【SS】しずく「この恋は始まった瞬間から終わってた」【ラブライブ!虹ヶ咲】
「ふぁ……んっ……や」
ちゅる……ちゅる……
「ぁ、ん……ふ……はぁ……」
―――私と歩夢さん以外誰も居ない部屋の中
―――微かに響く水音と漏れる喘ぎ声
―――潤んだ瞳で私を見つめる歩夢さん
―――両手をベッドの端に縛り付けて動けないでいる歩夢さん
―――誰にも奪われることのない、私だけの歩夢さん
歩夢「お願いしずくちゃん、これ解いて……?」ハァ、ハァ
しずく「だめです。ん……ちゅ……」
歩夢「ぁ、んむ……っ」
―――何度目かも分からない歩夢さんの申し出を却下する
―――もう後戻りはできない
―――今更やめるわけにはいかない
―――どうせ歩夢さんの気持ちが私に向くことなんてないんだから……
―――
――――
・・・・・・
歩夢『一歩一歩、頑張る私を応援してくれたら嬉しいです。よろしくねっ』
―――初めて歩夢さんの自己紹介動画を見た時、とても可愛らしい先輩だなって思った
―――おっとりした雰囲気で、飾らない可愛さ
―――そうしてスクールアイドル同好会のメンバーとして歩夢さんの事を見るようになって
―――仕草一つ一つが物語でよく見るヒロインの女の子役のようで
―――でもそれを演じているわけでもなく、わざとらしさもない
―――私の思う理想の女の子として、憧れてしまった
―――こんな人も居るんだって思った
しずく「試行錯誤です」
―――部活紹介用の動画を編集していたら不意に掛けられた言葉
―――こんなに可愛らしいのに優しくて、気配りができて
―――アイドルとしての衣装は華やかなピンク色の、これまたまさに女の子って感じ
―――それを当たり前のように着こなせるのに
しずく(……スーツ姿の歩夢さん)
―――それでいて凛々しい姿も様になる
―――演技で色々な役になる私と違って自然体なのにころころと表情を変える歩夢さん
―――その対照的な女の子に憧れの気持ちは少しずつ膨らんでいって
・
・
・
―――書きかけで止まっていたステージの台本を久々に取り出して唸る
―――私の中の理想のヒーローといえばせつ菜さん
―――聴けば心踊って熱くなるような力強い歌声に華麗でカッコいいパフォーマンス
―――きっと王子様みたいな役をさせたらハマり役過ぎてヒロイン役は惚れちゃうと思う
しずく「……迷うなぁ」
―――対して、今私の中でヒロインといえば誰?と聞かれたら頭に浮かぶのは歩夢さん
―――柔らかい物腰と包容力のある性格
―――どこを切り取っても可愛い女の子の要素しかない
―――ずっと探していたヒロイン役の適任がついに見つかった
―――この二人こそ、私の考える物語の主役にピッタリ
―――の、はずなんだけど
しずく(せつ菜さんを野獣役、歩夢さんを少女役に。これが一番いいと思う)
しずく(思うんだけど、何かしっくりこないというか……)
―――形容できない心のモヤモヤの正体が分からず、いつまで経っても自分の書きたい物語にならない
しずく(……誰かに相談してみようかな)
―――そう、お二人のことを私よりよく知ってそうな誰かに
―――例えば侑先輩とか
・
・
・
歩夢「実は私も、傷ついた人を癒してあげたい!」
せつ菜「だったら、二人で旅に出ましょう!」
歩夢「うんっ」
侑「凄いね……アドリブだけで話が進んでる」
しずく(……)
―――遊園地の舞台上で即興劇を繰り広げる歩夢さんとせつ菜さん
―――本当に凄い。私の見立ては間違ってなかった
―――この二人は本当に絵になる。物語の主役でありスターに適している
しずく(なのにどうしてだろう……まだ、モヤモヤが消えてくれない……)
―――二人が息を合わせて演じている姿を見たかったのに、いざ見せられると心がざわつく
―――何故か気持ちが沈んでいく
しずく(……まさか、私……)
―――気付きそうな気持を一旦押し殺して
しずく「お久しぶりです……私は―――」
―――即興劇に参加して紛らわせる
しずく(私は……)
・
・
・
侑「たしかに。あれを乗らなかったのは勿体ないよー」
せつ菜「ずるいです!私もしずくさんと乗れば良かったです……」
しずく「あはは……思いつきませんでしたね」
しずく(……)ズキ、ズキ
―――私の知らないところで、歩夢さんは侑先輩と観覧車デートをしていた
―――そう、歩夢さんと侑先輩はいつだって私の知らないところで会っているし話をしている
―――今更過ぎるその事実が、この間のように私の心を深く沈ませる
―――そして確信する
しずく(そっか……やっぱりそうなんだね、私)
―――歩夢さんとせつ菜さんの配役を決めきれない理由は簡単なことだった
―――歩夢さんと侑先輩のお話を聞いて胸がズキズキするのは当然の事だった
―――私の歩夢さんへの想いは、いつのまにか膨れ上がり過ぎて憧れを超えていたんだ
―――好きな人が自分ではない誰かとくっ付いて且つ納得のいく物語なんて書けるわけがない
―――好きな人が自分の知らないところで誰かと二人きりだなんて胸が苦しくなるに決まってる
しずく(私、歩夢さんの事が好きなんだ……)
―――これが私の初恋
しずく(本当ならドキドキして、胸が熱くなったりして、好きな人に振り向いてもらおうと頑張るのかな)
しずく(でも……私はそんな素敵な経験はできないみたい)
―――どうしてよりによって歩夢さんなんだろうって思った
―――いや、本当は分かってる
―――歩夢さんが、歩夢さんだから好きになった
―――だからこの恋は始まった瞬間から終わってたの
―――だって私の憧れた人は
歩夢「ねぇ侑ちゃん、今日もいいかな……?」
侑「うん、いいよ。待ってるね」
歩夢「えへへ。ごめんね、ありがとう」ギュッ
しずく「……」
しずく(最近毎日……何の約束してるんだろう……)
―――物語の中ではなく現実で、既に別の人に憧れているから
―――遠慮がちに侑先輩に話しかけ、了承を得ると嬉しそうな顔でスキンシップを取る歩夢さん
―――また、私の知らないところで二人はいろいろな話をするんだろう
―――どうして歩夢さんがこんなにヒロインっぽいのか分かった
しずく(きっと、ずっと侑先輩に恋をしているから……)
しずく(小さいことからずっと一緒に過ごしてきた幼馴染に恋心を抱く女の子)
しずく(こんな王道のヒロインものの主役なんだもん……当然だよ……)
―――だから私が憧れて叶わない恋になるのも必然
―――私が恋をしたのは、恋する乙女の歩夢さんだったんだ
・
・
・
歩夢「……」スンスン
しずく「あ、あの……歩夢さん?」
歩夢「……あ、ごめんね。なんだかしずくちゃんの髪、いい匂いがして」
しずく(……どうして、そういうことするんですか……)
―――叶わないから諦めようと、毎日忘れようとしてるのに
―――4人で遊んだあの日以来、何故か歩夢さんのほうから私に構ってくる
しずく(ひどいです……私の気も知らないで……)
―――歩夢さんとお話できる束の間の幸せが余計に私を苦しめる
しずく(もう、これ以上好きになりたくないのに……っ)
―――自分が演劇部で良かったと心底思った
―――心がぐちゃぐちゃになりながらも、ギリギリのところで平静を装って歩夢さんに対応できるから
・
・
・
かすみ「にっしっし……今日こそこの、かすみん特製カロリーマシマシのコッペパンでライバルを……」
しずく「もう、かすみさんまたイタズラ?」
かすみ「ひぇ!?し、しず子!?」ビクッ
しずく「はぁ……かすみさんも懲りないね」
かすみ「ふ、ふんっ、強力なライバルたちに勝つには手段なんて選んでられないの!」
しずく「手段は選ぼうよ……かすみさんだって私から見たら強力なライバルなんだからそんなことしなくても……」
かすみ「!……ま、まぁ?別にかすみんの可愛さをもってすれば正々堂々戦っても勝てますけど?」
しずく「……正々、堂々?」
かすみ「ん……?」
しずく(……強力なライバルに勝つには……正々堂々では勝ち目のない私には……)
かすみ「……しず子?」
しずく(そっか……そうだよね……)
かすみ「おーい?大丈夫?」
しずく「ありがとうかすみさん。私もかすみさんを見習うね」
かすみ「へ……?う、うん……?」
しずく(既に結ばれたも同然な主役二人の物語。その脇役の私に、勝ち目なんてあるはずない……)
しずく(だから……)
―――だったら、王道の幼馴染のお話ではなくなればいいと思った
―――私が主役のお話に書き換えてしまえばいいんだと
