京行くんだって。何しに行くのか、ついて行ってみようと思って」エヘヘヘ
曜「それは……なんか楽しそう!」
千歌「でしょ!とりあえず切符買って追いかけなくちゃ!」
-
千歌「…なんか、ずっとスマホ見てるね。」
曜「これから行く場所の下調べじゃない?あとは向こうのお友達と連絡取ってるとか」
千歌「熱海で乗り換えてから1時間くらいずっとだよー飽きちゃったよ」
~次は、大船。根岸線、横須賀線は…
プシュー
曜「!ねぇ、千歌ちゃん見て!!」
千歌「ほぇ…?」
曜「ほら、梨子ちゃんの隣!」
千歌「あれ、誰か座ってる。あの大きなリボン、どこかで…」
千歌「なんでだろ…お盆の帰省とかだったら、音ノ木坂の子とかと会うのかなって思ってたけど。」
曜「なんか、真剣に本を見ながら相談してるね。」
千歌「何見てるんだろう…」
--
-
~新橋、新橋。ご乗車ありがとうございました。~
千歌「2人とも降りたよ!」
曜「ここで降りたってことは、虹ヶ咲の誰かに会いに行くのかな…って、人混みで見失っちゃったよ!」
千歌「あれー?どこ行っちゃったんだろう…」
曜「…あれ、善子ちゃんからメッセージ来てる。今何してるの?、か。」
曜「千歌ちゃんと一緒に梨子ちゃん追いかけてたら東京に来ちゃった、っと。」
プルルルル
曜「ありゃ、電話だ。もしもしー?」
善子『あんた達、気安く戦場に行こうとすると業火に灼かれてしまうわよ。』
曜「負けられない、戦い…?」
千歌「えー、それを知りたくて付いてきたのにー!」
善子『とにかく、人のプライベートは詮索しないことね!せっかく東京まで行ったんだったら2人でデートでもしてきなさい!お土産、待ってるわよ。」ガチャ
千歌「えー、善子ちゃんのケチー。なんだったんだろ…」
曜(で、デート…これまで意識してなかったけど、夏休み東京デートじゃん!どうしよどうしよ…)
ようちかデート編は誰か任せた
-
~大船、大船。…
しずく「こんにちは、梨子さん。」
梨子「しずくちゃん、こんにちは。3日間、よろしくね。」
しずく「こちらこそ。今回は梨子さんとも一緒に楽しめるなんて嬉しいです。」
梨子「璃奈ちゃん家にお邪魔することになってるけど、ホントに大丈夫なの…?」
しずく「はい、璃奈さんも後方支援でいつも手伝ってくださっていますし、今回のお話しをしたら是非、と。」
梨子「心強いわね♡」
しずく「乗り換えましょう。」
梨子「それにしても、すごい人混みね…」
しずく「夏休み中ですし、遊びに来てる方も多いですから。さぁ、璃奈さん家まで行って明日明後日の作戦会議の続きをしないと!」
梨子「ま、待ってしずくちゃん!」
こうして、今夜は遅くまでサークルチェックにイベント談義とかしましく盛り上がる3人なのでした。(C.V. 島本須美)
曜「へっ?!?!ど、ど、ど、どうしよっか??!?!」
千歌「外出るの暑いし…とりあえず、向こうのお店の中見てみようよ!」
曜「そ、そうだね。そうしよう…」
曜(あー、善子ちゃんに言われてからずっと空回りしてる気がするよ…)
千歌「ねー!サンドイッチ食べて、ウィンドウショッピングして!都会、って感じだよー」
曜「善子ちゃん達のお土産も買えたしね。」
千歌「まぁ、ちょっぴりなお土産だけどね。いやー、それにしても歩き回った後のアイスは最高だねー」
曜「そうだねぇ~…」
曜(はぁ、幸せだけど、もっと千歌ちゃんを楽しませてあげないと…でも、どうしたら良いんだろ……)
千歌「…ねー、曜ちゃん。」
曜「ん?なに?」
千歌「その…やっぱり、迷惑だったかな?」
千歌「ほら、駅前で曜ちゃん見つけてごーいんに東京まで連れて来ちゃったからさ。なんか、疲れちゃったかなって。」
曜「…っ、そんなことないよ!」
千歌「曜ちゃん?」
曜「わ、私だって暇だったし誰かと遊びたいなーって思ってたところに千歌ちゃんが来てくれて、その…」
千歌「その…?」
曜「う、嬉しかったよ。」
曜「でも、こうして2人で普段と違う場所でお買い物したり、お茶したりできて、飛びっきりの夏の思い出になったよ。」
