【SS】恋「このチョコ、とっても不思議な味が……」すみれ「……え?」【ラブライブ!スーパースター!!】
──部室
恋「Liella!宛に届いたチョコレートもずいぶん減りましたね」
すみれ「凄かったわね。Liella!宛に限っても去年の倍以上。個人宛も含めたら……」
恋「数えるのも怖いくらいですね」
すみれ「ほんとほんと。でももう大分無くなったんじゃない?」
恋「はい。大方無くなりましたね。一応まだ残ってはいますが」
すみれ「ふぅん。恋はこれ気になるなってチョコレート、あったりするの?」
恋「ありますよ。ええと……これですね」
すみれ「へぇ、可愛い包装。中身は普通のチョコレートかしら?」
恋「イチゴ味がしないことだけは確かですね」
すみれ「え?」
恋「イチゴの香りがしないので、普通のチョコレートかもしれません」
すみれ「……犬かな?」
恋「チビの話ですか?」
すみれ「いや、恋の話」
恋「確かにチビは私の家族ですけど……」
すみれ「いや、いい。忘れて」
すみれ「……みんな帰っちゃったし、それ、開けて食べたら?」
恋「え、でも……一応皆さんに確認したほうが良いのではないでしょうか? これは私でもすみれさん宛でもなく、Liella!宛で」
すみれ「真面目ねぇ。でもそれ、気になるから箱の底の方にわざと置いておいたんでしょ」
恋「!?」
すみれ「みんなチョコに飽きた時分にそれが出てきたら、あわよくば自分が……って」
恋「ち、違いますよ!? そんな私、浅ましい人間ではありませんっ!」
すみれ「ふふ、ほんと?」
恋「……ほ、ほんとです……」
すみれ「そうよね。恋は真面目だもんね。じゃあ真面目な恋にご褒美ってことで、それ、食べたら?」
恋「……い、良いんですか?」
すみれ「いいんじゃない? 一つ減ってもわかんないわよ」
恋「……で、では……失礼して……!」
すみれ「……ふふ」
しゅるしゅる ぱか
恋「! ボトル型みたいですね。珍しいです」
すみれ「へぇ。ボトル型。確かに珍しいわね」
恋「……では……いただきます」
すみれ「ボトル型……?」
恋「あー……」
すみれ「ねえ恋、ちょっと──」
ぱく
恋「む」
すみれ「あー……それ、もしかしてさ……」
恋「……? なんでしょう、このチョコレート……」
すみれ「え?」
恋「とっても不思議な味がします……」
すみれ「うわ、やっぱり。それ普通のチョコレートじゃないわ。多分ウイスキーボンボンよ、それ」
恋「ウイスキー、ぼんぼん? お金持ちなのですか?」
ひょい ぱく
すみれ「いや、それはいいとこのぼんぼんのぼんぼん──ってちょっと恋?」
ひょい ぱく
恋「このチョコレートボンボン、とっても甘くて……不思議な感じです……」
すみれ「あのね、恋。そのチョコは──」
ひょい
恋「チョコの甘さもあるのですが、食べるとチョコの中からもっと甘い蜜みたいなものが……」
ぱく
すみれ「ちょ、ちょっと! ダメよ恋! 今日はこれだけにしておきなさい!」
さっ
恋「あ。……すみれさん、どうして取り上げるのですか……?」
すみれ「これ以上はだめよ。ウイスキーボンボンはね、お酒が入ってるの。恋、絶対お酒に弱いタイプでしょ」
恋「む……そんなことはありません。現に今、私は酔ってなどいません」
すみれ「酔っ払いの常套句よそれ。もうだめ。千砂都と相談してこれの処遇決めるわ」
恋「む……。あ、わかりました! このチョコレートを食べたかったのは、本当はすみれさんなのではありませんか?」
すみれ「え?」
恋「そうです、そうに決まってます! こんなに甘くて不思議な味がするチョコ、すみれさんが独り占め……いえ、千砂都さんと二人占めするつもりだったのですね!」
すみれ「いや、違うって……。あーもほら、こんな面倒くさいの絶対酔ってるじゃないの」
がたっ
恋「ど、どこへ行くのですかすみれさん!」
すみれ「今日はもう帰るわよ。送ってくから。あー、サヤさんにも説明しておかないとだめね……」
恋「だ、だめです、いけません! そのチョコレートを二人占め……サヤさんと一緒で三人占めさせるわけには! でもサヤさんにも食べて欲しいです!」
がたたっ がしっ
すみれ「え、ちょ、ちょっと恋!? え、なに!? ってか力強!?」
恋「そのチョコレートを返してください……っ!」
すみれ「いや、だから今日はもう終わり、明日また……ってか、ちょ、恋っ、危ないって」
恋「あと一つ、ひとつだけ……!」
ぐぐっ
すみれ「ちょ、ほんと危ないって! こけるったらこける! マジで!」
恋「むむむむむむ……ッ!」
すみれ「う、わ、やばっ──きゃあ!!」
どたんっ!
