夏美「安価で【SSコンペ】優勝を目指しますの!」
夏美「アナタの心のオニサプリ、鬼塚夏美ですのー!」
夏美「ぬわぁんと、スクールアイドルをテーマにしたSSのコンペが開催中らしいんですの!」
夏美「そこで、オニナッツチャンネルでもSSを書いて投稿しますの!」
夏美「でも、夏美ひとりではSSなんて書けませんの……」ウルウル
夏美「だから視聴者のみんなと協力しながらSSコンペ優勝を目指しますの!」
夏美「SSコンペの詳細は概要欄のURLをチェックしてほしいんですの!」
https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1696676406/
夏美「では>>5 どうぞですの!」
※夏美「今後、被ったり無効な場合は自動的に安価下ですの」
夏美「オニナッツチャンネルへようこそですのー!」パチパチ
四季「前々から興味はあった。それで、どんなSSを書くの?」
四季「安価SSと言っても、最初のとっかかりは自分で考えなくちゃいけない」
夏美「とっかかりならありますの! このコンペのSSのお題は『危機』と指定されていますの!」
夏美「というわけで、このお題を前提に設定を考えていきますの!」
四季「ラジャー」
夏美「では視聴者のみなさんに聞いてみますの!」
四季「今回のSSの主人公は?」
>>8
夏美「というわけで今回の主人公はかのん先輩に決まりましたの!」
四季「新鮮味はないような気がするけど、かのん先輩ならどんな作品の主人公でもいけそう。ベター」
夏美「ですのですの!」
四季「じゃあ次に考えるのは……タイトル?」
夏美「それが良いですの! みなさん、読みたくなるような作品タイトルをお願いしますの!」
四季「じゃあ次は3人に聞いてみる」
四季「安価3つで自由に単語とか台詞を書いてもらって、それを合わせてタイトルにしてみる」
>>11 から13
夏美「コメントありがとうですの!」
四季「なんか一個多くない?」
夏美「応援コメントなのかタイトルの単語なのか判断がつかないものがありましたので、こちらも採用しつつ4つ目も拾わせていただきましたの!」
四季「なるほど」
夏美「かのん先輩が主人公ってこともわかるようにして……」
カタカタ
四季「さてどうなる」
夏美「できましたの! SSのタイトルはこれですの!」
ありあが期待 ~かのん「今日の晩御飯はバターチキンカレーだよ♪」(弾き語り)~
四季「ちょっと面白そう」
夏美「えっへんですの」
四季「もうタイトルからかのん先輩がやらかしそうな感じが伝わってくる」
素晴らしい!
夏美「ではでは、事前準備はこんなものにして本編を投稿していきますの!」
夏美「途中の展開や台詞も皆さんのコメントで決めたりする予定ですの!」
四季「よろしく」
夏美「では、投稿しますの!」
澁谷家のカフェ
ありあ「……」ワクワク
かのん「……」タラタラ
かのん(私は今、危機を迎えている)
かのん「ふんふふーん」♪
かのん「カフェオレ焼きりんご~」♪
かのん「いやー、なんだか今日は作詞が捗るなー」
かのん「きっと練習中にみんなにたくさん褒められたからだよね」
かのん「夏美ちゃんにも褒められたし、夏美ちゃんに褒められると特に嬉しいな」
……夏美ちゃん?