―――それが例え、私の望んだストーリーではなくとも
・
・
・
歩夢「あ、しずくちゃん。どうしたの?」
しずく「今度のお休み、私の家に遊びに来ませんか?」
歩夢「えっ!?」
しずく「えっと、実はこの間発売されたゲームを買ったんですけど」
歩夢「あっ、もしかして先週発売されたあれ?」
しずく「はい。歩夢さんも買ったとお聞きしたので……」
歩夢「うん。もしかしてそれで一緒に遊ぼうってお誘い?」
しずく「はい。それと、まだ少し慣れないので操作とかを教えていただけたらと思いまして」
歩夢「もちろんいいよ。ふふっ、楽しみだなぁ♪」
しずく「ありがとうございます。私も楽しみですっ」
―――まずはゲームを口実に歩夢さんを家に招く
歩夢「~~~♪」
しずく(……っ)ズキッ
―――心底楽しそうな歩夢さんの様子を見て、胸に突き刺さる痛みをなんとか無視する
―――こんなものは序の口。これで心を痛めていたらこの先に進めない
・
・
・
歩夢「ちょっと貸して。ここはね、こうやって……こうっ」カチャカチャ
しずく「わ、すごい……歩夢さんゲームお上手なんですね」
歩夢「そうでもないよ?」
しずく「そうでしょうか。操作を見てるとすごく慣れてるように見えましたけど」
歩夢「あはは……実はしずくちゃんに教えてあげられるように頑張って練習してきたんだ」
しずく「わざわざ私のためにですか?」
歩夢「あ、うん……そういうことになるね///」
しずく「……ありがとうございます」
歩夢「えへへ、ちょっと恥ずかしい……」パタパタ
しずく「……暑いですか?何か飲み物持ってきますね」スッ
歩夢「あ、ありがとう」
・
・
・
サラサラ……
しずく(ごめんなさい歩夢さん……私、こうするしか……)
―――用意しておいた睡眠薬を飲み物に混ぜる
―――私の思いついた、私が主役の物語
―――歩夢さんを眠らせ、無理矢理襲って、誰よりも先に歩夢さんを私のものにする
しずく(私……)
―――液体に溶けていく粉末状のそれを眺めていると、正常な心も一緒に溶けてしまっていく気がして
しずく(……やるしか、ないの)
―――躊躇しそうになる度にそう言い聞かせて自分の心を押し殺しす
・
・
・
歩夢「……すぅ……すぅ……」
しずく(……これでもう戻れない)バク、バク
―――睡眠薬が効いて眠る歩夢さんを見つめて、自分のやろうとしていることに覚悟を決める
―――いよいよここから先は冗談では済まされない
しずく(はぁ……はぁ……)フルフル
しずく(……っ!)グッ
歩夢「ん……」
―――震える手に無理やり力を入れて歩夢さんをベッドへ運ぶ
―――想像よりも軽い
しずく(私、今から女の子を襲おうとしてるんだ……)バクン、バクン
ぎしっ
歩夢「……すぅ……」
しずく「……失礼します」スルッ
―――歩夢さんをベッドへ寝かせて聞こえるはずもない断りを入れて、服を全て脱がせて下着姿にする
しずく(歩夢さんの身体……綺麗で柔らかい……)ドクン、ドクン
―――緊張感でうるさかった心臓の音が、次第に歩夢さんへの興奮に変わる
しずく(……)シュルッ
キュッ……ギシ、ギシ
―――歩夢さんの手首を縛り付け、それをベッドに繋いで、腕の機能を封じる
―――これでもう逃げられない
歩夢「んっ……」
しずく(……)サスサス
―――歩夢さんの胸を下着の上から撫でる
―――罪悪感、背徳感が興奮に置き換えられようとした瞬間
歩夢「しずく……ちゃ……」
しずく「!?」バッ
―――不意に名前を呼ばれて驚き後退する
しずく(びっくりした……寝言……?)
しずく(歩夢さん……どうして今私の名前なんか呼ぶの……?)
―――おかげで決心が揺らいで怯んでしまう
しずく(……せめて起きるまで待とう。寝てる間に好き勝手なんて流石に……)
―――訳の分からない気の使い方をする半端な私
―――どうせ襲うくせに……
―――少しだけ、このまま目が覚めなければと思った
―――すやすやと寝息を立てる可愛い歩夢さんをずっと独り占めしていられたらって
―――だって目が覚めたら私は歩夢さんを襲って、歩夢さんはきっと私を拒絶して……
しずく(……仕方ないの……こうするしか、ないの……)
―――長いような一瞬の、最後の安息を噛みしめて歩夢さんが起きるのを待つのだった
・・・・・・
――――
―――
――
歩夢「ん……ちゅ、んっ……し、しずくちゃん、待って……あっ」
しずく「はぁ……はぁ……ちゅ、む」
―――歩夢さんが何か言おうとするたびに口を塞ぐ
―――頭が回りきっていないうちに何度も
―――歩夢さんは優しいから今は宥めようとしてるけど、いつ拒絶の言葉が出るか分からないから
―――こんなことをしてるくせに臆病な私
―――でも聞きたくない。聞く必要もない。
歩夢「んっ……ぁ……ゃ……っ///」
しずく(今だけは歩夢さんは私のもの……)ムニュ
歩夢「あ……っ♡」
しずく「歩夢さん……可愛いです……」ムニ、ムニ
―――大人しくなっているうちに胸を揉んでみる
―――ブラ越しなのに、その柔らかい感触は私の手を吸い付かせて離さない魔力がある
歩夢「っ///、しずくちゃん……手、解いて。お願い……」
しずく「嫌です」ムニュン
歩夢「ひゃっ♡、や♡、しずくちゃん……っ♡」ピクン
―――何度言われても解く気はない
歩夢「はぁ、はぁ……このままするのはだめ、だめだよ……お願―――んっ」
しずく「んちゅ……れろ……あむ」
歩夢「ん……んむ……っ」
―――口を開けばキスしますよ、と行動で教え込む
歩夢「ぁ、やだっ、見ないでっ!///」
ぷるんっ
しずく「―――!」
―――キスだけでは物足りなくなり、おもむろに歩夢さんのブラを外す
―――その勢いで弾むように放り出される大きなお●ぱい
―――そして既にぴんっと主張している先端に、情欲が理性を大きく上回り私を支配し突き動かす
しずく「歩夢さんっ!」ハムッ
歩夢「やぁ♡しずくちゃんっ、だめぇっ///」ビクン
しずく「ちゅぱ、んむ……ちゅぅ」
歩夢「ひゃ♡、す、吸っちゃやだ!♡」ビクビク
しずく(歩夢さんの乳首……私で興奮して硬くなってくれた乳首……っ)チュ、チュゥゥ
歩夢「んっ♡、んんっ♡」
しずく「!……なんで、そんなに……可愛いんですかっ」グイッ
歩夢「んむぅ……ぁ、んん……♡」
ちゅっ、ちゅっ
―――手も使えず、必死に口を紡いで喘ぎ声を抑える姿に余計に興奮する
しずく「え●ちに乱れる歩夢さん、すごく素敵です……」クリクリ
歩夢「ふぁ♡、はぁ、はぁ♡、だめっ、だめぇ……わたしもうっ♡」フルフル
しずく「歩夢さんの乳首も、悦んでくれてるみたいで嬉しいです」クニッ
歩夢「あぁ、や♡、来ちゃうっ♡♡」ゾウゾク
歩夢「しずくちゃん……っ♡わ、わたしっ♡」ギュッ
しずく「可愛い歩夢さん、見せてください……」スッ
―――イきそうな歩夢さんの限界まで張った乳首を再び口に含んで甘噛みする
かぷっ
歩夢「や、待っ―――!♡♡♡」ビクンッビクンッ
ちゅうぅぅ
しずく「れろ……ちゅ……ちゅむ……」
くりくり
歩夢「ぅぁ♡、はっ♡、はぁ♡、まって、今はだめっ♡」ピクピク
―――身を捩って快楽の波を受け止めている間も歩夢さんの乳首を口と指で攻め続ける
しずく「イきながら感じる歩夢さんかわいいです……」ペロ、ペロ
歩夢「し、しずくちゃ♡、おねがいっ♡」
しずく「……」ムニュムニュ
歩夢「も、お●ぱいだめっ♡」
―――歩夢さんのお願いは無視する
―――襲ってるんだもん聞く必要ないよね
―――歩夢さんのこんな姿見せられて待てるわけもないし
しずく「歩夢さん、いいですよね……」グイッ
―――筋状に湿って色が濃くなった下着を脱がせていく
歩夢「ぁっ!!、だめえ!!!///」
するする……
歩夢「やだ……、見ないで、お願い……っ///」ウルッ
とろ……ぽた、ぽた……
―――物欲しそうにひくひくして、愛液をとろとろと流し続けてベッドを濡らしていく
―――きっと私の指が欲しくて仕方なかったんですね
しずく「歩夢さんのえ●ちな匂い……ドキドキします……」スンスン
歩夢「な!やだ、しずくちゃんやめてっ///、そんなところ嗅がないでっ!///」カァァァ
しずく「大丈夫です、すごく良い匂いです……」スンスン
歩夢「うぅ……しずくちゃんのばか……ひどい……///」
しずく「……焦らしちゃってたみたいでごめんなさい。今、入れてあげますから……」クチュ…
歩夢「ち、違っ、そういうことじゃなくて―――!」
つぷっ……
歩夢「~~~っ!♡♡♡」ビクンッ!