すみれ「あぶなー……頭、カバンがクッションになったのね、助かった……」
恋「……」
すみれ「恋、大丈夫……って、私が恋の下敷きか……」
恋「……」
すみれ「……恋? どうしたの? どこかぶつけたの?」
恋「……いいえ」
すみれ「そう、ならよかった。ほら、恋ちょっとどいてくれる? じゃないと私立てないし」
恋「……すみれ、さん」
すみれ「ん? 何? やっぱりどこか怪我して……え?」
ふに ふにふに
すみれ「え? な、なにやってんの恋?」
恋「すみれさん……」
ふにふに さわさわ
すみれ「恋、ふふ、あんたちょっとどこ触ってんのよ。くすぐったいって」
恋「チョコ……」
さわさわ すりすり
すみれ「……はい?」
恋「チョコレート、どこですか?」
すみれ「はっ?」
すみれ(……嫌な予感がしていた。いや、もう予感じゃない気がする。目の前のこの、顔の赤い、目の坐った恋を見て、私は背中に冷たいものが流れるのを感じた)
恋「……どこに隠したのですか……」
すみれ(アルコールが回って温まった恋の手が、私の腕やら足やらわき腹やらを撫でてくる)
すみれ「いや、だからっ……」
恋「独り占めは許せないです……」
すみれ(空いている両腕に渾身の力を込めて恋をどかそうとして、けれど恋はびくともしなかった)
恋「む、抵抗する気ですか……!」
すみれ「う、わっ」
すみれ(両の手首をつかまれて、私の手の甲は床に固定されてしまった。……え。完全に脱出不可なの? うそでしょ?)
すみれ「ちょ、ちょっと葉月さん? あの、一回、一回私の話を──っ!?」
すみれ(最後まで言い切ることはできなかった。ぱちくりと瞬きする暇もなく。恋の顔が私の顔へ急接近してきたかと思うと──)
すみれ「ん、むっ!?」
恋「んー……っ」
すみれ(やばい。わけわかんない。唇? くっついてる? 開いた口に恋の口が重なってる? なにこれ? どういうこと?)
すみれ(呼吸が止まる。息を吸おうとしても、吸い込めるのは、恋の口内の、湿った空気のような、ウイスキーボンボン特有の、甘ったるい蜜のようななにか)
恋「ふぁ……む」
すみれ「っ……はっ……?」
すみれ(一秒くらいだったのか、一分くらいだったのか、時間の感覚が急激に曖昧になったようだった。私と恋は、今一体、どのくらい唇を重ねてた?)
恋「……まだ、言い訳しますか……?」
すみれ(甘ったるい感覚が、脳を痺れさせる。このウイスキーボンボン、思った以上にアルコールと甘さがキツイ。恋の眼が据わるのも納得かもしれない)
すみれ「れ、恋っ、だから、私は──んむっ!?」
恋「んむー……んぅ……っ」
すみれ(二度目。今度はただ唇を重ねるだけじゃない。甘ったるいチョコの味に紛れて、ぬとり、と実体を持った何かが私の咥内に侵入してきた)
すみれ「ん、むっ……んぅっ! むっ……んぅ!!」
すみれ(やばい、やばいやばいやばいやばい! 一線超えてる! これ完全に私、アレされてる! 舌入れられてる! なんとか、マジでなんとかしないと!!)
