穂乃果「No brake girl」【SS】

海未（ここまで弱っている穂乃果を見るのは初めてですね…）

穂乃果「ﾊｧ…ﾊｧ…」

海未（ただでさえ露出の多い衣装な上に、雨で濡れて…しかも熱のせいで穂乃果の肌も紅潮して…///）ﾑﾗｯ

海未（い、いけません園田海未、こんな時に何を考えて…///）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

先生「二人とも、私は高坂の親に連絡してくるから、高坂をしばらく頼めるか？」

海未「わかりました」

ことり「はい！任せてくださいっ！」

先生「じゃ、よろしく！」ｶﾞﾗｯ

海未「……！？」

ことり「着替え…あっ、これかな？」

海未「ちょ…こ、ことり！待ってください！」

ことり「な、何？海未ちゃん、早くしないと穂乃果ちゃんの風邪が悪化しちゃうよぉ…」

海未「着替え…って、穂乃果を…ぬ、脱がすのですか///」

ことり「そ、そうだよ…？どうしたの？」

海未「下着もっ…！？全部ですか！？」

ことり「え？…う、うn

海未「ぜ、全裸ですか！！！！」ｸﾜｯ

ことり「ﾋﾟｨ！」ﾋﾞｸｯ

穂乃果「ﾊｧ…ﾊｧ…ｳｩ…」

海未「この穂乃果を！？全裸にするのですか！！！！？///」ﾊｧﾊｧ

ことり「そ…そうだよ？というか、変な言い方しないでよぉ…」

海未「踏み出したら走っちゃいますよ！！？いいんですか！！？？とまらないですよ私は！！！」ﾊｧﾊｧ

ことり（今日の海未ちゃんおかしいよぉ…）

海未「い、いえ、そうですね…？こ、これは看病の為、し、仕方のないことですし…ね？」ﾊｧﾊｧ

海未「これが幼馴染としての役得…いえ、役割ですしね？」ﾊｧﾊｧ

ことり「海未ちゃん…大丈夫？もしかして、穂乃果ちゃんの風邪移っちゃったんじゃ…」

穂乃果「ｳｩ…ｺﾞﾎｯ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

海未「…ﾊｯ、穂乃果！」

海未（…私は馬鹿ですか、友がこんなに辛いときに何を考えて…！）

海未「…ﾌｩｰ、いえ、平気です、大丈夫…ええ、少しだけ、取り乱してしまっただけです」ｷﾘｯ

ことり「そ、そう？なら良かったけど…」

ことり「うん！じゃあ身体も拭かなきゃだから温タオル作r海未「身体も拭いていいのですか！！！！！！？？？///」

海未「この穂乃果を！！全裸にできる上に！！！そんなオプションまで！！！？？？///////」

ことり「」

海未「またひとつ夢生まれちゃいましたね！！？？彼方へとDASHしちゃいますよ私！！」

海未「穂乃果のうぶ毛に一進一跳して知らない世界へ飛んでもいいんですか！？」ﾊｧﾊｧ

海未「いいってことですよね！！！楽しみはもっとこれからですもんね！！！」ﾊｧﾊｧ

ことり「ﾊﾉｹﾁｭﾝ…ﾝﾐﾁｬｰがおかしくなっちゃったよぉ」ｳﾙｳﾙ

海未「ﾌｩ…落ち着いてください、ことり」

ことり「それは海未ちゃんの方かな…」

ことり「そんな言い方ってないよぉ…というかもう完全に隠さなくなっちゃった…」

海未「そんな状況を前にして興奮しない方が失礼というものではありませんか？」

ことり（私、この二人残して留学しちゃって大丈夫なのかな？）

穂乃果「ｳｩ…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

海未「ほらことり、穂乃果が震えてますよ、早く始めましょう」

ことり「だめだよ、急に常識人っぽくならないで？」

海未「なぜですか？」

ことり「今の海未ちゃんに穂乃果ちゃんの肌を晒すなんて猛獣の檻に生肉放り込むのと一緒だよ？」

海未「失礼ですね」

ことり「穂乃果ちゃんに変な事する気だよね」

海未「人聞きが悪いですよ、少し…そう、少しだけ堪能させていただくだけです」

ことり「それがダメなんだよ…」

ことり「楽しんじゃだめだよぉ…」

海未「ことり、考えても見て下さい、穂乃果はきっとこの状況に負い目を感じてるはずです。」

ことり「…そうだね、穂乃果ちゃん優しいから」

海未「ならせめて私達が楽しんであげる方が穂乃果も後々気が楽なのではないでしょうか？」

海未「『気にしなくていい』そんな言葉より『ごちそうさまです』と言ってもらえた方が、少し救われた気持ちになりませんか？」

ことり「………そう…かなぁ…？」（疲れ）

ﾁｰﾝ

海未「おっと…フフ、温タオルが出来たようですね、さあことり、冷めてしまう前に始めましょう」ｲｿｲｿ

ことり「………」

穂乃果「」ﾊｯｸｼｭﾝ

ことり「うん…じゃあ始めちゃおうか…」（思考放棄）

海未「はい！始めましょう！」ﾊｧﾊｧ

穂乃果「やらせないよ！！！！！！もう！！！！！」ｸﾜｯ

海未「ほ、穂乃果！？いつから起きてたのですか！？」

穂乃果「最初から！最初からだよこの変態！！！！」

海未「へ、変態…！ひ、酷くないですか！」

穂乃果「何が！人の身体好き勝手しようとする奴の事他に何て呼んだらいいのさ！」

海未「好き勝手ではありません、立派な医療行為ですよ」ｷﾘｯ

穂乃果「立派な医療行為はくんずほぐれつとかオプションとか言わないんだよ！！！」