プシャァァ!
―――歩夢さんの膣内に指の先端を押し入れた瞬間、歩夢さんの腰が跳ねる
―――びく、びくと痙攣する身体から、透明な液が噴き出る
歩夢「いやっ♡、やだぁ♡、しずくちゃ、みないでぇ!///」プシャッ、ビチャッ
しずく「歩夢さん……可愛いです」
―――潮を吹いて恥じらいで顔を赤くした歩夢さん
―――手が使えないので隠すことのできないその顔は観察し放題
しずく「何を言ってるんですか。まだ指を少し入れただけですよ」ニュププ
歩夢「ふぁ♡、そんな、~~~っ♡」ビクッ
にゅぷ、にゅぷっ
しずく「こんなに濡らして……気持ちいいですよね?」
じゅぷ、じゅぷっ
歩夢「いやっ♡、知らないっ♡、あ、んっ♡」
―――言葉で何と言おうと、指を抜き挿しするたびに絡みついた愛液が膣口から溢れてくる
―――分泌され続けるそれが気持ちいい証拠
しずく「……こっちのお口は、気持ちいいって言ってくれてますよ?」クチュクチュ
歩夢「知らないもんっ♡、そんなのっ♡」ハァ、ハァ
しずく「そうですか……では……」スッ
ぐいっ
歩夢「え、や……うそ、待って、それだめっ!///」
れろ……
歩夢「ふぁ、ぁ♡、やめて、そんなところきたないからっ♡」
しずく「んっ、ん……じゅる……」
歩夢「吸っちゃ、だめ、しずくちゃん……っ♡」
―――歩夢さんのえ●ちなお汁を直接たくさん味わう
―――膣内に差し込んだ舌で、内側を満遍なくなぞる
―――歩夢さんの身体を存分の味わい尽くすために
しずく「はむ……ちゅる……んっ」ニュププ
歩夢「やぁ♡、来ちゃう、またっ♡、やだ、やだっ♡」フルフル
しずく「ひっへふらはい……あゆむさ……んちゅ」チュゥゥ
歩夢「ひぁ―――!♡♡♡」ビクン!ビクン!
しずく「じゅるる……んむ、んむっ」チュルル
歩夢「はっ、ふぁ♡、はぁ、はぁ……!」トロン
しずく「ふふっ……たくさんイって、え●ちなお顔になっちゃいましたね」ギュッ
歩夢「はぁ……はぁ……///」フイッ
―――絶頂の余韻で震える歩夢さんの身体を受け止めて包み込む
―――私にまでその快感が伝わるかのように、歩夢さんの身体が熱く火照っている
しずく「歩夢さん……」ナデ…
―――ようやく落ち着いて息が整い始めた歩夢さんを撫でる
―――唇を奪って、裸を見て、胸を触って、乳首を弄って
―――膣内を指で、舌でかき回して、イかせて……
―――歩夢さんの身体の全てに触れてしまった
しずく(私……)
しずく(ううん……これは、私の望んだこと……)
―――どこか満たされない気持ちを考えないようにする
―――これが無理矢理でなければどれほど幸せだったか、なんてありえないことを考えても仕方ないから
歩夢「……はぁ……ね、ねぇ……しずくちゃん……」
しずく「なんですか?」
歩夢「手、解いて……」ウルッ
しずく「…………いやですよ」
―――歩夢さんが快楽に負けて私に依存して……なんてことはなく
―――いよいよ泣き出しそうな歩夢さんの健気な訴えに一瞬、心が揺らぐ
―――もうすることは全部してしまった。解いたってもう何も元には戻らない
―――だったらまだこのままで、もっと歩夢さんとえ●ちしていた方が……
しずく「っ……泣いたってダメです……もう遅いんです」
歩夢「遅くないよ……まだきっと大丈夫」
しずく「手遅れなんです!もう……!」グイッ
歩夢「きゃっ……///」
しずく「ちゅる……ちゅぷっ」ジュルル
―――私のしたことを再確認させるように、歩夢さんの足を強引に開いて
―――もう一度大事なところに口をつけ、吸い付き、舌を差し込んで愛液を掻き出す
歩夢「んぁっ♡、や、し、しずくちゃん、待って!あっ♡」ビクンッ
しずく「れろ、じゅぷ……ちゅむ……」
歩夢「しずくちゃんっ♡、お願い、大丈夫だからっ♡、ふぁ♡、だめぇ!♡」ビク、ビク
―――どこを触ってあげても可愛すぎる反応を示してくれる歩夢さん
―――ほら、もう歩夢さんの気持ちいいところ分かっちゃいましたよ?
―――私、歩夢さんを犯してしまったんですよ?
歩夢「っ♡、ふぅ……はぁ……はぁ……」
しずく「ぷは……分かりましたか?私、歩夢さんに無理やりこんなことをして、傷つけて―――」
歩夢「―――っ、違うよっ!!」
しずく「っ!」ビクッ
―――急に大きな声を出されて怯んでしまう
―――違う……?
歩夢「はぁ……はぁ……そうじゃないの……私のことじゃないよ……」ウルウル
しずく「意味が分かりません。なら一体誰の事を言ってるんですか?」
歩夢「しずくちゃんのことだよ……このままじゃ、しずくちゃんの心が壊れちゃうよ……」ボロポロ
しずく「…………わた、し?」
―――私の心……?
―――どういうこと?壊れるとしたら歩夢さんの心だけ。意味がわからない
歩夢「しずくちゃん、本当はこんなことしたくなかったんだよね?」グスッ
しずく「―――っ!!」
―――やめて、違う
―――図星じゃない。これは私が一番望んだこと
―――私がどうなろうと、歩夢さんを手に入れるために必要だったこと
しずく「そんなことありません!!」
歩夢「嘘だよ……」
しずく「嘘なんかじゃ……!」
歩夢「それならどうして泣いてるの?」
しずく「え……?」ツー
―――泣いてる?誰が?泣いてるのは歩夢さんでしょう?
しずく「泣いてなんか……あれ……」ポロ…ポロ…
しずく「……嘘……なんで私が……」ポロポロ
―――自分が泣いていると自覚した途端に止まらなくなる
―――全然気が付かなかった。私、一体いつから……?
歩夢「私が目を覚ました時からずっとだよ」
しずく「そんな……うそ……」ポロ、ポロ…
――
―――
――――
しずく『雷鳴が胸に鳴り響いて、閉じ込めていた感情が溢れ出していく』
しずく『もう見失ったりしない―――私だけの思いを……!』
―――初めてしずくちゃんの演劇を見た時、人ってこんなに変われるんだって思った
―――普段のお淑やかなイメージとは違う、力強くて自信に満ちた表情、立ち振る舞い
―――演劇に疎くあまり観ることのない私でさえ、その姿に一目で惚れこんだ
―――その仕草一つ一つが美し過ぎて、まるで舞台上の空間だけが現実ではないかのように錯覚したほど
―――その中に居るしずくちゃんもしずくちゃんじゃないみたいで
―――スクールアイドルとしてのしずくちゃん、役者としてのしずくちゃん
―――もっとしずくちゃんの事が知りたい。しずくちゃんのいろんな顔が見てみたい
―――アイドルとして、目標とする女の子として、私はこの子に憧れた
・
・
・
しずく「……」ペラッ
歩夢(……綺麗)
―――本を読むしずくちゃんを少し離れたところから見る
―――ただ定期的に本のページをめくるだけ
―――なのにいつまで見ていても飽きない
―――真剣に、でも優しい顔で本に集中している
―――その横顔が綺麗すぎるから
―――時折吹き込む風が長い髪を靡かせて
―――それを耳にかける仕草が綺麗すぎるから
―――演技をしているしずくちゃんはもちろん、演技なんかしてなくたってこの子は美しい
かすみ「歩夢先輩、何しず子を見つめて―――んむ!?」モゴモゴ
歩夢「か、かすみちゃん!何言ってるのかなぁ!?」ググッ
かすみ「ひあ、あほ、く、ふ、ふるひ」
歩夢「え?何?よく分からないからあっちでお話しようね?」アセアセ
ズルズル
かすみ「んむ~~~!」
しずく「……?」
侑(ふぅん?)