すみれ(手首をつかまれた手を振り払おうとして、私は両腕に力を込めた。それでもびくともしない。アルコールで恋の理性のタガが外れているのかもしれない)
すみれ「むーっ、んっぅ……ふぁ……んぅ……ッ」
すみれ(恋の舌が、私の口の中を自由に動き回る。まるで獲物を探す蛇のように。私は捕食者から身を隠すように、必死に自分の舌を下あごにくっつけて──)
すみれ「んむっ!?」
すみれ(けれど、隠れられるわけがなかった。恋の舌は容赦なく私の舌を絡めとる。まるで、蛇が兎を捕らえたような……)
すみれ(舌と舌が重なり合って、絡み合って、私の口の中で粘度の高い、水音が鳴り響く。恋に咥内を蹂躙されて、息が上がる)
すみれ(や、ば……あまい、のと……いき……できなくて……)
恋「ん……む……んむ……ふ、ぁ……」
すみれ(あたま……くら、くらして……)
恋「ぷは……ぁ」
すみれ「っ……は……ッ」
すみれ(意識が飛ぶ一瞬前に、恋は私を解放した。恋におぼれかけていた私は、思い切り息を吸い込んで、呼吸を整える)
恋「ふふ、これでもう言い訳しませんね?」
すみれ(恋は口元をぺろりとなめる。まずい。完全に獲物を見つけた猛獣にしか見えない。何としてでも、逃げないと……)
すみれ「言い訳しない、しないから……恋、お願い、もう許して──」
すみれ(謝罪を口走る私に、恋は不満げに、けれど手首をつかむのを止めてくれた。助かった、そう思って両腕を床から上げて、上体を起こして──)
ずるっ
すみれ「え?」
すみれ(何が起きたかわからなかった。気づけば私は恋の前で真っ白なブラウスを晒していて……ワンピースは? どこいった? ってか下半身、どうなってんの私!?)
恋「んー……ワンピースの下には隠していませんでしたか……」
すみれ(私に馬乗りになった恋は、興味なさげに私の制服……ワンピースをぽいと放り投げた)
すみれ「ちょ、ちょっと……恋、服、返し……」
ぷち ぷち
すみれ「恋!? ちょっと、ほんと、なにやって──!?」
恋「チョコレート、持ってるんですよね? きっとすみれさんのことですから、こことか──」
すみれ「ちょ、どこ触って……!?」
すみれ(恋はブラウスのボタンを一つ、二つと開けていくと、空いた隙間から手を差し込んできた)
すみれ(そのまま中のシャツを捲り上げて──)
すみれ「恋、ちょっと!?」
恋「む……ここ、柔らかいです……」
すみれ(恋の暖かい手が、私の胸を掴む。ブラ越しとはいえ、甘さとアルコールで痺れた脳には、その感覚は……)
すみれ「れ、ん──ちょ、ちょっと、ほんと……待ってって……んっ」
すみれ(ぴくり、と。私の中で、絶対に入っちゃいけないスイッチが、押された感じがした)
恋「んー……よくわかりませんが、触り心地がとてもいいです……」
すみれ「ふ……恋、ちょっと──まってって……言ってるのにっ」
すみれ(恋は怪訝そうな顔で、私の胸を触り続ける。指先が私の肌を這う度に、体の奥のほうが、少し暖かくなってきてしまう)
恋「ん……あ、わかりました。これです。これが邪魔なんです」
すみれ「は、邪魔って……なにを……っ!?」
すみれ(ほぼ一瞬。私は振り払うこともできず、恋が私の背中に手を回して──ブラのホックを外されるまで、されるがままだった)
すみれ「ちょ、ちょっと恋!」
