【SS】侑「あ、スカート履くの忘れた。まあいいか女子校だし」【ラブライブ!虹ヶ咲】
朝
チュンチュン
侑「んー……」ウトウト
侑「!?」ガバッ
侑「やゔぁい! もう朝!? 作曲に夢中でいつの間にか寝ちゃってた!」
ドタバタドタバタ
侑「遅刻ギリギリだよぉ! いってきまーす!」ガチャバタン
歩夢視点はしたらばに投下します
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11177/1699102386/
タッタッタ
侑「かなり遅れたし歩夢はもう行っちゃったよね?」ゼエゼエ
侑「っていうかドタバタしてて荷物とか確認してなかったけど、忘れ物ないかな」
ゴソゴソ
侑「あ、スカート穿くの忘れた。まあいいか女子校だし」
侑「でもこの時間は通学路もバスの車内も女性しかいないし、大丈夫だよね」
侑「急ごう!」ダッ
マンション前の階段下
歩夢「あ、侑ちゃん」
侑「歩夢! 待っててくれたんだ!」
侑(あちゃー、スカート穿いてないの歩夢に怒られちゃうかも)
歩夢「もう……遅刻するよ?」
侑「ごめんごめん」タッタッタ
侑「おはよう歩夢」
歩夢「おはよう」
侑(あれ、歩夢は特に反応しないな。意外と気が付かないのかな)
歩夢「また寝坊したの?」
侑「いやぁ、作曲がさー」ペラペラ
歩夢「もう、ちゃんとベッドで寝ないと駄目だよ?」
侑「あはは、気をつけるね。じゃあ急いで行こうか!」タタッ
侑(あの歩夢でも気づいてないなら大丈夫そうだね!)
歩夢「うん!」タタッ
侑「全力で走るよー!」タッタッタ
侑(なんかスカート無しで走ると風がパ と太ももに当たってスースーする//)
学校
プシュー
侑「ふう、間に合いそうだね」
歩夢「うん」
侑(バス車内の人も全然気にしてなさそうだったし、意外とスカート無くても違和感ないのかな?)
侑(今日一日くらいは乗り切れそう!)
侑「じゃあ私の教室はこっちだから!」
歩夢「うん。また放課後に」
教室
ガラガラ
侑「おはようございまーす」
生徒達「!?」
ザワッ・・・
侑(一斉に視線がこっちに?!)
侑(まさか私がスカート穿かずにパ 丸出しってことがバレた?)
侑(とりあえず元気に挨拶してみよう)
侑「おはよう!」
生徒1「お、おはよう」
生徒2「えっと……遅刻ギリギリだったね」
侑「うん、ちょっと寝坊しちゃってさーまいったよ!」
侑(なんか顔がひきつった気がしないでもないけど大丈夫だった!)
侑(やっぱり気づいてないっぽいね!)
授業中
先生「~~~」ペラペラ
侑(うん、先生からも気づかれてないっぽいね)
侑(まあ基本座ってるからそもそも先生からはスカートなんて見えないか)
先生「ではこの楽譜で間違えている部分を答えてもらいます」
先生「高咲さん!」
侑「はい!」
先生「前に出て黒板に書いてある楽譜を正しく直してみてください」
侑「わかりました」
スック
先生「!!」ギョッ
侑(やば、先生に気づかれた!?)
侑(いや、堂々と押し通ればなんとか……!)
侑「では前に失礼します! チョーク借りますね!」
スタスタ
先生「は、はい……」
スタスタ
先生「は、はい……お願いするわね?」
侑「この楽譜で直すべき部分はここと」カキカキ
侑「ここと」カキカキ
侑「ここです!」
侑(うわ、最後の部分は黒板の結構上の方に書いてある……)
侑(背伸びしないと……)
侑「よいしょっと……」
ザワッ・・・
侑(あ……背伸びするとブラウスで多少隠れてたパ が完全に丸見えになっちゃう……」
生徒達「///」
先生「///」
侑(みんなに後ろから全部見られてる……)
侑(でもまあみんな楽譜しか見てないはずだしさっと書けば気づかれないよね)
カキカキ
侑「できました!」
先生「せ、正解です。よく出来ました。席に戻って下さい」
侑「はい!」
侑(ふう、やっぱり気が付かれなかったみたい)
侑(ま、スクールアイドルみたいな可愛い子ならともかく……私みたいな普通の女子高生の下半身をジロジロ見てる人なんているわけ無いか)
先生「……」チラッチラッ
生徒「……」チラッチラッ
先生「では次の問題も前に出て書いてもらいましょう。誰にやってもらおうかしら」
生徒1「!」
生徒1「先生! 高咲さんが良いと思います!」
生徒2「!」ハッ
生徒2「私もそう思います! 高咲さんは優秀だからお手本が見たいです!」
侑「え、ええ~!? 私そんな優秀じゃ……」
先生「!」ハッ
先生「そうね! では高咲さん前に出てこの問題の答えを書いてください」カキカキ
侑「わ、わかりました」スック
侑(うわ、さっきよりかなり高い位置に問題が書かれてる……)
侑(これもっと思いっきり背伸びしないと……!)