海未「あ、あれはつい勢いで…」

穂乃果「ことりちゃんずっとドン引きしてんじゃん！せめて隠そうよ！いや隠されても困るけどさ！」

海未「汚すって…作ったのは私です！どう使ってもいいじゃないですか！」

穂乃果「なおさら質悪いよ！これから新曲の度に何考えながら作詞してたんだってなるじゃん！」

穂乃果「何なの！？穂乃果病人だよ！」

穂乃果「私が言うのも何だけどもっと普通に看病してくれると思ってたよ!!!」

穂乃果「なんで急に幼馴染に襲われそうになってるの！？？？」

海未「襲うなんて人聞きの悪い、ただの看病ですよ」

穂乃果「海未ちゃん家では看病後にごちそうさまって言うのかな？」

穂乃果「ことりちゃんもだよ！」

ことり「ﾋﾟｨ！」ﾋﾞｸｯ

穂乃果「途中まで頑張ってくれてたけどさぁ！最後見捨てたよね！私を猛獣の待つ檻に放り込もうとしてたよね！」

穂乃果「そうかな？じゃないよ！あんなイカれた論理に同調してさぁ！穂乃果の貞操の最後の砦だったのに！」

穂乃果「公式設定の芯が強いって所どこいったの！？スクフェスと一緒に消滅しちゃったのかな！？」

ことり「うぅ…ごめんなさい…」ｼｭﾝ

海未「穂乃果、ことりを責めないでください」ｷｯ

穂乃果「何いけしゃあしゃあとしてるの？穂乃果これから海未ちゃんとどう付き合ったらいいかわかんなくなってるのに！」

海未「私達の関係は変わりませんよ、ほら、友情ノーチェンジです」

穂乃果「無理に決まってるじゃん！？今は風邪より悲しみの方がキツいよ！」ｶﾞﾋﾞｰﾝ

ことり「穂乃果ちゃん、大丈夫？」

海未「…ふふ、思ったより元気そうで安心しました」

ことほの「え…？」

海未「まったく、穂乃果はいつもそうです。ほっとくとすぐ無茶をして…」

海未「私達が側にいるとはいえ、あまり心配させないでください、雪穂なんか、あなたが倒れた時それはもう顔を青くしていて、可哀想で…」

穂乃果「うん…」

海未「周りに私達がいるのですから、何かあるならちゃんと相談してください」

ことり（いつもの海未ちゃんだ…）

海未「いいのですよ」

ことり「うん！」（ことりのだけは訂正してほしいけど…）

海未「私は穂乃果が元気になったのならそれでいいのです」

穂乃果「うん！風邪治ったらさ、またライブしようよ！今度は講堂借りてさ！」

ことうみ「……」ﾆｺｯ

穂乃果「？」

ことほの「海未ちゃん…」

穂乃果「うん、ありがとね、海未ちゃん」ﾆｺｯ

穂乃果「じゃあ、私着替えるから、出てっt 海未「そ、そんな殺生な！今いい流れだったじゃないですか！」

ことり「海未ちゃん…台無しだよぉ…」

海未「何故出ていかせるのですか！？」

穂乃果「最悪いただかれる可能性あるからだけど！？」

海未「せめてこの場に残ってほのまんを眺める選択肢はありませんか！？」

ことり（うわぁ…）

穂乃果「無いよ！今ので万に一つも無くなったよその可能性！」

海未「ちょ、ちょっと待ってください、え？本当にもうノーチャンスですか？」ｶﾞｸｶﾞｸ

穂乃果「今までで一番動揺してるじゃん！やめてよ！いい感じでまとまりそうだったのに！」

穂乃果「…まぁ、ことりちゃんだけだったら…あ、鍵閉めてね」

海未「…わかりました、では」

ﾊﾞﾀﾝ

ことり「…穂乃果ちゃん、背中拭いてあげるね」ｶｷﾞｼﾒｰ

穂乃「うん…」ﾁﾗｯ

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穂乃果「ことりちゃん…つっかえ棒とかある？」

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ　ｶﾞﾗｯ

海未「それは反則でしょう！？」ﾊｧﾊｧ

海未「ち、違います！これは…あれです！その…防犯の為です！」

穂乃果「まさに今性犯罪犯そうとしてた人が何言ってんのかな！？鍵置いて出てってよ！」

海未「それはできません、この身に代えても…この決意だけは曲げられないのです！」ｷﾞｭｯ

ことり「かっこよくないし、やってる事最低だよぉ…」

海未「着替えたらいいじゃないですか！いつまで待たせるんですか！早く脱ぎなさい！」

ことり（ついに逆ギレしだした…）

穂乃果「うぅ…頭痛い…もういいよ、そこにいても、でも絶対触らせないから」

海未「はい」

ことり「ようやく、話落ち着いたね？」

穂乃果「」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

海未「……ちなみに、もう少し譲歩できません？」

穂乃果「このタイミングで欲張らないでよ！穂乃果今防御力0なんだから！」ﾌﾗﾌﾗ

海未「くっ…！先っぽだけでいいですから！」

ことり「その約束って、歴史上守られた事ないよね？」ﾌｷﾌｷ

海未「ﾌｩ、じゃあもう三人で拭きっこでもしますか」

穂乃果「するわけないじゃん」

終わり

凛ちゃんが陸上の推薦を蹴ってかよちんに付いて来た裏設定

果南「寒いのも悪くない」

しずく「私の理想の」

花帆「まつ毛が目に入っちゃった…」さやか「取りましょうか？」

ありあ「もしもし、お姉ちゃん元気？」かのん「あ、ありあ…」