【SS】にこ「はぁ?妹になってくれ?」穂乃果「う、うん!」【ラブライブ!】

ラブライブ
【俺ガイルSS】 妹「やっほー! 会いに来たよ、お兄ちゃん!」

【SS】にこ「はぁ?妹になってくれ?」穂乃果「う、うん!」【ラブライブ!】

1:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/01(土) 23:32:09.62 ID:OoMU/1b6.net

にこ「年上の私に向かってその発言………」

にこ「冗談にしてはおもしろくないわよ?…なに?ケンカ売ってるの?」

穂乃果「ちがうよぉ~~~これは本気で…」

にこ「おーけー、本気でケンカを売ってきてるってわけね?そのケンカ買ってあげようじゃないの…」

穂乃果「だから違うってっ!!お願いだから話をきいて~~~」

にこ「……………わかったわよ」

穂乃果「あ、ありがとう!にこちゃんっ!!実はですね…」

 

4:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/01(土) 23:34:41.12 ID:OoMU/1b6.net

にこ「はぁ?シールが欲しいから妹になってほしい?」

穂乃果「うん!」

にこ「それでなんで妹って話が出てくるのよ?」

穂乃果「えっとね…このサイトを見てほしいんだけど…」スッ

にこ「どれよ…」ジー

穂乃果「これこれ、有名なハンバーガーのチェーン店でね」

穂乃果「最近はじまったキャンペーンでね、シールがもらえるんだけど…」

にこ「ふ~ん…それで?」

穂乃果「えっとですね…ここの条件を見てほしいのですが…」

にこ「…」ジー

穂乃果「…」ドキドキ

にこ「……………うん、よ~~~~くわかったわ」ニコッ

穂乃果「それ、絶対わかってないよねっ!?」

 

6:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/01(土) 23:36:57.41 ID:OoMU/1b6.net

にこ「わかるわよっ!”ご来店いただいた小学生以下のお子様のみにしか販売しません”ってどういうことよっ!?」クワッ

穂乃果「え、えっとね!このシールの作品ってもともとは小学生以下の子供たちをメインターゲットとした作品なんだけどね」

穂乃果「思わぬ大成功で、小学生はもちろん…中高生や大学生さらにはもっと大人の人達にまで人気が出ちゃってね」

穂乃果「前に似たようなキャンペーンをやったら、お金を持ってる大人の人たちに買い占められちゃって、それで今回は…」

にこ「そういうこと聞いてるんじゃぬわぁいわよっ!!」クワッ

にこ「なんでにこなのよっ!?そんなの近所の知り合いの小学生にでも頼みなさいよっ!」

穂乃果「人気作品って言ったでしょ?だから小学生の子は自分でほしいの!知り合いの小学生の子にはみんな断られたの!」

穂乃果「こころちゃんとここあちゃんにも断られちゃったんだからっ!」

にこ「へっ!?ちょっ!?いつのまにっ!?」

 

9:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/01(土) 23:40:36.66 ID:OoMU/1b6.net

穂乃果「だからにこちゃんに頼むしか手段が…」

にこ「だからってなんで私なのよっ!?あんたも妹いるじゃないのっ!?」

穂乃果「本当は雪穂に頼む予定だったんだけど…雪穂には怒りながら断られちゃって…」

にこ「私も怒りながら断ってるんだけどっ!?」

穂乃果「ゆ、雪穂には報酬の交渉で失敗しちゃったのっ!」

穂乃果「にこちゃんには報酬をまだ説明してないでしょっ?!それを聞いてからでも…」
 
  
にこ「どんな報酬を提示されたってお断りよっ!!」
  
 
穂乃果「まあまあ、そう言わずに確認するだけでもっ!!」グイグイッ
 
  
にこ「だあーーーわかったから、報酬の話くらいは聞くから無駄に近づいてくるんじゃないわよっ!!」
  
 
穂乃果「にこちゃんっ!!」パァァッ

にこ「……まあ無駄だと思うけど…」

 

11:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/01(土) 23:51:53.52 ID:OoMU/1b6.net

穂乃果「私もたまたま運よく入手できたんだけどね…」

穂乃果「今はもう入手しようにもなかなか難しいステッカーなんだけど…」ゴソゴソ

にこ「はぁ?ステッカーなんかで私が…」

穂乃果「にこちゃんならこのステッカーの価値がわかると思うんだけどな…」スッ

にこ「っ!?こ、これはっ!?」

穂乃果「さすがにこちゃん!わかった?」

にこ「あったりまえでしょっ!」
 
  
にこ「今人気急上昇中のアイドルグループ、彼女たちがまだ有名じゃなかった頃のグッズ…」

にこ「全然人が集まらなかった影響で幻とも言われている結成時のお披露目ライブが開催された時…」

にこ「会場で来場者限定で配られたシリアルナンバー入りステッカーじゃないっ!!」

にこ「マニア垂涎の一品よっ!入手しようにもプレミアがついてすごい値段になっちゃってるのにっ!?」
  
 
穂乃果「ふふんっ」ドヤァッ

 

14:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/01(土) 23:59:09.03 ID:OoMU/1b6.net

にこ「穂乃果…あんたいったいなんでこれを…」

穂乃果「いやぁ~懸賞とかでデザインがいいシールとか見かけると、とりあえず応募してたりするんだけどね」

穂乃果「このステッカーは、雪穂が買ってたアイドル雑誌でちょうどそのアイドルのデビュー特集を組んでた時の懸賞であたったやつだよ!」

にこ「くっ…お披露目ライブの存在は知ってても、その日は都合がつかなくて参加できなかったのよね…」

にこ「だからライブを逃した上に、ネットで限定ステッカーが配布された話を聞いてうらやましいとは思っていたけど…」

にこ「はっ、そう言えば…予想以上に来場者が少なくてステッカーが余ったって話もあったわね…」

にこ「それが…まさか…アイドル雑誌の懸賞コーナーに紛れてるなんて…」

にこ「しかもそれを見逃しているなんて…不覚だったわ…」

穂乃果「ふふん、欲しい?」

にこ「欲しいに決まってるでしょっ!!」

穂乃果「だよねっ!」キラ-ン

 

15:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 00:04:20.91 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「でも、そんな貴重なステッカーを…」

穂乃果「それならあげよっか?」

にこ「えっ!?本当にっ!?」ガバッ

穂乃果「うん!でもその代わりに…」

にこ「っ!?」

穂乃果「穂乃果もにこちゃんにお願いしたことがあったよね?」ニコッ

にこ「へ?……………ぁ」

 

17:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 00:09:49.30 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果「穂乃果のお願いを聞いてくれたらこのステッカーをあげるんだけどなぁ~」チラッ

にこ「くっ…」

穂乃果「でも聞いてくれないならあげれないなぁ~…」

にこ「っ!?」

穂乃果「ちょ~~~っと穂乃果の妹になってくれればあげるんだけどなぁ~」

にこ「だあーーーーーーーーーーーーーーーー」

にこ「もうぅ!わかったよっ!!」

穂乃果「ん?なにが?」

にこ「くぅっ、わかってるくせに…」

にこ「その…………あんたの妹…やってあげるわ………」

穂乃果「ステッカー…」ボソッ

にこ「くっ…」
 
  
にこ「穂乃果の妹をやらせてくださいっ!お願いしますっ!!」ペコリ
  
 
穂乃果「うん、お願いね、にこちゃんっ!」ニコニコ

にこ「うぅ~…」

 

20:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 00:15:48.62 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「っていうか…」

穂乃果「ん?なになに?」

にこ「私…背が低いイメージ強いけど、実際はあんたと3cmしか身長違わないのよ?」

にこ「いくらなんでも小学生はムリがあると思うけど…」

穂乃果「あ、それなら対策は考えててね…」ゴソゴソ

にこ「へ?」
 
  
穂乃果「じゃ~~~ん、ことりちゃんコーディネイト!小学生に見えるファッションっ!!」
 
  
   
    
     
      
にこ「…………………………は?」

 

22:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 00:20:49.92 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「いやいやいやいや、なんなのよっ!?そのコーディネイトっ!?」

穂乃果「うん!ことりちゃんに相談したらね、雪穂が着る時に中学生が小学生に見えるようにいろいろ考えてくれて…」

にこ「そうじゃないわよっ!っていうか、にこは中学生はおろか、高校生なんだけどっ!?あんたより年上なんだけどっ!?」

穂乃果「身長も体系もそんなに雪穂と変わらないにこちゃんなら大丈夫だってっ!!」

にこ「なっ!?」

穂乃果「それに、にこちゃん………さっきは妹やってくれるって…」

にこ「うぅ~………わ、わかってるわよ…」

 

25:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 00:27:07.41 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「っていうか…なんでそんなものを部室に持ち込んでるのよ…」

穂乃果「えっとね、放課後すぐに行けるように準備しておいたからだよ」

穂乃果「土日だとどこのお店も混んじゃうから、平日の放課後の方が狙い目なんだ~」

にこ「いやまあ…理屈はわかるけど…」

穂乃果「それにね、平日の放課後だからこそ使える装備もあってね…」ゴソゴソ

にこ「へ?平日の放課後だからこそ?」

穂乃果「うん!」ゴソゴソ

穂乃果「あ、あったあった」
 
  
穂乃果「っていうことで、にこちゃんはこの服を着てこれを背負ってね!」スッ
 
  
   
    
     \ランドセル/
    
   
  
 
にこ「…………………………はぁっ!?」

 

30:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 00:33:29.49 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「ちょっ!?さすがにそれはやりすぎだと思うんだけどっ!?」