恋「わぁ……わかってはいましたが、大きいですね……」
すみれ(抜きとられた私のブラジャーを、恋は私の眼前で無造作に広げる。薄緑色をベースに、カップを沿うようにフリルの付いたブラ)
すみれ(それを恋にまじまじと見つめられて、顔から火が出るほど恥ずかしかった)
すみれ「恋、ちょっと、ほんとそれ返して、じゃないと──あっ!?」
恋「ここですね──チョコレートは!」
すみれ(ブラウスの中、まくり上げられたシャツ、そしてその下にある、もう何も守るものがなくなった、私の胸を恋の両手が触れた)
恋「わぁ……すみれさんのここ、とっても熱いです……!」
すみれ「はっ、ぁ……ちょっと、恋っ……ほんと、だめって……ッ」
すみれ(手首を捕らえていた手と同じものとは思えないほど、恋の両手は優しかった。両手が私の胸の感覚を味わうように、揉みしだいたり、指先で掴んでみたり……)
すみれ「んっ……く、ぅ……ッ」
すみれ(恋の両手を何とかしてどかそうと肩を掴むけれど、まったく効果はなくて。私は必死で歯を食いしばって、漏れ出そうになる湿った吐息と、その声を我慢し続けた)
すみれ(やばい、熱い。お腹の奥のほうが、ひりひりと、ちりちりと、確実に熱を持ち始めてる。頭の中はチョコレートみたいにどろどろに溶けそうなのに──)
すみれ(お腹の奥にその火が灯ったら、もう本当に終わりだ。そうならない、ためにも……)
すみれ「恋、待って、出す、出すから、チョコレート……っ。だから、いったん……止めて……っ」
恋「なぁんだ、ここではなかったのですね……」
すみれ(恋は私の言葉にわずかに微笑む。そして、私の胸を弄ぶ両手の動きが止まって、離れて。助かった──そう思って)
すみれ「ひうっ!?」
恋「え?」
すみれ(ぴりっ、と。蕩けかかった頭の中に、痺れるような、けれど甘い感覚が走った)
恋「む……なんでしょう、これは……!」
すみれ(離れる前に、恋が触れたのは──私の胸の先。恋にいい様に弄ばれて、私のそこは、いつのまにか堅く主張してしまっていた)
すみれ「れ、れんっ、チョコ、チョコは──!」
すみれ(やばい。めちゃくちゃ感度上がってるのに。ここ触られたら、わたし、ほんとに──!)
恋「チョコはここですね!」
すみれ「ちが、恋、だめ──っああああッ!」
すみれ(恋の両手が、私の二つの胸の先を、きゅっと親指と人差し指で摘まんだ。その瞬間、私は今まで必死に耐えてきたその声を、無様に漏らし鳴いた)
すみれ(体が弓なりにしなる。腰が浮く。恋はそれでも私の胸の先をつまむのを止めてくれない。びりびりと、脳がその気持ちのよさを享受し続ける)
すみれ「あ、ああ──っ♡ 恋ッ♡ だめ、だって……っ!」
恋「すみれさん、ここ、すごく硬くて……こりこりって……」
すみれ「あッ♡ だっ、め♡ ほんと、むりっ わた、し──♡ それ、いじょう──♡」
恋「それ以上……なんです、か?」
すみれ(私の顔を見ている恋の表情が、悪戯っぽく笑う。そして、それと同時に、私のそこを摘まむ指が──)
すみれ「いッ──っぅううううううッ♡♡♡」
すみれ(頭の中が真っ白になった。火花みたいなものが頭の中でぱちぱちと閃いて、私はさっきよりも更に仰け反らせていた)
つづく
すみれ「はーっ♡ はーッ……♡」