・
・
・
―――まさかしずくちゃんからそんなイメージを持たれているとは思わなかった
―――私からすれば、せつ菜ちゃんとしずくちゃんこそキラキラしていて、かっこよくて、可愛くて
―――この二人がユニットを組んだらものすごく絵になるなぁと思っていたから
―――その私の思うしずくちゃんの枠は、しずくちゃん本人からしたら私が適任らしい
―――ちょっと自信はないけれど、特別視されると悪い気はしない
―――それどころか嬉しくて、そんなしずくちゃんを私も少し意識してしまって
歩夢「あ、もしかしてこの事を侑ちゃんに相談してたの?」
しずく「はい。それで今日、ここに連れてきてくださって」
せつ菜「てっきりデートかと思いましたよ!」
歩夢(えっ……)
侑「デートって……」フフッ
歩夢(しずくちゃんと侑ちゃんの、デート……)
―――せつ菜ちゃんが何気なく発したその言葉が、妙に胸をざわつかせて
・
・
・
―――お芝居をした私としずくちゃんとせつ菜ちゃんの話をしながらゆっくりとした時間を過ごす
―――そして私たちを応援してくれる侑ちゃんに、感謝の気持ちを込めて伝える
歩夢「侑ちゃん、私にもできることがあったら何でも言ってね?」
侑「ありがとう。でも、もうたくさんしてもらってる」
侑「次はきっと、私の番なんだ」
侑「だから歩夢こそ、私にできることがあったら言ってね?」
歩夢「…………」
侑「歩夢?」
―――何でも?それなら……
歩夢「じゃあ……侑ちゃんに聞きたいことがあるんだけど」
侑「うん?」
―――さっき感じた胸のざわつきが気になって仕方がないから
歩夢「今日はしずくちゃんとデートのつもりだったの?」
侑「へ?あぁ、せつ菜ちゃんのあれ?あはは、もう。歩夢までそんなこと言って―――」
歩夢「侑ちゃん」
侑「……大丈夫。違うよ」
歩夢「そ、そっか……」
―――その言葉にどこか安心してほっと胸をなでおろす
歩夢「え!?」
侑「今まではなんとなくそんな気はしてたけど、今日の様子と今の質問でそうかなって」
歩夢「私が、しずくちゃんを……?」
―――今日一日感じていた、しずくちゃんと侑ちゃんにデートしててほしくないって気持ち
―――それはしずくちゃんに向いてたのかな
歩夢「分からない……しずくちゃんのことは、ずっとすごいなっていう憧れの女の子として見てたけど……」
侑「最近の歩夢、しずくちゃんを見てる時すごい優しい顔してるんだよ。私、歩夢のそんな顔を今まで見たことなかった」
侑「少なくとも、誰よりも特別に意識してるよ」
歩夢「そう、なんだ……私……」
―――全然自覚が無かった
―――でもそう言われると、ここ最近無意識に感じていたしずくちゃんへの執着がすごくしっくりきた
歩夢(そっか、私……しずくちゃんに恋してたんだ)
侑「……私で良ければ相談に乗るよ?」
歩夢「…………ありがとう」
―――この日私は、初めて恋愛相談というものをした
・
・
・
歩夢「……」スンスン
しずく「あ、あの……歩夢さん?」
歩夢「……あ、ごめんね。なんだかしずくちゃんの髪、いい匂いがして」
しずく「……///」
歩夢「それに艶々なのにさらさらで、羨ましいなぁ」
しずく「ありがとうございます///」
歩夢「トリートメント何使ってるか聞いてもいい?」
しずく「えっと、使ってるのはコンディショナーなんですけど……これです」スッ、スッ
歩夢「あ、これ知ってる。私も試してみようかなぁ」
しずく「是非。私のオススメです♪」
―――ユニットを組んだおかげでしずくちゃんと接する機会が増え、話す口実が増え、それを遠慮なく利用した
―――しずくちゃんの事が知りたくて近づいて
―――近付くたびにもっと知りたいことが増える
―――認めざるを得なかった。私はもうしずくちゃんのことをただの憧れではなく一人の女の子として見ていて
・
・
・
侑「…………」
歩夢「……侑ちゃん?聞いてくれてる?」
侑「……あ……うん、ごめん」
歩夢「どうしたの?」
侑「いやぁ、まさか歩夢とこんな会話することになるなんて、って今更思っちゃって」
歩夢「どういうこと?」
侑「うーん……我が子が親離れするときの気持ちってこんな感じかなぁ、みたいな」
歩夢「いつ私が侑ちゃんの子供になったの?」ムスッ
侑「昔から侑ちゃん侑ちゃんっていつでも私の後ろくっ付いてきてたし」
歩夢「なっ///」
侑「でしょ?」
歩夢「後ろじゃないもん!となり!」
侑「そこ!?」
歩夢「侑ちゃんなんてお笑いのツボがいつまでも赤ちゃんのくせに!///」プクッ
侑「それは別にいいでしょ!?」
歩夢「ふん!」
侑「あはは、ごめんって。それよりしずくちゃんのことでしょ」
歩夢「あ……うん///」
侑(まったく、しずくちゃんの名前出しただけでこれなんだから)
歩夢「……///」モジモジ
侑(すっかり恋する女の子になっちゃって)
歩夢(しずくちゃん……)
―――それ以来、毎晩侑ちゃんにしずくちゃんとの話をするようになって
・
・
・
侑「どうしたの?」
歩夢「今度しずくちゃんの家にお泊りに行くんだ♪」
侑「!、へぇ……、進展してるんだ」
歩夢「しずくちゃん、最近ゲーム買ったらしいんだけどやり方がよく分からないみたいでね」
歩夢「私もちょうどこの間買ったゲームだからいろいろ教えてあげるんだ」
侑「あぁ、あれねぇ。確かに慣れないと難しいよね」
歩夢「うん。えへへ、楽しみだなぁ」
侑「ふふ、よかったね」ニコ
歩夢「うんっ」
―――しずくちゃんと意外な所で同じ趣味ができたりして
―――そのおかげでお泊りの約束までしてしまった
歩夢(楽しみだけど。しずくちゃんはそんなつもりじゃないだろうけど)
歩夢(やっぱりちょっとだけドキドキもしちゃう……///)
―――この時はまさか、しずくちゃんに薬を盛られるなんて思ってもなくて
―――しずくちゃんも私の事を好きだなんて思ってもなくて
・
・
・
しずく「歩夢さん」
歩夢「……」
しずく「……歩夢さん?」
歩夢「……あ……呼んだ?」
しずく「……どうかしました?」
歩夢「ううん……なん、でも……」フラッ
歩夢(……あれ……わたし……なんで……)フラフラ
―――しずくちゃんの家に遊びに来て数時間
―――気がつけば頭がふらふらして、瞼が重い
しずく「少し休まれますか?」
歩夢「……ううん……だいじょ……」コク、コク
歩夢(……やっぱり……眠……)
しずく「……めんな……い」
歩夢(……?)
―――しずくちゃんが聞き取れない声で何かを呟く
―――どうしたの?そんな悲しそうな顔しないで
―――心配してくれてるのかな
歩夢(しずくちゃ―――)
パタン
しずく「…………」
ゴソゴソ
ギシッ
シュル……ギュッ……
・
・
・
・
・
歩夢(…………ん……)
―――なんだか身体がだるい
歩夢(あれ……わたし、なにしてるんだろ……何してたっけ……)
歩夢(私、寝てたの……?)
―――状況がよく分からない、自分がどうしてたのか思い出せない
―――とりあえずひとつずつ分かることを確認していく
歩夢(手、縛られてる)ギシ…
歩夢(ここ、しずくちゃんの部屋だよね……)
―――しずくちゃんの部屋で、しずくちゃんのベッドに手を縛り付けられている
歩夢(どうして……?)
歩夢(……そうだ、確かしずくちゃんとゲームしてて……急に眠くなって……)
しずく「目、覚めました?」
歩夢「あ、しずくちゃん……?あの、これ……え……どうしたの?」
しずく「……?まだ寝ぼけてます?」
歩夢「何言ってるの……?私じゃなくて……」
―――どうしてしずくちゃんは泣いてるの?
―――どうしてそんな悲しそうな顔で泣いて、言葉はそんなに淡々としてるの?
―――どうしてそんなしずくちゃんに私は縛られてるの?