穂乃果「…ステッカー」ボソッ

にこ「うっ…」

穂乃果「それにそもそもにこちゃんが、小学生には無理があるって言い始めたんだし…」

にこ「う~~~~」
 
  
にこ「だあ~~~~もうっ、わかったわよっ!」

にこ「着ればいいんでしょっ!背負えばいいんでしょっ!?」
  
 
穂乃果「さっすがにこちゃん!着替えたらさっそく行こうねっ!」

にこ「わかったわよっ!」

 

32:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 00:42:03.43 ID:AXIA4Kbb.net

–某ハンバーガーショップ付近–

にこ「………ねえ、穂乃果?」

穂乃果「今のにこちゃんは小学生の妹でしょ?」

にこ「………」

にこ「ねえねえ、おねえちゃんっ!」

穂乃果「っ!?///」キュン

にこ「ねぇ~~おねえちゃんってば~」

穂乃果「ど、どうしたの?にこちゃん?」

にこ「ここのお店はだいじょうぶなの?」

穂乃果「うん、ここのお店は平日は空いてるから確実にシールをゲットできるよっ!」

にこ「そうじゃなくて~」

穂乃果「ふぇ?」

 

33:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 00:46:52.63 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「おなじ学校の人に見つかったりしない?」

穂乃果「うん、ここに来るまでに同じチェーンのお店や別のハンバーガーショップとか何軒かあったでしょ?」

穂乃果「わざわざこのお店まで来る人はそんなにいないハズだよ~」

にこ「てんいんさんにばれない?」
 
  
穂乃果「うん!にこちゃんの演技も完璧だし見た目もバッチリだよっ!!」

穂乃果「完全に背が高いだけの小学生だよっ!とても高校生には見えないよっ!!」
  
 
にこ「くっ…」

穂乃果「今のにこちゃんは小学生の妹でしょ?」

にこ「わ、わ~い!それなら安心だねっ!」

穂乃果「うん!」

 

35:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 01:04:26.16 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果「あ、ここのお店だよ!」

にこ「え~っと…」

にこ「普通の”おこさまセット”とは別の”げんていセット”っていうのをたのめばいいの?」

穂乃果「うん!そうだよ~」

穂乃果「お子様セットの方の景品にすると、”いつも買ってたセットなのになんで販売しないんだっ!”ってクレームが来るだろうからって…」

穂乃果「わざわざお子様セットとは別に限定セットを用意して販売してるの…」

穂乃果「だから、間違えずに限定セットの方を注文してね?」

にこ「うんっ!わかった!」

穂乃果「じゃあ、はいろっか?」

にこ「うん!」

 

38:(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 01:50:18.51 ID:qu9ZoI+8.net


%title%【SS】にこ「はぁ?妹になってくれ?」穂乃果「う、うん!」

 

39:(SB-iPhone)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 01:51:03.57 ID:qu9ZoI+8.net


%title%【SS】にこ「はぁ?妹になってくれ?」穂乃果「う、うん!」

 

57:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 21:25:43.44 ID:AXIA4Kbb.net

–某ハンバーガーショップ–

店員「いらっしゃいませ~」

店員「こちらでお召し上がりですか?」

にこ「はいっ!」

店員「ふふっ、元気いっぱいなお嬢ちゃんね」

にこ「うん!」

店員「それじゃあご注文をどうぞ」

にこ「えっと、げんていせっと!!」

店員「はい、限定セットですね?」

にこ「うん!」
 
  
店員「それじゃあ、おまけのシール、2種類のうちから好きな方を一つ選んでくださいね」
  
 
にこ「っ!?」

穂乃果「…」ニコニコ

 

58:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 21:30:00.63 ID:AXIA4Kbb.net

にこ(ちょっ!?穂乃果っ!?)クルッ

にこ(2種類とか聞いてないんだけどっ!?どっちを選べばいいのよっ!?)オロオロ
 
  
穂乃果「…」ニコニコ
  
 
にこ(つ、通じてないっ!?)ガーン

にこ(なんなの?どっちでもいいのっ?!)

にこ(それとも…)

にこ(っ!?)

にこ(ま、まさか正解を選ばないとダメとかそういうアレなのっ!?)

にこ(くっ…一体どっちを選んだらいいの…)

 

59:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 21:35:50.97 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果(ごめんね、にこちゃん…2種類あるから困っちゃってるよね…)

穂乃果(2種類あるのは穂乃果も前から知ってるよ、むしろ知ってて当然だよ…)

穂乃果(でもね…)
 
  
穂乃果(穂乃果は何の先入観もなしに、にこちゃんがどっちを選ぶのかが気になるのっ!!)クワッ
  
 
穂乃果(そうすれば、にこちゃんのシールの好みとかわかるしっ!)

穂乃果(それに…このシール選びの作業からシール好き趣味に目覚めてくれるきっかけとかになると嬉しいなぁ~)

穂乃果(っていう思いもあるんだよ!)

