【SS】ルビィ「だいすきな鞠莉ちゃん」【ラブライブ!サンシャイン!!】

ラブライブ

【SS】ルビィ「だいすきな鞠莉ちゃん」【ラブライブ!サンシャイン!!】

3:(あら) 2023/02/01(水) 22:51:16.53 ID:kyGeV5Qs

花丸「ここだけの秘密なんだけど……、」

花丸「マル、最初果南ちゃんのこと怖かったんだぁ……」

善子「あーーー……無理は無いわね。私も最初は怖かったかも」

花丸「それに比べて鞠莉ちゃんは最初からフレンドリーな人だったずら」

ルビィ「あはは…あれはフレンドリーを通り越してるというか……」

花丸「善子ちゃんは?最初は怖かった〜って人居る?」

善子「そうねぇ……怖い、とは少し違うかもしれないけど……何でもお説教してくるリリーは少し苦手、だったかも?」

ルビィ「あれは善子ちゃんが暴走し過ぎてたんだよぉ」

花丸「そうずらそうずら」

善子「違うわい!ってか善子じゃなくてヨハネ!」

花丸「今気付いたずら〜?」

 

4:(あら) 2023/02/01(水) 22:51:40.97 ID:kyGeV5Qs

善子「ふんっ……まあでも、リリーは今では大切なリトルデーモンの一人よ。苦手意識も無くなったし」

花丸「それを言うならマルも今では果南ちゃんと仲良しずら!」

花丸「…ルビィちゃんは、怖い先輩とか居なかった?」

ルビィ「そうだなぁ。三年生は皆お姉ちゃんと昔から仲が良かったから、よくお家に遊びに来たりもしてて……怖くはなかったよ」

善子「へぇ?意外ね、あんたすぐ怯えると思ってた」

ルビィ「知らない人は怖いけど……お姉ちゃんのお友達は、気になってたから。あんまり怖いって感じたことはないなぁ……」

善子「何、ダイヤが友達居ないと思ってたってこと?」

ルビィ「ち、違うよぉ!」

ルビィ「憧れのお姉ちゃんがどんな人と仲が良いのか気になったってことだよぉ!」アワアワ

 

5:(あら) 2023/02/01(水) 22:52:02.55 ID:kyGeV5Qs

花丸「いざ見てみたらやんちゃな人ばっかりでビックリしなかった?」

ルビィ「最初はビックリしたよ」

善子「そりゃそうよ。元気が取り柄のやんちゃガールに金髪お嬢様だもの。誰でも驚くでしょ」

花丸「初めて会った日のこととか、覚えてる?」

ルビィ「うーん……インパクトが強過ぎて、逆に覚えてないかなぁ……」

善子「ふぅん……あ、それでこの前の話なんだけど――」

 

6:(あら) 2023/02/01(水) 22:52:28.47 ID:kyGeV5Qs

―――
――

ルビィ「ただいま〜」

ダイヤ「おかえりなさい、ルビィ。ちゃんと手洗いうがいするのですよ」

ルビィ「はぁい」

ルビィ「(初めて会った時のこと、かぁ……)」ジャーッ

ルビィ「(ビックリした、っていうのは覚えてるんだけど……)」ガラガラガラ ペッ

ルビィ「……あんまり覚えてないなぁ……」

ダイヤ「ルビィ、学校の宿題は終わったの?」

ルビィ「今からやるよ〜」

ダイヤ「分からない事があったら教科書を見てから私を呼ぶんですのよ。分かった?」

ルビィ「分かってるよぉ」

ポスッ

ルビィ「(少し眠たくなってきちゃったから、ちょっとだけ寝てから始めようかな……)」ゴロッ

ルビィ「(アラームを30分後にかけて……っと、)」ポチポチ

ルビィ「(むにゃ、……)」Zzz

 

7:(あら) 2023/02/01(水) 22:52:58.33 ID:kyGeV5Qs


――
―――

ダイヤ「ルビィ、今から私のお友達の鞠莉さんが家に遊びに来るから、迷惑掛けちゃだめよ。わかった?」

ルビィ「まり、さん……?」

ダイヤ「ええ、わたくしの大切なお友達ですわ」

ダイヤ「わたくしは鞠莉さんに出すお茶を持ってくるから、その間鞠莉さんの話し相手をしてあげてほしいんですの」

ルビィ「……ルビィにできるかな……」

ダイヤ「できますわよ。絶対に。それじゃ、取ってきますから」タッタッタッ

鞠莉「ルビィちゃん?」ヒョコ

ルビィ「ぴぎゃっ……!」ビクッ

鞠莉「こっちおいで」ポンポン

ルビィ「う、うん……」トテトテ

 

8:(あら) 2023/02/01(水) 22:53:25.35 ID:kyGeV5Qs

鞠莉「今、ルビィちゃんのお姉ちゃんがお茶持ってきてくれるんだって」

ルビィ「おねぇちゃんが?」

鞠莉「そうっ、お姉ちゃんが。ダイヤはしっかり者ね」

鞠莉「お姉ちゃん、いつもこんな感じなの?」

ルビィ「……おねぇちゃんは、ルビィよりもしっかりしてるんだぁ。だからお客さんが来たときもおねぇちゃんがおかしを持ってきたり……一人になっちゃうルビィと遊んでくれたりするの」

