ミア「WBC優勝はステイツで決まりさ。今日ジャ〇プは野球とベースボールの差を思い知るだろうね」(後編)
トラウト「……」
侑「威圧感が凄い…」
ミア「さあここから反撃だ!!」
トラウト「」カーーーーン!!
ミア「おおおおおおお!!!!!」
かすみ「ぎゃああっ!打たれたあ!!」
近藤「」パシッ!
ミア「うわああっ…..!!」
かすみ「ほっ…よかった」
トラウト いい当たりもライトライナーに倒れる
ミア「まだまだチャンスはある!」
ミア「USA!! USA!! USA!! USA!! USA!! 」
一死一二塁でゴールドシュミット
大勢「」シュッ!!
ゴールドシュミット「」カーン
璃奈「これはダブルプレーになりそう」
ミア「あっ!おい!おい!最悪だ!ゲッツーコースだ!」
山田「」パシッ シュッ
アウト!
岡本「」パシッ
アウト!!
ミア「ああああああああっ…….!!!!!!」
愛「おおー!このピンチを抑えた!」
ゴールドシュミット、ダブルプレーでチェンジ
日本、無死一二塁のピンチを無失点で切り抜ける
対してアメリカ、無死一二塁のチャンスで得点できず….
山田にGGとって欲しかったなあ
ミア「Shit! なんで得点できなかったんだよ!もおー!」
果林「ミアが前の回から不機嫌ね…」
璃奈「アメリカにしたら絶好のチャンスだったし、仕方ない」
大谷「」カーーン
ミア「うわあああ…」
せつ菜「おお!いい当たりです!」
シフトで一二塁間に寄っていたターナーがダイビングキャッチ!
ランジュ「きゃあ!凄い守備だわ!」
ミア「ターナーナイスキャッチ!流石の俊足!!」
ターナー「」 シュッ!!
大谷「」タタタタタタタタッ!!
エマ「けどこっちも速いよ!」
侑「さあどっちだ!」
セーフ!!!
ミア「いやアウトだ!これはチャレンジだよ!!!」
アメリカ、チャレンジをする
しずく「審判はどっちの判定をするのでしょう…」
ミア「うわぁ…セーフか…」
歩夢「全力疾走すごかったね」
栞子「そうですね。あと、あの選手の守備も素晴らしいプレーでしたね」
歩夢「うん。どちらもワンプレーに必死なのが伝わるよ」
大谷、ショート内野安打で出塁 アメリカはチャレンジ失敗
吉田「」カーン
侑「あっ….これは…」
ミア「やったあ!ゲッツー!!」
歩夢「今度は日本がダブルプレー…」
果林「なんかこのプレー多いわね」
吉田ダブルプレーでチェンジ
6番手ダルビッシュが登板
2球でアレナドをセンターフライに打ち取る
しずく「ダルビッシュ有….名前が侑先輩と似てますね」
侑「おー確かに。侑と有で似てるね」
かすみ「なんか侑先輩が投げてるみたいですね」
侑「あははっ。いくら名前が似てるからって、流石に私と野球選手とじゃ違いすぎるよ」
シュワーバー、ファウルで粘るも、徐々にいい当たりが目立ち始める
侑「なんか、さっきから怖い当たりが多いね」
しずく「は、はい….徐々にタイミングが合ってきてるような….」
歩夢「侑ちゃん、あんまり打たれないでね」
侑「私に言われても…」
かすみ「大丈夫ですよ!侑先輩が投げてくれるなら、もう勝利も決まったようなものです!」
うわああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!
かすみ「ちが…かすみんそんなつもりじゃ….」
ミア「うあああああああああああ!!!!!!!!!!」
しずく「かすみさん….何回繰り返すの…..」
歩夢「侑ちゃんが….打たれた….」
侑「私じゃないって。ダルビッシュ有だよ!」
シュワーバー 10球粘った末に右中間スタンドへ特大ホームラン
アメリカ2-3日本
ミア「へいダルビッシュ!これでワールドシリーズを思い出したんじゃないかい!」
ミア「ゴミ箱のせいだって言い訳をしても2回も炎上した事実は変わらないぞ!」
彼方「ミアちゃんの調子が完全に復活した…」
ターナー「」カーーーーン!!!!!