歩夢「え……し、しずくちゃ―――んっ!?」
歩夢(なに!?なんで……!?あ……っ///)
―――縛られたままの私に近付くしずくちゃん
―――そのまま自然に、何の躊躇もなくキスをされる
しずく「ん……ちゅ……」
歩夢「ん、んむ……」
―――やっぱり状況が分からない
―――平気で私にキスをするしずくちゃんに余計に混乱する
―――私たちいつのまにか付き合ってたっけ……?
しずく「はぁ……っ、ん……」ツー
歩夢(……ううん、そんなわけない)
―――もちろん告白した記憶もないしされた記憶もないし
―――なにより、恋人とのキスってこんな辛そうに泣きながらするものなの?
歩夢(絶対違う……何故だか分からないけど、しずくちゃんは追い詰められてる)
歩夢(私を縛り付けて襲うほどに)
歩夢(こんなのだめ。私が止めてあげないと!)
歩夢「ぷはっ……し、しずくちゃん、待って。だめだよ……っ」
しずく「安心してください、すぐに良くしてあげますから……」サワ…
歩夢「あっ……や……っ///」
歩夢(でも過度な抵抗はだめ。今の不安定なしずくちゃんに一番しちゃだめなのはきっと明確な拒絶)
歩夢(なんとか言葉だけで……私の言葉が届いてくれるかは分からないけど……)
歩夢(諦めない。しずくちゃんを助けてあげられるのは、私だけだから……!)
・・・・・・
――――
―――
――
しずく「……っ」ポロ…
歩夢「だからしずくちゃんお願い、これ解いて」
しずく「……嫌です。それとこれとは関係ないじゃないですか!」
歩夢「お願い……」
しずく「結局そればっかり!そうやって私を懐柔して逃げるんですよね!?」
歩夢「逃げないよ」
しずく「信じられません!歩夢さんに今逃げられたら、今度こそ何もかも無くなっちゃうんです!」
しずく「嫌です!私は誰にも歩夢さんを渡したくないんです……!」
歩夢「そっ、か……じゃあこのままでもいいよ」
しずく「!……随分諦めが早いんですね。無理だって分かりました?」
歩夢「そうじゃないよ」
しずく「……?」
歩夢「しずくちゃんにされることなら何も嫌じゃない。全部受け止められるから」
歩夢「でもお願いだから……そんな辛そうな顔で泣かないで」
歩夢「私はしずくちゃんに泣いてほしくない。それだけが耐えられないの」
しずく「な……!?…………なんですか、それ……」
歩夢「それができないならこれを解いて」
歩夢「じゃないと、しずくちゃんの涙を拭ってあげられないよ」
しずく「何を……冗談ですよね……?」
―――この人はずっと、こんな状況で
しずく「ありえません……冗談だって……言ってください……」
歩夢「冗談じゃないよ」
しずく「……っ!!」
―――手を解いてと言い続けたその真意は
―――自分の身の心配ではなく、私の心配をしていたというの?
しずく「ふざけないでください!!ご自分の状況分かってるんですか!?」グッ
歩夢「きゃっ!」
しずく「何私の心配なんかしてるんですか!その相手に無理やり襲われてるんですよ!?」
しずく「どうして受け入れようとしてるんですか……!!」ウルッ
歩夢「無理やりじゃないよ。私、しずくちゃんになら本当に何されても良いから」
歩夢「これは合意の上……ううん、むしろこの状況を受け入れられていないのはしずくちゃんの方」
しずく「意味が分かりません!これは私の意志でやってるんです!」
歩夢「嘘だよ。しずくちゃん、え●ちの最中全然嬉しそうじゃなかった」
しずく「嘘をついてるのは歩夢さんのほうです!私にされてる間、ずっと嫌がって……」
歩夢「それはしずくちゃんが泣いてたから」
歩夢「このまましずくちゃんが自分の心をだまし続けても、絶対罪悪感に押し潰されちゃうから」
歩夢「だからお願い、自分を責めないで。怖がらないで。私は逃げないし、しずくちゃんを拒絶しないから」
しずく「―――」
―――あとは感じた時の喘ぎ声や恥ずかしさで咄嗟に出てしまう言葉くらい
―――確かに腕は縛っているけど足や身体はどこにも縛り付けていない
―――だというのに力ずくでの抵抗は一切されなかった
しずく「そんなはずありません……私に優しくするフリをして逃げようと……」
しずく(それこそそんなわけないって思い始めてるのに認められない)
しずく(だって認めちゃったら、私のしたことはなんだったの……?)
歩夢「……私、自分の感情抑えるの苦手だから」
しずく「……?」
歩夢「好きでもない人にここまでされて冷静に取り繕えるほど、私は演技上手じゃないよ」ニコ
しずく「―――っ」
―――そう、私は歩夢さんのそんなところに惹かれたの
―――いつだって自然体な歩夢さんが好き
しずく(本当に嘘じゃないの……?冗談じゃないの……?)
しずく(歩夢さん、本当に私の心配をしてるの……?)
しずく(もう……この先続けられるほど、私は私の心を騙せない……)スッ
シュル…
―――万が一これが演技で、解いた瞬間に逃げられてもいいかなって思ってしまった
―――嘘でもこんなに優しい言葉をかけてくれる歩夢さんに、これ以上酷いことはできない
歩夢「ありがとう」サスサス
―――縛っていた手首を軽く摩る歩夢さん
―――いくら抵抗されてないとはいえ、解けないように強めに縛ってしまったから少し跡が付いている
しずく「どうして歩夢さんがお礼を言うんですか……他に言いたいことがあるはずです」
歩夢「そうだね……じゃあひとつだけしずくちゃんに酷いこと言うね」スッ
しずく「……っ」ギュッ
―――ゆっくり近づいてくる歩夢さんに、思わず目を瞑り身構える
―――やっぱり、あんなことされたら誰だって……
歩夢「……しずくちゃんのばか」ダキッ
しずく「え……」
歩夢「……」
―――そう言うと、歩夢さんは私に抱きつくだけでそれ以上は何もしない
しずく「あ、あの……それだけ、ですか?もっと……」
歩夢「だけ、じゃないよ……どうしてそんなにいっぱいいっぱいになる前に言ってくれなかったの」
―――どうして?それはこっちのセリフ
―――どうしてそんなに優しいの
―――どうして私を許せるの
歩夢「違うよ。侑ちゃんとはそういうのじゃないの」
しずく「信じられるわけないじゃないですか……分かるわけないじゃないですか……」
しずく「二人で夜の観覧車に乗って、それを嬉しそうに話して……」
しずく「あれ以来毎日侑先輩と秘密のやり取りして、仲良さそうにして……言えるわけ、ないじゃないですかっ」
歩夢「あれは……侑ちゃんには恋愛相談に乗ってもらってたの。他に言える人いなくて……」
しずく「そんなの……、わかりませんよ……」
歩夢「……そうだね……そう思うよね。ごめん。悪いのは私だったね」
しずく「そうです……歩夢さんが、全部……っ」ポロ…
歩夢「うん……うん……ごめんね、辛い思いさせちゃって。こんな嫌な事させちゃって」ナデ、ナデ
しずく「あ……違……ごめ……ごめんなさ、……ごめんなさい……っ!」ポロ、ポロ
歩夢「ううん……でもよかった。私の言葉が届いてくれて」
しずく「……もう私に気を遣う必要はないのに……逃げてもいいのに、どうして……っ」ギュッ
歩夢「しずくちゃんこそ私が逃げないって思ったから解いてくれたんだよね?それと一緒」
しずく「そんなのじゃないです……自分の醜さに、歩夢さんに酷いことをする自分に耐え切れなくなっただけです」
歩夢「ふふ、しずくちゃんは優しいね」
しずく「何言ってるんですか……優しいのは歩夢さんだけです……」グスッ
歩夢「私もそんなのじゃないよ。しずくちゃんが好きなだけ」
しずく「……私……最低……もう、なんでこんなこと……っ」ポロポロ
歩夢「大丈夫。しずくちゃんは何も悪い事してないよ」ナデ…
しずく「どこが、ですか……っ」ヒック
しずく「やめてください……そんなこと言われたら私、どう償えばいいんですか……」
歩夢「……じゃあさっきの続きしよ?」
しずく「そっ…………それは、できません……」
歩夢「しずくちゃんから始めたのに……」