ググーッ カキカキ
先生「///」
生徒達「///」
キーンコーンカーンコーン
侑(やっと1時限目が終わった。今日はやけに指されて前に立たされたなー)
廊下
ミア「やれやれ、退屈な授業だよ。コーラでも買いに行こう」スタスタ
ミア「そういえばここはベイビーちゃんの教室……」チラッ
侑「たくさん問題答えて疲れた。うーん」ノビー
ミア「!?!?///」
ミア(What’s!? スカートを穿いてない?!//)
ミア(そして伸びをしてるからパ 丸見えどころかヘソまでチラ見えしてる!///)
侑「さて、次の授業はっと」ゴソゴソ
生徒1「//」チラッチラッ
生徒2「//」チラッチラ
ミア「明らかに他の生徒がチラチラ見てるじゃないか!//」
ミア「ベイビーちゃんは気づいてないのか!?//」
ポロッ
侑「あ、消しゴム落としちゃった」
侑「よっこいしょっ」グッ
ミア「Oh My God!!///」
ミア「思いっきりしゃがんだ上にこっちにお尻を向けて……///」
ミア「太ももから尻の始まりとパンティーがモロに!// なんて景色だっ///」
ランジュ「ミア、こんな所にいたのね!」
ミア「らっ……!! 違うよ! これは覗いてたわけじゃ……!」
ランジュ「何言ってるのよ。ランジュの新曲のことでお願いが……」
ミア「な、なんだ驚かすんじゃないよ」チラッ
ランジュ「って、どこ見てるの?」チラッ
侑「ふわ~眠い」
ランジュ「きゃあっ! 侑がパ 丸出しだわ!」
侑「えっ?」
ザワッ・・・
ミア「バカ、隠れろランジュ!」
ガシッ
侑「?? 誰もいない。廊下からランジュちゃんの声が聞こえた気がしたけど気の所為みたいだね」
ランジュ「なによぅ、せっかく侑がパ 丸出しなのに……」
ミア「せっかくって何!? バレたらボクが覗いてたことが知られ……なんでもない」
ミア「とにかく、今はこっそり侑を観察するんだ。なぜスカートを穿いていないのか調べるためにね」
ランジュ「よくわからないけど面白そうだし付き合うわ!」
ザワザワ
廊下の生徒「え、見てアレ高咲さんが//」ジー
廊下の生徒2「ま、マジ//」ジー
ミア「まずい。ランジュのデ い声で廊下の生徒達が気づき始めた」
ミア「みんな、静かに鑑賞を頼む」
廊下の生徒1「はい//」コクコク
侑「? なんか廊下に人が多いような……今日オープンキャンパスだっけ?」
廊下の生徒達「///」ジー
侑「あ、でもウチの制服着てるしみんなここの生徒だよね。ってことは転科するための見学かな?」
侑「わかるなー、私も転科する前にいろいろ見学させてもらったっけ」
昼休み
ザワザワ ガヤガヤ…… ギチギチ
侑「やっと昼休みになったけど……」
侑「廊下の人がものすごい増えて満員電車みたいになってる」
侑「さすが虹ヶ咲の音楽科。授業の見学者が多いんだねー」
廊下
ザワザワ キャーキャー
ランジュ「みんな落ち着くのよ! 冷静に順番に覗きなさい!」
ランジュ「安心して! ランジュがみんな1人1回は侑のパ を見れるようにしてあげるから!」
ザワザワ ギュウギュウ
ミア「Shit! ものすごい人数だ! これ以上は最前を守れないっ……」
ミア「ボクだってもっと見てたいのに!」
サワッ
ミア「Hey!// 誰か今ボクのお尻を触っただろ!?」
ザワザワ キャアキャア
栞子「報告を受けて来てみれば……生徒の密集が尋常じゃないことなっていますね」
栞子「このままでは危険です。なんとか誘導して安全な人流を作らなければ」
副会長「会長、お連れしました!」ハアハア
菜々「栞子さん、お待たせしました!」
栞子「お呼びして申し訳ありません。行列整理の経験豊富な方のお手伝いがどうしても必要で」