鞠莉「そっかぁ……」

鞠莉「そうだっ」ピコーン

鞠莉「ルビィちゃん。チョコレート、食べる?」ゴソゴソ

ルビィ「でも……、ごはん前におかし食べるとおねぇちゃんに怒られちゃうから……」

鞠莉「大丈夫っ。ダイヤには内緒にしておくし、もし怒られたら私があげたって言うから!」

 

9:(あら) 2023/02/01(水) 22:53:49.07 ID:kyGeV5Qs

ルビィ「……ほんと?」

鞠莉「ほんとほんと!お家から持ってきたチョコレートだから溶けちゃってるかもしれないけど……」

ルビィ「……ありがとう」ポソリ

鞠莉「うん、召し上がれ」

ルビィ「あむ……っ、」モグ

ルビィ「!!」パアァッ

ルビィ「おいしい!」

鞠莉「ほんと?良かった〜!」

鞠莉「ルビィちゃんとちゃんとお話するの、今日が初めてだったから仲良くなれるか心配で持ってきちゃったんだ」

 

10:(あら) 2023/02/01(水) 22:54:14.12 ID:kyGeV5Qs

ルビィ「ルビィと仲良く?」

鞠莉「うんっ、ルビィちゃんってばすっごい可愛いから!仲良くしたかったの!」

ルビィ「そっかぁ……」

鞠莉「ルビィちゃんは、嫌?」

ルビィ「ううんっ」フルフル

ルビィ「ルビィも仲良くしてみたかった!」

鞠莉「!!やったあぁ!」ギューッ

ルビィ「わっ!?く、苦しいよぉ……」

鞠莉「だってぇ!すっごい嬉しいんだもん!」ギューッ

ダイヤ「ンマー!うちの妹に何してるんですの!」ムキーッ

 

11:(あら) 2023/02/01(水) 22:54:36.66 ID:kyGeV5Qs


――
―――

ピピピピッ ピピピピッ

ルビィ「……ぁ、」パチッ

ルビィ「昔の、夢……?」

ルビィ「そっかぁ、鞠莉ちゃん。ルビィにチョコくれたんだ……」

ルビィ「あの日からずっと、鞠莉ちゃんは優しいなぁ……」

「ルビィー、夕飯の時間ですわよー!」

ルビィ「わああっ、もうそんな時間!?」アワアワ

ルビィ「はぁい、今行きま〜すっ!」トテテテッ

 

12:(あら) 2023/02/01(水) 22:55:01.04 ID:kyGeV5Qs

―――
――

鞠莉「んーっ、それにしても今日は良い天気!練習日和ね〜」

鞠莉「……それにしても、少し小腹が空いたなぁ……おかしでもつまもっかなぁ……」ウーン

ルビィ「ま、鞠莉ちゃんっ!」

鞠莉「Wow!ルビィからなんて珍しい!どうしたの?」

ルビィ「これっ、あげる」

鞠莉「チョコレート?どうしたの、突然」コテリ

ルビィ「それは……ナイショだよぉ」

鞠莉「気持ちは嬉しいんだけど……実は最近マリーのstyleが気になって……果南にも糖質制限されてるとこなのよねぇ……」

 

13:(あら) 2023/02/01(水) 22:55:48.10 ID:kyGeV5Qs

ルビィ「そ、それなら!」

ルビィ「それなら果南ちゃんには秘密にしとく!絶対!」

ルビィ「鞠莉ちゃんが見つかって怒られちゃったら、ルビィも一緒に怒られるから!」

鞠莉「……ふふ、なぁに?今日はやけに積極的じゃない。そんなに美味しいチョコレート持ってきてくれたの?」

ルビィ「そっ……そういう訳じゃないんだけど……」

鞠莉「ありがとう、ルビィ」ポフポフ

ルビィ「へ?」

鞠莉「それじゃ、二人で秘密のチョコレート、食べちゃおっか!」ナデナデ

ルビィ「!」

ルビィ「うんっ!」ニパ

ルビィ「(やっぱりルビィ、こんなに優しくしてくれる鞠莉ちゃんのこと、だいすきだなぁ……)」

ダイヤ「ルビィー!鞠莉さーん!練習始まりますわよー!」

まりるび「「はぁーい!」」

鞠莉「それじゃ行こっか」

ルビィ「うん!」

鞠莉「(あれ、覚えてくれてたなんて……)」

鞠莉「(ほーんと、ルビィったら可愛いんだから♪)」

おわり
中身の無い話ですみません

 

14:(もみじ饅頭) 2023/02/01(水) 22:56:54.09 ID:nCBiVSOW

おつ
かわいい癒された

 

15:(やわらか銀行) 2023/02/01(水) 23:00:30.39 ID:bRY70u+g

まりルビすこ

 

16:(らっかせい) 2023/02/01(水) 23:00:44.62 ID:c+BRDrJP

乙!
るびまり最高や

 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1675258298/

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