ジャララン♪
かのん「ふんふふーん♪」
ドンドン
ありあ「お姉ちゃん、いる?」
かのん「ハンバーグカレーも美味しい~♪」
ありあ「勝手に入るよ?」
ガチャ
ジャララン♪
ありあ「あのね、今日お母さんが町内会の用事で遅くなるんだって!」
ありあ「お父さんも長期出張で居ないし、晩御飯どうする?」
かのん「ふふーん♪ チキンカレーも良い~♪」
ありあ「お姉ちゃん、聞いてる!? 晩御飯!!」
かのん「今日の晩御飯はバターチキンカレーだよ♪」(弾き語り)
ありあ「え、マジ?」
ありあ「お姉ちゃん作ってくれるの! ありがとう!」
ありあ「うわー、楽しみだな! お姉ちゃんのバターチキンカレー!」
タッタッタ
かのん「ふぅー!」♪
かのん「ん? 夢中になっててよくわからなかったけど今ありあが来てたような」
かのん(こうして、知らないうちにバターチキンカレーを作ると約束してしまった私)
ありあ「……」ニコニコ
かのん(めっちゃ期待した目をしている)
かのん(私はバターチキンカレーなんて作れない!!)
かのん(どうする、この危機!)
ありあ「お姉ちゃん、全然手を動かしてないけど、まだ作らないの?」
かのん「あ、えっと」
かのん「>>27」
ありあ「え?」
かのん「ほら、バターチキンカレーじゃなくてさ、もっと別のもの食べたくなってきてないかなって」
かのん「例えば目玉焼きとか」
ありあ「なんで目玉焼き!? 私もうバターチキンカレーの口になってるんだけど」
かのん「そうかな?」
ありあ「そうだよ! 私の胃袋なんだから!」
かのん「それ食べて一旦満腹になってよ」
ありあ「一旦って何!? いや目玉焼きって卵割って加熱するだけじゃん!」
ありあ「バターチキンカレー食べたいって楽しみにしてたんだから作ってよ!」
かのん(わがままな妹だな~まったく)
かのん「実はさ、何か理由がある気がするんだよね。バターチキンカレーを作れない理由が」
ありあ「理由って?」
かのん「>>31」
ありあ「?」
かのん「考えてみて、ありあは読書が好きだよね」
ありあ「うん」
かのん「カフェでお茶しながら読書をするとき、一番気をつけてることって何?
ありあ「もちろん、本に飲み物をこぼさないように……」
かのん「それだよね」
ありあ「!?」
かのん「じゃあさ、バターチキンカレーはどうかな? 本にこぼして大丈夫?」
ありあ「大丈夫なわけ無いでしょ!」
かのん「そうかな?」
かのん「だってありあはバターチキンカレーを食べたいんでしょ?」
ありあ「!」
かのん「だったらこぼしたって平気なんじゃないかな」
ありあ「違う、私は……!」
かのん(もうひと押しかな)
次の更新もよろしくですの~
かのん「カレーって飛び跳ねやすいからね」
ありあ「ま、待って!」
かのん「ん?」
ありあ「やっぱり……バターチキンカレーいらない……」
かのん「そっかぁ! いらないならしょうがないよね! 作りたかったんだけどなぁ!」パァ
かのん(ありあの説得に成功した私はその後、目玉焼きとご飯で晩御飯を乗り切った)
かのん(ふぅー!)