千歌「よーちゃん…」ウルウル
曜「だから、千歌ちゃんが気負うことなんてないんだよ。今日は誘ってくれてありがとう!」
千歌「よーちゃん!!!!」ダキッ
曜「ちょっ、千歌ちゃんここお店の前だって!千歌ちゃん!」
千歌「ごめんごめん、そろそろ電車の時間じゃない?帰ろう?」
曜「あっ、そうだね。駅に戻ろっか!」
千歌「ほら、曜ちゃん!」テサシノベ-
曜「えっ?」
千歌「また駅の中混んでそうだし、はぐれないように手繋いでこ?」
曜「う、うん…」カァァァァ
--
-
帰りの電車の中、2人は固く手を繋いで夢の中。夢の中で2人はどこへ出掛けているのでしょう。(C.V.島本須美)
出掛けるのでこれで失礼
ようちかでしか得られない栄養がある
両サイド共に続き期待
-
璃奈「えっ、初手と二番手が別ホール?」
梨子「そうなの…最初に行こうと思っていたサークルさんが東なんだけど、もう一つ目を付けてたところが西なの。」
しずく「でしたら、私が西をメインに回るつもりでしたので、梨子さんは東を回っていただけますか?」ニコッ
梨子「ほんと?!でも、ここ壁サーでかなり待ちそうなの。」
しずく「でしたら、ファンネルを追加しましょう。ちょっと待っててくださいね。」
プルルルル-ガチャ
かすみ「もしもし、どしたの。」
かすみ「そーなの、同好会の合宿以外にも夏の思い出作りたいのにー。」
しずく「明日、ちょっと付き合って欲しいんだけど。」
かすみ「いいけど、何するの?」
しずく「ちょっと買い物に、ね?明日の朝、8時頃までに虹ヶ咲学園前駅のロータリーのとこにあるローソンに来てね。」
かすみ「ゔぇ、早くない?」
しずく「待ってるよ、かすみさん💙」ガチャッ
しずく「こんな感じで、OKもらいました!」
梨子「だ、大丈夫なの?アーリー入場のリストバンドとか」
璃奈「もともと4人で行くつもりだったから用意してある。予定が合わなくなって行けなくなったせつ菜さんの分が1枚余ってたから。」ジャーン
梨子「そ、そうなのね。」
しずく「さぁ、回る順番を煮詰めていきましょう!」
-
~沼津、沼津です。お出口は~
曜「千歌ちゃん、着いたよ。」
千歌「んあ…着いた?」
曜「ほら、降りよ。」
バタバタ
千歌「バスは…あっ、最終のが行っちゃったじゃん!」
曜「ホントだ、20時の最終が出ちゃったばかりだ。」
千歌「どーしよ、お盆の連休で忙しいからみとねぇとかも迎えに来れないだろうし…曜ちゃん家はダメ?」
曜「ふぇっ?!た、多分大丈夫だけど…」
千歌「土日はお手伝いしろーって言われてて遊べないから、今夜泊めてほしいな。」ウルウル
曜「わ、わかったよ。ママに電話で聞いてみるから、とりあえず家に向かって歩こうか。」
千歌「うん!」ウデクミ-
-
善子(ふぁーあ、明日用のスポドリ買うの忘れてたの、ホント不覚だわ)
イラッシャイマセー
善子(ドリンク、ドリンクっと…)
善子「えっ?!?!」
千歌「あっ!」
曜「よ、善子ちゃん…」
善子「あんた達、東京に行ってたんじゃないの?!」
千歌「さっき帰ってきたんだけど、内浦まで帰れなくなっちゃって。」エヘヘヘ
千歌「曜ちゃん家泊まっていいっていうから飲み物でも買おうと思って!」
善子「へぇ、そうなんだ。」ニヤニヤ
曜「…な、何?」
善子「良かったわね、上手く“デート”できて。」コソコソ
曜「なんか、ドキドキしっぱなしだよぉ…」コソコソ
善子「そういうときが花ってものよ。今夜は楽しみなさい。」コソコソニヤニヤ
曜「?!?!」
千歌「ねー曜ちゃん、みかんジュース買ってっていい?」
曜「あっ、うんうん、入れよっか!?」ギクシャク
善子(面倒だと思いながらコンビニまで来たけど、思いがけず面白いものが見れたわね)ニヤニヤ
リアルタイムならこんな会話が起きてるかなー想定で付け足してみた
ようちか曜宅編は各自でお楽しみくださいませ
一方的に使われるかすみ草
コミケ組の狂乱もお願いします
Σjミイ˶º ᴗº˶リ 次回作のインスピレーションはバッチリですね!