穂乃果(まぁ、2種類のうち1種類しか手に入れられないのは残念だけど…)

穂乃果(それは状況的には仕方ないよね…)

穂乃果(それよりもっ!)

穂乃果(にこちゃんはどっちを選ぶかなぁ~)ワクワク

 

61:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 21:44:11.06 ID:AXIA4Kbb.net

にこ(うぅ~…一体どっちを選べば…)

にこ(っ!?)

にこ(ま、まさか…)
 
  
にこ(2種類両方もらわないとステッカーとは交換しないとか理由をつけて…)

にこ(もう1種類を入手するために、また別の日にこの格好で妹役をやれって言うつもりなのっ!?)ガーン
  
 
にこ(そ、そんなのごめんよっ!!)

にこ(でも、ここまで頑張ってる手前…それを拒否して、ステッカーを手に入れられないのはイヤだし…)

にこ(かと言って…ただでさえ恥ずかしいこの格好をもう1日とか考えられないし…)

にこ(…)

にこ(落ち着いて…冷静に考えるのよ…矢澤にこ…)

にこ(この状況を打開する策がきっと…)

にこ(…)

にこ(……)

にこ(っ!?)

にこ(くっ…あまり使いたくはないけど…)

にこ(この手段しかなさそうね…)

 

63:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 21:48:00.82 ID:AXIA4Kbb.net

店員「え~~っと…お嬢ちゃん?」

にこ「…」クルッ

店員「どっちを選ぶか決まったかな?」

にこ「………………どっちも」

店員「へ?」
 
  
にこ「どっちもほしい!………………ダメ?」ウワメ
  
 
店員「はぅっ!?///」キュン

穂乃果「っ!?」

 

67:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 21:55:09.46 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果「え、えっと…に、にこちゃ~ん…」

にこ「おねえちゃんっ!」クルッ

穂乃果「は、はいっ!?」
 
  
  
にこ「にこ、このシールりょうほうともほしいっ!」

にこ「にこがいっこ買うからおねえちゃんがもういっこ買ってっ!!」
  
  
 
穂乃果「はぅっ!?///」キュン

 

70:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 22:03:12.42 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「ねえ、おねえちゃん!いいでしょっ!?」

穂乃果「え、えっと…それは…ほら、お姉ちゃん、高校生だから…」

にこ「だめなのっ!?」ウルッ

穂乃果「うっ………て、店員さんに聞いてみないと…」アハハ

にこ「てんいんのおねえさんっ!!」

店員「は、はいっ!?ありがとうございまっす!///」

にこ「ふぇ?」

にこ「まあ、いいや…え、えっ~と…」
 
  
にこ「にことおねえちゃんで、げんていせっとをにこ買うから、にこともくださいっ!」
  
 
店員「うっ…///」

 

73:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 22:10:28.41 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「だめですか?」ウワメ

店員「うぅ~~~…///」

にこ「てんいんのおねえさん…」ウワメ

店員「も、もうっ!本当はダメなんだけど…にこちゃんからのお願いだから特別よっ!」
 
  
店員「それじゃあ限定セット2つで!ハンバーガーとサイドメニュー、ドリンクをお選びくださいっ!」
  
 
にこ「やったぁっ!」ピョンピョン
 
穂乃果「っ!?」
 
  
にこ「てんいんのおねえさん、ありがとう!だいすきっ♪」ニコッ
  
 
店員「も、もうっ///今回だけ特別なんだからね?///」

にこ「うん♪」
  
 
穂乃果「…むぅ」ムスゥ

 

74:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 22:17:09.03 ID:AXIA4Kbb.net

店員「それではこちらが限定セットのシールになります」

にこ「わ~いっ!てんいんのおねえさん、ありがとう!」

店員「ふふっ、どういたしまして♪」ニコッ

穂乃果「…」ムスッ

店員「それじゃあ、ハンバーガーと飲み物はお姉ちゃんの方へ渡しておきますね…」

穂乃果「…」

店員「ポテトは後程、揚げたてをお持ちしますので、この25番の番号札でお待ちを~」

店員「って、お姉さん?」

穂乃果「…」

にこ「おねぇちゃ~ん、てんいんのおねえさん、よんでるよ?」

穂乃果「っ?!」

穂乃果「あ、はいっ!」

店員「あ、それではこちら、メニューと番号札になりますので気を付けてお持ちください~」スッ

店員「ポテトは揚げたてを後程お席までお持ちしますので、もう少々お待ちください」

穂乃果「は、はい…」

にこ「いこ!おねえちゃんっ!!」

穂乃果「うん…」

 

75:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 22:21:35.03 ID:AXIA4Kbb.net