すみれ(全身が痺れる。びくびくと、自分の意思とは関係なく、体が不規則に跳ねる)
すみれ「れ、ん……ぅッ♡」
恋「すみれさん……今の、とっても素敵な声でした……。もう一度、聞かせてくれますか?」
すみれ「は……ぁっ? 何言って……ッ!?♡」
恋「ここを、こうやって……」
すみれ「れ、んっ!?♡ まって、いまは、だッ!?♡」
すみれ(恋の指が、私の胸の先を今度はくりくりと弄ぶ。指が動くたびに、私の体は面白い様に跳ねてのけ反る)
恋「こうすれば、もっと声を聴かせてくれるんですよね?」
すみれ「ひ、うっ♡ れ、んッ♡ やめなさ……うぁっ♡」
すみれ(恋の指に蹂躙される。なにひとつ、何の抵抗もできない。指が私の乳 を胸の奥の方へと押し込んで、そのままぐりぐりといい様にかき回されて──)
すみれ「む、むり、れんッ♡ それ──ッ♡」
恋「まあ──すみれさんのお顔、赤くて、ふわふわで、ふにゃふにゃで……可愛いです……!」
すみれ「やば、やば、いッ、い──♡」
すみれ(視界が時々白くなる。恋の指が、私の思考を奪っていく。恋のいい様にされて、何一つ抵抗できなくて、こんな、わけわかんない状態なのに)
恋「すみれさん、今度はこうやって──」
すみれ(押し込んで、ぐりぐりと弄ばれていた私の乳 が、自由になった。一息付ける、そう思って気を緩めた瞬間──)
すみれ「ひぅ──ぁッ!?♡♡」
すみれ(恋の親指と、人差し指が、私の乳 を、ぎゅっと、はさんでッ)
恋「こうやって、搾るみたいに動かすのも……素敵な声を聴かせてくれますね……♡」
すみれ(乳 、搾り取る、みたいなっ 動きッ……で……ッ♡)
すみれ「あ”、はっ♡ れ、ん”ぅ……ッ♡ むり、むりむりむりむり──っ♡ また、こんな──ッ♡」
恋「いいんですよ、聞かせてください、すみれさん♡」
すみれ「あ、う”ぁ、ああああ”あ”──っ♡♡♡」
ぷしゃっ──♡
すみれ(あ、あ……♡ わたし……また、イって……♡ え……なにか……みず、みたいな……。あし、ぬれて……?)
すみれ「あ、う”……ぅ は──……っ♡」
恋「あら……すみれさん。下着がこんなに濡れてしまいましたね。気持ち悪いでしょうし、脱がしてしまいますね」
すみれ(恋が……なにか、言ってる……。なに……? なんて……?)
恋「濡れた下着を穿いていては風邪をひいてしまいま……あら?」
すみれ(ぐちゅぐちゅ、という下着から聞こえるはずのない音を鳴らしながら、私は脱がされていく。脱がされ……どうして……?)
恋「すん……すん……。すみれさん、この不思議な香りと……とろっとした……蜜みたいな……?」
すみれ(全身に力が入らない。恋は私に馬乗りになったまま、下着を脱がしたその手を鼻を鳴らして匂いを嗅いでいる)
すみれ(私の何かがべっとりとついた恋の手は、てらてらと光っているように見えた)
恋「あ、む」
すみれ「恋……やめ、なさい、って……」
すみれ(赤い舌を出して、そのままちろりと指をなめる恋。一瞬大きく目を見開いて、どろどろに蕩けた私とは正反対に、満面の笑みを見せた)
恋「ここに、隠していたんですね!」
すみれ「は、あ……?」
すみれ(なにが、と聞く暇もなかった)
恋「ここ、ですね……?」
すみれ「ひうっ!?」
すみれ(がくん、と全身が大きく震えた。恋の指が、私の、私の──!)