かすみ「もぉー!何、この人の多さは!!」
しずく「かすみさん、朝からはしゃいじゃって💙」
かすみ「はしゃいでない!っていうか、りな子は分かるんだけど、梨子センパイ?」
梨子「お、おはよう、かすみちゃん…」
璃奈「うん。今日は梨子さんとお買い物。」
しずく「そう、お買い物お買い物!それじゃ、梨子さん、璃奈さん、お願いします。」
璃奈「任せて。例のものは持った?」
しずく「2つ持ったよ。」
梨子「しずくちゃん達も気をつけてね。」オテフリー
かすみ「待って、ホントになんなの?!」
しずく「ほらかすみさん、行くよ。」ヒキズリー
-
しずく「…というわけで、かすみさんにはここに行って並んでもらいたいの。」
かすみ「この人混みの中を進んで、さらに並ぶの?」ゲッソリ
しずく「しばらく時間掛かると思うからこのドリンクと、あとは…これ。」
かすみ「えっ、これって無線?」
しずく「璃奈さんが用意してくれたんだ。デジタル小電力…なんとかっていう新しいのなんだって。」
かすみ「それで、どうするの?」
ザッザー
璃奈『しずくちゃん、かすみちゃん聴こえる?』
しずく「ほら、掛かってきたよ。」
しずく『はい、聞こえますよ。』
梨子『良かった…こっちは東の待機列に着いて位置が決まったところよ。』
しずく『こちらも位置が決まって落ち着いたところです。』
璃奈『今のところは安定して使えそう…もし、途中で混信したら昨日決めたチャンネルに切り替えてほしい。』
しずく『かすみさんにも伝えておくね。』
梨子『ひとまず良かったわ。また何かあったら連絡するわね。』
かすみ「…ここまでの装備を用意して、今日はホントに何するの?」
しずく「言ってるでしょ、戦場(お買い物)に行くんだよ。」
知り合いでコミケのために免許取って運用してた人は居たな
今でも使ってるかは知らないけど、免許自体は更新してるって聞いた
-
かすみ「ふぇーん、もうぐったりだよ。」グッタリ
しずく「かすみさん、3つも並んでくれてホントに助かったよ。えらいえらい。」
かすみ「うぅ…もっとかわいい夏の思い出を作るつもりだったのに…。」
梨子「しずくちゃーん、かすみちゃーん!」
しずく「梨子さん!璃奈さん!」
璃奈「お待たせ。ミッションコンプリート。」✌
しずく「良かった!」
璃奈「それじゃ、かすみちゃんはこの荷物持って、ウチまで来て。」
かすみ「えー?!まだ荷物運びするの?!」
梨子「ごめんね、かすみちゃん!」
しずく「私と梨子さんはここで“荷物”を待たないといけないの。」
梨子「あと少しだけ、協力してくれないかな…?」
かすみ「うぅ…はいはい、行きますよ!りな子、早く行こ!」ヤケクソ
璃奈「うん。じゃあ、しずくちゃんに梨子さん、また後で。」
-
善子「んにゃー、おーもーいー!」
花丸「キャリーバッグのはずなのに、上手く転がってくれないずら…。」
ルビィ「この荷物持って、あの人混みの中行くの?!」
善子「…これが最後の乗り換えよ。荷物さえ引き渡せば解放されるんだから。」
花丸「暑過ぎて用意してもらった飲み物全部飲んじゃったずら…。」
善子「この荷物の重さが想定外だったわ。ホント、悪魔使いが荒いんだから、リリーは。」
ルビィ(ルビィのキャリーだけ軽いから、2人には申し訳ないな…机に敷くシートとか棚とかなのかな?)