–某ハンバーガーショップ イートインスペース–

にこ「シールを~りょうほうともげっと~♪」

穂乃果「…」

にこ「おねえちゃん?」

穂乃果「……」

にこ「おねえちゃんってば~」

穂乃果「………」
 
  
にこ「もうっ!ほのかおねえちゃんっってばっ!!」
  
 
穂乃果「ふぇっ!?///」

穂乃果「な、なにっ!?どうしたのっ!?にこちゃんっ!?」

にこ「もぅ~やっときづいた~」

 

77:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 22:27:04.33 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「どうしたのはこっちのセリフだよ~」

にこ「さっきからなにもしゃべってくれないし…」

にこ「いったいどうしたの?」

穂乃果「それは…」

にこ「それは?」

穂乃果「……………こちゃ……てんいんさ………ねえちゃ…………から…」ボソッ

にこ「へ?おねえちゃん?」
 
  
穂乃果「にこちゃんが店員さんのことをお姉ちゃんって呼んでデレデレしてるからだよっ!」
 
  
   
    
にこ「……………へ?」

 

80:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 22:33:58.36 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果「にこちゃんのお姉ちゃんは穂乃果だよっ!」

穂乃果「それが原因なのかはわからないけどね…」

穂乃果「にこちゃんが私以外の人に対してデレデレしてるのを見てると…」

穂乃果「よ、よくわからないけど…ちょっとイヤな気分になっちゃったのっ!」

にこ「え、えぇ~………」

穂乃果「わ、私だってよくわからないよ…」

穂乃果「でも…なんかイヤだったんだもん………」ムスゥ

にこ「おねえちゃん…」
 
  
にこ(はぁ~…しかたないわね…)

 

81:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 22:38:19.17 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「も~おねえちゃんはしょうがないなぁ~」トテトテ

穂乃果「しょ、しょうがなくないもんっ!」
 
  
にこ「おね~ちゃんっ!」ギュッ
  
 
穂乃果「に、にこちゃんっ!?」
 
  
   
にこ「にこのおねえちゃんはほのかおねえちゃんだよ?」

にこ「にこがいちちばん好きなのはおねえちゃんだもん!」

にこ「だからそんなに心配しないで、おねえちゃんのこと、だいすきだよ♪」ニコッ
   
  
 
穂乃果「に、にこちゃん…///」ジーン
 
  
   
店員「あらあら、お姉ちゃんに嫉妬させちゃったみたいですね…それは大変申し訳ございませんでした」
 
  
   
    
ほのにこ「「っ!?っ!?////」」

 

83:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 22:43:06.77 ID:AXIA4Kbb.net

店員「25番のお客様~揚げたてのポテトをお持ちしました~」

にこ「わ、わぁ~~っ、ありがとうございまっす!」

穂乃果「あ、ありがとうございます…///」

店員「はい、にこちゃんどうぞ」スッ

にこ「は、はいっ!」ウケトリ

にこ「え、え~っと…」ソワソワ

穂乃果「ん?にこちゃん」

にこ「お、おねえちゃんっ!」

穂乃果「は、はひっ!」
 
  
   
にこ「あ、あ~ん」スッ
 
  
   
    
穂乃果「…………………ふぇ?///」キュン

 

84:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 22:47:27.73 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果「どどどどどど、どうしたのっ!?にこちゃんっ!?///」

にこ「おねえちゃん、げんきなさそうだったから…」

にこ「だからね!にこのポテトをわけてあげようとおもって」

穂乃果「あ、ありがと…で、でもこれは…さすがに…///」
 
  
にこ「…いらないの?」ウルッ
 
  
   
    
穂乃果「い、いるよっ!!」キリッ
    
   
  
 
にこ「じゃあ、はい、あ~~~ん」スッ

穂乃果「あ、あ~ん///」パクッ

 

87:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 22:53:23.78 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「おいしい?」

穂乃果「う、うん…すっごくおいしい…///」
 
  
にこ「うん、おねえちゃんがよろこんでくれてにこもうれしいなっ♪」
  
 
穂乃果「に、にこちゃん…///」
 
  
   
店員「本当に、にこちゃんとお姉ちゃんは仲がいいんですね」ニコニコッ
 
  
穂乃果「~~~~っ!?///~~~~っ!?///」

にこ「うんっ♪」

 

88:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:00:42.37 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果「て、店員さんまだいたんですねっ!?///」カァッ

店員「いえいえ、お隣のお客様にもメニューをお持ちしていたので、たまたま居合わせただけですよ~」

穂乃果「そ、そうですか…」アハハ

店員「ええ」ニコニコ

穂乃果「うぅ…///」カァッ

店員「それにしても2人とも本当に仲がいいですね」

穂乃果「あ、ありがとうございます…///」
 
  
店員「いえいえ、私だけじゃなく、周りのお客様も思わず眺めちゃうくらいですからね」
 
  
   
穂乃果「………………………………………え?」クルッ
 
  
アノシマイホントニナカヨシネ-イヤサレルーイモウトサンスッゴクカワイイ!アレダケナカガイイノモメズラシイワヨネ-アレッテホノカサントソレニ…ホホエマシイワネェ
 
  
   