ミア「しゃあああ!!!」
ミア「USA!! USA!! USA!! USA!! USA!!」
栞子「これは…完全にアメリカムードですね…」
かすみ「あわわわわわ….」
璃奈「嫌な流れ」
ターナー センター前ヒット
それよりもランナーを貯めないこと、四球を与えないことが大事
って璃奈ちゃんが言ってたよ
今永と同じ球速とは思えなかった
投手は野手に比べて選手生命短いしな
伊藤が何時ぞやの則本みたく2イニング目で急に炎上するかもしれんし
経験の浅い宇田川湯浅だとプレッシャーにやられてた可能性だって無くはないんだぞ
ダルでリード守って勝ったんだからそれが正解でいいんよ
ランジュ「盛り上げってきたわ!!」
ミア「USA!! USA!! USA!! USA!! USA!!」
リアルミュート「」カーーン!!
ミア「ああああっ…!!!」
リアルミュート ショートフライ
ダルビッシュ「」シュッ !!
マリンズ「」カーーーン!!
ミア「うわああああ…..!!!」
かすみ「ああよかった..」
マリンズ センターフライ ダルビッシュなんとか抑え、1失点で持ち堪える
これ
有ちゃんは決戦の舞台を整えてくれただけだから
二死走者なしから山田が四球で出塁
山田「」タタタタタタタタタタッ!!
愛「また盗塁!」
ミア「二度もリアルミュートから盗塁なんて、そう簡単にできるわけがない!!」
リアルミュート「」シュッ!!
山田「」ズサアアアアアアアアア!!
セーフ!!
ミア「なっ!!」
せつ菜「おおおお!!!また盗塁が決まりましたね!!!」
山田 盗塁成功
しかし、源田はサードゴロに倒れる
リアルタイムで追えていないとその辺気づけねぇ
大谷翔平、最終回のマウンドへ
侑「さあ大谷だ!」
ミア「くっ….やっぱり最後は大谷か….」
歩夢「ねぇミアちゃんどうして大谷は最後に投げるの?」
ミア「1番いいピッチャーだからだよ…この回を抑えるためだけに今まで準備してきたんだ…」
ミア「あとは…世界一のマウンドにいる大谷を演出したいんだろうな….」
しずく「なるほど。最後世界一のマウンドに立つ大谷翔平….そんなドラマみたいな展開…!たしかに素晴らしい演出だねミアさん!」
ミア「日本からしたらこれ以上ないだろうね…けどこっちだってUSAの誇りがあるんだ!そんな簡単に終わってたまるか!!!」
早速使ってて草
MLBのピッチクロックが採用されなくて良かった
かすみ「でも球場の空気が明らかに変わったよ」
栞子「よく見ると、日本人だけでなく、外国人の方も盛り上がってますね」
ミア「うぅ….ま、まあメジャーのファンだって大谷を見たい気持ちはあるからね…」
ランジュ「世界一のかかった最高の舞台で投げれるなんて大谷ってほんと凄いわね!!」
せつ菜「こんなことって実際にあるんですね!」
愛「こんなに重要な場面で投げるってことは、チームみんなからも信頼されてる投手ってことが分かるね」
果林「しかもこの人打者もしてるのよね。誰もしてこなかった不可能を可能に変える人って本当にいるのね」
璃奈「うん。漫画の主人公みたい」
ミア「あああっ….クローザー大谷なんて絶望的だ…..」
エマ「ミアちゃん大丈夫!一緒に応援しよ!」
彼方「まだ試合は終わってないよ」
ミア「そ、そうだね…」
大谷「」クワッ!!
大谷「」シュッ!!
マクニール「」カッ!!
初球スライダー
ファウル
侑「凄い変化球!!」
ミア「…..」
大谷「」シュッ!!
マクニール「」
2球目162km/hストレート
ボール
ミア「うわっ….100マイル越え…」
愛「はっや!」
フルカウントになり7球目
大谷「」クワッ!!
大谷「」シュッ!!
マクニール「」
7球目159km/h
ボールフォア!!
ミア「おおおおお!!!!!ノーアウトのランナーだ!!!」
かすみ「あ、あれ?」
マクニール、低めのストレートを見送り四球で出塁
アメリカ、上位打線へ望みを繋ぐ
一塁ランナー 代走ウィットJr.