しずく「……これ以上はしません」
歩夢「もう、私がしてって言ってるんだよ?しずくちゃんは天邪鬼さんなの?」
しずく「だって……」
歩夢「もしかして嫌がる子を無理やりする方が好きなの?」
しずく「なっ!///、そういうことではありませんっ///」
歩夢「ふふ、ちょっと元気になった♪」
しずく「……っ///」
歩夢「どうしても嫌?」
しずく「……どうせ振り向いてもらえないなら嫌われてでもって、さっきまで本気で思ってたんです」
歩夢「……うん」
しずく「それが私の思い込みで、本当は好いてもらえてるって言われたら、急に怖くなってしまって……」
しずく「私、歩夢さんに嫌われたくないです。して良いことと悪いことが分からなくなっちゃいました……」
歩夢「私にしたことなら気にしないで良いんだよ?」
しずく「そういうわけにはいきません。もし歩夢さんが私のことを好きでなかったらと思うと……決して許されることではありません」
歩夢「…………わかった。じゃあこうしよっか」グッ
しずく「きゃっ」
ぽすっ
歩夢「私もしずくちゃんのこと襲ってあげる。それでおあいこ」スッ
しずく「え……―――ん!?」
しずく「あっ、あゆ……むさ、んっ……待っ……」
歩夢「ん……やだ」
しずく「はぁ、んむ……っ……」
歩夢「はぁ……しずくちゃん、されるのは慣れてなさそうだね」
しずく「べ、別にする方だって慣れてるわけじゃありません……///」
歩夢「そうなの?しずくちゃんに攻められてる時、私ちょっとドキドキしたんだよ?」
しずく「あれは、無我夢中だったというか、歩夢さんに興奮してしまって……///」
歩夢「そっか……がんばったんだね」ナデナデ
しずく「なんですかそれ……///」
歩夢「んー、わかんない」ちゅっ
しずく「んっ……」
―――まだ身体を触られたわけじゃない
―――歩夢さんの身体に触れているわけでもない
―――でもただ想いが通じ合っているだけで、キスをするだけで気持ちいい
しずく「……はぁ……あゆむさん……ん、んっ」
歩夢「……」スッ
するっ……
むにっ
しずく「ぁ……///」
歩夢「しずくちゃん……」サワサワ
しずく「や、手つきがやらしいです……///」
歩夢「襲ってるんだもん、我慢してね」ムニムニ
―――襲ってると言いつつ触り方はとてもゆっくりで優しい
―――私の罪悪感を払拭するための歩夢さんの優しさ
しずく「歩夢さん……ありがとうございます」ギュ
歩夢「しずくちゃん襲われてるんだよ?お礼言ってどうするの」クスッ
しずく「……ありがとうございます」
歩夢「……いいんだよ」ナデ…
しずく(気持ちいい……私も歩夢さんになら何されてもいいって思う……)
歩夢「……」フニ、フニ
しずく「ん……♡」
歩夢「……」ムニュ
しずく「ぁ♡、歩夢さん……」
歩夢「……かわいい」モミ、モミ
しずく(歩夢さんが私に触れてくれてる……私を愛してくれてる)ドキドキ
―――私がするのと歩夢さんがしてくれるのでは話が違う
しずく(嬉しい……)
歩夢「服脱がせていい?」
しずく「……襲ってるのに聞くんですか?」
歩夢「……そうだったね」プチプチ
しずく「……そうですよ///」
パサッ
しずく「ひゃ……///」
歩夢「……軽く触れただけなのに。かわいい」
しずく「私もドキドキしてて……」
歩夢「びっくりしちゃった?」ムニュン
しずく「んんっ♡、……はい///」
歩夢「もう、本当に可愛い……好き……」
しずく「っ///、本当ですか……?」
歩夢「好きじゃなきゃこんなことしないよ」クリ、クリ
しずく「あ、そこっ……や♡」ピクッ
歩夢「しずくちゃんにされたこと、全部してあげるからね」クニクニ
しずく「それって……?///」
歩夢「うん。胸も、お口も。こっちもね」クチュ…
しずく「んっ♡」ビクッ
歩夢「ふふ、こっちはまた後でね。楽しみだね」ちゅっ
しずく「ぁ、やっ……♡」
歩夢「ん……れろ……まずは、こっひ♡」キュッ
しずく「んん♡、ん、む♡」
―――胸を弄られながらキスをされる
―――歩夢さんの舌の感触を自分の舌で感じ取る
しずく「んっ、はむ……ちゅる」
―――唇を少し閉じて、まるで舌を逃さないようにと挟んで吸われる
しずく「んっ、あ、あゆむさ……ちょっ……んむ」
歩夢「はぁ、はぁ、……んちゅ」
―――歩夢さんがこんなに私のことを求めてくれるなんて
―――私の一方通行だと思っていた行為が。好意が返ってくるなんて
―――歩夢さんに襲われることで許されるのなら、いくらでも襲って欲しい
歩夢「しずくちゃん、乳首ぴんぴんに張っちゃってるね♡」クリッ
しずく「いやっ♡、言わないでください……///」
歩夢「ほとんどキスしてただけなのに……もしかして襲われるのが好きなの?」ムニュン
しずく「違います……わたしはただ、歩夢さんのことが……///」
歩夢「……違わないね♡私に襲われるのが好きってことだよね?」クリッ
しずく「やっ♡、あぅ♡」
歩夢「ほら、少し先っぽ摘んだだけでやらしい声」
しずく「はぁ……はぁ……歩夢さん」
歩夢「うん?」
しずく「……歩夢さんは……え●ちな子は、お嫌いですか……?」ウルウル
歩夢「―――」
しずく「あの……?」
歩夢「……はぁ……もう、かわいすぎるよ……ん……」ちゅっ
しずく「あ、ん……ちゅむ……っ、あ、あゆむさん……」
歩夢「ぷは……まだ不安なの?私のこと信じられない?」
しずく「……少しだけ」
しずく「私と?」
歩夢「私はしずくちゃんになら何されても好きだし、何でもしたいって思うよ。違った?」
しずく「いえ……私も同じです」ギュッ
歩夢「えへ、よかった」ナデナデ
―――歩夢さんに抱きしめられ、頭を撫でられる
―――歩夢さんに好かれていることに安心し、同時に好きの気持ちが込み上げて大きくなる
歩夢「私はね、私に好かれようと頑張ってくれるしずくちゃんも可愛いなって思うけど」
―――撫でる手の温もりが頭から体の芯まで伝わるよう
歩夢「ありのままのしずくちゃんが一番好き。だから無理しなくていいんだよ」
しずく「ありのままの私なんて、好きな人の気持ちを無視して縛り付けて襲っちゃうような醜い女の子です」
歩夢「それを知った上で私はしずくちゃんとえ●ちしてるんだよ」
しずく「歩夢さん……」
歩夢「……こうして抱きしめてるだけでなんだか気持ちいいね」ギュッ
しずく「あたたかいです……」
―――ヤケになって冷え切って凍った心は歩夢さんの優しさに溶かされてすっかり温かくなってしまった
―――だから、何かがきっかけでこの温もりが再び冷えてしまうのが怖いの
―――野暮でもなんでも、言葉にして確認しないと不安なの
しずく「ぁ、歩夢さん、それは恥ずかしいです……///」カァァ
歩夢「しずくちゃんも私の匂い嗅いだでしょ?私だって恥ずかしかったんだからね?」スンスン
しずく「うぅ……///」
歩夢「大丈夫だよ、すごく甘くて良い香り」
しずく「言わなくて良いです///」
―――私と同じことをされては私には拒否する権利がない
―――いや、そもそも今の私には何されても拒否はできない
―――だから黙って嗅がれるの
しずく(別に嗅がれたいわけじゃないもん……///)
歩夢「それに、しずくちゃんの身体柔らかくて……ずっとこうしてたい」サワッ
しずく「あっ……♡」
歩夢「……かわいい」
しずく「んっ♡、あ……んっ♡」
歩夢「ぴんぴんの乳首、舐めてあげるね」ペロ……
しずく「ひぁっ!!」ビクンッ
しずく「―――っ///」バッ
―――自分でもびっくりするくらい声が漏れてしまい恥ずかしくなって咄嗟に口を塞ぐ
歩夢「ひもひいい?」ペロ、ペロ
しずく「……っ♡」フルフル
歩夢「おひえて?」チュウ
しずく「ふっ……んっ……♡」
―――歩夢さんって意外と少しいじめっ気があると思う
歩夢「……むー、無視するんだ……それなら……」
かぷっ
しずく「ふぁっ♡♡」ビクッ
歩夢「……ふふっ。かわいいね♡」
しずく「~~~っ///」バッ