善子「なんとか座れたわね。」
花丸「ほぁぁぁぁ、運転席にもお客さんが座ってて、勝手に走ってるずらぁ!」キラキラ
善子「…なんだかんだ元気よね、ずら丸は。」
ルビィ「そういえば、今日はどんな本を持ってきたの?」
善子「読んでないからよく分かんないけど、リリーは“ユキトア“と“さやかほ”って言ってたわ。少し前のスクールアイドルの動画から着想したってのと、最近配信で人気が出つつある子の本なんだって。」
ルビィ「へぇ~…」
ルビィ(梨子ちゃん、ニッチな組み合わせ選んだなぁ…)
-
しずく「…あっ、来ましたよ、梨子さん!」
梨子「本当だ、おーい!」
善子「ぜぇ…ぜぇ…ま、待たせたわね…」ハァハァ…
花丸「重かったずらぁ…」ハァハァ…
しずく「皆さん、お疲れさまでした!」
ルビィ「梨子ちゃん、しずくちゃんもなんか一戦交えた後って感じだね…。」
梨子「そうね。目的のところは一通り回れたわ。」
善子「それはよーござんした…」ゲッソリ
ルビィ「ははは…」
しずく「あっ、璃奈さんだ!おーい!」
璃奈「ただいま。」ガラガラ
璃奈「みんなも着いたんだね。」
花丸「今来たところずら。」
しずく「璃奈さん、荷物受け取るね。」
璃奈「はい、これ。後は大丈夫なの?」
しずく「うん、後は私と梨子さんで準備してくるから。」
梨子「悪いんだけど、善子ちゃん達を家で休ませてくれないかな?」
璃奈「分かった。かすみちゃんが家で留守番してるから、早く戻ろう。」
よしまるびぃ「いいの!?」キラキラ
-
梨子「ひとまず、今日はこんなところかしら。」
しずく「そうですね、後は朝に整えましょうか。」
梨子「それにしても、お祭り前の空気感っていうのかしら、わくわくするわね♪」
しずく「そうですね!…今回はご一緒させてもらってありがとうございます。」
梨子「全然!一緒に頒布出来るとは思ってなかったから、私も嬉しいわ。」
しずく「そういえば、梨子さんは今回2冊出されるんですよね?」
梨子「そうなの!春先に書いたものと最近になって突貫で書いたの。その…よければ、これ…。」ガサゴソ
しずく「わぁ、ありがとうございます。」ペラッ
-
toa「アンズ先輩は1年生の頃からキラキラ輝いていて、まさにセンターって感じだったんだよ!」
ykn「!それならルリカ先輩だって、私たちの中でも成績トップクラスでしたし、いつもみんなの真ん中にはルリカ先輩が居て輝いていましたから!」
toa「いやいや、アンズ先輩は-」ガヤガヤ
ykn「ルリカ先輩は-」ガヤガヤ
--
ハァハァ…
ykn「こ、こんなに激しく語り合ったのは初めてです…。」
toa「私も…周りの子達もここまで熱気がある感じじゃなかったから、新鮮かも…。」
ykn「なんというか、これまでよりも深く先輩達の魅力に気付けた気がします。」
toa「そうだね!ライバルでもあるけど、私達いい友達になれそう!」
ykn「そうですね!」ニコッ
ykn(でも、この高揚感とは少し違うドキドキはなんだろう…)
toa(同い年の子とこんなに熱く分かり合えたのは初めて…なんかドキドキしちゃうな…)
-
コンコン
syk「花帆さん、入りますよ。」
ガチャッ
kh「あっ、さやかちゃん!」
syk「かーほーさん!また綴理先輩とこそこそお菓子食べてましたね!」プンプン
kh「えっ、バレちゃったかー」エヘヘヘ
syk「もう!食事が入らなくなっちゃうじゃないですか。」
kh「えー、大丈夫だよー?」
syk「スクールアイドルなのですから、体調管理もしっかりしてもらわないと…」
kh「分かった!さやかちゃんも食べたかったんだ!」
syk「ふぇっ?!いやいや、そういうことではなくて。」
kh「ここにさっきのクッキーがまだ残ってるから分けてあげる!ほら、あーん💛」
syk「そうではなくて…」
kh「さやかちゃん?あーん💛」
syk「あ、あーん…」パクッ
kh「はい、良くできました!」パチパチパチ
syk「うぅ……」プシュー
-
しずく「どちらも初々しさが溢れでていますね!」
梨子「なんていうのかな、出会ってからまだ間もない2人が惹かれあっていく過程を描きたかったというか。今回はそういうテーマにしてみたのよ。」