1番 ベッツ
大谷「」シュッ!!
ベッツ「」
ズバーン!!
ストライク!!
157km/hストレート
初球見逃し ストライク
栞子「また初球ストライクですね」
ミア「頼む…ベッツ…..」
大谷「」シュッ!!
ベッツ「」カ-ン !!
ミア「あああああああああああ…..!!!!!!!!!」
璃奈「ゲッツーコース!!」
山田「」パシッ シュッ
源田「」パシッ シュッ
アウト!
岡本「」パシッ
アウト!!
大谷「しゃあっ!!」
わああああああああ!!!!
ミア「ああっ….そんな…..せっかくのチャンスが…..」
ランジュ「きゃあ!日本も守備が上手いわ!!」
歩夢「あとアウト一つ…」
ベッツ ストレートを引っかけダブルプレー
日本、世界一まであとアウト一つ
アメリカ、追い込まれる
いうてメジャーも最後ジュニアやったしな相手
ノゴローと比べりゃ分かるが彼だっで160kmがMAXで変化球なんて申し訳程度でプロ入りしてから打撃は悪くないけど流石に無理って設定なのに
昔はノゴローとか寿くんですらリアリティないなって思ってたのに
両方を1人でやっちゃうのはめちゃくちゃすぎるわ
エンゼルスでの大谷のチームメイト、そしてアメリカ代表のキャプテンで現役最強打者のトラウトが打席に
歩夢「まるでパーフェクトクローザーの茂○吾郎とギ○ソンJr.の対決みたい」
璃奈(MAJORじゃなくてパーフェクトクローザーって言うあたり、歩夢さんのクソゲー好き度がうかがえる…)
せつ菜「漫画の主人公と最強のライバルの対決みたいで燃えますね!!!」
侑「歴史に残る名勝負になりそう」
ランジュ「目が離せないわ!!!」
ミア「トラウト…..打ってくれ….」
パーフェクトクローザーは草
最後の試合で負けても優勝したことになってエンディングが流れるサヨナラ逆転負け優勝とか揶揄された爆笑の仕様なんだよな
大谷「」シュッ!!
トラウト「」
ボール!
初球 141km/h スライダー 外れてボール
ミア「初球はスライダーからか….」
愛「やっぱり変化球もよく曲がるね」
大谷「」シュッ!!
トラウト「」ブン!!
ズバーン!!
2球目 真ん中 160km/h ストレート 空振り
ミア「100マイルのフォーシーム….化け物かよ….」
果林「速いわね」
大谷「」シュッ!!
トラウト「」
ボール!
3球目 外角 160km/h ストレート ボール
しずく「また160キロ!!」
エマ「バッターの人もこんなに速いボールをよく見れるよね」
大谷「」シュッ!!
トラウト「」ブン!!
ズバーン!
4球目 真ん中 160km/h ストレート 空振り
かすみ「160キロ連発!!これで追い込みました!!!」
栞子「あと….ストライク一つで試合終了….!」
ミア「追い込まれた….うっ…..トラウト….」
彼方「大丈夫大丈夫」
大谷「」シュッ!!
トラウト「」
ボール!
5球目 外に大きく外れる 164km/h ストレート ボール
侑「これでフルカウント」
ミア「トラウト……打って….」
大谷「」シュッ!!
トラウト「」ブン!!
大谷「しゃああああああ!!!!!」
うわあああああああああああああああああああ!!!!!!
空振り三振!!!!!!大谷が、グラブを投げた!!!!!!
歓喜の渦!!!!!マイアミに、嬉しい桜が咲きました!!!!!
侍ジャパン!!!!!世界一奪還!!!!!
野球発祥国アメリカで、アメリカ代表を、日本が倒しました!!!!!
侍ジャパン、2009年以来、3大会ぶりの、ワールド・ベースボール・クラシック、制覇です!!!!!
ミア「……」
トラウト 空振り三振でゲームセット
アメリカ2-3日本
日本 WBC優勝
果たして3年連続でMVP級の活躍ができるかね
パチパチパチパチ!!!!
