花丸「えっ 水ごりらが第一級危険生物の害獣に指定されて駆除が決まったずらか?!」【短編SS】
ダイヤ「猟友会から駆除チームが編成され即日のうちに出動するそうです」
花丸「そんな… 水ごりらは悪いごりらじゃないのにひどいずら…」
ダイヤ「えぇ わたくしも黒澤家の家名を使ってなんとか指定の取り下げを要求したのですが… 時間稼ぎが精一杯でして…」
ダイヤ「このままでは水ごりらさんが… うぅ…」
花丸「おらが… 」
花丸「おらが絶対水ごりらのこと守るずら!」
ダイヤ「花丸さん…」
果南「あっ まるぅ どうしたの?慌てて」
花丸「大変なことになったずら 水ごりらが危険生物と見做され駆除されることになったずら!!」
果南「……… そっか」
花丸「そっかじゃないずら!このままじゃ殺されてしまうずらよ?早く内浦から逃げるずら!」
果南「ありがとう まる 心配してくれて」
花丸「べ、別に心配してないずら ただ水ごりらが殺されちゃうのはちょっと可哀想だと思っただけずらよ」
花丸「だから早く逃げるずら!」
果南「ふふ でもいいよ やっぱりわたしこの場所が好きだからさ」
果南「生きるにせよ死ぬにせよ ここにいたいんだ」
花丸「そ、そんな…」
ココ「気をつけてみんな!奴は捕獲レベル9000を超えている」
サニー「見ろ!女の子を人質に取っているぞ!なんて卑劣な!」
ゼブラ「いや喰おうとしてんじゃねえのか?早く助けねーと!」
花丸「わっ もう猟友会の人達が来たずらァ」
果南「……… ハァ…」
トリコ「ッッ!!?」
ココ「あがっ」
サニー「ピギャ?!!」
ゼブラ「ブオオオオ」
ナレーション
『果南の漏らしたほんの小さな苛立ちの吐息…
しかしそれは歴戦の猛者である猟友会の彼らがかつて体験したことない絶対的な死を直感させる威嚇となった』
トリコ「こ、これが捕獲レベル9000…」
ココ「これほどとは…」
ココ「ポイズンブレス!」
サニー「サタンヘア!」
ゼブラ「ボイスバズーカー!」
ズドドドドーーーン!!!!
トリコ「や、やったか…?」
果南「こらーー わたしはいいけど丸に当たったらどうすんの!!」
サニー「うわーー 俺たちの攻撃をこれだけ浴びて全く効いてねえぞ!?」
ココ「だめだ 勝てっこない ボクらの敗北率150%」
ゼブラ「待て よく見ると水ごりらは女の子のこと庇ってるみたいだぞ?」
トリコ「……もしかして悪いごりらじゃないのか?」
花丸「そうずらよ!水ごりらは悪いごりらじゃないずら!」
サニー「ふっ どうやら俺たちが間違ってたようだな」
ココ「僕たちはもう退散する」
ゼブラ「すまなかったな 沼津市にも危険生物指定を外すように言っておくから」
花丸「ふぅ よかったずら めでたしめでたしずらね 水ごりら」
果南「そうだね~ ってところでぇ 誰が水ごりらだってえ!!?」
花丸「ぎゃああああああ やっぱり水ごりらは危険生物ずら~~~~」
おしまい。
害獣駆除は率先してやるタイプ…のはず
でも好き
マルちゃんが健気で良いね
トリコだからそりゃそうだろ
引用元:https://fate.5ch.net/test/read.cgi/lovelive/1683196534/
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