しずく「とっても素敵です💙」
梨子「ところで、しずくちゃんのはどういう感じなの?」
しずく「私はこれです!」ドンッ
-
knn「はい、今日のトレーニングはここまで!また明日ねー。」
rk(痛っ…さっき階段から降りるときに捻っちゃったとこが痛むな…)
knn「あれ、梨子ちゃんどうしたの?」
rk「その…さっき、神社から降りて来るときに足を捻っちゃったみたいで…」
knn「まだ痛い?とりあえずウチに来て、足冷やしていこ。」
🚿シャー
knn「大丈夫、痛くない?」
rk「さっきよりは落ち着いたわ、ありがとう。」
knn「それなら良かった。ごめんね、湿布切らしてて。」
rk「だ、大丈夫よ、シャワー当ててもらっただけで楽になったから。」
knn「そっか!ちょっと待っててね、今タオルを…わっ!」ツルッ
rk「きゃっ!」
バタン
knn「痛たた…だ、大丈夫、梨子ちゃん?!」
rk「うん、大丈夫…果南ちゃん」
knn「…ん?」
rk「綺麗ね……」
シャワーの水音が浴室に響く。
着ていた練習着も水を吸い、ポタポタと音を奏でる中、2人は暫し顔を見合っていた-
-
梨子(これ、私じゃない…)
梨子「いや、その…艶やかだなって思ったわ!うん!」
しずく「!嬉しいです!果南さん、スポーティーなだけでなく女の子っぽいところがあるなって思っていて、梨子さんとのシチュエーションならより引き立つと思って-」キラキラペラペラ
梨子「わ、分かったから!あとは璃奈ちゃん家に戻ってからにしよ!その、周りの目もあるから、ね?」アセアセ
-
しずく「みなさん、ただいま。」
璃奈「おかえり、しずくちゃん、梨子さん。」
梨子「あら、善子ちゃん達は帰っちゃたの?」
璃奈「うん。花丸ちゃんは泊まっていきたいって言ってたんだけど、善子ちゃんとルビィちゃんが今日は帰らなくちゃ!って言いながら引きずって帰って行った。」
かすみ(今日のかすみんみたい、明日こき使われるかもしれないとヨハ子、ルビ子は思ったんじゃない…?)
梨子「そうだったんだ。せっかくお礼のお土産買ってきたんだけど…また沼津に帰ってからにするわ。」
しずく「私も残念です。ぜひ、皆さんの感想をお聞きしたかったのですが…」
かすみ「感想…この前見せてくれた本の?」
しずく「そう!さっき梨子さんに見てもらったら褒めてもらって💙」
かすみ「えっ」
璃奈「えっ」
梨子(憐れみの目でこっちを見ないで……)
-
~沼津、沼津です。お出口は~
ルビィ「善子ちゃん、花丸ちゃん、着いたよ!」
善子「あぁ着いたのね…ほら花丸、起きなさいってば」
花丸「んー…あと少し…」
ルビィ「ほら、起きないと!電車、車庫に入っちゃうから、おーきーて!」
バタバタ
花丸「えっ?バスが無い?」
善子「本当だ。さっき行っちゃったばかりじゃない。」
ルビィ「さっきのが内浦まで行く最後のバスだったんだよね…」
善子「どうするのよ、迎えは?」
ルビィ「さっき、メッセージで聞いてみたんだけど、今日はお客さんが来てて手が離せないって。」
花丸「マルの家も、この時間だと無理かな…」
ルビィ「…ねぇ、善子ちゃん家はダメ?」
善子「は?」
花丸「ルビィちゃん家に泊まるってことにしてあるから、それが善子ちゃん家に変わるくらいは平気ずら。」
善子「いや、そういうことじゃなくて!」
ルビィ「お願い、ヨハネしゃま…」ウルウル
善子「くっ……仕方ないわね、2人とも家に来なさい!」
ルビまる「やったー!」
善子(昨夜>>41、曜のこと散々煽ったけど、まさか私にもこんなリア充イベントが降りかかるなんてね…まぁいっか。)
最終日も何か書けそうだったら書きにきますm(__)m
-
梨子「よし、完成っと!」
しずく「設営完了ですね。SNS用に写真撮らないと。」
??「あ、あの……」
梨子「はい?」
花陽「今日、隣のスペースで頒布する小泉です。よろしくお願いします。」
しずく「って、花陽さんじゃないですか?!」
梨子「まさかお隣りが花陽ちゃんだなんて、偶然ね!」
花陽「ほっ…知ってる方が隣で良かったです」キラキラ