かのん(我ながら、上手く行ったなァ)
四季「おしまい?」
夏美「っておしまいじゃないですの! これじゃかのん先輩が妹を騙して終わるだけのSSですの!」
夏美「こんなの炎上しますの!」
四季「なるほど、さすが姉者」
夏美「あなたに姉者と呼ばれる筋合いはありませんの!」
夏美「とにかく、この後の展開でかのん先輩がある程度ひどい目に合わないとダメですの!」
夏美「コメディSSとは言ってもバランスよく書かないとダメですの!」
四季「バランス……かのん先輩の台詞で夏美ちゃんをさり気なく持ち上げるようなこと書いてた気がするけど」
夏美「と、とにかく// このあとの展開を考えますの!」
夏美「あと、登場人物も増やしますの。スクールアイドルのSSだから、かのん先輩以外にも誰か出したほうが広がりがあって良いですの」
四季「早速視聴者の皆に聞いてみよう」
夏美「追加の登場人物として>>45と>>46を出しますの!」
かのんの部屋
かのん「さて、夕飯も食べたし作詞に戻ろうっと」
ドタドタドタ
「おじゃましまーす!」
かのん「え、なになに!?」
千砂都「かのんちゃん、こんばんは!」
マルガレーテ「……邪魔するわ」
かのん「ちぃちゃんにマルガレーテちゃん!?」
かのん「こんな時間にどうしたの!?」
千砂都「>>49」
千砂都「ありあちゃんから話は全て聞いたよ。バターチキンカレーを作らずに乗り切るなんてさすが、かのんちゃんだね!」
かのん「耳が早い!」
千砂都「だけど、それじゃ駄目。出来ないことを誤魔化して乗り切るようなかのんちゃんなんて許せないYO!」
マルガレーテ「これが……嵐千砂都!」
千砂都「それでマルガレーテちゃんを連れてきたの! お菓子作りが得意みたいだから!」
かのん「カレーとかならすみれちゃんのほうが得意そうな気がするけど」
千砂都「すみれちゃんは実家の手伝いで忙しそうだったからね!」
マルガレーテ「私が暇人みたいに言うのやめてもらえる?」
千砂都「とにかく、特訓するよ! 今から!」
かのん「今から!?」
マルガレーテ「ふん。不本意だけどやるからには徹底的にやるわよ。特訓の内容は……」
マルガレーテ「>>52」
ちぃちゃんとタコ焼き対決
試食はマルちゃん
マルガレーテ「あなたたち2人でタコ焼き対決してもらうわ!」
千砂都「おお! タコ焼き!」キラキラ
かのん「ちぃちゃんとタコ焼き対決!? 待って待って、そんなの勝てるわけないよ!」
マルガレーテ「もちろん勝負である以上は勝ちを目指してもらうけど、経験を積むのが目的だから負けても特訓失敗ってわけじゃないわ」
マルガレーテ「あと試食は私がするわ」
かのん「それってマルガレーテちゃんがタコ焼き食べたいだけじゃないの……?」
夏美「はあ、はあ……」
夏美「ナッツゥー! まさかこんなに荒らしが湧くなんて、ひどい目に合いましたの!」
四季「これは不可抗力。夏美ちゃんのせいじゃないから気にしないで」
夏美「>>54の続きから再開しますの!」
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ありがてえ
マルガレーテ「夜とは言え、このあたりはまだまだ人がいるわ」
千砂都「営業終了してるけど、特別に店をオープンするね!」
ザワザワ
千砂都「いらっしゃーい! タコ焼きだよー!」
かのん「も、もう始めるの!? 心の準備が……!」アタフタ
かのん「ううぅ、なんでこんなことになるかなあ」シブシブ
千砂都「タコ焼き2セットですね! ありがとうございまーす!」
ザワザワ
かのん「すごっ! ちぃちゃんのところにもう人が並び始めてる!」
カチャカチャ
かのん「い、いらっしゃいませー……」ビクビク
かのん「う、うん!」
かのん「いらっしゃいませー! タコ焼きいかがですかー!!」クソデガボイス
ザワザワ
かのん「ありがとうございます! 少々お待ちください!」
かのん(私のところにも少しづつお客さんが来てくれた!)
マルガレーテ「……」ポカーン
マルガレーテ(あれ、何故か売上対決になってる? 私の試食は?)
かのん(やばい、それでもちぃちゃんの勢いには追いつけない)
かのん(こうなったら!!)
かのん「売上を伸ばすために>>108とか>>109をしよう!」
かのん(ギターも念のために持ってきておいて良かった!)ジャーン
かのん(あとは……ちょっと恥ずかしいけど色仕掛けもしてみようかな//)ポッ
千砂都「いらっしゃいませー!」
マルガレーテ「……」
かのん(まずは暇そうなマルガレーテちゃんに!)
マルガレーテ「?」
かのん(今だ! 最初は色仕掛けから!)