恋「わぁ……ここ、ウイスキーボンボンの中身みたいに、とろとろです……♡」
つ、ぷ♡
すみれ「あ──!?」
すみれ(指を挿入れたことは、ある。でも、それは自分の指だけで、そういう道具は勿論、誰かの、まさか、友達の、指、が)
恋「わぁ……あったかい……♡」
すみれ「あ──、う……っ」
すみれ(抵抗なんてなかった。私の膣内は、いとも簡単に恋の侵入を許してしまった。人差し指が私のお腹の奥、お臍の下の、燃えるように熱いソコに近づいていく)
恋「すごい……ぬるぬるです……っ」
すみれ「ひゃ、う……れ、ん……っ」
すみれ(めちゃくちゃだ。私の膣内に、恋の指がある。それだけでも訳が分からないのに、恋の指は私の膣内をぐち、ぐち、とかき回す)
すみれ(私の息を〇す声と、私の膣内の音と、恋の吐息。部室に響き渡るぬちゃ、ぐちゅ、にちゅ、という音が、今の私の状況を表していた)
すみれ「れ、ん……っ」
すみれ(手が床をひっかく。まだ、まだかろうじて、私の膣内の、いちばん触られちゃだめなところは、触られていない)
恋「すごいです、すみれさん……ここ、すこし狭いですけど暖かくて、気 ちいいですよ……」
すみれ「っ……」
すみれ(恋の態勢はさっきまでのような馬乗りじゃない。視線も私の……そこに注目がいってる。なら。二回イかされた状態でも──)
すみれ(恋には悪いけど、足も使って、思いっきり、蹴り飛ばせば──)
恋「あ。せっかくなので中指も挿入れちゃいますね」
すみれ「はっ?」
ぐぷっ♡
すみれ「う”ぁっ!?♡」
恋「まあ! 今のお声も、とっても素敵です……♡」
すみれ(ゆび、ふえ──てっ♡)
すみれ「あ”っ、れ、 ん” あ”ッ……ぅあ♡」
恋「あ、ここですね? ここの……ちょっとざらざらしたところを、指でこうやって……こすこすって♡」
すみれ「あ”っ!?♡ あ、ああっ♡ あああああっ♡ な、やめっ♡ ちがっ♡」
すみれ(そこだけは、さわられちゃだめなのにっ おなかのおくから、あついの、きてっ)
すみれ(やば やばいやばいっ きもちよすぎるっ じぶんでも、こんなこすったり、しないのにっ)
恋「わぁ……さっきよりも、もっといいお顔とお声です……っ♡」
すみれ「あ、あああっ♡ れんっ♡ とめてっ♡ おかしくなるっ♡ こするの、むりっ♡」
恋「だめです。これも、チョコレートを独り占めしようとしたすみれさんが悪いんですよ?」
すみれ「あッ♡♡ あああああっ♡♡♡ ちがうっ♡♡ ちが♡♡ ゆびッ♡♡ こすこす♡♡ やめてっ♡♡♡」
恋「すみれさん、すごいです……! いつもあんなに凛々しくて、頼りになるのに……!」
すみれ「う、あぁあああっ♡♡♡」
恋「今のすみれさんは、真っ赤な顔を、とろとろに蕩けさせて──口から涎まで垂らして……♡」
すみれ(なんでもいいっ♡ なんでもいいからやめてっ♡ ナカでイかされたら──もっと、やば、いっ♡)
恋「……可哀想ですから、こすこすってするのは止めてあげますね?」
すみれ「は……っ♡ れん、そう、それで、いいの……っ♡」
恋「代わりに、ここを──♡」
すみれ「へ……?♡」
ぐりっ♡
すみれ「──────ぁああああああ”あ”あ”ッ!!!!!♡♡♡」
ぷしゃーっ♡
恋「わぁ! すみれさん、さっきよりもすごいです! あまーい蜜が、ぱーって!」
すみれ(からだ、おかしいっ♡ こし♡ ういて、あついっ♡♡ ぐりっておされて、あたまッ♡♡ おかしくなるっ♡♡)
すみれ「ん”ぅううううう”ッ♡♡♡♡ ん”ん”ん”ッ♡♡」
恋「こうやってぐりぐりって人差し指と中指で押されて擦られるの、お好きですか?♡」
すみれ(ぐりぐりっ♡ しないでっ♡ イってるのに、また、イかされ──♡)