歩夢「ふふ、また抑えるってことはもう1回して欲しいってことかな?」
しずく「ち、違いま―――」
歩夢「あむっ」カプッ
しずく「ぁんっ♡」
歩夢「えへへ、え●ちでかわいい声♡我慢しなくてもいいのに」
しずく「知りませんっ///」ギュッ
歩夢「んっ……ぁむ……れろ……」
しずく「ふっ……はぁ……んんっ」
歩夢「しずくちゃんの乳首、おいひい……♡」チュパ…
しずく「味なんて、しませんよ……んっ///」
歩夢「ん……ううん、甘くて美味しいよ?」
しずく「甘いだなんて……そんなわけありません///」
―――先ほどキスでたくさん感じ取った歩夢さんの唇と舌の感触を、今度は乳首で感じる
―――小さな乳首から全身に伝わる大きな電撃のような刺激が私をおかしくさせる
―――自分で弄った時はこんなこと一度もなかったのに胸だけでこんなことになってしまうということは……
―――身体が勝手に期待して芯からじんわりと熱くなっていく
―――まだ触れられてもいないのに下着がじんわりと濡れていく
歩夢「ちゅぱ……しずくちゃん、どうかした?」ピトッ
しずく「あ……ぅ……///」
―――それに気を取られる私を当然のように見逃さず、より身体をくっ付けて聞いてくる歩夢さん
しずく「なんでもないです……////」モジモジ
歩夢「……」ムニュムニュ
しずく「ぁ♡、んっ……」
歩夢「……」クリクリ
しずく「んんっ、ふぁ♡」
しずく(なんで……歩夢さん、急に黙って……っ///)
歩夢「……」カプッ
しずく「あっ♡……んっ……は、ぅ……♡」
歩夢「……」チュゥ
しずく「あっ♡、や、今、吸われたらっ♡」
歩夢「……」チュウゥゥ
しずく「ぁ―――っ♡♡♡」ビクッ、ビクッ
歩夢「……♡」チュパ、チュパ
しずく「っ、はぁ……♡」ピクン、ピクン
歩夢「……ふふっ」ナデナデ
しずく(歩夢さんに、胸だけでイかされちゃった……)ドキドキ
歩夢「しずくちゃん、気持ちよかった?」キュ、キュッ
しずく「ひぁ♡、や……、今イったばかりでっ♡」ビクッ
歩夢「だからいじってるの♡言ったでしょ?しずくちゃんにされたことは全部してあげるって♡」
―――一番敏感な状態の乳首を摘ままれて身体が快感を過剰摂取して落ち着く暇がない
歩夢「素直なしずくちゃんかわいい♡」
しずく(また、可愛いって―――///)
歩夢「―――でももっと素直になってほしいなぁ♡」グイッ
しずく「!?、だめっ!///」バッ
歩夢「力入らないでしょ?」スルッ
―――イかされて思考力と抵抗力を低下させられて、いじめられ続ける乳首に意識を向けさせられて
―――可愛いと言われて少し舞い上がって油断した私の隙を突いて下着をはぎ取られてしまう
―――そうして晒された私の下の口は
とろっ……
しずく「ぁ、やだっ……!///」カァァ
歩夢「やっぱり。なんでもなくなかったね、もうこんなにえ●ちなおつゆ垂らして欲しがってる♡」ジー
しずく「いやっ♡、見ないでくださいっ///」
歩夢「いやしい、やらしい、え●ちなしずくちゃん♡」ニコ
―――歩夢さんの指を欲して、いやらしいよだれを垂れ流して食べたそうにしている
―――そんな私の卑猥なおまたを嬉しそうな顔でじっくりと見つめてくる
しずく「違いますっ///」
歩夢「何が違うの?ここ、ひくひくってしてて切なそうだよ♡」ツン…
しずく「ふぁっ♡、んっ……♡」
歩夢「……しずくちゃん」クニッ
しずく「あっ♡、ちくびだめっ……♡」
歩夢「しずくちゃん、かわいい……愛してる……ちゅ……」クリ、クリ
しずく「あ、歩夢さっ……んむっ♡」
―――頭も胸の先もとろとろにされて、歩夢さんへの想いが高まって心がきゅぅっとしてしまう
―――たまらず、私も歩夢さんを求めて舌を絡めにいく
しずく「好き……れろ……ん、あゆむさん、すきっ♡」チュル、チュパ
歩夢「ん……ふっ……」フニフニ
しずく「ぁ……はぁ……♡」
歩夢「……んぅ……ちゅ……」ペロ、ペロ
しずく「ぁう……は、ぁ……ん……♡」
歩夢「ふふっ……♡」クリッ、クニッ
しずく「あっ……んっ……♡」
―――お互いを求めるキスと、優しく撫でるような手つきで胸を揉まれながら
―――乳首への刺激は少し強めに、不規則にきゅっと摘ままれ続ける
しずく「はぁ……あ、あっ……ん……♡」
歩夢「しずくちゃん……」
しずく「ぁ……ん……♡」
歩夢「そろそろお楽しみのこっち、してあげるね」スッ
しずく「あっ……♡」ゾクッ
―――耳元で囁かれると同時に、指先が私の秘部へと躊躇なく伸びてきて
しずく「やっ……待ってくださ―――」
歩夢「だめ。待てない♡」ツプ…
しずく「んぁ――っ♡♡」ビクンッ
―――待ち遠しくて仕方なかったかのように、歩夢さんの指を咥え込んだ瞬間に悦びで小さく身体が跳ねる
歩夢「ふふ……しずくちゃんも待てなかったんだね。おあずけしちゃってごめんね♡」クチュ、クチュ
しずく「やだ、待っ……はぁ……はぁ……違い、ま……っ///」キュンキュン
歩夢「軽くイっちゃってるよね?無理しないでいいんだよ?」ニュプ、ニュプ
しずく「ひぁっ♡、だ、だから……ぁ♡、イったばっかりはだめですっ♡」ビクン、ビクン
歩夢「本当にだめなの?すごく気持ちよさそうだよ♡」ジュプ、ジュプッ
しずく「だめですっ……私また、またっ……♡」
歩夢「何回でもイっていいんだよ♡、我慢しないで♡」グチュッ
ぐりっ
しずく「ふあぁぁっ♡♡♡」ビクッビクンッ
―――歩夢さんが私の一番敏感な突起をつまんで少し捻るように擦りあげる
―――その刺激で再び身体中に電流が流れるような快感に襲われ、背中を大きく反らしてすぐに絶頂を迎える
歩夢「わぁ♡、すごい……そんなにきもちよかった?」
しずく「はぁっ……ふぅ、はぁ……はぁ……♡」ピクン、ピクン
歩夢「……ちょっとごめんね」グイッ
しずく「ふぇ……?」
歩夢「……」スッ
―――そしてそのまま顔を近づけていき口を付ける
歩夢「……しずくちゃん、きれいだよ」チュ…
しずく「あっ……やだっ、きたないです!///」カァァ
歩夢「ふふ、私とおんなじ反応だね」ペロ、ペロ
しずく「や、ぁ♡、だめ、ですっ///」キュンキュン
歩夢「汚くなんか無いよ。しずくちゃんのおつゆでテラテラ光ってて綺麗……♡」
しずく「そういうことではなくてっ///」
歩夢「しずくちゃんもしたんだから、私だっていいでしょ?」
しずく「そ、それは……」
歩夢「いただきます……♡」チュル…
しずく「ひゃっ、あっ♡」
―――歩夢さんが再び私の秘部に舌を伸ばし、溢れ出る愛液を舐めとっていく
歩夢「ん……おいし♡」
しずく「いやっ……恥ずかしいですっ……♡」
歩夢「もっとちょうだい?全部飲ませて……♡」チュルル
しずく「んあぁっ♡、吸わないでくださっ……♡」ビク、ビク
歩夢「んむ……ん……♡」チュル、チュプ
しずく「あっ……あぁ……♡」ピクピク
歩夢「んぅ……ちゅ……」ニュププ
しずく「やっ……あっ……♡」
―――その刺激で分泌される愛液を舌で絡めとられて吸い出される
―――その愛液を求めて膣内に挿入された舌が……
しずく(これ、終わらない……♡、私、いつまで歩夢さんにこうされちゃうの……?///)ドキドキ
歩夢「ん……ふっ……♡」チュウゥ
しずく「はぁ、はぁ……あぁっ♡」
歩夢「ぷぁ……。おいしい……♡」
しずく「あ、あゆむさっ、もうゆるして……っ♡」
歩夢「だめ♡まだまだ全然足りないよ?」ペロ、レロ
しずく「あっ……♡」ピクン
歩夢「……かわいい♡。もっともっと味合わせてね?」ジュルッ
しずく「ふあぁぁっ♡」ビクッ
歩夢「んぅ……ちゅ……」チュゥゥ
しずく「やっ♡それだめですっ、やぁっ///」
歩夢「んー?」チュプ、チュプ
しずく「ひぁっ、やめてくださいっ……♡」
歩夢「なんれ?ひもひいいれしょ?♡」ニュププ
しずく「しゃべらないでっ♡、ひゃっ……♡」
歩夢「ふぅ……んっ♡」グリッ
しずく「ひゃぅっ♡」ビクッ