菜々「喜んで協力しますよ。この状況では人手がいくらあっても足りないでしょうからね!」
栞子「ありがとうございます」
菜々「それにしてもなんでここまで生徒が密集しているのでしょうか?」
栞子「原因は把握できていません。この人混みの奥に答えがあると思うのですがとても近寄れないですし」
菜々「そうですか……では今はとにかく生徒に一人の怪我人も出さないように頑張りましょう!」
副会長「はい!」
グゥー
侑「朝、急いでたから昼ごはん作ることも買うことも出来なかったんだよね」
侑「ずっと廊下が混んでるけど……お腹すいたし食堂行こうっと」
スック
ザワ・・・
栞子「っ! これは、密集した生徒の大群が動き始めた!」
菜々「こちらに向かってきます!」
ザワザワ
栞子「ああっ!」
副会長「きゃあっ!」
トタバタ
菜々「くっ、大群に巻き込まれてしまいました!」
食堂
侑「あっさりと食堂についた」
ザワザワ
侑「気のせいかな? 生徒の大群が私から一定の距離を保って移動しきてた気がするんだけど」
ジロジロ
生徒1「食事しながら高咲さんのおパ を見ながら食事できるなんて最高//」
生徒2「ほんと美味しい//」
ミア「全く、下品な学校だな///」チラッチラッ
ランジュ「みんな、ランジュが奢ってあげるわ!」
キャーキャー
侑「ま、そんなことより早く注文しよっと」
愛「あれー、ゆうゆじゃん!」
侑「愛ちゃん!」
愛「なんか涼しそうな格好してるね!」
侑「あ、あはは……//」
侑「愛ちゃんはどうしたの? それって野球のユニフォーム?」
愛「そうそう。放課後に野球部に助っ人頼まれててね! 昼休みに軽く練習して今ご飯って感じ!」
ミア「あの状態のベイビーちゃんと平然と会話してる……」
ランジュ「さすが愛ね! そろそろランジュたちも話にいきましょ!」
ミア「ダメだ// 近づいたら侑のパ を直視できなくなる//」
侑「へー、ユニフォーム姿も似合ってるね!」
愛「えへへ、ありがと。ゆうゆも着てみたら? 絶対に合うよ!」
愛「侑二フォーム、なんちゃって」
侑「ぷ、あははは! さ、さすがにここで着替えるのは無理だよ、ぷぷっお腹痛い」
愛「あ、じゃあこのヘルメットだけでも被ってみたら?」
侑「これってバッターが被るやつ? ちょっと被ってみようかな」
愛「はいどうぞ!」
カポッ
侑「おお、重そうに見えたけど意外と軽いんだね!」
愛「似合ってるよー!」
ミア「おいおいおい、頭部はごっついBatting helmetに下半身は無防備なパ 丸出しって……どういう性癖なんだ//」チラッッチラッ
ランジュ「きゃあっ!」
ミア「どうしたんだいランジュ」
ランジュ「ランジュとしたことが、スカートを穿いてたわ!」
ミア「What?」
ランジュ「急いで脱がないと!」ヌギヌギ
ランジュ「ふう、油断したわ」
ミア「なんでランジュもスカートを脱いだ!?!?///」
生徒1「ああ// なんでスカートなんか穿いてるんだろ恥ずかしい//」ヌギヌギ
生徒2「やばいやばいスカート見られちゃう//」ヌギヌギ
ミア「周りの生徒達もスカートを脱ぎだした!?//」
ミア「いや……ボクもスカートを脱がないと!// なんて恥ずかしい格好をしてたんだ!//」
ヌギヌギ
キャアキャア
侑「!!?!?」
侑「生徒の皆がどんどんスカートを脱いで、み、みんなの太ももとパ が//」
愛「おっと、やばいやばい、せっかく野球部が貸してくれたユニフォームだからちゃんと着こなさないとね!」
ヌギヌギ ズルッ ッポイ
愛「これで完璧!」
侑「あ、愛ちゃん!?// なんでズボン脱いで……// どういう着こなし!?//」