すみれ「あ”ぐッ──れ、ま”──ッ♡ そこっ♡♡ ふぁっ♡ うぁああああああああああッ!!!♡♡♡♡♡♡」
ぷしゃーーーーっ♡
すみれ「あ……ぁ……♡」
恋「すみれさん、とっても素敵です……」
すみれ(は……へ……っ♡ れん……やめて、くれた……っ♡)
にゅる♡
すみれ「んぁああっ♡」
すみれ(ゆび……っ♡ ぬかれただけ──なのに……っ♡ きもち、いいっ♡)
恋「ふわ……すみれさんの甘い蜜……んむっ……ぁ……」
すみれ(……れん……こっち、みてない……♡ いまなら……にげ、られる……♡)
恋「……あれ……でも、チョコレートは……どこでしょう……?」
すみれ(とりあえず……つくえ……ささえに……♡ おきなきゃ……っ♡)
恋「んー……チョコレート、どこへ行ってしまったのでしょうか」
すみれ(は……っ♡ ちから、ぜんぜん……はいんない……っ♡ でも……このままじゃ、ほんと、やばいっ♡)
恋「……?」
すみれ(よ、しっ つくえ、のあし、つかんで……♡ こし、がくがくするけど、でもっ♡ たたなきゃっ♡)
恋「……すみれさん、どこに……すみれさん?」
すみれ「っ……はっ♡」
すみれ(よし、なんとか、じょうはんしん、つくえに……のせ──)
恋「すみれ、さん?」
すみれ「──ッ!?♡」
恋「チョコレート、どこにあるのか教えてください……」
すみれ「は……っ♡ ちょっと、まって……っ♡ わたし、いま……っ♡」
すみれ(ま、ずい……♡ もうこれいじょう、イかされたら……♡ わたし、もう、ほんと、だめになるっ♡)
恋「いいえ……待ちません。チョコレートがないなら、すみれさんに……」
すみれ「ひ……っ♡」
ぐぷっ♡
すみれ「お”っ!?♡♡」
すみれ(ゆびっ♡♡ にほんっ♡♡ いっきに♡♡♡♡)
恋「出してもらえば、いいですよね♡」
すみれ「あ”っ♡♡ あ”あ”あ”あ”っ♡♡」
すみれ(かきまわされてるっ♡♡ ナカ、きもちいいとこ、ぐちゅぐちゅって♡ されてるっ♡♡)
恋「ああ。そういえばすみれさんはこっちもお好きでしたよね」
ぷち ぷち ぷるん
すみれ(ぶらうすっ ぜんぶぼたん、はずされたっ♡)
恋「わあ、すみれさん、本当に大きいです……すみれさんからは見えないでしょうが、ぶらーんって、すみれさんのお胸、牛さんみたいに垂れ下がってますよ」
すみれ(つくえに、つかまって……♡ れんに、こしを、つきだすみたいにっ♡ なってるから♡ むねがっ♡)
恋「じゃあ、本当に牛さんみたいに、ぎゅっぎゅっ、ってしてあげますね♡」
すみれ「ひ……っ♡ やめて……どうじに、されたら、わたしっ♡♡」
恋「一番素敵な声、出してくれますよね?♡」
すみれ(やば、いっ♡ また、イかされ──♡)
恋「はい、ぎゅー♡」
すみれ「お”お”お”お”っ♡♡♡♡」
ぷしゅっ♡
すみれ(イく♡♡♡♡ イってる♡♡♡♡ ちくびとなかで、イってるっ♡♡♡♡)
すみれ(ナカ、ぐちゃぐちゃにされてっ♡♡♡♡ ちくび、ゆびでしぼられてっ♡♡♡♡)
すみれ「イ──ぁあああ”あ”っ♡」
ぷしゃっ♡
恋「だめですよ、このまま終わりませんから♡」
すみれ「こり、こりっ♡♡ だめっ♡♡ ナカも、そこ、むり、イく──イくイくイくっ♡♡♡♡♡」
すみれ(イってる♡ のにっ♡♡♡♡ また、イかされてっ♡♡♡♡)
すみれ「ん”ぉおおお”っ♡ こわれるっ♡♡ あたま、おかしくっ♡♡」
ぷしゃああっ♡♡
恋「わぁ! すみれさん凄いです! こんなにあれば……あれ、ば……」
すみれ「お”……っ♡♡♡♡ あ”っ……♡♡♡♡ も、う……ゆる、して……っ♡♡♡♡」
恋「あれ……ば……」
どさっ ずりゅっ♡