色仕掛けの内容>>112
※過激すぎる場合は調整しますの
マルガレーテ「!?」
かのん「私をみてぇ~ん♡」スリスリ
マルガレーテ「ちょ、いきなりくっついてきて何なの!?//」カァー
かのん「あは~ん♡ タコ焼き買って!?」ギュー
マルガレーテ「ううう///」マッカ
かのん(よし/// かなり恥ずかしいけど良い感じ!)
かのん(あとは弾き語りで>>114を歌ってトドメだ!)
マルガレーテ(ギターを持った!?)
かのん「ヘイ!もう秒読みですがタコ焼き買う準備は万端ですか♪」ジャララン
マルガレーテ「!?」
かのん(よし、キラーキューン☆でタコ焼き買わせる作戦!)ポロロンポロロン♪
マルガレーテ「くっついてきたと思えば突然弾き語りを始めて……なんなのよ!?」
かのん「もうすぐ買える震えるぜ♪」
マルガレーテ(なんだかこの歌を聞いてると不思議とタコ焼きを買いたくなってくるわ……)
マルガレーテ(これが、澁谷かのんの歌……!)
かのん「キュキュンキューンときめきタコ焼きパーティナイト♪深呼吸してハフハフ♡」♪
マルガレーテ「た、タコ焼き……」プルプル
かのん「バキューンキューン 口にぎゅって詰め込んじゃうよ♪」
かのん「はい、最後は一緒に!」ジャララン
マルガレーテ、かのん「「タコを買っちゃいそうだキラーキューン♪」」
マルガレーテ「た、タコ焼きください!!」
かのん「まいどあり♡」ギュッ
マルガレーテ「はうっ///」キュン
千砂都「何やってるの?」
マルガレーテ「こ、これは違うのよ!//」
かのん「ちぃちゃん、タコ焼き売れたよ! マルガレーテちゃんが100パック買うって!」
マルガレーテ「買うとは言ったけどそんな買えるわけ無いでしょう!」
千砂都「かのんちゃん、マルガレーテちゃん……タコ焼き、どうなってるか見てみようか?」
かのん「え……あ゛っ!?!?」
マルガレーテ「黒焦げになってるわね……」
かのん「ご、ごめん」
マルガレーテ「え、もしかして私も怒られてる?」
千砂都「ふたりにはタコ焼きの気持ちをわかってもらうために1週間スペシャル特訓メニューね!!」ニコッ
千砂都「いくよー!」ズルズルズル
かのん「ぅうぅあーん! ちぃぢゃんゆるじで~!!!」ビエー
マルガレーテ「何で私まで!?」ズルズル
おわり
夏美「ナッツゥー!おわりましたの!」
四季「Good job. お疲れ様」
夏美「視聴者の皆さん、ありがとうですの!」
四季「私からも感謝を」ペコリ
夏美「にゃっは! これで視聴者の皆さんが投票してくれれば……SSコンペの優勝は間違いなしですの!」
夏美「オニナッツチャンネルの栄光の始まりですの!」
四季「……!これは」カタカタ
四季「残念なお知らせ。例の荒らしが大量に出たせいでSSコンペが中止になったみたい」
夏美「!?」
夏美「しょ、しょんなぁー! 私のせっかく書いたSSが!」
四季「悔しい。でも、私は楽しかった」
夏美「……まあ、私も色々と刺激を得られて楽しかったし、執筆のスキルアップした気がしますの」
四季「Yes. この経験は決して無駄じゃない。糧になってる」
夏美「ですのですの! 次の機会があったら今度こそ優勝を狙ってみせますのー!」
四季「Me too」
夏美「主催者さんと参加してくれた皆さんに感謝ですの!」
夏美「というわけで今回はこれで終わりですの!チャンネル登録よろしくですのー!」
本当に終わり
頑張ったな、ナッツ
チャンネル登録するんで、またお願いします!
ナッツの解像度が高くて面白かった!
この設定面白いからコンペじゃなくてもまた書いて欲しいな
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