ミア「うぅ……」
エマ「…..」ギュッ ナデナデ
彼方「ミアちゃん….」ナデナデ
侑「……」
スクスタ時間なんやろ(適当)
あと吾郎はマイナー編以降でもたまに打席に立つと大抵ヒットを打つ
いくら猛打アメリカといえど1試合で5本も6本もホームラン打てるわけじゃない
結果ソロ2本による2点に抑えた
まあ日本も3点中2点はソロ2本だから抑え込まれてたという見方もできる
ミア「・・・・・・」
ミア「え?」
歩夢「私もありがとう。ミアちゃんのおかげで楽しかったよ」
ミア「え?」
ミア「…..」
ミア「そんなこと言われたって….勝ったのは日本…ステイツは負けただろ…」
侑「勝敗はそうだけど、それ以上に私はミアちゃんと野球を観れたことが楽しかった」
ミア「日本が勝ったからそう言えるんだろ…」
侑「そんなことないよ。それにミアちゃんが野球を観てなかったらWBCを見ようってならなかったし、みんなと野球を観れたのもミアちゃんのおかげだよ」
ミア「ベイビーちゃん….」
愛「おおっ!ゆうゆナイスアイディア!」
せつ菜「みんなで観戦って絶対楽しいですね!」
彼方「じゃあ次のWBC、現地で観ちゃう?」
エマ「お~みんなでアメリカに行くのもいいね~」
ミア「みんなでスタジアムで….」
璃奈「ミアちゃん、私にも野球のこと教えてほしい」
ミア「璃奈?」
璃奈「野球をもっと観てみたくなった。けどまだよくわからないし、何より、ミアちゃんと一緒に観たいの」
ミア「璃奈….うん、いいよ!」
栞子「ランジュ、球場であまりはしゃぎすぎてはいけませんよ」
果林「けど、栞子ちゃんも結構盛り上げってたわよ」
栞子「わ、私は別に….///」
かすみ「え~そういう果林先輩だってずっと観てたじゃないですか」
果林「そ、そんなに観てないわよ///」
かすみ「ほんとですか~?」
果林「ほ、ほんとよ!」
ドームなのに夏暑くて冬寒いのは勘弁
ライブでしか行ったことないなと思って去年初めて野球観に行ったわ。暑すぎて31アイスに行列できてた。
熱い寒い以前に今年の西武は貧打で観てておもんないんよ……
別にライオンズ応援しなきゃいけない決まりはないんだよ
山賊打線どこ行ったんだよ
秋山浅村森抜けて維持できるわけないじゃん
西武投手王国を築くための犠牲になった
ミア「ベイビーちゃん….」
ミア「うん!今度はスタジアムで観よう!」
ミア「実際に観るベースボールはもっと凄いよ!!」
侑「そうなの!?やっぱりテレビで観るのと違う?」
ミア「そりゃそうだよ!迫力も景色も段違いさ!」
侑「わぁ!!早く観たいよ!」
ミア「プロ野球も開幕するし、いい機会だね」
侑「いいね!どこにしようかな」
ミア「この近くだと、東京ドームや神宮球場。あと前に行った横浜のもいいしなあ」
ーーーー
ーーー
ミア「うーー!!!ベイビーちゃんはああ言ってくれたけど、それとは別でやっぱり悔しい!!!!」
ミア「まぁいいや!今回は優勝を譲ったけど次こそ世界一!!」
ミア「3年後はステイツが優勝だ!!」
おしまい
侍ジャパンの皆様、WBC優勝おめでとうございます
面白かったぞ
ありがとう
また三年後もよろしく
良いSSでした
おつでした
楽しそうで良きSSだった乙
そしてSSで読んでもおかしなことやってるオオタニサン
2019年9月11日 対ソフトバンク戦(新田恵海&降幡愛)
2022年5月13日 対楽天戦(伊波杏樹&逢田梨香子)
2022年9月11日 対日本ハム戦(徳井青空)
一緒に傘ふろ
ミア「wow!これがNEO SKY, NEO MAP! なんだね!」
ちょうど坂口川端山田のSKYなんて言われてた時代もあるしな!
高橋ひろと14歳
佐々木朗希15歳
村上宗隆 17歳
山本由伸 18歳
牧秀悟 18歳
鯉にやられた……
ミアちゃん元気になってよかったねぇ(泣)
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