花陽「スクコネ配信で最近話題を集めている子たちの特集です!動画やラジオ配信を積極的にしていて、私たちの活動にも役立つかなと。良ければこれ、どうぞ。」
梨子「わぁ、ありがとうございます!」
しずく「細かく分析されていてすごいです!」
花陽「お2人は何を?」
梨子「私はこれとこれを…」
花陽「!往年の椿滝桜のカップリング?!なかなか無いんですよね、ユキノさんとトアさんの2人を取り上げてるの!-」ペラペラ
花陽「こっちは、さやかほじゃないですか!天真爛漫少女に真面目系少女が振り回される、いわば王道の組み合わせ!-」ペラペラ
梨子「喜んでいただけたようで、嬉しいです♡」
しずく「花陽さん、私はこれを…」
花陽「!!これはかなりこですね!…かな…りこ……?えっ?」
梨子(そんな憐れみの目で見ないでください…)
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梨子「はい、3点で1500円です。はい、ちょうどですね、ありがとうございました!」
しずく「どうぞ、お手にとってご覧ください。…本当ですか?!ありがとうございます!」
梨子「ふぅー、大分落ち着いてきたわね。」
しずく「ですね。在庫もあと少し…頑張りましょう!」
???「あの…」
梨子「はい、こんにちは。…って、貴女は!?」
しずく「きな子さんじゃないですか!?」
梨子「なんか、大分疲れてない?」
きな子「メイちゃんから頼まれたものとしぃー……ゴホン、私用のお買い物をしてたんすけど、人の多さに参っちゃって…」フラフラ
きな子「じゃなくて、新刊お願いします!」
梨子「はい!ちょっと待っててね。」
しずく「これはメイさんからのお使い?」
きな子「そうっす。スペースで他校の皆さんと顔を合わせるのは恥ずかしいからって、きな子が行くことに…」
しずく「そうだったんだ!せっかくだから、きな子さんもぜひ読んでみてね!」
きな子「もちろんっす!」
梨子(良かったわ、今ここで読まれなくて…)
-
しずく「まさか売り切るとは思っていませんでした!」ガラガラ
梨子「そうね!たくさん来てくれて嬉しかったわ。」ガラガラ
璃奈「梨子さん、しずくちゃん。」
梨子「璃奈ちゃん!荷物ありがとう。」
璃奈「よいしょ……どうだった?」
しずく「やりきったよ!」
梨子「こっちも全て捌けたわ。璃奈ちゃんが情報流してくれたおかげだよ!」
璃奈「後方支援も得意。また相談してほしい。」
しずく「ところで、梨子さん。本当に帰っちゃうんですか?」
梨子「うん。明日も一日雨予報だから、天気が酷くなる前に帰らないと。またこっちにも遊びに来るから!」
璃奈「うん、待ってる。」
しずく「私達もまた沼津に行きますね。」
梨子「うん!3日間、本当にありがとう!またね。」
しずく「こちらこそ!どうぞお気をつけて。」ノシ
-
千歌「あっ、おかえりー。」
曜「ただいまー、お風呂ありがとう。…宿題進んだ?」
千歌「さっぱりだよー。昨日今日とお手伝いしてて、すっかり疲れちゃったよ…。」
曜「今忙しい時期だもんね。でも、そんなときに泊まりに来ちゃって良かったの?」
千歌「今夜はお手伝いお休みでいいって言われたし、その…」
曜「ん?」
千歌「…この前>>40-41、曜ちゃん家に泊まったのが“楽しかった”なーって。」カァァァァ
曜「…ふぇっ?!」カァァァァ
曜「……」
千歌「…よーちゃ」
パッ💡
ようちか「!」
千歌「梨子ちゃんの部屋の灯り…」
曜「帰ってきた?!」
ガラガラ
梨子「千歌ちゃん!あれ、曜ちゃんも?」
ようちか「おかえり、梨子ちゃん!」
梨子「ただいま!」
千歌『梨子ちゃんが今日東京から帰ってきたのだ』
3日間ありがとうございました
あとスレ立てしてくれた>>1に感謝
今回はコミケ不参加でお盆の準備をしつつ現地に思いを馳せながら書いてました
ここまでまとまった量のSSは書いたことがなかったので稚拙なところもあるかもですが勘弁してくださいませ…m(__)m
面白かったぜ
乙!
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