―――敏感な突起を舌先で押し潰すようにして刺激される
歩夢「ふふ……♡」チュプ、チュプ
しずく「ああぁっ♡」
歩夢「しずくちゃん、かわいいよ……大好き……」ジュルル
しずく「だめですっ、ほんとにおかしくなっちゃいますっ♡もう、イっ―――」フルフル
歩夢「…………」スッ
しずく「ぁ……ぇ……?」ハァ、ハァ
―――まさにイきそうなタイミングで、急に止められて情けない声が漏れる
歩夢「おかしくなられたら困るから」ニコニコ
しずく「な……///」
―――そんなの言葉の綾に決まってるのに。分かってるくせに
しずく「ひどいです……いじわるしないでください……」モジモジ
歩夢「ごめん、冗談だよ」
ぐいっ
しずく「あ……///」
―――不意に足を掴まれて、更に大きく開かされる
―――イきたくて仕方ない私のやらしいおま●こは入り口を濡らし、太ももを濡らし、ベッドを濡らし続ける
しずく「んっ♡」トロ…
歩夢「たくさんイってくれるしずくちゃんとっても可愛くて……」クチ、クチ
しずく「なに、を……するんですか……?」ドキドキ
―――私のあそこから掬った愛液を自分のあそこに塗りつける歩夢さん
―――なんとなく予想のつく展開に、分からないふりをしつつも期待が抑えられない
歩夢「でも、私もまたしずくちゃんにして欲しくなっちゃったから」トロ…
―――そうして準備が整った歩夢さんのおま●こを
歩夢「一緒に、気持ちよくなろうね……♡」にゅるっ
しずく「あ―――っ♡」
―――私のおま●こにぴったりとくっ付けて押し付けられる
―――私の股の間に歩夢さんの股を差し込んで、女性器をお互いの身体で包み込む
歩夢「んっ……あつい……しずくちゃんのここ……♡」ズリ、ズリ
しずく「あっ、んんっ♡んっ♡」グイグイ
―――歩夢さんから与えられる刺激に呼応して返すように、私も腰を動かしてしまう
歩夢「はぁ♡すごい、え●ちな気分になっちゃうっ♡」ニチュ、ニチュ
しずく「歩夢さ……はぁ、あん♡、あぁっ♡」ヌル、ヌル
―――刺激の強さで言えば、指や舌を入れられてる方が強い
―――でも、お互いの大事なところを擦り合わせてるという行為自体がはるかに興奮させる
―――今日行ったどんなえ●ちな行為よりもドキドキさせる
しずく「はぁ♡はぁ♡」
ずりゅっずりゅっ
ぴちゃ、ぴちゃ
しずく「あゆむさん♡、あゆむさん♡」グッグッ
歩夢「んっ♡、ふふ、しずくちゃん、すごい腰使い、だよ♡」ニチュ、ニチュ
しずく「ふぇ……?♡」
歩夢「しずくちゃんも、え●ちな気分になっちゃってるの?♡」ハァ、ハァ
しずく「え……あぁっ///」
―――言われて、目の前に伸ばされた歩夢さんの足にぎゅっとしがみついてることに気が付く
―――そして最高潮に達した興奮度が、強く歩夢さんを求めて自ら激しく腰を動かして
―――上下左右、いろんな角度から歩夢さんのおま●こに擦り付ける
―――ひたすら快楽を貪るえ●ちでやらし過ぎる私がそこにいた
しずく「いやぁっ///」バッ
―――たまらず顔を両手で覆う
しずく「どうしてそんないじわるなこと言うんですか……!///」カァァァ
歩夢「それ。しずくちゃんのそれが見たくて♡」ニュル、ニュルン
―――そんな私を言葉でいじめて、身体でもいじめ続ける
歩夢「そうだよ♡だから恥ずかしがらないでいいんだよ♡」
しずく「ず、ずるいです……っ♡」
歩夢「ほら、しずくちゃんも動いてくれないと寂しいな♡」グイッ
しずく「あっ、やだ///、だめですっ♡」フイッ
―――顔を覆う手を引き剥がされて、真っ赤な顔を見られる
歩夢「はぁ……♡、やっぱり可愛い♡」ニチュ、ニチュ
ぐい、ぐい
しずく「ひゃ、あぁ♡、恥ずかしいですっ///」ピクンッ
―――そのまま腕を引っ張られ、身体を揺すられて、私と同じようにおま●こを擦り付けてくる
歩夢「しずくちゃん、しずくちゃんっ♡」ズリ、ズリュッ
しずく(私、なんだか歩夢さんに犯されてるみたい……っ♡♡)ドキドキ
―――顔を見られたくなくて必死に背ける私と、それを楽しんで辱めてくる歩夢さん
―――腕を掴まれて一方的に、無理やり気持ち良くさせられてる感覚に陥る
しずく(身も心も歩夢さんのものにされちゃうっ♡♡)キュンキュン
―――こんな幸せがあっていいのかな
ぽた、ぽた
歩夢「!……しずくちゃん……大丈夫だよ」ギュッ
しずく「あゆむさ……あ、あれ……」ポロポロ
―――悲しくないのに涙が溢れる。幸せな自分を信じられない、嬉し涙
―――歩夢さんも私の気持ちを分かってくれて、身体を起こして抱きしめられる
しずく「歩夢さん……私、ずっとずっと、あなたのことが好きでした……っ」グリ、グリ
歩夢「うんっ、私も……っ、大好きだよ、しずくちゃんっ」
しずく「んっ……ちゅ……」
歩夢「ぁむ……れろ……」
ゆさ、ゆさ
―――口付けを交わして、身体を重ねて、最後に気持ちを繋ぐ
―――私のせいで順番がめちゃくちゃになっちゃったけど、それでも結ばれた
―――このまま、一番幸せな気持ちのまま絶頂したい
しずく「ぷはっ……あ、歩夢さん、わたし、もう……!」フルフル
歩夢「はぁ、はぁ……うん、いいよ……、わたしもっ」
ぐちゅ、ぐちゅっ
ずりゅんっ!
しずく「あぁぁ―――っ!♡♡♡」ピクンッ‼︎
歩夢「ひぁ、~~~っ!♡♡♡」ビクッビクッ‼︎
ぷしゃぁぁっ
しずく「あっ♡、―――っ♡♡」ギュッ
歩夢「やぁ♡、まだ、イって……っ♡」ギュー
びく、びくん!
―――今までに経験したことのない強烈な快感に、お互い抱き合って耐える
―――身体が気持ちよさで溶けて混じりあってしまうのではないかと、あり得ない心配をしてしまうほど
しずく「んんっ……ぁ、はぁ……ふぅ……」
歩夢「はぁ……しずくちゃん……すき……だよ……」
ぴくん、ぴくん
―――その間も私に愛を囁き続ける歩夢さんに、心まで溶かされながら……
――――
―――
――
歩夢「なぁに?」
しずく「呼んだだけです……」スリスリ
歩夢「……えへ……かわい♡」ナデナデ
しずく「ん……」
―――うっとりした顔で頭を撫でられる
―――絶頂の余韻が少しずつ去っていく寂しさを、その手の心地よさで埋めてくれる
―――お返しにと私も歩夢さんに身体を擦り寄せる
歩夢「ごめんね、私……結構しずくちゃんのこといじめちゃったかも……///」
しずく「そんなの……私こそ似たようなことをしてましたから……///」
―――そして、それ以前に
しずく「……それよりあの、私……んむっ」
歩夢「だぁめ」ピトッ
―――心を読まれて言葉を阻まれる
しずく「でも、やっぱり……」
歩夢「許して欲しかったらそのことは忘れて」
しずく「無茶言わないでください……」
歩夢「……じゃあひとつだけ私と約束して」
しずく「なんですか……?」
歩夢「どんな些細なことでもいいからせめて私には相談して」
歩夢「私にできることならなんでもする」
歩夢「もしかしたら話を聞くだけになっちゃうかもしれないけど一緒に悩ませて。巻き込んで。」
歩夢「それでももし二人でも背負いきれなくてどうしようも無くなったら……その時は、一緒にどこまでも堕ちてあげる」ニコ
しずく「―――っ」ウルッ
しずく(そんなの……っ)
―――嬉しすぎて、言葉に詰まって気の利いた事は何も言えないから
歩夢「……っていうのはちょっと重すぎるかな……えへへ」
しずく「……」ギュッ
歩夢「!……ふふっ」ナデ、ナデ
―――精一杯抱きしめて、想いを表現する
しずく「歩夢さん……」
歩夢「なぁに?」
―――道を踏み外した私の手を掴んでくれて
―――醜い野獣のように荒れてしまった私の傷付いた心を癒してくれて
―――私が勝手に書き換えた、救いのないストーリーをハッピーエンドにしてくれて
しずく「ありがとう、ございます」グスッ
歩夢「……どういたしまして」ニコッ
おわり
あゆしずもいいな
朝から最高の気分
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