すみれ「イ”っ──くぅ”ッ♡」
どさっ
すみれ「お……♡ ん……ぁ……♡ な、に……?♡ なん、なの……?♡♡」
恋「万華鏡……です……」
すみれ「は……?♡ え……れん……?♡ なに……?♡ どういうこと……?♡」
恋「……すぅ……すぅ……」
すみれ「……ね、た……?」
──葉月邸前
サヤ「すみれさん、恋様を介抱していただいてありがとうございました」
すみれ「……いえ、その、はい……」
サヤ「恋様は以前にもウイスキーボンボンを食べて物凄いことになってしまって。恋様ご自身には、その時の記憶はないようなのですが……」
すみれ「い、いえ……なんにも……なかったデス……」
サヤ「そうでしたか。ですが、今回のことは改めてお礼がしたいので、また近いうちに恋様と一緒にお礼をさせていただきます」
すみれ「あ、ははは……いや、べつに、良いです……私はこれで帰りますので……」
サヤ「すみれさん、ありがとうございました」
──翌日放課後 部室
恋「申し訳ありませんでしたすみれさん!!!!」
すみれ「ちょ、やめてよ恋、そんな土下座なんて」
恋「ウイスキーボンボンを大量に食べてそのまま眠ってしまうだなんて……葉月恋、一生の不覚です……っ。今後はもう一生食べません!」
すみれ「いや……まあ、うん。一日一個くらいならいいんじゃない……?」
千砂都「あー、これがすみれちゃんが言ったウイスキーボンボン? へー、可愛い包装だね」
かのん「わ、ほんとだ。ねえちぃちゃん、一個食べていい?」
可可「可可も食べてイイですか!? 日本のウイスキーボンボン、気になります!」
千砂都「結構甘くておいしいって聞くし、私も食べてみようかな」
すみれ「……食べて酔っぱらっても、私はもう助けないわよ……」
かのん「じゃあいただきまーす!」
ぱくっ
かのん「!」
千砂都「わ!」
可可「甘いですっ!」
恋「あ、皆さん……!」
すみれ(まあ普通はウイスキーボンボン一つで酔うわけないし。恋も食べてないし、別にいいか……)
かのん「え、なにこれめっちゃ甘い! 超美味しいよ!?」
千砂都「うわ……ほんとだ……中の蜜みたいなの、すっごい甘い……!」
可可「確かこれと同じ箱、まだありましたよね! えっと……あ! ありました!」
がさがさ ひょい ぱく ひょい ぱく ぱく ぱく……
恋「あ、あ、皆さん、食べ過ぎには……!」
可可「非常香甜可口~!!♡」
千砂都「うわ、これほんと……とまらなくなるよ……♡」
かのん「おいひい……! ほら、れんちゃんも、たべてたべて!」
恋「え!? あ、かのんさ──んむっ!? んむむっ!?」
すみれ「げっ!? ちょ、あんたたちいい加減にしなさいって! そんなに食べたらまた──」
ささっ ばっ
可可「む! すみれ、なぜとりあげりゅのれすか!?」
かのん「すみれひゃん、さてはひとりじめするきだなぁ~!?」
千砂都「んぅ~……すみれひゃん、そんなにたくさんたべたらだめだよぉ……?」
恋「……すみれさん……♡」
すみれ「え……うそでしょ……?」
かのん「すみれちゃんをつかまえろぉ~!」
「「「わぁああああ!♡♡♡♡」」」
すみれ「ぎゃああああああらくしぃいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
おしまい
ドスケベで良かった
乙でした
引用元: https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/11177/1708169457/
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