侑(やばっ// 他の生徒のパ はスカート脱いでもブラウスで多少隠れてるけど……)
侑(愛ちゃんはユニフォームだからズボンを脱ぐと思いっきりパ があらわに///)
愛「んー? 愛さんなんかおかしい?」
侑「べっ、別に//」チラッチラッ
ミア「そういえばなんでわざわざベイビーちゃんを遠くから見てたんだっけ。普通の格好なのに」
ランジュ「良く思い出せないけどみんなで食事するの楽しいわ!」
侑「よく見たらあっちにミアちゃんとランジュちゃんもいる!」
侑「ふたりともスカート穿いてないし……///」チラッチラ
侑「何ここの食堂……天国?」
ザワザワ
栞子「密集していた生徒達が散っていきます」
菜々「怪我人が出なくて良かったですって栞子さん!?// なんでスカートを穿いているんですか! 生徒会長ともあろう人が破廉恥な!//」
栞子「こっ、これは失礼しました//」ヌギヌギ
菜々「って私もスカートを穿いていました// お恥ずかしい//」ヌギヌギ
侑「あっちの方では栞子ちゃんとせつ菜ちゃんがスカートを脱いでる!?//」
愛「ゆうゆキョロキョロしてどうしたの?」ジー
侑「愛ちゃん近い// めっちゃ間近でパ がよく見えちゃう//」
愛「?」
侑「愛ちゃん、ミアちゃん、ランジュちゃんに栞子ちゃんにせつ菜ちゃん……パ の楽園すぎる//」キョロキョロ
侑「うわー、どこを見ればいいのっ!?ヒトリダケナンテエラベ・・・」
歩夢「誰を見てるの? ダメだよ」
侑「あ、ああ歩夢!? 違うのこれはっ」
歩夢「もう……侑ちゃんったら」
侑「!?!?///」
侑(歩夢もスカート穿いてないっ//)
侑(歩夢のパ なんて何度も見てるけど……この学校という公共の場で堂々とパ を出してると……背徳感で逆にドキドキする//)
侑「歩夢に……ときめいちゃった///」
歩夢「侑ちゃん///」キュン
侑「それにしてもなんでみんなスカートとかズボンを脱ぎだしたんだろ……」
歩夢「当たり前でしょ? 侑ちゃんだってスカート穿いてないし」
侑「これは……スカート穿くの忘れただけなんだけど」
歩夢「侑ちゃん! す、スカート穿くなんてそんなのダメ///」カァー
歩夢「そんなはずかしい格好の侑ちゃん、他の人に見られたくない!」
侑「えぇ……私がおかしいのかな」
歩夢「とにかく、今後もちゃんとスカートは穿かないようにね!」
侑「う、うん」
~次の日~
朝 侑の部屋
侑「ふわぁ、昨日の刺激が強すぎて全然眠れなかった//」ドキドキ
侑「そろそろ着替えないと……あ」
侑「歩夢にスカート穿くなって言われたし……みんなもスカート穿いてなかったから」
侑「今日もスカート穿かずに登校するべきなんだよね?//」
侑「なんか知らないうちにそれが常識になったみたいだし、恥ずかしがること無いんだよね」
侑「シャワー浴びて着替えようっと」
マンション前の階段下
侑「歩夢~おまたせ」タタッ
歩夢「私も今来たばかりだよ。おはよう侑ちゃん」
侑「おはよう歩夢」
侑(あ、なんかスースーすると思ったら……スカートは意図的に穿かなかったけど)
侑「パ 穿くの忘れた。まあいいか女子校だし」
おわり
読んでくれてありがとうございました!
したらばの方も良ければ
【SS】歩夢(侑ちゃんがスカートを穿いてない!?)
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11177/1699102386/
乙
そうはならんやろの連続で笑った
終わりだよこの学園
誰を見てるのダメだよでヒエッてなった
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1699102328/