穂乃果「~~~~~~~っ!?///~~~~~~~っ!?///」

にこ「ん、ポテトおいしい♪」モグモグ

 

89:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:05:13.05 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果「に、にこちゃん!///」

にこ「ん?どうしたの?おねえちゃん?」

穂乃果「は、はやく食べてお店を出よう…///」

にこ「ふぇ?なんで?」モグモグ

穂乃果「え~っと………ま、まわりをみてくれないかな?」

にこ「ん?まわり?」キョロキョロ
 
  
   
周りの客&店員たち「…………………」ジー
   
  
 
にこ「……………ふぇ?」

 

91:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:10:28.51 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「お、おねえちゃん?」

穂乃果「な、なにかな?にこちゃん?」

にこ「なんでお客さんも店員さんもにこたちのことをみてるの?」

穂乃果「え、えっとね…」

にこ「うん」

穂乃果「わ、わたしもよくわかってないんだけどね」

にこ「うん」

穂乃果「私とにこちゃんが仲良くしている姿がすっごくほほえましいらしくて」

穂乃果「なんか注目を集めちゃってるというか…その…」

にこ「…………え?」
 
  
穂乃果「すっごく仲良しな姉妹に見えて、ずっと眺めてたいんだって…///」アハハ
  
 
にこ「…」

穂乃果「…」
 
  
   
にこ「~~~~~~~っ!?///」

 

92:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:14:52.10 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「ふぇっ!?えっとっ!?そのっ!?///」ワタワタ
 
  
穂乃果「あ~~~ポテトを食べながら慌てるにこちゃんが可愛くてまた注目がっ!?」
 
  
にこ「ふぇっ!?/////」
  
 
穂乃果「じゃ、じゃなくてっ!!///」

穂乃果「にこちゃん!お店出るよっ!!」

にこ「で、でもまだ食べとちゅうだしっ!」

穂乃果「あ~~そ、それは…そ、そうだっ!」

穂乃果「店員さん、お持ち帰りの袋にまとめてもらっていいですかっ?!」

店員「なんか騒ぎになっちゃってごめんなさいね…」

店員「本当は普通に食べて行ってもらいたいんだけど…」

店員「ちょっとこの状況では難しそうね…うん、すぐ準備してくるからちょっと待っててね」

穂乃果「お、おねがいしますっ!」

にこ「…///」カァッ

 

94:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:19:26.15 ID:AXIA4Kbb.net

–某ハンバーガーショップ付近 公園–

穂乃果「ふぅ…ここまでくれば大丈夫かな…」

にこ「うぅ…///」

穂乃果「な、なんかごめんね…にこちゃん!」

にこ「お、おねえちゃんはわるくないもん」

にこ「だからあやまらなくていいんだもん…」

穂乃果「はぅ…///」

 

95:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:23:42.26 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「それでおねえちゃん」

穂乃果「な、なにっ!?にこちゃん!」

にこ「えっとシール2種類とももらったけど…」

穂乃果「あっ!そうだったっ!」
 
  
   
穂乃果「ありがとう!にこちゃん!穂乃果の自慢の妹だよっ!!」モッギューーー
 
  
   
    
にこ「へっ!?はっっ!?ちょっ!?///」

 

96:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:27:10.04 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果「可愛いし!素直だしっ!可愛いしっ!!」

にこ「可愛いが2回あるんだけどっ!?」

穂乃果「それくらい可愛いんだよっ!もうにこちゃんは最高の妹だよ~~っ!」モッギューーー

にこ「も、もうっ!お、おねえちゃんってばっ!」

穂乃果「にこちゃ~ん!」モッギューーーーー
 
  
   
    
にこ「にこはあんたの妹じゃなくて、先輩だっての…」チョップ
    
   
  
 
穂乃果「いたっ!?」

にこ「目が醒めた?お・ね・え・ちゃん?」ニコッ

穂乃果「え、え~~と…………」

にこ「…」ニコニコ

穂乃果「………はい」

 

97:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:32:43.79 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「………っていうか」

にこ「そもそも…シールが欲しくてそれをもらうための妹のフリでしょ?」

にこ「シールをもらえたんだから…もういいでしょ?」

穂乃果「えっと!帰り道にさっきいたお客さんに会っちゃうかもしれないから!」

穂乃果「とりあえず穂乃果の家につくまではそのままの方がいいと思うんだけどっ!?」

にこ「…」

穂乃果「……」
 
  
にこ「わかったよ、おねえちゃん!」ニコッ
  
 
穂乃果「にこちゃんっ!!」パァァッ

 

98:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:36:13.38 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果「じゃ、じゃあおうちに帰ろっかっ!?」

にこ「うん!」

穂乃果「迷子にならないように手をつないで帰ろうね?」スッ

にこ「うん!」ニギッ

穂乃果「っ!?///」

にこ「ん?どうしたの?おねえちゃん?」

穂乃果「な、なんでもないよっ!?///ほ、ほら、行こう!にこちゃんっ!!」

にこ「うん!!」ニコッ

 

99:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:40:49.88 ID:AXIA4Kbb.net

–高坂家 穂乃果の部屋–

穂乃果「じゃあにこちゃん、穂乃果の部屋に入って~」

にこ「うんっ♪」

スーーーーーー

にこ「えいっ♪」ピョン

穂乃果「ここまでお疲れ様!」

スーーーーーートンッ

にこ「はあ~~~~~~~~~~~~~~」

にこ「本当に疲れたんですけど…」ジトッ

穂乃果「あははは…本当ににこちゃんには感謝してるんだよ?」

にこ「はいはい、ありがと…」

 

100:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:42:58.11 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「とりあえず…制服に着替えていい?」

穂乃果「えぇっ!?」

にこ「え?」

にこ「私もうこの格好でいる必要ないわよね?」

穂乃果「そ、それはそうだけどぉ~…」

にこ「じゃあ、着替えるわね」

穂乃果「………もったいないなぁ」ボソッ

にこ「ん?なんか言った?」

穂乃果「ふぇっ!?な、なんでもないよっ!?」

にこ「…そう?」

穂乃果「う、うん…」

にこ「ならいいけど…」

 

101:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:46:50.45 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「ふぅ…ようやくもとに戻れたわっ!」

穂乃果「むぅ~…」

にこ「ということで…穂乃果っ!!」

穂乃果「ふぇっ!?」

にこ「”ふぇっ!?”じゃないわよっ!」

にこ「ほら…あんたが欲しがってたシール2枚よ…」スッ

にこ「だから例のステッカーを出してくれる?」

穂乃果「あっ、うんっ!」

穂乃果「ちょっと待ってね!あのシールは穂乃果のシール宝箱の中に入ってるから!」ゴソゴソ

にこ「た、宝箱って…」

にこ「そ、そうよね…大切なものだものね…」

穂乃果「うんっ!」

 

102:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:51:31.73 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果「っていうことで…」

穂乃果「はい、にこちゃん!約束のステッカーだよっ!」

にこ「ん、確かに…」

にこ「じゃあ、これが約束のシール…しかも2種類ね」

穂乃果「うん、ありがとっ!」

にこ「…」

穂乃果「…」
 
  
   
    
にこ「やったわっ!諦めてた幻のステッカーを入手することが出来たわっ!!」

穂乃果「やったーーーーーーっ!諦めかけてたシールをゲットできたよっ!!」
    
   
  
 
にこ「ふふふっ」

穂乃果「あははっ!」

 

103:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:53:22.08 ID:AXIA4Kbb.net

穂乃果「それにしても…」

にこ「ん?あによ?」

穂乃果「にこちゃんの妹演技、ホントにすごかったね!」

穂乃果「まるで本当にしょうがく…「ぶつわよ」…」

穂乃果「ほ、褒めてるだけだよっ!?」アセアセ

にこ「………そういうことにしておいてあげるわ…」

穂乃果「ほっ…」

 

104:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:54:53.83 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「まあ…身近な小学生の見本が2人もいるからねぇ~」

穂乃果「あ、こころちゃんとここあちゃん!」

にこ「そうよっ!それにまあ…やっぱりにこの演技力というか~?」

穂乃果「うんっ!本当にすごい演技力だったよっ!!」

にこ「ふふんっ、そうでしょうっ!」ドヤァ

穂乃果「うん!もう1回やってもらって、本物の妹になって欲しいくらいすごかったよっ!!」

にこ「えぇ………」

穂乃果「し、しんそこイヤそうな顔しなくたっていいじゃんっ!?」ガーン

 

105:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:55:56.78 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「言っとくけど…」

にこ「今回はあんたがあの幻のステッカーをくれるって言うから、やったんだからねっ!」

穂乃果「えっと…っていうことはつまり…」

にこ「…ぁによ?」
 
  
穂乃果「今回くらいレアなシールを用意すれば、また妹になってくれるってことだよねっ!?」
  
 
にこ「そ、それは…」

穂乃果「それは…」
 
  
にこ「も、ものによっては…そ、その…考えてあげるわ…」
  
 
穂乃果「に、にこちゃんっ!!」パァッ

 

106:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:57:17.06 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「だあーーーーーーもうっ!目的は済んだし、にこはもう帰るわよっ!!」

穂乃果「あ、う、うんっ!」

穂乃果「本当に今日はありがとね、にこちゃん!」

にこ「さっきも言ったでしょ?それは報酬が欲しかったから…」

穂乃果「それでもお礼を言いたいのっ!」

穂乃果「ほらっ!2種類とももらってくれたし!」

にこ「あ~…まあそういうことなら…お礼の言葉として受け取っておくわ…」

穂乃果「うん!」

穂乃果「あ!感謝の気持ちに穂乃果が持ってる配布用のアイドル系のステッカーをにこちゃんに追加であげるね!」

にこ「へっ!?いや、追加でとかそんな…別にいらないんだけど…」

穂乃果「穂乃果が渡したいのっ!」

穂乃果「だから明日部室に持ってくね!」

にこ「あ~わかったわよ…」

 

107:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/02(日) 23:58:31.81 ID:AXIA4Kbb.net

にこ「ん、それじゃ」

穂乃果「じゃあね~にこちゃんっ!」バイバイッ

にこ「…」テクテク

穂乃果「また明日ね~」バイバイッ
 
  
にこ「…」クルッ

穂乃果「ふぇ?にこちゃん?」
 
  
   
にこ「またね、おねえちゃん!」バイバイッ
   
  
 
穂乃果「………ふぇ?///」

にこ「それじゃあねっ!」ダッ

穂乃果「………にこちゃん///」ポー

 

109:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/03(月) 00:01:54.17 ID:qp6wvXyr.net

–翌日放課後 部室–

絵里「あとは穂乃果が揃えば練習を始められるわね」

海未「先程もいいましたが…穂乃果は…」

希「日直さんよね?それはさっき聞いたから大丈夫やよ、海未ちゃん」

海未「それならいいのですが…」

真姫「まあ…それにしてはちょっと遅いとは思うけど…」

ことり「う~ん…ちょっと心配かなぁ…」

にこ「どうせ穂乃果の事だし…もうそろそろ何事もなく部室に入って来るでしょ…」
 
  
花陽「へっ!?こ、これは…」

凛「どうしたの?かよちん?」

 

110:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/03(月) 00:04:17.95 ID:qp6wvXyr.net

ガチャッ

穂乃果「おっはよーございまーすっ!」

ことり「ほのかちゃん!」

海未「まったく…日直だけならもう少し早いはずです…なんで遅れたんですか…」

穂乃果「いや~ちょっと渡すものを整理しててね?」

真姫「…渡すもの?」

穂乃果「うん、ちょっとにこちゃんにね~」ゴソゴソ

希「へ?にこっちに?」

穂乃果「うん!」

にこ「あ~…」
 
  
花陽「…」プルプル

凛「か、かよちんっ!?だから、どうしたのっ!?」

絵里「花陽?凛?」

 

111:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/03(月) 00:06:21.61 ID:qp6wvXyr.net

穂乃果「はい、にこちゃん!」

穂乃果「昨日言ってたヤツあげるね!」
 
  
にこ「わぁ~~~、ありがとう!おねえちゃんっ!!」
  
 
穂乃果「うん!」
 
  
   
ことうみのぞえりまき「「「「「え”っ!?」」」」」
 
  
   
花陽「ツ、ツバサさんがSNSで…」プルプル

凛「ツバサさん?A-RISEの人かにゃ?」
 
  
   
    
花陽「”まさか…μ’sの高坂穂乃果さんと矢澤にこさんが姉妹ごっこをしてるなんて…”っていう書き込みをっ!!」クワッ
 
  
   
    
     
ほのにこ「「………………………え?」」
 
  
   
    
     
      
ほのにこことうみのぞえりまき「「「「「「「え”ぇっ!?」」」」」」」

 

112:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/03(月) 00:09:47.69 ID:qp6wvXyr.net

実はコラボ企画の打ち合わせでたまたま同じバーガーショップに居合わせたA-RISEメンバーに目撃された穂乃果とにこの行動は
綺羅ツバサのSNS上での発言と、その発言を見たその場に居合わせた他の客の書き込みによりジワジワと噂は広まっていく…
さらに、それに追随するかのようにアップされた優木あんじゅによる隠し撮り写真により、その情報は真実味を増して瞬く間に拡散されてしまう…
花陽が部室で見つけたのはこの発端となるツバサの発言だった…

また、昨日の癖が残ってしまい、うっかり「おねえちゃん」と失言してしまったにことそう呼ばれた穂乃果は…
小学生以下限定にもらえるシールを不正に入手するなんて後ろめたい事情を話すわけにはいかず…
他μ’sメンバーへの言い訳の方法に悩んでる間に、他メンバーからの追及の手がどんどん厳しくなり次第に追い詰められていく…

そして…にこに妹役を演じてもらった穂乃果は…その日以降、にこへ対する態度に徐々に変化が表れ始めるのだが…

それらはまた別の話である

 

113:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/03(月) 00:10:35.64 ID:qp6wvXyr.net

終われ

 

116:(笑)@\(^o^)/ 2017/04/03(月) 00:15:26.33 ID:qp6wvXyr.net

ということで、
去るランドセルの日に、以前あったバーガーショップネタスレをふと思い出したことで、思いついた
 穂乃果、バーガーショップのおまけが欲しくてにこに妹になってもらう
というお話でした

 

引用元: undefined

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